#author("2024-09-30T19:21:11+09:00","","")
#author("2024-10-19T16:23:18+09:00","","")
*《インビンシブル・テクノロジー》 [#n5ce26e5]

|インビンシブル・テクノロジー VR 水文明 (13)|
|呪文|
|自分の山札を見る。その中から好きな枚数のカードを選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。|

[[DM-06]]で登場した[[水]]の[[インビンシブル呪文]]。好きな[[カード]]がいくらでも[[サーチ]]できる。

極端に[[コスト]]が高いので、普通に[[コスト]]を払って使うことは滅多にないのは他の[[インビンシブル呪文]]共通。
特に、この呪文の場合、[[手打ち]]で唱えられる頃には必要なカードはあらかた引いてしまい、[[山札]]の残りも少なくなっていると考えられるため、割に合わない。[[《インビンシブル・フォートレス》]]と違い、大きな[[アドバンテージ]]こそ得られるものの直接的に勝ちに繋がらない点も痛い。

やはり、早期[[コスト踏み倒し]]を狙いたいところ。
特に[[【超次元ダーツ】]]では1ターン目から唱えられる可能性があり、[[【星龍マーシャル】]]では[[1ショットキル]]の確率を飛躍的に引き上げる手段として大きな役割を果たす。
このため、普通のデッキには入りにくいこの[[サイクル]]の中でも、特に[[コンボデッキ]]向けなカードといえる。

-[[《ラッキー・ダーツ》]]の[[殿堂入り]]、裁定変更による[[【星龍マーシャル】]]の弱体化によって使用率は減少している。

-[[《ミラクルとミステリーの扉》]]の[[殿堂入り]]後の[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]入りの[[《ホーガン・ブラスター》]][[デッキ]]や[[【獰猛ブラスター】]]で、1枚から2枚程度されることがあった。
[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝ちやすくなる点や、万一[[《ホーガン・ブラスター》]]でめくれた際に、デッキの中身を高[[コスト]][[カード]]だけに絞ることができる点など、意外な相性の良さが評価された。

-どんな種類の[[カード]]でも[[サーチ]]できるのに、''なぜか相手に見せる必要がある。''
だが実際この呪文を唱えるということはゲームの勝利に等しいことである。多少の[[情報アドバンテージ]]など気にならないだろう。

-返しの[[ターン]]に[[《ロスト・ソウル》]]を喰らうと致命的。コンボデッキなら、唱えたターンのうちに決着を付けたいところ。

-[[山札]]を全て[[手札]]に加えれば当然[[ライブラリアウト]]で自滅である。1ターン目に[[《ラッキー・ダーツ》]]から当てると[[投了]]以外では最速で敗北できる。だからどうしたという話ではあるが。

-[[DMX-16]]で待望の再録。[[《蒼の潮流スーパー・スペル・グレートブルー》]]や[[《龍素王 Q.E.D.》]]で[[コスト踏み倒し]]を狙おう。
--[[DMX-16]]版の[[フレーバーテキスト]]では、山札から''必要無いカード''をあえて手札へ加える点についてほのめかされている。

-イラストに描かれているのは水文明の本拠地「[[アカシック・3(スリー)>《完全水中要塞 アカシック3》]]」。[[サイバーロード]]の入ったシリンダータワーの集合体で、お互いが補完しあっているため、完全に破壊されない限りは機能低下すら起こさない。[[サイバー・クラスター]]を主力にした「コアブロック軍」によって守られており、レーダー網を完備している。水中であるため地上の攻撃は受けないが、近くに建造された「海底火山都市ポンペリ」は[[《超巨岩獣ヴォルクラウザー》]]を中心とした[[ロック・ビースト]]の襲撃を受け廃墟となっているため、防備に神経をとがらせているようだ。
--[[極神編]]では世界改変を受け、海底都市「アカシック・Ω」が登場。1万メートル以上の深海に存在し、水圧に応じて自在に変化する液状の素材によって出来ているなど、相変わらず高度な科学力がうかがえる。また、内に「サリオスの城」が存在し、その中で芸術や娯楽文化が進化を遂げているという。どうやら[[水]][[文明]]も芸術や娯楽を興じるらしい。

