#author("2024-10-13T05:42:08+09:00","","") #author("2024-10-18T00:53:40+09:00","","") *《ネオ・ブレイン》 [#wf227ce0] |ネオ・ブレイン P(UC) 水文明 (4)| |呪文| |''S・トリガー''| |S・トリガー| |カードを2枚引く。| [[全方位カードファイルMAX付録>プロモーション・カード]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。 海外で先に登場した[[《サイバー・ブレイン》]]の[[調整版]]である。 [[コスト論]]的には適正な[[カード]]であるが、[[ドロー]]は[[S・トリガー]]の有無よりも手打ちの[[コストパフォーマンス]]が良い[[《エナジー・ライト》]][[《トリプル・ブレイン》]]が優先されることが多く、あまり使われなかった。 [[《サイバー・ブレイン》]]亡き後を担った[[《エナジー・ライト》]]とは1[[コスト]]の差が大きく、自分が後攻の場合だと[[《解体人形ジェニー》]]などで[[ハンデス]]されてしまう可能性がある。 2[[コスト]][[マナブースト]]からは繋がるものの[[《エナジー・ライト》]]でも困るわけではなく、3[[コスト]][[ブースト]]からは[[《トリプル・ブレイン》]]の方がかみ合わせが良い。 4[[コスト]]というのも競争率の高い[[コスト]]帯で、 -[[ブロッカー]]が欲しい[[デッキ]]では[[《スペース・クロウラー》]] -[[マナカーブ]]を重視する[[デッキ]]では[[《ブレイン・チャージャー》]] -[[ビートダウン]]では[[《フォーチュン・ボール》]]や[[《ジェスター・ブレイン》]] -[[多色]]が多い[[デッキ]]では[[《プリズム・ブレイン》]] -[[クリーチャー]]と[[呪文]]が同程度の割合で入っている、あるいは[[クロスギア]]や[[城]]を割と多めに積んでいる場合は[[《フォーチュン・スロット》]] …と[[デッキ]]に応じて使いやすい[[カード]]が多く存在し、それらから[[スロット]]を奪う事は難しい。 [[《デーモン・ハンド》]]などと比べると、[[除去]][[カード]]ではないので[[【速攻】]]や[[ビートダウン]]相手に[[S・トリガー]]でめくれても[[メリット]]が少ない。 [[ニンジャ・ストライク]]などを引ける可能性はあるが。 もっとも、[[《マーシャル・クイーン》]]や[[《天空の精霊インパクトリガー》]]など、[[S・トリガー]]の扱いに長けた[[カード]]もあり、そちらと組み合わせて使う事も考えられる。 [[S・トリガー]]というあまりかみ合わせの良くないオプションで中途半端に重くなってしまったことが、この[[呪文]]の最大の不幸と言えるだろう。 積極的に使う[[カード]]ではないが、使用にあたっては、[[S・トリガー]]を活用する方法を考えたいところである。 [[DMD-13]]では、この[[カード]]と[[《グシャット・フィスト》]]を[[モード]]で使い分けることができる[[《伝説の秘法 超動》]]が登場。 [[単色]]か[[多色]]かの違いはあるが、同じ[[コスト]][[S・トリガー]]持ちであり、あちらは状況に応じて3000[[火力]]を放てるため、さらに肩身が狭くなってしまった。 [[DMR-17]]で[[《サイバー・ブック》]]が登場し、更に[[DMRP-03]]では[[《次元波導魔法 HAL》]]が登場した。これらの[[上位互換]]によって、このカードはほぼ立場を失った。 だが当時のテキストでは引く枚数が選べるという点で、これらのカードの[[完全下位互換]]ではなかった。 その後、[[DMRP-06]]にてこの呪文を内包した[[ツインパクト]]カード、[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]が登場。後述のルールにもあるようにテキスト変更が行われ、ツインパクトではないこのカードもぴったり2枚引かないといけなくなった。 とはいえ元々この呪文自体、登場当初から他のドロー呪文に遅れを取りやすいこともあり今更ドロー数調整ができなくなろうと関係ない。更にネオンクスには[[クリーチャー]]面が[[名称カテゴリ]]「''[[ブレイン]]''」をもつ呪文に反応して強力な[[能力]]を発動するので、2つの意味でもこの呪文が使われることは増えるだろう。COLOR(gray){ただ、それは呪文のみであるこのカードを使う意味がほとんど無くなったとも言える。} さらに追い打ちをかけるように2022年7月1日付で[[殿堂入り]]だった[[《サイバー・ブレイン》]]の殿堂解除が施行。とうとうこちらを使うメリットがなくなってしまい、完全に立場が無くなったと言えるだろう。 **ルール [#h5845034] 実際のカードでは能力が次のようになっている。 |カードを2枚まで引く。| [[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]の呪文面とテキストが異なるが、公式Q&Aでは[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]の呪文面のテキストに合わせるように案内されている(2020年2月26日発表)。