#author("2020-01-15T20:40:46+09:00","","")
#author("2022-07-25T14:15:24+09:00","","")
*リンク [#x1f1a721]

[[カード]]同士が繋がって1つのオブジェクトを為すこと。
また、そうなっている状態のこと。「リンク状態」とも呼ぶ。

//リンク状態が存在するのは、「[[ゴッド]]・[[クリーチャー]]」と「[[サイキック・セル]]」、「[[ゴッド・ノヴァ]]・[[クリーチャー]]」、「[[ゴッド・ノヴァ OMG]]・[[クリーチャー]]」、「[[ドラグハート・セル]]」のみである。

カード同士がリンクするのは、それを行う[[能力]]を経由した場合に限られる。
また、その[[能力]]には適正なリンク相手が定義されており、個々のカードの特性が変化したなどの場合、その能力を元に相手が適正かどうかが再チェックされる。
//[[ゴッド]]の場合それぞれが持つ「[[G・リンク]]」または「トライ・G・リンク」に、[[サイキック・セル]]の場合はいずれか1枚の[[サイキック・セル]]の反対の面の[[サイキック・クリーチャー]]が持つ「[[覚醒リンク]]」に、[[ゴッド・ノヴァ]]及び[[ゴッド・ノヴァ OMG]]の場合はそれぞれが持つ「[[中央G・リンク]]」「[[中央G・リンク360]]」「[[右G・リンク]]」「[[左G・リンク]]」に、[[ドラグハート・セル]]の場合は[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]が持つ「[[スーパー龍解]]」によって定義されている。

リンクしたカード同士は物理的に隣接した状態になる。
-例外として、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]だけは縦に重なったカードもリンクの関係に含める。

リンクする能力は以下の通り。
-[[G・リンク]]
-[[覚醒リンク]]
-[[V覚醒リンク]]
-[[G・リンク]]およびその派生能力
-[[覚醒リンク]]およびその派生能力
-[[スーパー龍解]]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]のゲーム開始時の能力
-[[零龍星雲]]の能力
-[[零龍卍誕]]

リンクを外す能力は以下の通り。
-[[《創造神サガ》]]の能力
-[[《破壊神サガ》]]の能力
-[[《最終章 カツエンド》]]、[[《神撃の カツドン DASH》]]の能力
-[[中央G・リンク]]
-[[中央G・リンク360]]

**リンクに関するルール [#h87006f6]

-一度リンクすれば、任意でリンクを外すはできない。[[除去]]されるか、リンクを外す能力の誘発でしか外れない。
--[[G・リンク]]のみ、能力によってリンク状態が維持されているため、[[《あたりポンの助》]]で能力を消された場合も、リンクが外れる。
[[G・リンク]]とその派生能力は他のリンクと異なる裁定がある。より詳しくは[[G・リンク]]を参照。

-[[G・リンク]]しているクリーチャーは、パワーとコストは合算され、リンクしているすべてのカードの文明と能力を共有した各カードの特性を持つ1体のクリーチャーであるが、[[覚醒リンク]]、[[V覚醒リンク]]、[[スーパー龍解]]したクリーチャーはカード裏面の特性は一切参照されず、表面のみの1つの特性を持ったクリーチャーとなっている。
--[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の5枚のカードで[[構成]]されていると、[[零龍の儀]]と[[零龍星雲]]がリンクしたオブジェクトも、表面のみ複数の特性を持っていると思われるが、真偽は不明。
-リンクしてできたオブジェクトが、構成するカードぼ特性をどのように引き継ぐかは、場合によって異なる。
--[[G・リンク]]した[[ゴッド]]は、構成する[[カード]]の特性を合算した1体の[[クリーチャー]]となる。
--[[覚醒リンク]]など、[[セル]]で構成される[[カード]]は、単体では完成状態のカードの特性を発揮することができない。リンクしてはじめて1かたまりのオブジェクトとして成立し、その[[特性]]を適用させることができる。この時、オブジェクト単位では「[[セル]]」という[[カードタイプ]]は持たない。[[GP覚醒リンク]]の場合も、[[構成カード]]に関して同じことが言える。
--[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]は個々の[[カード]]が各々の[[能力]]を持ち、[[封印]]を外す際に個別に能力が参照される。ただし中央の「この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。」という能力は共有されており、個々のカードでも有効。[[《零龍》]]も同様。
--[[零龍の儀]]と[[零龍星雲]]がリンクしたオブジェクトに関しては不明。

