#author("2024-03-01T22:49:15+09:00","","") #author("2024-03-12T23:54:53+09:00","","") *《サファイア・ミスティ》 [#n5f52eee] |サファイア・ミスティ R 水/自然文明 (7)| |サイキック・クリーチャー:スターノイド/サイバー・コマンド 4000| |自分のターンの終わりに、自分のカードがバトルゾーンとマナゾーンに合計40枚以上あれば、自分はゲームに勝つ。| |(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)| |BGCOLOR(white):裏面⇒[[《13番目の計画》]]| [[DMEX-18]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[サイキック]][[スターノイド]]/[[サイバー・コマンド]]。 自分の[[ターン終了ステップ]]にこのクリーチャーを含めて、[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]に自分の[[カード]]が''40枚''以上ある事を条件とした[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ。 [[エクストラウィン]]は自分のターン終了時のため、下準備が整えば相手にターンを渡さずに勝利を収められる。 しかし、それには40枚という[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]すら凌ぐ枚数のカードが公開領域に必要となる。 [[アドバンス]]専用カードとはいえ、[[超次元ゾーン]]や[[超GR]]を駆使しても『山札が40枚でゲームを始めるなら』、[[ライブラリアウト]]で敗北する可能性がかなり高い。 そこはこのカードの裏面である[[《13番目の計画》]]によって[[デッキ]]の枚数自体を増やすことでライブラリアウトを回避するデザインとなっている。 -裏面が[[《13番目の計画》]]なので、《サファイア・ミスティ》を使うデッキだと[[1枚積み]]でも同じスリーブが45枚必要となる。[[4枚積み]]だと60枚必要になるので注意。 -[[3D龍解]]や[[《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]はつづら折りされた3枚組のカードだが、効果で参照する場合は1枚のカードとしてカウントする。[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]など、公式でつづら折りになっていない[[再録]]版が存在している場合でも同様に1枚として扱うと思われる。 ***運用考察 [#wd9ad5bb] 基本的に、バトルゾーンにカードを置くよりマナゾーンにカードを置くほうが簡単なので、そちらがベースとなる。[[《クリスタル・フュージョン》]]を原初とする一発で大量ブーストする効果や、[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]系統の1枚ずつブーストするのを[[ループ]]させて大量ブーストするのが王道だろう。 しかしながら、アンタップインのブーストで水9マナを捻出できるなら、残り山札が5枚以下になるようにして[[《水上第九院 シャコガイル》]]を召喚して勝つという対抗馬が気がかり。 もちろんバトルゾーンを埋め尽くす方向性も、[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]&[[《終絶電融 パワーロビン》]]のコンボなど、方法自体は普通にある。 しかし好きなクリーチャーを無限に出せるなら[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]でフィニッシュしたり、[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]と[[《完全不明》]]で安全に自分のターンに回して勝つといったデッキの劣化にならないよう考える必要がある。 カード指定なので、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]は本体5枚+[[封印]]4枚、[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]]は進化元に使った[[超GR]]12枚を数に加えられる。 過去には[[【ゼロ・ルピアループ】]]の基盤を使用して[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]両方を活用するという方法もあったが、ただしそれなら[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]はバトルゾーンと墓地(13枚+13枚=合計26枚)でエクストラウィンを達成できることには留意しておくように。 しかも[[《希望のジョー星》]]は[[殿堂入り]]であったため当初から主軸にするのが困難だったが、後に[[プレミアム殿堂]]入りしてしまっているため、現在では[[殿堂ゼロデュエル]]限定のコンボとなっている。 //[[脱色]]されて[[無色]]となった[[サイキック・クリーチャー]]を出す手段も無いため〜〜 //グレイトフルライフや姫様宣言などは文明参照せずに出せる マナゾーンにあるカードの枚数も活用する《サファイア・ミスティ》と[[《困惑の影トラブル・アルケミスト》]]の相性も最悪。 #region2(一例){{ マナ数を倍にする[[《自然星人》]]や[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]を複数回使用すると2倍,4倍と爆発的にマナを増やすことができる。 他には大型ドローや[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]で大量に抱えた[[手札]]を[[《キング・シビレアシダケ》]]や[[《強欲の王国》>《口寄の化身/強欲の王国》]]でまとめて置く、[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]で肥やした[[墓地]]を[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]で置くなどの方法がある。 特に《エンド・オブ・ザ・ワールド》と《グレイトフル・ベン》、そしてこのクリーチャーを出すための[[《姫様宣言プリンプリン》]]はすべて[[ドラゴン]]のため、同弾収録の[[《新世界秩序》]]でまとめて踏み倒すことができる。 デッキの構築次第では[[《暴力類 アバレマックス》]]で[[山札]]から直接マナゾーンに置くことも考えられる。 または[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]][[《クイーン・アマテラス》]][[《フォース・アゲイン》]][[《失われし禁術の復元》]]を使った無限マナブーストコンボもある。 [[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]がある状態で山札に[[《失われし禁術の復元》]]が1枚、山札か墓地に《禁術》と《アゲイン》が各1枚必要。 +[[《クイーン・アマテラス》]]の[[cip]]で[[山札]]から《アゲイン》を[[唱える]]。→《アマテラス》を出しなおす。 +出しなおした《アマテラス》の二度目の[[cip]]で今度は《禁術》を唱えて[[墓地]]の《アゲイン》を[[唱える]]。→また《アマテラス》を出しなおす(この時点で《禁術》は[[墓地]]に、《アゲイン》は[[山札の下]]にある)。 +《アマテラス》の3度目の[[cip]]発動。2.で[[山札の下]]に行った《アゲイン》をまた唱えて《アマテラス》を出しなおし、《アマテラス》の4度目の[[cip]]で[[山札]]から''2枚目''の《禁術》発動。[[墓地]]にあった1枚目の《禁術》を[[唱える]]。 +この時《禁術》(1枚目)で3.で[[墓地]]に置いた《アゲイン》を[[唱える]]。→《アマテラス》を出し直し、この時、1枚目の《禁術》の[[効果]]で2枚目の《禁術》が、そして2枚目の《禁術》の[[効果]]で[[《フォース・アゲイン》]]は[[山札]]へ行っている。 +この時点で3.に戻っているため、《晴れ舞台》で無限マナブーストが可能。最後に適当な超次元呪文で《ミスティ》を呼び出せばよい。墓地に《アゲイン》がある場合は一度《禁術》で墓地の《アゲイン》を使い山札に戻す。 ちなみに、《晴れ舞台》の大量ブーストは《ミスティ》を呼び出してから一気に解決すれば超次元呪文がマナに落ちる危険はない。 最軽量の無限マナブーストには、[[《ミロクの弟子 ニョライ》]]と[[《式神シャーマン》]]の組み合わせがある。1ターン目にコスト1クロスギアをジェネレート、2ターン目《ニョライ》、3ターン目《式神シャーマン》でブーストのコンボパーツが揃う。 }} ***背景ストーリーにおいて [#m76d44e2] *サファイア・ミスティ(背景ストーリー)[#story] 超獣世界を監視する[[上位存在]]。女性。 上位存在だが、世界に対する過度な干渉は好まない。[[シー・ハッカー]]や[[ブレインジャッカー]]、[[コスモ・ウォーカー]]といった[[監視者を送り込み、それらを通じて超獣世界を観測>《トリトーンβ》]]している。[[《ティコラクス》]]は彼女の監視者の一体である。 [[《サファイア・ウィズダム》]]の伴侶であり、彼が創り出した構造を監視することを生きがいとしている。 [[エピソード3背景ストーリー]]終結後の[[サバイバー]]との戦いに参戦。 [[12のプログラム]]の1つである「O.V.E.R.Evo.」の起動によって[[サバイバー]]が超進化した際、彼女が監視者として送り込んでいた[[種族]]が[[サバイバー]]に[[汚染されてしまう>《ダーク・ティアラγ》]]。かわりに[[別の世界の種族>メタリカ]]を監視者として送り込んだが、それすらも[[サバイバー]]に[[取り込まれてしまった>《奇石 アゾールα》]]。 生きがいである監視を邪魔された彼女は[[12のプログラム]]を破壊すべく、[[《サファイア・ウィズダム》]]の居城[[《ヘブンズ・ゲート》]]に侵入。存在しない[[13番目のプログラム>《13番目の計画》]]によって12のプログラムを書き換え、[[サバイバー]]の進化を止めることに成功した。 -[[《ティコラクス》]]の[[フレーバーテキストが初出のカード]]。《ティコラクス》を通じて情報を得ている、という事以外は何の情報も無い謎の存在だった。 