#author("2023-04-03T11:01:21+09:00","","")
大きく分けて3つの意味がある。
+[[カードタイプ]]の一つ。(クロスギアカード)
+[[バトルゾーン]]に存在する、1枚以上のクロスギアカードから構成されるオブジェクトのこと。数え方は「枚」。(クロスギアオブジェクト)
+能力欄に書かれているテキスト。進行上、全く意味を成さない。

元々1.と2.に大した意味の違いはなかったが、2014年1月の[[《トンギヌスの槍》]]等の裁定変更に伴い、大きく意味が分離することとなった。

テキスト上は「[[バトルゾーン以外の場所]]のクロスギア」を指す場合は前者、「[[バトルゾーン]]のクロスギア」を指す場合は後者の意味で解釈する必要がある。
例えば、[[《アクア・ツバメガエシ》]]や[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]が指す「クロスギア」は1.、[[《紅神龍ガルワインド》]]が指す「クロスギア」は2.である。

*クロスギア(カードタイプ) [#d5b0eaaa]

いわゆる「装備カード」。

[[ジェネレート]]、[[クロス]]の2段階を踏むことで[[クリーチャー]]に装着し、効力を発揮することができる。

イラスト枠が五角形になっているのが特徴。[[サムライ]]種族を持つクロスギアはイラスト枠の上下に三角形型のラインが入っている。
-[[DMEX-01]]でイラスト枠がクリーチャーの物と同じ形になった。

|バジュラズ・ソウル SR 火文明 (5)|
|クロスギア|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーは+2000され、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|竜装 ザンゲキ・マッハアーマー R 火文明 (4)|
|クロスギア:サムライ|
|このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、自分のドラゴンとサムライ・クリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。|
|このカードがドラゴンまたはサムライにクロスされている時、バトルゾーンにある自分のドラゴンとサムライ・クリーチャーのパワーは+2000され、「スピードアタッカー」を得る。|
|このカードは、コストを支払わずに《ボルメテウス・武者・ドラゴン》にクロスしてもよい。|

|至宝 オール・イエス R 光/闇文明 (2)|
|クロスギア:サムライ|
|これをクロスしたクリーチャーのパワーは+4000され、「ブロッカー」を得る。|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。|

[[クリーチャー]]同様、[[バトルゾーン]]に出して使う[[カードタイプ]]。1度[[バトルゾーン]]に出せば、何らかの指示が無い限りはそこに残る。

[[バトルゾーン]]に出すためには、「[[ジェネレート]]」という手順を行う。[[クリーチャー]]の[[召喚]]と同様に、[[手札]]から[[ジェネレート]]するクロスギアを公開し、決められた[[マナコスト]]を払うことで完了する。

多くのクロスギアは[[クリーチャー]]に[[クロス]]することで[[能力]]を発揮する。[[クロス]]するには、そのクロスギアの[[マナコスト]]をもう1度払えばいい。
[[ジェネレート]]と[[クロス]]で2回分の[[マナコスト]]を払う必要があるが、[[クリーチャー]]に比べるとクロスギアは[[除去]]されにくく、粘り強い傾向にある。

[[汎用性]]はそれほど高くはないが、魅力的な[[能力]]の[[カード]]も見られる。

**ルール [#a43204b3]
-[[クリーチャー]]と同じく、一度[[バトルゾーン]]に出せば、何らかの効果で[[バトルゾーン]]を離れるように指示されない限り、そこに残り続ける。[[クロス]]した[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]を離れても、クロスギアはそこに残る。

-クロスギアを[[プレイ]]することを「[[ジェネレート]]」、装備させる処理を「[[クロス]]」と呼ぶ。

-[[ジェネレート]]および[[クロス]]は、クリーチャーの[[召喚]]などと同様の手順を踏み、[[メインステップ]]に[[コスト]]を支払うことで行われる。ただし、ジェネレートとクロスのそれぞれに[[コスト]]を支払う必要がある。

