#author("2024-03-02T06:51:47+09:00","","")
#author("2024-03-02T07:08:56+09:00","","")
*《エンドレス・フローズン・カーニバル》 [#r65e3099]

|エンドレス・フローズン・カーニバル VR 光/水/自然文明 (15)|
|呪文|
|コストを支払うかわりに、自分の手札からスノーフェアリーを5体捨て、この呪文を唱えてもよい。|
|相手の、クリーチャーではない表向きのカードをすべて破壊し、相手のシールドゾーンにある表向きのカードをすべて持ち主の墓地に置く。|
|相手のクリーチャーすべてと、相手のマナゾーンにあるカードをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。|

[[DMEX-12]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[自然]]の[[呪文]]。

15[[コスト]]とかなり巨大な[[コスト]]を持つが、[[手札]]の[[スノーフェアリー]]を5枚[[捨てる]]ことを[[代替コスト]]に[[コスト踏み倒し]]できる。

2つ目の能力は[[バトルゾーン]]に[[表向き]]で置かれた相手の[[非クリーチャー]]と、相手の[[表向き]]の[[シールド]]を[[カード指定除去]]で[[墓地送り]]にするもの。
[[《閻魔大王》]]と同じ効果であり、スノーフェアリーを使い回せるのであれば、序盤の除去札に使ってしまっても悪くない。相手のシールドを表向きにするカードと組み合わせれば終盤に[[シールド焼却]]からのフィニッシュ手段にもなる。

3つ目の能力も強力で、次の[[ターン]]、相手の出ているほとんどの[[クリーチャー]]での[[攻撃]](([[2回攻撃]]効果持ちや[[《不屈のウレックス》]]など、[[アンタップ]]状態で[[ターン開始ステップ]]を迎えるクリーチャーは[[フリーズ]]を回避できるので攻撃できる))を阻止する。
この呪文を唱えた後に登場したクリーチャーは[[フリーズ]]の対象外だが、何らかの手段でマナブーストしないとコスト1のカード、または[[G・ゼロ]]などタダで使えるカードしか使えないため、ろくな行動が許されない。実質[[追加ターン]]を得たようなものである。

-[[専用デッキ]]には[[【フローズンパーロック】]]が存在する。

-もしこの呪文を毎ターン唱えられる状態を作れた場合、ほぼ勝ちと言える。[[【ゾンビパルテノンループ】]](裁定変更により消滅)、[[《沸天混成 ジョバンセン・ガロウズ》]]+[[《謎帥の艦隊》]]+[[《神の試練》]](自分の[[LO>ライブラリアウト]]対策用)によるループデッキが結果を残している。

--未開拓なデッキとなるが、[[墓地]]の[[スノーフェアリー]]を一気に回収できる[[《ダイヤモンド・ブリザード》]][[《ダイヤモンド・カスケード》]][[《武家類武士目 ステージュラ》]]を活用しても毎ターン唱えられそうである。また[[墓地]]の[[スノーフェアリー]]を進化元にした[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]でも擬似的に回収できる。
//最速2ターン目に唱えることが可能。しかし、問題はそこからどうフィニッシュに繋げるかは未知数であることて、いたずらに[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]を使って3ターン目に唱えても、マナが減ってこちらの[[テンポアドバンテージ]]が大幅にロスしてしまったら、元も子もない。この呪文自体は強力だが、プレイングにはかなり気をつけたい。

--毎ターン唱えるためには[[スノーフェアリー]]の[[墓地回収]]だけではなく、[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]や[[《ブツブッツ・レイン》>《奇石 アンコバ/ブツブッツ・レイン》]]などの[[呪文]]の[[墓地回収]]も必要となる。そのことを考えると、先に挙げた[[スノーフェアリー]]のみが対象の[[墓地回収]]カードよりも、1枚で[[スノーフェアリー]]以外の[[クリーチャー]]も回収できる[[《訪れる魔の時刻》>《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》]]を優先することも考えられる。
---なお、[[《奇石 アンコバ/ブツブッツ・レイン》]]と[[《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》]]は[[ツインパクト]]のため、[[クリーチャー]]指定の[[墓地回収]]で手札に戻せる。

