#author("2022-03-16T01:13:55+09:00","","") *&ruby(オーバー){O};・ドライブ [#b64c8cbd] O・ドライブ ([[文明]])×Xとは、「このカードを[[プレイ]]する際に、[[マナコスト]]とは別に、[[マナゾーン]]にある(文明)のカードをX枚タップしてもよい。そうした場合、このカードはOD(オーバー・ドライブアイコン)以下の能力を得る」を意味する常在型能力である。 「オーバー・ドライブ」と読む。[[DM-24]]で登場。 |封魔秘宝アバランバ C 闇文明 (4)| |クリーチャー:パンドラボックス 3000| |O・ドライブ 水×1(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンで水のカードをさらに1枚タップしてもよい。そうした場合、このクリーチャーは次のOD能力を得る。)| |OD−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の上に置く| |深塊封魔ゲルネウス UC 水/闇文明 (2)| |クリーチャー:グランド・デビル/ディープ・マリーン 1000| |O・ドライブ−光×1と火×1と自然×1(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンでさらに光1枚と火1枚と自然1枚をタップしてもよい。そうした場合、次のOD能力を得る)| |OD−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。| |機動闘竜メタルクロー UC 火文明 (3)| |クリーチャー:アーマロイド/ティラノ・ドレイク 2000+| |O・ドライブ 闇×1・自然×1(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンでさらに闇1枚または自然1枚またはその両方をタップしてもよい。そうした場合、次のOD能力を得る。)| |OD闇−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-2000される。| |OD自然−このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーは+2000される。| |マッハ・ドライブ C 火文明 (1)| |呪文| |このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「スピードアタッカー」を得る。| |O・ドライブ 自然×1(この呪文を唱える時、自分のマナゾーンで自然のカードをさらに1枚タップしてもよい。そうした場合、この呪文は次のOD能力を得る。)| |OD−このターン、そのクリーチャーはさらに「パワーアタッカー+3000」を得る。| デュエル・マスターズでは数少ない[[追加コスト]]を課す能力である。他には[[ランチャーE]]と[[バズレンダ]]ぐらい。 「光×1と水×1」とあった場合、それで1つの追加コストを指すが、「光×1・火×1」とあった場合はそれぞれ別のコストを意味する(「と」と「・」の違い)。前者の場合、支払うか支払わないかの2択であるが、後者の場合、「支払わない」「光×1を支払う」「火×1を支払う」「両方支払う」のいずれかを選べる。後者において一方のみ支払った場合、支払った文明に対応する能力を得る。テキストでは「OD光:〜」「OD火:〜」と書かれている。 [[クリーチャー]]のO・ドライブ能力を[[cip]]能力と併用する場合、好きな順序で解決できる。一方、呪文のO・ドライブ能力は書かれている順序で解決する。前者は同時に誘発した能力は好きな順序で解決できるため。後者は[[呪文能力]]は上から解決するというルールのため。 O・ドライブを持つカードはややコストが重く、能力を発動させないと[[バニラ]]以下になるものも多いが、状況によって使いわけが効くのが利点。2つ以上持つものだとより便利。多色デッキでは[[スペース]]の圧縮に役立つだろう。 -[[5色レインボー]]カードはO・ドライブの[[タップ]]コストとして使うことができる。これは[[マナ]]の支払いではなく、''カードの[[タップ]]を要求しているから''と解釈できる。 -[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[cip]]のような、「[[召喚]]」と書いてある[[コスト踏み倒し]]では、追加コストを支払えば能力を使うことができる。[[《星龍パーフェクト・アース》]]などにより、[[S・トリガー獣]]となったO・ドライブ持ちクリーチャーも同様である。 --それに対して、[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《母なる紋章》]]などの「[[バトルゾーン]]に出す」能力でO・ドライブを持つクリーチャーを出した場合、[[召喚]]には当たらないため追加コストを支払って能力を使うことはできない。 -O・ドライブを持つ[[呪文]]はコストを支払う場合でも[[コスト踏み倒し]]で唱える場合でも、O・ドライブを使うことができる。 -余談であるが、[[DM-24]]と[[DM-25]]に収録されたものはテキストの「O・ドライブ」と、起動に必要な文明の表記の間に「−」が含まれていないが、[[DM-26]]と[[DM-27]]には含まれている。 -デザインの原型は[[Magic:The Gathering]]の「[[キッカー]]」だろう。こちらはMtGとの[[コラボカード]]でデュエマに登場したが、O・ドライブとは細部で仕様が異なる。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#hc009aa0] 「[[使う]]」時に指定文明のカードをタップすることで起動させる能力から、指定の文明が解放されていたら追加のマナを支払うことで能力を起動できる能力に変更された。 [[強制]]化された能力が多かったデュエプレでは、状況に応じて追加能力を使用するかどうか選択することができ、少し珍しいタイプである。 -「[[唱える]]」のなら[[コスト踏み倒し]]でも起動でき([[ソース1>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-154]])、「バトルゾーンに出す」なら起動できない([[ソース2>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-152]])。[[S・トリガー]]を使って「コストを支払わずに[[召喚]]」するのなら起動できる([[ソース3>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-153]])。 -[[コスト軽減]]は働かない。[[《フェアリー・ギフト》]]を唱え、次に[[《森の指揮官コアラ大佐》]]を召喚しようとしたら、《コアラ》は1マナで召喚できるが、O・ドライブを使用すると1つ追加で2マナ、2つ追加で3マナを支払って召喚される。 --TCG版の[[バズレンダ]]とは考え方が違うので注意。そちらは追加コスト込みが召喚するためのコストとして扱われ、下限まで到達した[[コスト軽減]]により[[バズレンダ]]まで軽減が及ぶ。 **参考 [#gd5967fe] -[[能力]] -[[追加コスト]] -[[《封魔秘宝アバランバ》]] -[[《深塊封魔ゲルネウス》]] -[[《機動闘竜メタルクロー》]] -[[《マッハ・ドライブ》]] -[[バズレンダ]] -[[キッカー]] -[[用語集]] -[[スペース]] ---- [[公式Q&A]] >Q.[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]の「攻撃の終わりに」の能力で「バズレンダ」コストを追加で支払ってクリーチャーを召喚したり、呪文を唱えられますか?&br;参照:[[《ウマキン☆プロジェクト》]][[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]&br;類似例:[[《ガーデニング・ドライブ》]]の「''O・ドライブ''」 A.はい、追加コストを支払ってカードを使用できます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40938]](2022.02.18) &tag(用語集,能力,キーワード能力,追加コスト,O・ドライブ);