#author("2024-05-23T18:28:15+09:00","","")
#author("2024-06-13T15:19:47+09:00","","")
*《パラダイス・アロマ》 [#v8f2141d]

|パラダイス・アロマ C 水文明 (3)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス 2000|
|G・ゼロ:バトルゾーンにサイバーロードがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|

[[DM-16]]で登場した[[サイバー・ウイルス]]。

[[G・ゼロ]][[サイクル]]の[[水]]担当で、[[サイバーロード]]を参照[[種族]]とする。

[[サイクル]]の中でも参照[[種族]]の[[コスト]]がかなり低いのが利点。[[《エメラル》]]や[[《電磁封魔ルチアーノ》]]などの、2マナ[[サイバーロード]]などと組み合わせることで文字通り「ウイルス」の如き速度で2[[ターン]]目から展開していくことができる。
また、前述の[[サイバー]][[進化]]との相性が良く、特に[[《エンペラー・ティナ》]]とは非常に[[シナジー]]が強い。[[G・ゼロ]]で出して[[進化元]]にすれば1マナで[[召喚酔い]]しないアタッカーを用意できる。

[[G・ゼロ]]で参照するのは[[サイバーロード]]だが、自身は[[サイバー・ウイルス]]である点には注意。例えば[[《アストラル・リーフ》]]の[[進化元]]にしようとすると、[[デッキ]]の[[サイバーロード]]と[[サイバー・ウイルス]]の比率の調整が難しくなってしまう。

[[サイバーロード]]を主軸にしつつ、[[サイバー]]の繋がりでこの[[カード]]の[[種族]]も活かせるような[[デッキ]]で採用するのが望ましい。
[[水]]の[[クリーチャー]]を[[進化元]]にする[[進化クリーチャー]]も多いので、それらの[[種]]にするのもいいだろう。

**ルール [#uce35996]
-実は''相手の[[サイバーロード]]も対象に含まれる。''[[ミラーマッチ]]では意表が付けるかもしれない。

-[[DMC-55]]の時点で「サイバーロードが1体でもあれば」から「サイバーロードがあれば」に改訂されている。そのため、[[DM-16]]版もそのテキストとして扱い、[[サイバーロード]]の[[タマシード]]でも[[G・ゼロ]]が使用可能になる。

**環境において [#j1808d24]
[[転生編]]で登場するが、当時は実戦レベルの[[サイバーロード]]が[[《エメラル》]]や[[《アクアン》]]や[[《コーライル》]]くらい。サイズの小さいこの[[カード]]をわざわざ[[G・ゼロ]]で出す旨味が少なく、表立って使われることは稀だった。

[[極神編]]末期から[[戦国編]]にかけては[[《クゥリャン》]][[《斬隠テンサイ・ジャニット》]][[《チェレンコ》]][[《エンペラー・マルコ》]]など優良[[クリーチャー]]が徐々に増え、この[[カード]]が注目されることもあった。

[[神化編]]に入ると[[DM-32]]で[[サイバー]][[進化]]が登場し、新型の[[【青単速攻】]]である[[【サイバー青単】]]が成立。[[《電磁封魔ロッキオ》]][[《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》]][[《電磁封魔ルチアーノ》]]などの2[[マナ]][[サイバーロード]]が何体も登場し、一気に[[G・ゼロ]]が使いやすくなった。

[[《エンペラー・ティナ》]]や[[《エンペラー・マリベル》]]らは[[進化元]]に[[サイバー]]を指定しているため、[[サイバー・ウイルス]]のこの[[カード]]を[[進化元]]にできる点も相性がよかった。

また、同じく[[サイバー]]を[[進化元]]にする[[《超電磁トワイライトΣ》]]も登場。[[手札]]と[[バトルゾーン]]の[[サイバー]]を入れ替える[[能力]]を活用するために採用された。こちらは[[環境]]レベルとはいえなかったものの、面白い動きをする[[デッキ]]として知られた。

[[【サイバー青単】]]での恐るべき展開力を評価され、2010年5月15日付で[[殿堂入り]]。[[環境]]から脱落することとなった。

その後[[インフレ]]が進み、[[【速攻】]]の[[カードパワー]]が[[神化編]]当時とは比べものにならないほど高くなっていった。
仮に[[殿堂解除]]したところで[[【サイバー青単】]]は[[環境]]に太刀打ちできないだろうといわれることも多くなり、[[プレイヤー]]からは[[殿堂解除]]の候補として名前が挙がるようになっていった。

そのような状況が何年か続き、遂に2022年7月1日付で[[殿堂解除]]となった。[[【サイバー青単】]]の[[ドローエンジン>ドローソース]]であった[[《海底鬼面城》]]が[[殿堂入り]]しているのも決め手の1つだろう。

殿堂解除までの間に[[《パラディソ・シエル》]]という相棒を手に入れている。バトルゾーンにこのクリーチャーを2枚置いておけばそちらのデメリットを帳消しにすることができる。そちらでバウンスしてもG・ゼロのおかげですぐに再展開できるためである。

**他のカード・デッキとの相性 [#tc24d525]
-[[G・ゼロ]]で出せる[[サイバー]]ということで[[《超電磁トワイライトΣ》]]との相性は抜群。手軽に[[サイバー]]の頭数を稼ぐのに便利なので[[【トワイライトΣ】]]では[[必須カード]]となっている。

