#author("2023-10-18T14:58:51+09:00","","")
#author("2023-12-01T12:03:22+09:00","","")
*《ティラノ・リンク・ノヴァ》 [#hb90b07b]

|ティラノ・リンク・ノヴァ VR 火文明 (14)|
|呪文|
|''シンパシー'':ティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリット(この呪文を唱える時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のティラノ・ドレイクまたはブレイブ・スピリット1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にはならない)|
|相手は、自分自身のシールドをすべて手札に加える。(相手はその「S・トリガー」を使うことができる)|

[[DM-21]]で登場した[[火]]の大型[[シンパシー]][[呪文]]。

相手の[[シールド]]を全て[[手札]]に加えさせるという豪快な[[能力]]を持つ。
実質[[ブロッカー]]も[[シールド・セイバー]]も完全に無視する[[ワールド・ブレイカー]]なので、決まれば一気に決着をつけられる。

ただし相手は[[S・トリガー]]を使うことができるため、勝負を決められるかは運次第。
その上[[コスト]]も14と規格外の[[サイズ]]、[[シンパシー]]元も大量展開に向かない[[ティラノ・ドレイク]]なため、そもそも普通に[[唱える]]ことが困難である。
その後年月が経ち軽量の[[ティラノ・ドレイク]]もそれなりに見るようにはなったが、さすがに普通に[[唱える]]のは骨だろう。

メインで使う場合は[[《ラッキー・ダーツ》]]等の[[コスト踏み倒し]]を利用するのが手っ取り早いだろう。
[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]や[[《神羅サンダー・ムーン》]]、[[《超神羅ギャラクシー・オペレーションθ》]]や[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]がよく利用される。[[【ブライゼシュート】]]や[[【暴発ミルザム】]]に組み込まれることもある。

非常に派手な[[呪文]]なので、うまく使ってやりたいところである。

**ルール [#qe65ce99]
-相手の[[シールド]]を[[手札]]に加えさせる[[効果]]なので、[[S・トリガー]]は使用可能。

-[[手札]]に加わる[[シールド]]は、同じタイミングで一気に[[手札]]に加わるという裁定である。よって、元々持っていた[[手札]]の[[S・バック]]ならば使用可能である。この時、[[手札]]と[[シールド]]の[[カード]]が混ざらないように注意。

-[[《超神羅ギャラクシー・オペレーションθ》]]などの[[アタックトリガー]]で[[攻撃]]時に[[唱えた>唱える]]場合について。
--相手は使用する[[S・トリガー]]を一旦全て[[解決]]し、その後で[[ニンジャ・ストライク]]などの相手が[[攻撃]]した時に使える[[能力]]を処理する。
--[[《超神羅ギャラクシー・オペレーションθ》]]が[[《至宝 オール・イエス》]]などで[[攻撃]]時に誘発する[[トリガー能力]]を使える場合、[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]と[[《至宝 オール・イエス》]]の[[ハンデス]]を好きな順番で[[解決]]できる。《ティラノ・リンク・ノヴァ》の踏み倒しを先に行った場合、めくれた[[S・トリガー]]を全て処理し、その後[[《至宝 オール・イエス》]]の[[ハンデス]]を[[解決]]する。
--守備側[[プレイヤー]]が出した[[S・トリガー獣]]の[[cip]]は一旦保留され、[[ターン・プレイヤー]]の[[アタックトリガー]]を全て[[解決]]した後で処理する。

-似たような[[能力]]の[[《R.S.F.K.》]]の場合は[[ブレイク]]なので、[[シールド]]は1枚ずつ[[ブレイク]]し、その都度[[S・トリガー]]や[[S・バック]]の確認を行う。混同しないように注意。

-この[[呪文]]の[[効果]]は[[ブレイク]]ではないので、[[《ハッスル・キャッスル》]]や[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]の身代わり[[能力]]など、[[ブレイク]]時に発生する[[能力]]は誘発しない。

-[[S・トリガー]]を使うのはこの[[呪文]]の[[効果]]を全て[[解決]]した後である。[[《DNA・スパーク》]]などで[[シールド]]が新たに追加された場合、そのシールドを手札に加えさせることは出来ない。

**その他 [#d49adfc6]
-同系統の呪文に[[《インビンシブル・フォートレス》]]が存在する。そちらは3枚限定[[シールド焼却]]で[[シンパシー]]もないため、好みによって選択することになる。[[1ショットキル]]を狙うならこちらがいいが、手撃ちも視野に入れるならあちらの方がいいだろう。
--その後[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]や[[《アルティメット無法伝説》]]といった超大型ブレイク呪文が登場。彼方はタップされているクリーチャーをほぼ確実に殴り倒せる様になるが、味方クリーチャーが1体もいなくても効果を発揮できる分、[[《ラッキー・ダーツ》]]との相性では此方が勝る。

-[[ティラノ・ドレイク]]を大量展開し[[シンパシー]]を利用して[[唱え>唱える]]られることがほとんどないのははっきり言って皮肉である。[[シンパシー]]を利用するなら[[《闘竜死爵デス・メンドーサ》]]等を入れた[[コントロール]]系の[[ティラノ・ドレイク]][[デッキ]]を作るのがいいだろう。

-[[DMR-08]]で登場した[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]とは非常に相性が良い。[[デッキ]]に入れられるカードの中では[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]、[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]に次ぐコストの高さを誇るため、[[鬼羅丸>《超絶奇跡 鬼羅丸》]]の[[能力]]による[[ガチンコ・ジャッジ]]でめくる事が出来れば、ほぼ確実に唱えられる。

