#author("2019-09-04T11:05:40+09:00","","")
#author("2024-04-13T23:15:16+09:00","","")
*実質コスト [#ufc81994]

カードをプレイしたのと同様の結果を得るために必要なコストのこと。主に二種類ある。
+[[カード]]に記載された額面通りの[[マナコスト]]ではなく、[[コスト軽減]]やコスト加重を加味して実際に[[カード]]を[[プレイ]]する際に必要な[[コスト]]のこと。
+プレイしない場合、コスト踏み倒しに必要なコストのこと。
前者は総コストという概念が既にある([[プレイ]]参照)ため、本項では後者について解説する。
カードをプレイしたのと同様の結果を得るために必要なコストのこと。
主にカード本来の[[マナコスト]]と対比させる時に使われる言葉。その場合、[[マナコスト]]の方は「[[名目コスト]]」と呼ぶ。

対を成す概念として「名目コスト(=[[マナコスト]])」がある。
以下のケースにおいて発生しうる。

**概要 [#f94c36e4]
カードをプレイする場合、原則として実質コストとマナコストは一致する。一方で、[[コスト踏み倒し]]はマナコストを支払わないので、一致しないことがある。
+[[コスト軽減]]や[[コスト加重]]を加味する時
+1.と、それを発生させるカードのコストを加味する時。[[《フェアリー・ギフト》]]のようなタイプの[[コスト軽減]]が絡む場合に用いられる
+他の[[カード]]を[[使う]]ことによって、目的のカードを[[コスト踏み倒し]]する時
+マナゾーンへの[[アンタップイン]]を加味する時

踏み倒されるカードと踏み倒しカードのマナコストが同じなら使う意味が薄いため、踏み倒されるカードより軽い踏み倒しカードが使われる。
1.と2.は''総コスト''とも言う。

3.の場合、踏み倒されるカードと踏み倒しカードのマナコストが同じなら使う意味が薄いため、踏み倒されるカードより軽い踏み倒しカードが使われる。

例として、[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]のマナコスト([[名目コスト]])は7だが、マナコストが5である[[《ミラクル・リ・ボーン》]]によってリアニメイトする場合、''実質コストは5''である。

また、[[サイキック・クリーチャー]]や[[GRクリーチャー]]は普通に召喚することができないため、実質コストによって性能を評価される。

**使用例 [#m521ade8]
例として[[【ロマノフリボーン】]]の[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]が挙げられる。
''《ゼロ・ロマノフ》のマナコストは7''だが、マナコストが5である[[《ミラクル・リ・ボーン》]]によってリアニメイトされるので、''実質コストは5''である。
4.の例として、[[《カラフル・ダンス》]]はマナコストが4だが、山札から5枚アンタップインで置かれるので、4-5で''実質コストは-1''である。

**参考 [#db3ad100]
-[[用語集]]
-[[名目コスト]]
-[[マナコスト]]

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