-[[フレーバーテキスト]]では[[アカシック・レコード]]なる存在が言及されている。後に判明した設定も合わせると、この「アカシック・レコード解読の糸口を掴んだ[[サイバーロード]]」とは、[[アカシック計画]]の主導者である[[アカシック兄弟]]のことだと思われる。

-[[《インビジブル・スーツ》]]などの存在のせいか、よく「インビ''ジ''ブル・テクノロジー」と読み間違えられる。「インビジブル」は「不可視な、隠れた」、「インビンシブル」は「無敵の、不屈の」という意味である。

-アニメ「VS」では[[べんちゃん]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《龍素王 Q.E.D.》]]の能力で唱えた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#mfbc763e]
***最新バージョンの性能 [#x895efdb]

|インビンシブル・テクノロジー SR 水文明 (13)|
|呪文|
|自分のマナゾーンにあるカードがすべて水なら、唱えるコストを6少なくする。|
|手札が10枚になるまでカードを引く。その後、水のクリーチャー1枚を自分の手札からバトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※DP殿堂''|

[[DMPP-06]]で実装。[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]の仕様上、能力の再現が困難なため、元の能力より大きく変更されている。

他の[[インビンシブル呪文]]と同じく、マナが同文明のカードだけであれば6[[コスト軽減]]される能力を持つ((2021年1月21日のアップデートまでは軽減量が1少なく、5コスト軽減だった。))。

メインの能力は、山札を見て好きなカードを好きなだけ手札に加えられる効果から、[[強制]]で手札上限の10枚になるまでのドローになり、狙ったカードが手札に来ない可能性が生まれるようになった。
しかし、ドロー後に水クリーチャー1体をコストに関係なく踏み倒しすることができる効果も追加されたため、どちらかと言えば強化されたと言える。

-TCG版の弱点であった唱えた際の隙が軽減され、即効性のあるコンボ適性も得た。

-他の[[インビンシブル呪文]]は、TCG版と同じく[[ベリーレア]]だが、このカードだけ[[スーパーレア]]に格上げされている。踏み倒しがあるためだろう。

-同弾で登場したコスト8の[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]も踏み倒すことができる。しかし、当初は自前で[[G・ゼロ]]を持つ大型クリーチャーと同居させるのはあまり得策ではないという誤った分析をされがちだった。実際にはデッキを[[青単]]・準青単にするという制約が課される《インビンシブル・テクノロジー》と、[[青単]]・準青単でこそ強さを発揮できる《ツヴァイランサー》でシナジーを形成している。上限スレスレになってしまった手札を、自然と採用できるコスト1の[[《アクア・ガード》]]や[[G・ゼロ]]で消化できる点でも相性が良い。

-2021年6月10日のアップデートより使用率、勝率ともに適正範囲内と判断されたが、[[DP殿堂]]入りになった。DP殿堂するに際して「今回のカード能力の変更による影響(([[《連珠の精霊アガピトス》]]、[[《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》]]、[[《驚天の超人》]]のナーフ))と、今後登場予定のカードや能力との組み合わせを加味して検討した」と語られている((https://dmps.takaratomy.co.jp/news/1519))。環境を支配するほどではなかったため、[[ビックリ枠]]と呼ばれることもある。
--[[ナーフ]]されたわけではないため、《インビンシブル・テクノロジー》 を安定して[[サーチ]]する方法があれば、[[リペア]]が組めなくもないが、[[盾落ち>埋まる]]をケアできるのが水だと[[《マーシャル・クイーン》]]くらいなのが難点。

