#author("2024-10-25T16:03:45+09:00","","")
#author("2024-10-25T17:10:30+09:00","","")
*《クラック・クロウラー》 [#y95b13d9]

|クラック・クロウラー UC 水文明 (6)|
|クリーチャー:アースイーター 3000|
|S・バック−水|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは攻撃することができない。|

[[DM-17]]で登場した[[アースイーター]]。

[[S・バック]]持ちの[[ブロッカー]]。

[[コスト]]6にて[[パワー]]3000の[[攻撃できない]][[ブロッカー]]という、素ではかなり低水準[[コストパフォーマンス]]である。
当然、[[S・バック]]を活かすことは必至。相手が[[水]][[文明]]の[[カード]]を[[ブレイク]]してくれたら場に出して防衛に参加出来るため、[[手札]]待機で安定した役割遂行できる[[S・トリガー]][[ブロッカー]]のように扱うことが出来る。
「《クラック・クロウラー》が[[手札]]にある限り、すべての[[水]]の[[シールド]]が[[S・トリガー]][[ブロッカー]]となる」と言えば、そのポテンシャルを窺うことが出来るだろう。[[水]][[文明]]は自分の[[手札]]管理に長けているため、[[手札]]待機が基本となる[[S・バック]]を非常に扱いやすいのもポイント。

ただ、あくまでも攻撃出来ない[[ブロッカー]]でしかないため、[[コントロール]]相手などでは完全に[[腐る]]。場での[[スペック]]も高いとは言い難く、緩急をつけた[[攻撃]]が出来る遅めの[[ビートダウン]]相手などでは、結局焼け石に水になってしまうことも。

その点、[[水]]主体の[[コンボデッキ]]などとは好相性。[[コンボデッキ]]は[[コンボ]]成功までにいかに時間を稼げるかが焦点となるため、《クラック・クロウラー》も余すことなくその役割を遂行できる。それらは[[手札]]にキーパーツをかき集めることを下準備にしていることが多く、その動作に便乗して高い運用性を発揮出来る。
[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]など、場に[[クリーチャー]]が居るだけで恩恵に出る[[カード]]との組み合わせも強力。

また、防衛一点張りの《クラック・クロウラー》にとって[[環境]]の高速化は追い風。1ターンの密度が上がり、安定性よりもワンチャンスを重視した構成が増えているため、《クラック・クロウラー》の稼げる1ターンが直接勝機につながる展開が増えている。

[[カードプール]]の増加に伴い、[[文明]]指定[[進化]]が増えてきているのも運用性を上げている一因。今まで防衛しか能のなかった彼であるが、[[進化]]することで大型打点に変化し、高いカウンター性能を兼ね備えることになる。

[[S・バック]]の裁定変更も極めて大きい要因。「相手のターン中に[[手札]]から捨てられる」タイプの[[マッドネス]]を[[S・トリガー]]のように踏み倒すことが可能になった。
このタイプの[[水]][[文明]]の[[マッドネス]]には言わずと知れた[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]が存在しており、組み合わせが強力なのはいうまでもない。成功すれば[[バウンス]]と[[ブロック]]で2体分の[[攻撃]]を止めることが出来、返しに6000[[W・ブレイカー]]の[[ドラゴン]]が残る。
[[手札]]待機の[[S・バック]]にとって[[ハンデス]]は天敵であるが、[[マッドネス]]がそれらのメタとして機能するため、戦略面でも完全に補完しあっている。
ただ、役割的に[[デッキ]]に両方採用出来るかはまた別の話。組み合わせ自体は強力であるため、両方採用できたならそれなりの武器になるだろう。

裁定変更もあるが、後世にわたるにつれ[[S・バック]]の強みが露骨になってきており、《クラック・クロウラー》もそれに便乗できた形となる。登場当初と比べると運用性・実用性は跳ね上がっており、相性のいい[[カード]]・[[デッキ]]も増えてきている。[[水]]主体[[デッキ]]の防御札を探すなら、ぜひ一考しておきたい[[カード]]である。

**環境において [#w6cf2afa]
[[【ヒラメキドレーン】]]の現役時代、[[水]]の比率の高い構築ではタダ出しブロッカーとして利用される場合があった。

[[革命ファイナル環境]]では一部の型の[[【シリンダミラダンテ】]]に使われた。[[S・バック]]のコスト要求が[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のマッドネスの起動に役立つためであった。

[[DM23-SD3]]発売日にはこれを[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]対策とした型の[[【青魔導具】]]がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。この時点から数えて17年半前の[[攻撃できない]][[準バニラ]][[ブロッカー]]が活躍する時点で、如何に[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]対面で1[[ターン]]を凌げる[[手札誘発]]が有用化が窺い知れよう。

**他のカード・デッキとの相性 [#cb31c864]
-[[【メルゲループワンショット】]]とは好相性。[[コンボデッキ]]との相性の良さの加えて、[[墓地肥やし]]要素をも恩恵に出る。ともに採用される[[《疾封怒闘 キューブリック》]]も[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のように[[バウンス]]を放てる。

-クリーチャーも呪文も使用がロックされた状態、所謂「[[単騎>《単騎連射 マグナム》]][[ラフルル>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]」や「[[VAN>《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]][[大王>《龍世界 ドラゴ大王》]][[デルフィン>《光神龍スペル・デル・フィン》]]」などを突破できる可能性を持つ数少ないカードの一つ。[[S・バック]]を利用すれば、これらに阻害されることなく《バイケン》や《キューブリック》の[[バウンス]]効果を発動させられるからである。[[S・トリガー]]を封じる[[《石像男》]]や[[《無双恐皇ガラムタ》]]すらも貫通するが、[[《聖霊王アルファディオス》]]のような「出せない」効果はS・バックの性質上、無視できない。

**流通・再録について [#v1b88f9d]
-[[DM22-EX1]]発売直前、[[【青単Drache der'Zen】]]における《バイケン》と組み合わせとしての需要から、[[シングルカード]]レートが高騰。

-しかし、2024年10月現在まで一度も[[再録]]されていないため、現在での入手は困難となっている。
**その他 [#w33262a9]
-[[コストパフォーマンス]]は当時の[[ブロッカー]]持ち[[S・トリガー]]とだいたい同じで、パワーにして5000〜6000程度のかなりきつい下方修正がかかっている。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[DMPP-24]]で実装。[[レアリティ]]が[[コモン]]になった。
 
**関連カード [#qabce9c9]
-[[《突然月光ホイホイザー》]]
-[[《予言者プロキオン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o7075577]
-[[DMPP-24]]&br;'''[[ザ=デッドマン>《龍覇 ザ=デッドマン》]]を倒し、[[Q-END>《ν・龍素王 Q-END》]]の魂は解放された。Q-ENDの最後の言葉は、[[メタルアベンジャーR>《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》]]を通してピタゴラスのメンバーへと伝えられた。その言葉にメンバーたちは大いに奮い立ち、そしてゴールを目指した。Q-ENDが遺してくれた龍素の力を駆使し、優勝することを誓って。'''

**収録セット [#s9b91634]
***[[デュエル・マスターズ]] [#r1ec4209]
-illus.[[Haccan]]
--[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」>DM-17]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#k8654754]
-illus.[[Haccan]]
--[[DMPP-24 「龍魂超決戦 -NEXTREME SAGA-」>DMPP-24]]

**参考 [#u87e5c73]
-[[アースイーター]]
-[[S・バック]]
-[[水]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]

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