-[[クリーチャー]]の「[[召喚]]」と「バトルゾーンに出す」が区別されるように、クロスギアの「[[ジェネレート]]」と「バトルゾーンに出す」も区別される。[[ジェネレート]]のみに反応する[[カード]]も少数ながら存在するので注意。

-すでに[[クリーチャー]]に[[クロス]]されているクロスギアでも、[[マナコスト]]をもう一度払えば別の[[クリーチャー]]に再度[[クロス]]することが可能。その際、元の[[クリーチャー]]から外れるため、1つのクロスギアを複数のクリーチャーに[[クロス]]することはできない。逆に1体の[[クリーチャー]]に複数のクロスギアを[[クロス]]することはできる。

-「[[クリーチャー]]に[[クロス]]されているクロスギア」は、その[[クリーチャー]]とは別の物であり、オブジェクトとしての[[クリーチャー]]の中に含まれる[[カード]]としては扱われない(クロスギアはクロスギアとして別のオブジェクトを形成する)。クロスギアを消費して[[メテオバーン]]を使用することはできない。また、[[《死神アトミック・デストロイヤー》]]などで[[クリーチャー]]の構成枚数を参照する場合には数えない。

-[[リンク]]した[[ゴッド]]がクロスギアをクロスしている際に[[バトルゾーン]]を離れた時は、残った[[ゴッド]]にクロスギアが引き継がれる。[[ヘヴィ・デス・メタル]]のように3体以上が[[リンク]]する[[ゴッド]]の中心の連結部分が外れる場合は、分離した[[ゴッド]]のどれかに引き継がれる。

-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]が[[リンク解除]]した場合も同様。残った[[サイキック・クリーチャー]]のどれか1体に[[クロス]]していたクロスギアが引き継がれる。

-[[S・トリガーX]]を持つクロスギアは、[[シールドゾーン]]から[[手札]]に加える時、[[コスト踏み倒し]]で[[ジェネレート]]から[[クロス]]までを行うことができる。ただし、通常のクロスギアに[[《星龍の記憶》]]や[[《星龍パーフェクト・アース》]]で[[S・トリガー]]を[[付与]]した場合は、[[ジェネレート]]までを[[コスト踏み倒し]]で行える。

-[[進化クロスギア]]は、[[進化クリーチャー]]と同じく決められた[[進化元]]となるクロスギアの上に重ねて出す。詳しくはそちらを参照。

-クロスギアによって能力を得たり与えられたりしていた場合、それはクリーチャーの能力となる。そのため[[《あたりポンの助》]]などの[[無視]]する対象となる。

**ゲームにおいて [#fe76beb7]
-従来は[[除去]]する手段が少なく、粘り強く使えるのが特徴だった。[[クリーチャー]]ほどは使われないことによって[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]があまり積まれず、対処されにくくなっていたのである。[[ドラゴン・サーガ]]以降、[[カード指定除去]]の拡充により「除去されにくい」という強みは失われている。特に[[《テック団の波壊Go!》]]でついでのように対処されると大きく[[テンポアドバンテージ]]が削がれる。

-クロスギアのサポートは[[サムライ]]を除くと、[[火]]→[[光]]→[[水]]の順に多い。
また、クロスギアの除去は[[火]]が特に多い。
火は武器を使う[[種族]]が多かったり、[[光]]も機械的なデザインが多いこと、[[水]]は高度な技術を持つことを考えると納得できる。
--[[光]]のクロスギアには[[ブロッカー]]を[[付与]]させる効果を持つ物がやたら多い。[[ゴッド]]にも言えることだが。

-クロスギアに関する[[能力]]に「[[アクセル]]」「[[S・トリガーX]]」「[[侍流ジェネレート]]」「[[スーパー・アクセル]]」「[[侍マジック]]」「[[フリー・クロス]]」がある。

-[[クリーチャー]]に[[クロス]]されていない時に効果を発揮するクロスギアも存在する。例としては[[バトルゾーン]]の全[[クリーチャー]]を[[スレイヤー]]化する[[《イモータル・ブレード》]]、[[パワー]]2000以下の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]と[[ブロック]]を封じる[[《ノーブル・エンフォーサー》]]など。