同時期の[[フレーバーテキスト]]にのみ登場していた[[《サファイア・ウィズダム》]]とは何らかの関係があると目されていたが、《サファイア・ウィズダム》がカードとして登場し、いくつかの設定が開示されてからも、「サファイア・ミスティ」についての情報は長らく明かされてこなかった。 [[DMEX-18]]で実に18年越しにカードとして登場すると同時に、同弾収録カードの[[フレーバーテキスト]]で設定が明かされている。 -超獣世界で起きた出来事やそれにまつわる考察を「[[ミスティ・レポート]]」として記録しており、[[DM22-EX2]]の[[フレーバーテキスト]]でその一部が確認できる。 ***その他 [#fd5369ee] -デッキ枚数を参照して[[エクストラウィン]]を得る[[テキスト]]は、[[MTG]]の[[《機知の戦い/Battle of Wits》>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A9%9F%E7%9F%A5%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84/Battle_of_Wits]]をオマージュしていると思われる。 --あちらはターン終了時ではなく、[[アップキープ>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%97]]と呼ばれるタイミング(デュエマでいう[[ターン開始ステップ]])で達成される。また要求枚数も''200枚''と非常に多いが、これは[[MTG]]にはデュエマと異なりデッキ枚数上限がそもそも存在しないことに起因する。 -上記の通り超獣世界を常に監視しており、[[その記録>ミスティ・レポート]]の存在も[[明らかになった>DM22-EX2]]ことから、[[デュエチューブ]]で名前が出た、[[フレーバーテキスト]]を記している「ナレーションお姉さん」とは彼女なのではないかという考察もある。 --なお実際に(「ミスティ・レポート」を出典と示していないものの中にも)設定上彼女が記したフレーバーテキストは存在するらしい。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第36話で[[斬札 ウィン]]が[[ウガタ]]戦(デッキ交換)で[[DMEX-18]]版のカードを使用。 [[《超次元リュウセイ・ホール》]]で呼び出され、[[《パーロックのミラクルフィーバー》]]と[[《強欲の王国》>《口寄の化身/強欲の王国》]]のコンボで得た大量のマナで[[エクストラウィン]]した。 **関連カード [#wef1f42e] -[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]] -家族 --夫 ---[[《サファイア・ウィズダム》]] --息子 ---[[《サファイア・ペンダット》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《幻想と伝承の決断》]] --[[《記憶の霧消》]] **[[フレーバーテキスト]] [#a654af81] -[[DMEX-18]]&br;'''[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]が気まぐれに創り出した構造を、伴侶であるミスティは監視することを生きがいとしている。だが、その監視が邪魔された時はその限りではない。''' **収録セット [#u48d6ce3] -illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]] --[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](19b/75) --[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超20b/超38) **参考 [#a0b17f78] -[[サイキック・クリーチャー]] -[[ターン終了ステップ]] -[[バトルゾーン]] -[[マナゾーン]] -[[エクストラウィン]] -[[サイバー・コマンド]] -[[スターノイド]] -[[【緑単Gミスティ】>【緑単Gジョラゴン】#ne6e9fa2]] -[[ミスティ・レポート]] ---- [[公式Q&A]] -カード特性について >Q.''《サファイア・ミスティ》''を[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]の「攻撃する時」の能力で裏返した場合、どうなりますか? A.ルール・プラスは単独ではバトルゾーンに残せないので、墓地に置いてから超次元ゾーンに移動します。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40921]](2022.02.18) &tag(サイキック・クリーチャー,サイキック,クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト7,スターノイド,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,パワー4000,自分のターンの終わり,ターン終了時,40枚以上,エクストラウィン,・,R,レア,背景ストーリー,背景ストーリー:人物,上位存在,MITSUAKI MATSUMOTO);