-[[《パルタン》]]とも[[シナジー]]し、ノー[[コスト]]で[[手札]]が[[《スパイラル・ゲート》]]に変化する。

-[[DMX-11]]にて[[コスト]]1の[[サイバーロード]]である[[《トロン》]]が登場。これによってこの[[クリーチャー]]を1[[ターン]]目に場に出すことも可能になった。

**その他 [#x3be9f5f]
-[[DMC-55]]に[[再録]]された[[カード]]の中で、何故かこの[[カード]]だけ[[フレーバーテキスト]]が元の物と同じ。&br;元々の[[フレーバーテキスト]]自体が自身の[[能力]]を表現していたため、変更する必要が無いと捉えられたか。

-[[DMX-22]]で[[再録]]された際の[[フレーバーテキスト]]では、[[殿堂解除]]を許されなかったことを、[[調整版]]である[[《無重力 ナイン》]]にダメ出しされてしまった。
--もっともその6年後に殿堂解除されることになったため永遠に許されなかったわけではなかった。

-[[DMEX-08]]の[[フレーバーテキスト]]では[[G・ゼロ]]の強力さについて書かれているが、同時に[[DMEX-08]]当時のラスボスである[[《零龍》]]の強さとも掛かっていると思われる。

-この[[クリーチャー]]の[[カードイラスト]]には背後に赤ん坊のような姿の[[サイバーロード]]の姿が見て取れる。[[フレーバーテキスト]]通りに「[[サイバーロード]]あるところ、パラダイス・アロマあり。」である。なお、この個体は既存の[[サイバーロード]]ではないようである。

-[[DM-16]]の[[G・ゼロ]]持ち[[コモン]][[クリーチャー]][[サイクル]]は[[転生編]]で新登場した[[種族]]を持っているが、このカードのみは例外で[[スプラッシュ・クイーン]]ではない。その結果[[【サイバー青単】]]では強力なクリーチャーとなった。[[スプラッシュ・クイーン]]の場合は[[《マーシャル・クイーン》]]の進化元としてまた異なる活躍を見せていたのだろうか。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#wc69d979]
[[レアリティ]]が[[アンコモン]]になった。

***最新版テキスト [#gcda02b0]
|パラダイス・アロマ UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス 2000|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のサイバーロード1体以上|

[[DMPP-26]]で[[再録]]。[[G・ゼロ]]の条件が弱体化されていたのが、「自分のサイバーロード1体」に上方修正され、パワーもTCG版と同じまで戻った。

ほぼTCG版と同じではあるが、相手のサイバーロードや、TCGにおける[[タマシード]]といった非クリーチャーのサイバーロードがあったとしても[[G・ゼロ]]はできないため、厳密には少し異なる性能である。
再録時点でのデュエプレには、非クリーチャーのサイバーロードは存在しないため、その点はあまり気にならないか。

***2024年5月23日メンテナンス前のテキスト [#gff8732f]
|パラダイス・アロマ UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス 1000|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のサイバーロード2体以上|

[[DMPP-06]]で実装。
パワーが1000下がり、[[G・ゼロ]]の条件が「自分のサイバーロード2体」と厳しくなった。
4枚使える[[《アストラル・リーフ》]]の存在や今後の[[サイバーロード]]のプッシュのされ方次第では本家に勝るとも劣らない展開力を見せてくれるだろう。

-[[DMPP-13]]では[[【サイバービートダウン】>【サイバービートダウン】 (デュエプレ)]]が成立したが、[[New Division]]では使用不可である。[[All Division]]でも多面展開要員には同時期に流行している[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]対策の[[《地獄スクラッパー》]]などが刺さってしまう逆風が吹いている。進化元としても、このデッキでは[[《エンペラー・マルコ》]]のため[[サイバーロード]]を多く採用したく、[[サイバー・ウイルス]]から進化できるクリーチャーはあまり採用されない。

**[[サイクル]] [#w183e7a0]
[[DM-16]]の[[G・ゼロ]]持ち[[コモン]][[クリーチャー]]。
-[[《巡霊者ウェビウス》]]
-''《パラダイス・アロマ》''
-[[《マッド・ギター》]]
-[[《北風の騎手フォッカー》]]
-[[《式神ブゥ》]]

**関連カード [#ua115d60]
-[[《無重力 ナイン》]]
-[[《アロマの海幻》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ybc81f98]
-[[DM-16]]、[[DMC-55]]、[[DMPP-06]]&br;'''[[サイバーロード]]あるところ、パラダイス・アロマあり。'''
-[[DMX-22]]&br;'''貴様は[[戻ってこれなかった>殿堂解除]]ようだな! ---[[無重力 ナイン>《無重力 ナイン》]]'''
-[[DMEX-08]]&br;'''最強の力、それはゼロ。'''
-[[DMPP-26]]&br;'''サイバーロードあるところ、パラダイス・アロマは[[帰ってくる>再録]]。'''
-[[DMPP-26]]&br;'''[[サイバーロード]]あるところ、パラダイス・アロマは[[帰ってくる>再録]]。'''

**収録セット [#e60404a1]
***[[デュエル・マスターズ]] [#u808eb6d]
-illus.[[Nottsuo]]
--[[DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」>DM-16]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](296/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#tcd7bdea]
-illus.[[Nottsuo]]
--[[DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」 >DMPP-06]]
-illus.[[otumami]]
--[[DMPP-26 「天魔命導 -MIRACLE REVOLUTION-」>DMPP-26]]

**参考 [#t82192a2]
-[[サイバー・ウイルス]]
-[[G・ゼロ]]
-[[バトルゾーン]]
-[[サイバーロード]]
-[[【サイバー青単】]]
-[[殿堂入り]]

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