**変遷 [#c91892e7]
+[[DM-14期>#i6584c5f]]
+[[DM-15期>#eb8ce72e]]
+[[DM-16期>#ncbd7253]]
+[[DM-17期>#l7a9a1ed]]
+[[戦国編期>#aae69458]]
+[[神化編以降>#s1842759]]

**[[DM-14]]期 [#i6584c5f]
[[クリーチャー]]、[[呪文]]に続く第三の[[カードタイプ]]として初登場。[[《ファイナル・ドラグアーマー》]]のような大型のものから[[《クエイク・スタッフ》]]のように軽量のものまで全15種類のクロスギアが収録された。

しかし、[[ジェネレート]]と[[クロス]]の手間から、それほど使われなかった。
基本的にクロスギアの[[コスト]]は1~3と[[クリーチャー]]に比べれば軽量ではあるが、2回マナコストを支払う必要があるのはやはり[[テンポアドバンテージ]]の面で明らかに不利であった。
-これに関しては''小型[[クリーチャー]]を強化するのに、大型[[クリーチャー]]を[[召喚]]するのと同じくらい[[コスト]]が掛かる''と言えばどの位テンポを消費するか分かりやすいか。
-また、[[パンプアップ]]を行うものも付与[[パワー]]が1000~2000までと[[コスト]]に対して低いものも多く、かなり重ねがけしないと[[殴り返し]]を受ける事も多かった。

**[[DM-15]]期 [#eb8ce72e]
[[《アクテリオン・フォース》]]や[[《マキシマム・ディフェンス》]]など[[テンポアドバンテージ]]を解消できる[[S・トリガーX]]を持ったクロスギアが登場。特にこの2つのクロスギアは[[パンプアップ]]の値も大きかった。これによりクロスギアのデメリットをある程度克服した。

さらに、2枚[[ランデス]]という強力な[[アタックトリガー]]を[[付与]]させる[[《バジュラズ・ソウル》]]([[【バジュラズブルー】]]や[[【除去バジュラズ】]]などで広く使用された)と、[[アンタッチャブル]]の付与によって[[システムクリーチャー]]を厄介極まりない存在にする[[《ペトリアル・フレーム》]]もここで登場。クロスギアが[[メタゲーム]]へと進出し、環境でも見られるようになる。

**[[DM-16]]期 [#ncbd7253]
とはいえ、多くのクロスギアはクロスしなければ真価を発揮できず、肝心の[[能力]]も[[アタックトリガー]]の付与や[[ブレイク]]数の増加など[[攻撃]]や[[付与]]に関するものが多く、即効性がない点がネックとなっていた。

そこで、[[《モビル・フォレスト》]]や[[《イモータル・ブレード》]]といった[[クロス]]せずとも効果を発揮することが可能なクロスギアがここで登場し、即効性を獲得。また[[《コマンド・デバイス》]]のような[[クロス]]対象以外を強化するものもあった。中でも[[《ノーブル・エンフォーサー》]]は[[《予言者マリエル》]]と[[シナジー]]を形成し、[[【除去コントロール】]]を筆頭に環境で活躍していた。

**[[DM-17]]期 [#l7a9a1ed]
5枚の[[進化クロスギア]]と[[《クイーン・オブ・プロテクション》]]、[[《ロード・オブ・レジェンドソード》]]の全7種類が収録された。これらはいずれも[[スーパーレア]]と[[ベリーレア]]で収録されたが、[[レアリティ]]の割には場に揃えるのが難しく使い辛い物ばかりであり、多くの[[プレイヤー]]から[[ハズレア]]扱いされた。こうした[[カードパワー]]の低さから、皮肉にもクロスギア=弱いという烙印を押されてしまった。

それからフィーチャーが終わり、[[不死鳥編]]と[[極神編]]では収録されることは無くなった。(ただし、[[DMC-39]]にて[[《バジュラズ・ソウル》]]が再録されたりはした。)


