#author("2024-03-24T22:05:45+09:00","","") #author("2024-03-24T22:06:22+09:00","","") *《ドンドン&ruby(ボルカニッ){火噴};くナウ》 [#ddea7bc2] |ドンドン火噴くナウ R 水/火/自然文明 (5)| |呪文| |''S・トリガー''| |自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、1枚を手札に加え、残りの1枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたカード以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。| [[DMRP-17]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。 [[DMRP-17]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[S・トリガー]]の[[呪文]]。 [[《天災 デドダム》]]と同じく山札の上から3枚見て、[[手札]]・[[マナゾーン]]・[[墓地]]に1枚ずつ振り分ける。 [[文明]]は、[[手札補充]]の[[水]]、[[マナ加速]]の[[自然]]までが共通で、《デドダム》の場合はそれプラス[[墓地肥やし]]の[[闇]]の3色だった。 こちらは、結果としては同じく墓地肥やしだが、[[コスト火力]]の疑似[[ディスカード]]として[[火]]としての効果になっている。 比較対象となるのは、手札とマナを潤し条件付き除去を持つ[[《ドンドン水撒くナウ》]]。[[S・トリガー]][[呪文]]という点でも共通している。 あちらは水/自然の2色のため[[青黒緑]]などに適合している点と[[マナ回収]]ができる点が特徴で、こちらは[[除去]]が[[バウンス]]ではなく[[破壊]]である点や山札を3枚掘り進められる点、[[青赤緑]]3色の[[マナ基盤]]となり[[【5色コントロール】]]などに適している点で、両方投入するのもいいかもしれない。 -[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]との相性は最高の一言。これを1回唱えるだけで[[コスト踏み倒し]]先を最大3枚補充できる上に、[[着地置換効果]]や[[出せない]][[効果]]による[[コスト踏み倒しメタ]]を事実上全種類処理できる。 -一見すると[[【4色デッドダムド】>【青黒緑デッドダムド】]]や[[【4色万軍投モモキング】>【4色万軍投】#z313e1c0]]の強化札だが、あちらはただでさえ[[多色]]が多いため、[[タップイン]][[事故]]に悩まされる。 **ルール [#r6ea3073] -相手クリーチャーの破壊は[[強制]]である。相手のクリーチャーを破壊したくないなら、手札やマナに置きたいコストの小さいカードでも、破壊しなくて済むように墓地に置かざるを得ないということが考えられる。 --[[ツインパクト]]カードを捨てる場合、どちらか一方の面のコストのみを参照する。わざと小さいほうのコストを参照することで、相手のクリーチャーを破壊せずに残すことができる。 -処理が似ている[[《天災 デドダム》]]とはカードを置く順番が異なる。[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がいる場合、[[《天災 デドダム》]]ならカードを手札に加えることができるが、《ドンドン火噴くナウ》ではカードを手札に加えることはできない。 -[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がいる場合、墓地に置こうとしたカードのコストを参照することはできない。 --かつては山札から墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルすると、[[非公開ゾーン]]から非公開ゾーンの移動だから相手にコストを見せることができないという根拠で破壊できなかった。 --その後、別の[[裁定変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31661/]]で「墓地に置いたカード」というテキストは実際に墓地に置かれている必要があると定義された。つまり、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の状況に加え、非公開ゾーンから[[公開ゾーン]]の移動であっても《ドンドン火噴くナウ》の破壊効果は使えないということとなる。 ---具体的には、[[《神々の地 ディオニソス》]]でクリーチャー・カードが山札から墓地に置かれるかわりにマナゾーンに置いて、墓地に置かれた事実がない場合《ドンドン火噴くナウ》の破壊が使えない。 **環境において [#y23afc58] 登場早々これをフル投入した[[【5色コントロール】]]が実績を残した。[[DMRP-17]]発売後のトップメタとなった[[【5色コントロール】]]の主要パーツとしての地位を獲得。 邪魔な[[メタ]][[クリーチャー]]を[[破壊]]しながらカードを[[手札]]に加えたり[[墓地]]に落とせる点が優秀で、[[《天災 デドダム》]]と合わせて[[マナブースト]]のついでのように墓地を肥やせるため[[《襲来、鬼札王国!》]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]による[[リアニメイト]]戦術が[[【5色コントロール】]]に組み込まれるきっかけになったと言える。 その仕事量の多さから、4枚投入されることも珍しくない。 [[DMEX-16]]期には[[《クール・ビューティー》]]型[[【ライベルモットループ】]]においても[[リソース]]要員兼[[メタ]][[カード]]処理役として使われるようになった。マナ管理がシビアなため多色が敬遠されやすい[[【ライベルモットループ】]]においてすらも3枚も投入されることもあり、その事からもこのカードの汎用性の程が分かる。 **アニメにおいて [#se0b778a] -アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第8話で[[ハイド]]が[[ボルツ]]戦(初戦)で使用。[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]にブレイクされたシールドから[[S・トリガー]]で唱えて、[[《森海縫合 デスブレード・オリオン》]]をマナに、[[《Disノメノン》]]を手札に、[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]を[[墓地]]に置き、効果で《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》を破壊した。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第4話で散らばった[[ランナー]]のカードの中に[[DMBD-19]]版のこのカードがあり、続く第5話での[[斬札 ウィン]]とのデュエマでランナーのマナゾーンに置かれていた。 **その他 [#x03438e4] -元になったカードは[[《''ドンドン''水撒''くナウ''》>《ドンドン水撒くナウ》]]と[[《''ボルカニッ''ク・アロー》>《ボルカニック・アロー》]]。[[イラスト]]には[[《恋愛妖精アジサイ》]]に似た妖精と、[[《ボルカニック・アロー》]]に撃たれているサメが描かれている。 ただし[[《ボルカニック・アロー》]]とは[[除去]]の方式が大きく異なる。 --20thレア版の[[フレーバーテキスト]]を見るに、イラストの[[スノーフェアリー]]は《情熱妖精ヒガンナ》という[[クリーチャー]]なのだろう。 ---そのフレーバーテキストからは、妹の[[《恋愛妖精アジサイ》]]を溺愛しており、妹に付く悪い虫を追い払おうと必死な様子が窺える。 ---《情熱妖精ヒガンナ》のモチーフはヒガンバナと思われる。花言葉は「情熱」、また花の形が燃え盛る炎のように見えることから、「家に持って帰ると火事になる」という迷信がある。 -[[公式Twitter>https://twitter.com/t2duema/status/1374648430954438656]]及び[[デュエチューブ>https://youtube.com/post/Ugzf8njhRlYu191ezTJ4AaABCQ]]ともに「3マナ」と誤植された。能力が[[《天災 デドダム》]]に近いことが原因だろう。 **関連カード [#l9d8e82e] -[[《''ドンドン''水撒''くナウ''》>《ドンドン水撒くナウ》]] --[[《フェアリー・シャワー》]] -[[《''ボルカニッ''ク・アロー》>《ボルカニック・アロー》]] -[[《無敵死神ヘックスペイン》]] -[[《天災 デドダム》]] -[[《パイレーツ・チャージャー》]] **[[フレーバーテキスト]] [#m4e69fc0] -[[DMRP-17]](通常版)&br;'''[[恋する妖精>《恋愛妖精アジサイ》]]は大地に潤いを与える。情熱的な妖精は灰すら残さない。''' -[[DMRP-17]](8A/20)&br;'''妹LOVE![[アジサイ>《恋愛妖精アジサイ》]]ちゃんに近づくヤツは、みんなも~えろ~! ――情熱妖精ヒガンナ''' -[[DMBD-19]]&br;'''ゲームが中盤以降にもつれ込んだ時は、単体で[[“覇道”>《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]を[[B・A・D]]の8マナで召喚する選択肢もあります。序盤に[[コンボ]]を決め損ねた時は、[[マナを増やしていく>マナブースト]]ことも意識していきましょう。''' -[[DM22-EX1]]&br;'''灰になってもしらんぞ。&br; ―― ヒガンナを怒らせるなという意味の[[スノーフェアリー]]に伝わる古い言い回し''' -[[DMART-03]]&br;'''行くよっ、[[アジサイ>《恋愛妖精アジサイ》]]ちゃん! -情熱妖精ヒガンナ&br;はい、お姉様! -[[恋愛妖精アジサイ>《恋愛妖精アジサイ》]]''' -[[DM23-BD6]]&br;'''[[お母様>《慈愛妖精カーネ》]]!いくら私でもお母様には負けるよ! -情熱妖精ヒガンナ''' **収録セット [#zc38d7f0] -illus.[[sarmat]] --[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](29/95)、(8A/20)、(8B/20) --[[DMBD-19 開発部セレクションデッキ「火水覇道」>DMBD-19]](10/14) --[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](超33/超50) --[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](44/60) --[[DMART-03 「神アート フェアリー・ライブラリー」>DMART-03]](2/5)(新規イラスト) -illus.[[HIRO”WO”NORI]] --[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超25/超38) --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P29/Y20) (P58/Y20) **参考 [#m9986091] -[[青赤緑]] -[[呪文]] -[[S・トリガー]] -[[見る]] -[[マナブースト]] -[[手札補充]] -[[墓地肥やし]] -[[コスト火力]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の効果について >Q.''《ドンドン火噴くナウ》''を唱えた際、効果で見た3枚の中に[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]がありました。これを墓地に置く場合、相手のコスト8以下のクリーチャーを破壊できますか? %%A.その場合でも、相手のコスト8以下のクリーチャーを1体破壊できます。&br;まず、見ている3枚の中から1枚をマナゾーンに置き、次にもう1枚を手札に加えます。その後、残った[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を墓地に置く際に、置換効果で墓地にあったカードと[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を山札に加えてシャッフルします。それらの処理が終わった後、''《ドンドン火噴くナウ》''を墓地に置きます。%% //[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41295]](2022.5.20) A.いいえ、この場合、相手クリーチャーは破壊できません。墓地に置こうとしたカードが置換効果などによって墓地に置かれなかった場合、それを「こうして墓地に置いたカード」として参照することはできません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41295]]([[2022.9.14裁定変更:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31661]]) >Q.[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がバトルゾーンにいる状況で''《ドンドン火噴くナウ》''を唱えました。どうなりますか?&br;類似例:[[《禁術のカルマ カレイコ》]] A.[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の能力で、山札の上からカードをマナゾーンに置こうとした際、かわりに山札をシャッフルします。見ていたカードも参照できなくなるので、手札にも墓地にもカードを置けず、相手のクリーチャーも破壊できずに処理が終了します。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41296]](2022.5.20) >Q.相手の[[《星空に浮かぶニンギョ》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分が''《ドンドン火噴くナウ》''を唱えて、見ている3枚のうち1枚をマナゾーンに置く際、かわりに墓地に置きました。&br;その後、1枚を手札に加え、残りの1枚を墓地に置きました。&br;見ている3枚のうち2枚を墓地に置いたのですが、自分は相手のクリーチャーを2体破壊しますか? A.いいえ、その場合でも、破壊できるのは最後に墓地に置いたカード以下のコストを持つクリーチャー1体だけです。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43960]](2023.10.20) &tag(呪文,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト5,S・トリガー,山札確認,サーチ,マナブースト,墓地肥やし,コスト参照,火力,単体火力,コスト火力,除去,単体除去,破壊,単体破壊,R,レア,sarmat,HIRO”WO”NORI);