-[[G・リンク]]によって、名前を二つ以上持つクリーチャーと同一の名前をバトルゾーン以外で参照する場合、リンク状態はバトルゾーンでしか存在しないため、いずれか一つの名前を参照する。
例)[[《ドラム・スピリット》]]等で[[リンク]]状態のゴッドと同名のゴッド・カードを1枚出す場合は、名前の中から1つのみを参照する。よって、1体のみ出す効果ならば1枚だけしか出すことができない。
-リンクしてできたオブジェクトを構成するカードは、「カードを選ぶ」効果で選ぶことが可能(→[[カード指定除去]])。
その場合、基本的にはオブジェクト全体ではなく選んだカード単体の特性を参照することになる。例えば[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]は[[コスト]]が24だが、個々の[[セル]]は[[コスト]]0として参照されるので、[[《龍脈術 落城の計》]]で選ぶことができる。

-[[マナコスト]]は一つのみ持ち、その値はリンク前の各ゴッドまたはゴッド・ノヴァまたは[[ゴッド・ノヴァ OMG]]のマナコストの和である。
例)リンクしているゴッドまたはゴッド・ノヴァまたは[[ゴッド・ノヴァ OMG]]に[[《ヒラメキ・プログラム》]]を使用した場合、リンクしている[[クリーチャー]]のそれぞれの[[マナコスト]]の合計より1つ上の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す。
-リンクを行う[[能力]]を経由せずにリンクさせることはできない。
例えば、[[《並替と選択の門》]]で[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を直接出すといったことはできない。

-[[文明]]が異なる[[ゴッド]]同士をリンクした場合は[[多色]]クリーチャーとなる。''[[無色]]と有色のゴッドがリンクした場合、有色になる。''
例)[[ゲキ&メツ]]の場合は[[火]]と[[闇]]の多色になる。
-[[カード指定除去]]などによって一部のカードが外れた場合、それによって持つべき[[特性]]が欠落した場合は、オブジェクトとして不適切と見なされ、全体が墓地に置かれる。
ただし、オブジェクトの[[特性]]が欠落しなかった場合は、未完成の状態でもバトルゾーンに残る。
--例えば、[[《零龍》]]の[[構成カード]]1枚を[[除去]]する場合((「このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず〜」の部分は無効になっているものとする))、左下・中央・右下のいずれかを外すと特性が欠落し墓地へ置かれるが、左上・右上のカードは特性を持たないため、除去しても[[《零龍》]]本体はそのまま残る。

-2体以上のゴッドまたはゴッド・ノヴァまたは[[ゴッド・ノヴァ OMG]]がリンクして1体のクリーチャーを形成しており、[[スレイヤー]](または[[ゴッドスレイヤー]])持ちのクリーチャーに[[バトル]]で負けた場合、負けたことで1回破壊され、スレイヤー能力の[[効果]]で1回破壊される。
-いったんリンクすると、リンクを解除する能力以外によってリンクを任意で解除することはできない。[[除去]]されるか、リンクを外す能力の誘発でしか外れない。
--[[G・リンク]]のみ、能力によってリンク状態が維持されているため、[[《あたりポンの助》]]で能力を消された場合も、リンクが外れる。

-いったんリンクすると、リンクを解除する能力以外によってリンクを任意で解除することはできない。([[中央G・リンク]]や[[中央G・リンク360]]、[[ゼン&アク]]のリンク解除を条件とする[[《創造神サガ》]]ないしは[[《破壊神サガ》]]、[[ゴッド]]全体のリンクを外す[[《神撃の カツドン DASH》]]ないしは[[《最終章 カツエンド》]]等)
--ちなみに[[覚醒リンク]]や[[スーパー龍解]]している[[クリーチャー]]の[[種族]]に[[ゴッド]]を追加した上で、[[《神撃の カツドン DASH》]]ないしは[[《最終章 カツエンド》]]の能力を解決すると、[[覚醒リンク]]・[[スーパー龍解]]の[[リンク]]が外される。頭の片隅に入れておくと、酒の席での他愛のない話程度には使えるだろう。
-リンクが解消された場合、[[タップ]]/[[アンタップ]]状態、リンク前の[[召喚酔い]]状態、[[パワー低下]]等の[[継続的効果]]は分離したすべてのカードに継承される。また、[[クロスギア]]・[[ウエポン]]・[[オーラ]]をつけていた場合は、残った[[クリーチャー]]のいずれかに引き継がれる。これは[[リンク解除]]によって解消と同時に別のカードに変化した場合も同様。