**[[戦国編]]期 [#aae69458]
クロスギアの扱いに長けた[[サムライ]]とともに抜擢されて復活した。一部の[[サムライ]][[クリーチャー]]は[[侍流ジェネレート]]という[[能力]]を持っており、[[コスト踏み倒し]]で[[ジェネレート]]を行うことができ、クロスするのに手間がかかる問題はだいぶ解消された。
-[[サムライ]][[種族]]を持ったクロスギアが登場したのも[[戦国編]]である。上述の通り、[[サムライ]]クロスギアのイラスト枠は通常とは異なる形をしている。

しかし、それでも[[メタゲーム]]に切り込むだけの[[カードパワー]]は無かった。せっかくの新クロスギアは''[[転生編]]のコストパフォーマンス''を引きずった様なスペックが多く、''[[インフレ]]の波を受けつつあった[[ナイト]][[呪文]]''と差がついてしまったと言える。

一応[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]をはじめとして派手なものが多く、各種[[サムライ]][[クリーチャー]]とともにそれなりに使われていた。[[《維新の超人》]]や[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]のような相性のいい[[カード]]の登場もあり、[[【維新ワンショット】]]などの[[デッキ]]を生み出していく。中でも、戦国編末期に登場した[[《至宝 オール・イエス》]]はコストに対して強力であり、サムライ抜きで多くのプレイヤーに注目される。

また、かつて活躍した[[《バジュラズ・ソウル》]]は、[[侍流ジェネレート]]との相性の良さもあっていよいよ暴走することが危惧され、[[戦国編環境]]で[[殿堂入り]]されるに至った。

結局[[戦国編]]が終了するとまたもやクロスギアのプッシュもされなくなり、下火の時代は続いた。

**[[神化編]]以降 [#s1842759]
一応[[神化編]]でも[[《メガ・イノセントソード》]]や[[《レジェンド・ルピア・ウィング》]]など新規のクロスギアは細々と収録されてはいたものの、以降は新規[[カード]]や[[再録]]もそれほど多くなく、冬の時代を迎えていくこととなる。
 
[[エピソード2]]に入ると、[[《至宝 オール・イエス》]]を[[キーカード]]にした[[【オール・イエス】]]が台頭。[[トップメタ]]の一角として活躍した。しかし、[[エピソード3]]で登場した[[《暴走龍 5000GT》]]との相性の悪さから、それ以降は目立った戦績は挙げてはいない。 


その後、[[ドラゴン・サーガ]]では新たなる装備品的カードとして[[ドラグハート・ウエポン]]が登場。

[[ドラゴン・サーガ]]以降、[[ドラグハート]]や[[禁断]]がフィーチャーされる中で、反動的に[[ドラグハート・フォートレス]]、[[フィールド]]、[[封印]]や[[禁断]]メタとしての[[カード指定除去]]の拡充も進んだ。クロスギアもこの煽りを受け、かつてほど場持ちのいい[[カードタイプ]]とは言い難くなっている。

クロスギアが登場して何年も経過した[[超天篇]]ではジェネレートの要領で[[バトルゾーン]]に出すと[[クリーチャー]]にクロスされた状態と同じ状態にできる[[オレガ・オーラ]]が登場。
[[クリーチャー]]への任意の付け替えはできなくなった代わりに[[超GRゾーン]]に[[超GR]]を用意するだけでクロスギアと同じ様に[[クリーチャー]]をどんどん強化していく事ができる。

その後、[[ゴッド・オブ・アビス]]期の[[DM22-EX1]]で[[サイキック・クロスギア]]が登場。
もう片方の面にも[[特性]]があり、ゲーム開始時に[[山札]]ではなく[[超次元ゾーン]]に置く。
[[サイキック・クリーチャー]]と[[サイキック・クロスギア]]の組み合わせ、両面[[サイキック・クロスギア]]のものが確認できる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#x987a734]

|熱刀 デュアル・スティンガー UC 火文明 (2)|
|クロスギア:サムライ|
|クロス[火(1)]|
|これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|