--長らく相性の良い踏み倒し先や採用できるデッキタイプが生まれず「今後のカードプールの変化」が何を指しているのかが謎に包まれていた。一部では適当にその場を取り繕うだけの定型文だと邪推されている。
---[[DMPP-22]]で[[マナ武装]]が登場した。この(準)水単色デッキには構築を歪めることなく採用できるだろう。
---[[DMPP-26]]で[[《完全不明》]]が登場。そちらは単にTCGに存在していた水の[[ファッティ]]の1枚に過ぎないため、これほど時期がずれていたら《インビンシブル・テクノロジー》との[[デザイナーズコンボ]]であることは考えにくいが、何にせよ大量に手札を得ながら[[《完全不明》]]のコスト11より4軽い[[実質コスト]]で着地しつつ相手の行動を大幅に縛れるため相性は非常に良い。
//フルスペック《テクノロジー》でも7マナ必要なため、手札が大量になるという利点を意識しないと《魔龍バベルギヌス》系の早出しより制圧力は劣るように思われる。

-[[DP殿堂]]入りにより[[メインストーリー]]で複数枚使用されていた[[デッキ]]の内容が変更された。[[EPISODE 6 真実の扉]]第8話 「真夜中の侵入者」のキョウカ、[[EPISODE 7 明かされし野望]]第5話 「愛に生きる乙女」のキョウカ、[[EPISODE 8 望むべき未来]]第3話 「ミズカらの運命」の[[カイト]]が該当する。

-当初イラストレーターの名義は''D-Suzuki''となっていたが、バージョン2.3.0より''D-suzuki''に修正された。

***アップデート履歴 [#r6836ff4]
2020年10月15日に使用可能になってから、2021年1月21日実施のメンテナンスまでの98日間、「唱えるコストを6少なくする」は「唱えるコストを5少なくする」だった。

2021年1月21日の変更から、2021年6月10日実施のメンテナンスまでの140日間、[[DP殿堂]]ではなかった。

**[[サイクル]] [#ff6785d7]
[[DM-06]]と[[DMPP-06]]の[[インビンシブル呪文]][[サイクル]]。すべて13[[コスト]]の豪快な[[能力]]を持つ[[呪文]]。
イラストに描かれているのは各[[文明]]の本拠地。
-[[《インビンシブル・オーラ》]] 
-''《インビンシブル・テクノロジー》''
-[[《インビンシブル・アビス》]] 
-[[《インビンシブル・フォートレス》]] 
-[[《インビンシブル・パワー》]] 

**関連カード [#vdd02993]
-[[《終獣縫合 テクノローバル》]]
-[[《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》]]
-[[《完全水中要塞 アカシック3》]]

-[[《フォート・メガクラスター》]]
-[[《アカシック・タレス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#fd62851d]
-[[DM-06]]
'''全宇宙の真理が記されているという[[アカシック・レコード]]。[[サイバーロード]]はついにその解読の糸口を掴んだ。'''
-[[DMX-16]]
'''何を知るかも大事だが、何を忘れるか、何を知らないかも大事だ。君が忘れることを選んだ知識を、僕が掘り起こそう。 ---[[アクア・メディアクリエイター>《電脳 メディクリ-1》]]'''
-[[DMPP-06]]
'''[[王>《英霊王スターマン》]]から英知を授かる事で、[[サイバーロード]]達は大いなる力を手にすることに成功した。'''

**収録セット [#t7290cb4]
***[[デュエル・マスターズ]] [#i132cc81]
-illus.[[D-Suzuki]]
--[[DM-06 「闘魂編 第1弾」>DM-06]](4/110)
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](31/84)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#xcc119a1]
-illus.[[D-suzuki]]
--[[DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」 >DMPP-06]]

**参考 [#x21baa8e]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[カード]]
-[[サーチ]]
-[[シャッフル]]
-[[インビンシブル呪文]]

-[[【青単テクノロジー】 (デュエプレ)]]

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