-リンクしているゴッド及びゴッド・ノヴァは[[召喚酔い]]しない。
-リンクしていても、[[進化]]させることができ、クリーチャー1体分の[[進化元]]として扱う。
[[進化元]]にする際には、カードを1枚ずつ、どの順番で重ねるかを進化先を出すプレーヤーが決める。[[クリーチャーの下]]にある間はバラバラのカードとして扱い、[[メテオバーン]]時には1枚ずつ墓地に置く。
--[[進化]]した時点でリンク状態の情報は失われる。そのため、[[退化]]により[[再構築]]を行う際は、進化前の状態に関わらず、[[進化元]]をリンク状態で残すことはできない。

-G・リンクしているクリーチャーが、クリーチャーとしてバトルゾーンを離れる場合、いずれか1つのパーツのみが離れる。これは[[置換効果]]ではなく(能力でも能力が生成した効果でもない)、リンクのルールである。ただし、カードとして離れる場合はその限りではない。詳しくは[[カード指定除去]]
そのため、リンクした[[ゴッド]]が[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]の[[能力]]などによって[[破壊]]されても、[[墓地]]に置かれるのは構成要素一つのみである。
-テキストで「リンク」とだけ出てきた場合、その種類は問われない。
そのため、[[覚醒リンク]]や[[スーパー龍解]]している[[クリーチャー]]の[[種族]]に[[ゴッド]]を追加した上で、[[《神撃の カツドン DASH》]]ないしは[[《最終章 カツエンド》]]の能力を解決すると、[[覚醒リンク]]・[[スーパー龍解]]の[[リンク]]が外される。

-[[リンク解除]]を持ったクリーチャーがバトルゾーンを離れる場合、そのクリーチャーを構成しているカードのうち、1枚を超次元ゾーンに戻して、残ったオブジェクトは、リンクする前の状態に戻る。こちらは、カードとして離れる場合、構成しているカードすべてが超次元ゾーンに送られる。

-リンクしたクリーチャーが、[[《オールデリート》]]のような[[全体除去]]型の[[カード指定除去]]を受けると、[[G・リンク]]したクリーチャーも、[[リンク解除]]を持ったクリーチャーも、問答無用でパーツすべてがバトルゾーンを離れる。

-[[タップ]]状態のゴッド(ゴッド・ノヴァ)と[[アンタップ]]状態のゴッド(ゴッド・ノヴァ)をリンクさせると、リンク後はタップ状態になる。

-[[アンタップ]]状態のゴッドがあり、そのゴッドにリンクできるゴッドが[[タップイン]]する場合は既に場にある方のゴッドの状態を優先するためアンタップ状態でリンクする。

-イラストが繋がらなくても、リンクさせる能力に則っていれば、リンクさせることは可能である。
例) パック収録の[[ゲキ&メツ]]と[[構築済みデッキ(デュエル・マスターズ)]]収録の[[ゲキ&メツ]]や[[ゼン&アク]]はイラストが繋がらないが、問題なくリンクできる。

-リンクが解消された場合、[[タップ]]/[[アンタップ]]状態、リンク前の[[召喚酔い]]状態、[[パワー低下]]等の[[継続的効果]]は継承される。また、[[クロスギア]]が[[クロス]]されていた場合は、残った[[ゴッド]]のいずれかに[[クロスギア]]が引き継がれる。

-リンクしていても、[[進化]]させることができ、進化元1体分になれる。
[[進化元]]である間はバラバラのカードとして扱い、[[メテオバーン]]時には1枚ずつ墓地に置く。[[進化]]後、一番上の[[進化クリーチャー]]カードだけが[[バトルゾーン]]を離れる場合、進化前にリンクしていたならば、進化元はリンク状態で残る。

**その他 [#ia3711fb]
-唯一[[スーパー龍解]]のみ[[能力語]]に[[リンク]]という単語が使用されておらず、[[リンク]]であることがことさら認識されることは少ない。
-[[禁断爆発]]では「[[合体]]」という語が使われていた。後に[[キング・セル]]が[[合体]]するカードとして登場した。

//-唯一[[スーパー龍解]]のみ[[能力語]]に[[リンク]]という単語が使用されておらず、[[リンク]]であることがことさら認識されることは少ない。

**参考 [#y7cf711d]
-[[用語集]]
-[[G・リンク]]
-[[トライ・G・リンク]]
-[[覚醒リンク]]
-[[V覚醒リンク]]
-[[左G・リンク]]
-[[右G・リンク]]
-[[中央G・リンク]]
-[[中央G・リンク360]]
-[[スーパー龍解]]
-[[合体]]

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