[[DMPP-10]]より実装。TCG版と違い、「[[クロス]]」が[[キーワード能力]]になり、[[マナコスト]]とは別途の支払いコストが設けられた。

すべてのクロスギアは、いずれもクロスにかかる[[コスト]]が単色であれば1、多色であれば色の数に引き下げられており、これによってクロスギアの扱いやすさの向上が図られている。
[[《超銀河剣 THE FINAL》]]も、基礎クロスコストは1だが、別の能力によって[[コスト加重]]が加えられ、TCG版と同じく[[《聖装 ネビュラ・ウイング》]]などのサポートを要求させるデザインとなっている。

[[クリーチャー]]同様、[[バトルゾーン]]に出せる枚数に制限がある。バトルゾーンにあるクリーチャーの体数とクロスギアの枚数が合わせて7枚になると、それ以上はクリーチャーやクロスギアは出せなくなる。

-TCG版における[[転生編]]のカードが中心に収録された[[DMPP-05]]と[[DMPP-06]]が[[デュエプレ]]にてリリースされた際、それらのカードリストにはクロスギアが含まれていなかった。そのため上記のように、TCG版における[[戦国編]]のカードが中心に収録された[[DMPP-10]]に至って初めて、デュエプレでもクロスギアが登場することになった。
**その他 [#uc07db05]
-[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]や[[《JK兜パッパラ・ベンケイ》]]など一部のカードを除き、[[イラスト]]には必ずそのクロスギアをクロスしている人型の黒いキャラクターが描かれている。[[イラストレーター]]の[[Nottsuo]]氏によれば、このキャラクターは『エンハンスメント』という名前らしい。

-元ネタは[[Magic:The Gathering]]の装備品・アーティファクトである。クロスギアと違うのは、クリーチャーに装備するときのコストがカードのコストではなく、個別の装備コストが用意されている点である。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]にて同様の仕様になった。

-[[エピソード1]]に入ってから[[カード]]のフレームデザインが一新されたが、クロスギアにはしばらくそのデザインの[[カード]]が存在していなかった。[[エピソード2]]の[[DMX-12]]で登場した[[《炎水剣オンセン・サバキ》]]が新フレーム最初のクロスギアとなる。
ちなみに、右下のマークがE1仕様となっているものならば[[DMX-01]]の[[《ノーブル・エンフォーサー》]]が存在する。

-[[フレーバーテキスト]]や[[背景ストーリー]]上では「魔導具」や「遺産」などと表現されることが多い。
--[[DMRP-04魔]]にて''[[魔導具]]''なる[[種族]]または[[サブタイプ]]が登場したが、そちらは[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の[[召喚]]に使われる[[クリーチャー]]または[[呪文]]である。クロスギアとの直接的な関連は見られない。

-[[ドラゴン・サーガ]]にて、[[超次元ゾーン]]から呼び出すことの出来るクロスギアのような「[[ドラグハート・ウエポン]]」が登場。条件を満たすことでカードを裏返す[[能力]]「[[龍解]]」により、「[[ドラグハート・クリーチャー]]」になる。

-[[カードタイプ]]の多様化傾向や、カードデザインが汎用性を重視するような傾向を強める中で、クロスギアがフィーチャーされる機会も減っていった。今後[[環境]]に食い込むには余程強力なカードが登場しなければならないだろう。
--具体的には''[[3ターン目のT・ブレイカー>《轟く侵略 レッドゾーン》]]にも対処でき、クロス先やクロスギア自体が除去されやすくなったと言う欠点を補えるレベルの強さが必要''ということである。
--しかしながら、古くからある[[カードタイプ]]かつ[[戦国編]]等では[[サムライ]]などと絡めてヒロイックに扱われたこともあり、未だ根強い人気を持つ。しばしば[[特別拡張パック等>エキスパンション]]にて、古参へのファンサービスの一環として新規クロスギアが収録されることもある。

*クロスギア(テキストボックス) [#text_box]

|クロスギア:このカードをバトルゾーンに置く。クリーチャーにクロスするには、このカードのコストをもう一度支払う。そのクリーチャーが離れても、このカードは残る。|

''※当Wikiではカードの性能を掲載する際、この能力行の記載は省略する。''