//--この呪文を「追加ターンを得る呪文」と見るならば、[[手打ち]]しやすいコストの[[《無双と竜機の伝説》]]も比較対象となる。とはいえ性質が全く違うのであまりあてにはならない。[[《無双と竜機の伝説》]]は毎ターン唱えて相手をロックするという使い方はできない。
//--ただし、本当に相手は
//書きかけっぽいのでコメントアウト

-[[《超奇天烈 ギャブル》]]に悪用されるのは危険なパターン。[[追加ターン]]に等しいかそれ以上の[[アドバンテージ]]を相手に与えてしまう。

-[[マナ]]を使わずに高コストの呪文を唱えられるので、[[《奇石 ケイヴ》]]や[[《賢犬の精霊龍 ロイヤルワン》]]、[[《追憶人形ラビリピト》]]などの唱えた呪文のコストを参照するカードと相性が良い。

-[[踏み倒し]]に必要な[[ディスカード]]の単位は「体」なので、[[タマシード]]である[[《ジャスミンの地版》]]や[[《レヴィヤの地版》]]は捨てられない。今後[[非クリーチャー]]の[[スノーフェアリー]]が登場した場合でも同様である。

-[[デュエマいやほいゲーム]]でカード名が判明した。
++エンドレス・フローズン・カーニバル……正解の選択肢 ちなみに「フローズン」は「[[フリーズ]]」の過去分詞である
++[[大雪原だョ!全員集合!]]……TBS制作のTV番組『8時だョ!全員集合』。[[同弾収録のカード>《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]のフレーバーテキストでは「雪原浴だヨ!全員集合!」という掛け声が描写されているが、それはこの選択肢を踏まえていると思われる。
++大雪原だョ!全員集合!……TBS制作のTV番組『8時だョ!全員集合』。[[同弾収録のカード>《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]のフレーバーテキストでは「雪原浴だヨ!全員集合!」という掛け声が描写されているが、それはこの選択肢を踏まえていると思われる。
++アイスバトルチャレンジ……詳細は[[デュエマいやほいゲーム]]を参照
++雪と氷のシャッターチャンス……多色呪文の[[命名ルール]]「○○と××の△△」+撮影のベストな瞬間「シャッターチャンス」
--後年、当選択肢のうち「大雪原だョ!全員集合!」は[[《大雪原だョ!全員集合!》]]([[DMEX-18]])として、「アイスバトルチャレンジ」は[[《【ガチ】アイスバトルチャレンジ【対決】》]]([[DMEX-14]])としてそれぞれカード化している。

-イラストでは歴代の女性型[[スノーフェアリー]]が雪原にて、水着姿で戯れる様子が描かれている。夏の砂浜に居るかの様に振舞えるのは流石スノーフェアリーといったところか。
--特に[[《未来妖精ミクル》>《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》]]に描かれた少女型クリーチャーは白黒のセパレート水着を着用した露出度の高い[[カードイラスト]]となった。元のイラストではドレスを着込んでいたため不明だったが身体中に絆創膏があり、同クリーチャーにも[[ハンター]]特有の傷があるらしいことが明らかになった。

-「カーニバル」とは「謝肉祭」のことで、そこから発展して「催事」という意味も持つ。このカード名は「終わらない極寒のお祭り」といった意味になる。

-相手の[[カード]]を墓地送りにする効果は[[火]]・[[闇]]を含むカードに多く、この文明で行われるのは珍しい。

-[[開発段階では「極大氷雪魔法」という直球すぎる名で呼ばれていた>https://twitter.com/syaba3/status/1280450119691694080]]

-[[背景ストーリー]]では、気候変動により「クレバス・マウンテン」が溶解しかけた時、集まったスノーフェアリーたちの前に降臨した[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]によってもたらされた「永遠の氷結の祭典」であるらしい。

-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第15話では[[うららか もも]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。
ジョーの[[《勝熱英雄 モモキング》]]と[[《モモダチ モンキッド》]]、ジョーの[[マナ]]を[[フリーズ]]させて次の[[ターン]]の行動を防いで勝利へ貢献した。この時、巨大な氷塊が対象を包み込む演出がなされた。
//--初出は「デュエマいやほいゲーム」だが、このカードが使われるのは初である。

-アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では第6話でももとジョーのデュエマでももの[[マナゾーン]]に少なくとも1枚置かれていた他、同話の回想シーンにてこのカードが映っていた。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第8話で[[カレン]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。
2枚の[[《恋愛妖精アジサイ》]]で稼いだ[[手札]]で[[代替コスト]]を支払い、[[墓地]]に置いた[[スノーフェアリー]]を[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]の[[進化元]]にしている。

**関連カード [#oad3d83b]
-[[《閻魔大王》]]
-[[《タラトゥイユ・パンツァー/デリシャ・スパーク》]]
-[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]

-[[《ゾンビ・カーニバル》]]
-[[《天動の化身》]]
-[[《カミカミ・カーニバル》]]
-[[《卍夜の降凰祭》]]

-[[《デビル・リンク・タブー》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《未来妖精ミクル》>《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》]]
--[[《虹色妖精ポミリン》>《虹色妖精ポミリン/レイニー・アトラス》]]
--[[《雪精 ホウホウ》]]
--[[《霞み妖精ジャスミン》]]
--[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]
--[[《幻想妖精カチュア》]]
--[[《勇騎妖精ドジコ》]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#b6f43ef4]
-illus.[[nuisuke]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](20/110)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](超11/超50)

**参考 [#bf2f0718]
-[[代替コスト]]
-[[スノーフェアリー]]
-[[ディスカード]]
-[[表向き]]
-[[非クリーチャー]]
-[[カード指定除去]]
-[[非クリーチャー指定除去]]
-[[墓地送り]]
-[[シールド焼却]]
-[[マナゾーン]]
-[[オールタップ]]
-[[フリーズ]]
-[[デュエマいやほいゲーム]]
-[[【フローズンパーロック】]]
-[[【ゾンビパルテノンループ】]]
-[[【白青赤緑ジョバンセン・カーニバル】]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について
--[[非クリーチャー指定除去]]も参照のこと

>Q.「無月の門」などによって、クリーチャーの下に置かれているクリーチャーではないカードやオーラやクロスギアは、''《エンドレス・フローズン・カーニバル》''の効果で墓地に置かれますか?
A.はい、置かれます。カードを指定する場合、特性は参照されます。&br;クリーチャーの下に置かれているクリーチャーではない表向きのカードは、すべて墓地に置かれます。&br;オーラやクロスギア、フィールドや城も同様です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38642]](2020.7.17)

>Q.[[《極限龍神メタル》]]の「出た時」の能力で、相手の[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]や[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]を構成しているカードを1枚選び、墓地に置けますか?&br;類似例:''《エンドレス・フローズン・カーニバル》''
A.いいえ、墓地に置けません。構成カードのサイキック・セルはクリーチャーとして表出しているカードなので、「クリーチャーではないカード」を選ぶ能力では選べません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40399]](2021.10.22)
#region2(類似裁定(2021.12.17)){{
>Q.[[《極限龍神メタル》]]の「出た時」の能力で、相手の[[《Volzeos-Balamord》]]を構成しているカードを1枚選び、墓地に置けますか?&br;類似例:[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]''《エンドレス・フローズン・カーニバル》''
A.いいえ、墓地に置けません。クリーチャーを構成しているセルも、クリーチャーとして扱いますので、「クリーチャーではないカード」を対象にする効果の影響を受けません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40614]]
}}

-3つ目の能力について

>Q.バトルゾーンにある自分のクリーチャーが全てタップされていたり、マナゾーンのカードが全てタップされている状況で、相手が''《エンドレス・フローズン・カーニバル》''を唱えた場合、ターンのはじめにアンタップしますか?
A.いいえ、アンタップしません。&br;このようにしてタップされなくとも、バトルゾーンとマナゾーンにあるカードをアンタップすることはできません。&br;ですが、この呪文を唱えた後に出たクリーチャーや置かれたカードがタップされた場合、ターンのはじめにアンタップすることができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38647]](2020.7.17)

&tag(呪文,光文明,水文明,自然文明,白青緑,3色,多色,コスト15,代替コスト,スノーフェアリーサポート,ディスカード,コスト踏み倒し,手札を捨て自己踏み倒し,除去,全体除去,確定除去,カード指定除去,表向きメタ,シールド焼却,墓地送り,タップ,オールタップ,フリーズ,オールフリーズ,マナロック,・,VR,ベリーレア,nuisuke);