-[[《アーク・リンク・スパーク》]]とは正反対の[[呪文]]と言える。そちらは大量展開に適した[[アーク・セラフィム]]が[[シンパシー]]の対象となっているのに、同[[サイクル]]の中では最も[[軽い]][[呪文]]である。

-[[不死鳥編]]で登場した時点では[[《インビンシブル・フォートレス》]]などを抜いて[[マナコスト]]の高さでは1位だった。その後、17[[コスト]]の[[《ゴウケンオー 〜剣々轟々〜》]]に抜かれた。[[呪文]]では[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]に抜かされた。

-[[コンボデッキ]]を中心に一定の需要があるカードだが、初登場以来[[再録]]されておらず、長らく[[絶版]]であった。肝心の[[ティラノ・ドレイク]]のプッシュは完全に終了してしまったことにより、一応はティラノ・ドレイクサポートであるこのカードの再録がしづらくなってしまったのだろう。実際にこのカードが[[ティラノ・ドレイク]]デッキに積まれることは皆無なのだが。
--後に[[DMEX-15]]で初の[[再録]]。イラストにはアニメ「デュエル・マスターズ フラッシュ」の主人公[[夢実 テル]]と姉のココロが描かれている。なお、同エキスパンションで「フラッシュ」が描かれたカードはこのカードのみである。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#o30cdb67]

|ティラノ・リンク・ノヴァ VR 火文明 (14)|
|自分のティラノ・ドレイクが5体以上あれば、唱えるコストを10少なくする。ただし、コストは1より少なくならない。|
|相手のシールドをすべてブレイクする。|

[[DMPP-09EX]]で実装。シンパシーが消去され、ティラノ・ドレイクが5体以上いれば4マナで唱えられるようになった。

TCG版は段階的に唱えるコストが軽くなっていくが、デュエプレでは途中までは無反応だが突然実用的に唱えられるコストまでガクッと下がる調整となった。[[天才シンパシー]]が、実質7体以上出せば実用的なコストになるという意味では似ているかもしれない。

TCG版同様、[[ティラノ・ドレイク]]は一切入れず、[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]で放つという手段も可能となっている。その場合、気がかりとなるのは[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[ワンショット]]対策の[[S・トリガー]]がそのまま流用できてしまうことだろうか。
安全に勝ちたいなら[[《インビンシブル・フォートレス》]]の使用を優先したい。

-さりげなく、シールドをブレイクすることになっている。その変更で影響のあるカードは[[DMPP-09EX]]時点で[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]に限られるが、今後[[《神人類 ヨミ》]]のようなカードが出た場合や、[[レジェンドバトル]]でブレイクでトリガーするスキルが登場した場合には注意が必要。
-さりげなく、シールドをブレイクすることになっている。その変更で影響のあるカードの代表例は[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]、[[《神人類 ヨミ》]]など。また、[[レジェンドバトル]]でブレイクでトリガーするスキルが登場した場合には注意が必要。

-自身だけでは絶対に下限まで到達しないのに「ただし、コストは○より少なくならない」と書かれている珍しいカードである。また、デュエプレで「このカードの持つ文明の数より少なくならない」でないのは初である。
//その2つを組み合わせて考えると、[[《希望のジョー星》]]+[[《ゼロ・ルピア》]]の呪文版((要するに、「ただし、コストは0より少なくならない。」と書かれていない呪文の[[コスト軽減]]効果。[[《王機聖者ミル・アーマ》]]など、一般的な呪文の[[コスト軽減]]では下限に関するテキストがあるため、そこがストッパーになってしまう。))の実装を予定でもしているのだろうか? その2つ以外が同時に出ない限り、この呪文の「ただし、コストは1より少なくならない。」は全く意味をなさない。

-サイクル中唯一[[DMPP-09EX]]で登場した。[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]から唱えてほしいということだろうか。

-デュエプレでは[[魂>ブレイブ・スピリット]]は[[竜>ティラノ・ドレイク]]へと統合されてしまっているが、[[フレーバーテキスト]]はTCG版からそのままである。

**[[サイクル]] [#sc39e1c6]
[[DM-21]]の[[シンパシー]][[呪文]]。
-[[《アーク・リンク・スパーク》]]
-[[《グレート・リンク・テクノロジー》]]
-[[《デビル・リンク・タブー》]]
-''《ティラノ・リンク・ノヴァ》''
-[[《ドリーム・リンク・ファーム》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n05af51c]
-[[DM-21]]、[[DMPP-09EX]]
'''[[竜>ティラノ・ドレイク]]の炎と[[魂>ブレイブ・スピリット]]の炎。二つの炎が合わさるとき、[[全て>シールド]]を[[消滅>ブレイク]]させる光が生まれる。'''

**収録セット [#caaf8d7a]
***[[デュエル・マスターズ]] [#k927c2c8]
-illus.[[hippo]]
--[[DM-21 「不死鳥編 第3弾 封魔王の系譜(ヒストリー・オブ・デビル・ノヴァ)」>DM-21]]
-illus.[[hippo]]/[[ShoPro]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](43/50)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#fb47ac96]
-illus.[[hippo]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#rdb51ad6]
-[[シンパシー]]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[ブレイブ・スピリット]]
-[[シールド回収]]
-[[ワールド・ブレイカー]]

&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト14,シンパシー,シンパシー:ティラノ・ドレイク,ティラノ・ドレイクサポート,シンパシー:ブレイブ・スピリット,ブレイブ・スピリットサポート,擬似ブレイク,・,VR,ベリーレア,hippo,ShoPro,呪文 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト14 (デュエプレ),ティラノ・ドレイクサポート (デュエプレ),5体以上 (デュエプレ),コスト軽減 (デュエプレ),効果ブレイク (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),hippo (デュエプレ));