クロスギア全般の使い方に関する定義がなされている。

''これは、バトルゾーンなどで機能する能力ではない''。例えば「自分のクロスギアが出た時」の能力を持つ[[《ミロクの弟子 ニョライ》]]がある状態で、コストを支払い[[ジェネレート]]、[[《アクア・ツバメガエシ》]]の[[侍流ジェネレート]]、[[《仙界一の天才 ミロク》]]でクロスギアを出すいずれの場合も1回しか誘発しない。

もしバトルゾーンで「このカードをバトルゾーンに置く」が機能するなら、[[《ミロクの弟子 ニョライ》]]が2回誘発することになってしまうが、そんなことは起こらないので能力ではないと判断できる。

[[S・トリガーX]]を持つクロスギアではすべて、単に「クロスギア」とだけ書かれ、「このカードをバトルゾーンに〜」の部分は省かれている。
旧枠[[《バジュラズ・ソウル》]]など、コロン以降が平然と省略されているパターンも確認できる。

後に登場した[[サイキック・クロスギア]]にもこの文章が書かれているが、[[ジェネレート]]としてコストを払うタイミングがないため、「''もう一度''」というフレーズが蛇足になっている。さらに「''このカードをバトルゾーンに置く''」という部分もジェネレートした場合の現象にすぎず、裏返して現れる・直接出すのが基本パターンの[[サイキック・クロスギア]]で役に立つことはない。

-[[進化クロスギア]]では「クロスギア:〜」の存在ごと省略され、[[フリー・クロス]]を持つクロスギアは改変されたテキストが書かれている。

-[[城]]もこれと同じく[[能力]]の形で[[カードタイプ]]の特徴を記載していたが、後に登場した[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・ウエポン]]、[[D2フィールド]]などは[[注釈文]]の形をとっている。

**参考 [#m10750ab]
-[[カードタイプ]]
--[[クリーチャー]]
--[[呪文]]
--[[城]]
--[[セル]]
--[[ウエポン]]
--[[フォートレス]]
-[[S・トリガーX]]
-[[進化クロスギア]]
-[[サイキック・クロスギア]]
-[[ジェネレート]]
-[[クロス]]
-[[フリー・クロス]]

-[[ドラグハート・ウエポン]]
-[[ドラグハート・フォートレス]]
-[[オレガ・オーラ]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分のクリーチャーが封印された時、そのクリーチャーにクロスされていた''クロスギア''、装備されていたウエポン、付いていたオーラはどうなりますか?
A.それらはすべて付いたままになります。''クロスギア''とウエポンは、クリーチャーの構成カードではないため、無視されません。クリーチャーが封印されても、''クロスギア''は別のクリーチャーにクロスしなおせますし、ドラグハート・ウエポンは条件を満たすことで龍解できます。&br;ただし、オーラはクリーチャーの構成カードですので、クリーチャーが無視された場合、付いているオーラも一緒に無視されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42077]](2022.9.20)

>Q.自分の闇のクリーチャーが他に3体いて、クリーチャーになっている[[《深淵の支配者 ジャシン》]]が'''[[《モビル・フォレスト》]]'''をクロスしている状況です。自分の他の闇のクリーチャー1体がバトルゾーンを離れて[[《深淵の支配者 ジャシン》]]がクリーチャーではなくなった場合、クロスしていた'''[[《モビル・フォレスト》]]'''はどうなりますか?&br;またこの時、ウエポンが装備されていたり、オーラが付いていた場合はどうなりますか?&br;類似例:[[《神光の龍槍 ウルオヴェリア》]][[《斬罪 シ蔑ザンド》]]
A.''クロスギア''はクリーチャーにしかクロスすることができないため、クロス先がクリーチャーではなくなった場合、外れて単独でバトルゾーンに残ります。&br;同じ状況で、装備されているウエポンは外れて超次元ゾーンに戻ります。&br;また、付いていたオーラは外され、墓地に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42079]](2022.9.20)

&tag(用語集,カードタイプ,クロスギア);