[[ドロー]]枚数が固定になったため、事実上の[[ナーフ]]である。 通常、カードテキストに[[エラッタ]]が入る時は、テキストに不備があったり、[[裁定]]変更などによってルール上の混乱を防ぐなど、それなりの理由があるのだが、このカードにはそれがない。 -このような事例は、他に[[《父なる大地》]]がある。 --[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]の不備を修正するコストと天秤にかけた結果なのかもしれない。その場合[[《父なる大地》]]の意図的な弱体化とは事情が全く異なる。 >Q.ツインパクトの[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》>《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]と昔の呪文のみの[[《ネオ・ブレイン》]]でテキストが異なっていますが、どちらが正しいですか? A.新しい方のカードのテキストに従い、[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》>《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]のテキストに合わせてください。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33300/]] **その他 [#v707168a] -初登場時は「限定」であったことが強調されていたのだが、後に普通に[[再録]]されている。また、初登場時の[[イラスト]]に写っているのは[[《ソピアン》]]である。 -[[《サイバー・ブレイン》]]の[[プレミアム殿堂]]によって同[[コスト]]のこの[[カード]]の使用率が上がると思われたが、実際は前述の同[[コスト]][[ドローソース]]の[[スロット]]を奪えず、使用されることはほとんどなかった。 -漫画「SX」番外編にて、元気店長が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用している。 -[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[BASIC]]に収録されている。 **関連カード [#qc1f136e] -[[《サイバー・ブレイン》]] -[[《エナジー・ライト》]] -[[《フォーチュン・スロット》]] -[[《サイバー・ブック》]] -[[《レインボー・スパーク》]] -[[スーパー・S・トリガー]]版 --[[《次元波導魔法 HAL》]] -[[ツインパクト]]版 --[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]] --[[《ブルックス・ザ・シルバー/ザババン・ライト》]] --[[《カシス・オレンジ/♥応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》]] -[[GR召喚]]版 --[[《超ブレイン a.k.a. 発電》]] **[[フレーバーテキスト]] [#j643dcb8] -[[DMC-24]]、[[プロモ>プロモーション・カード]](P10/Y3)、[[BASIC]] '''[[知>手札]]は最も偉大な力なり!''' -[[DM-18]]、[[DMC-31]] '''未来を掴みとれ!''' **収録セット [#ge2547e1] ***[[デュエル・マスターズ]] [#i666a497] -illus.[[Dreamwave]] --[[DMC-24 「イリュージョンブルー1/2デッキ」>DMC-24]](14/43) --[[プロモーション・カード]](P10/Y3) -illus.[[hippo]] --[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]](65/140) --[[DMC-31 「グレートメカオー・イレイザー1/2」>DMC-31]](10/21) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#z936a50d] -illus.[[Dreamwave]] --[[BASIC]](実際に使われているのは[[DM-18]]版の[[hippo]]氏のイラスト) **参考 [#w3c3c390] -[[水]] -[[呪文]] -[[S・トリガー]] -[[ドロー]] -[[調整版]] -[[ブレイン]] -[[名称カテゴリ]] &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト4,S・トリガー,ドロー,《ネオ・ブレイン》,ブレイン,・,終音「ん」,P,レアリティなし,UC,アンコモン,Dreamwave,hippo,呪文 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),ドロー (デュエプレ),BASIC (デュエプレ),ベーシック (デュエプレ),Dreamwave (デュエプレ));