《パラダイス・アロマ》
G・ゼロサイクルの水担当で、サイバーロードを参照種族とする。 サイクルの中でも参照種族のコストがかなり低いのが利点。《エメラル》や《電磁封魔ルチアーノ》などの、2マナサイバーロードなどと組み合わせることで文字通り「ウイルス」の如き速度で2ターン目から展開していくことができる。 G・ゼロで参照するのはサイバーロードだが、自身はサイバー・ウイルスである点には注意。例えば《アストラル・リーフ》の進化元にしようとすると、デッキのサイバーロードとサイバー・ウイルスの比率の調整が難しくなってしまう。 サイバーロードを主軸にしつつ、サイバーの繋がりでこのカードの種族も活かせるようなデッキで採用するのが望ましい。 ルール
環境において転生編で登場するが、当時は実戦レベルのサイバーロードが《エメラル》や《アクアン》や《コーライル》くらい。サイズの小さいこのカードをわざわざG・ゼロで出す旨味が少なく、表立って使われることは稀だった。 極神編末期から戦国編にかけては《クゥリャン》《斬隠テンサイ・ジャニット》《チェレンコ》《エンペラー・マルコ》など優良クリーチャーが徐々に増え、このカードが注目されることもあった。 神化編に入るとDM-32でサイバー進化が登場し、新型の【青単速攻】である【サイバー青単】が成立。《電磁封魔ロッキオ》《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》《電磁封魔ルチアーノ》などの2マナサイバーロードが何体も登場し、一気にG・ゼロが使いやすくなった。 《エンペラー・ティナ》や《エンペラー・マリベル》らは進化元にサイバーを指定しているため、サイバー・ウイルスのこのカードを進化元にできる点も相性がよかった。 また、同じくサイバーを進化元にする《超電磁トワイライトΣ》も登場。手札とバトルゾーンのサイバーを入れ替える能力を活用するために採用された。こちらは環境レベルとはいえなかったものの、面白い動きをするデッキとして知られた。 【サイバー青単】での恐るべき展開力を評価され、2010年5月15日付で殿堂入り。環境から脱落することとなった。 その後インフレが進み、【速攻】のカードパワーが神化編当時とは比べものにならないほど高くなっていった。 そのような状況が何年か続き、遂に2022年7月1日付で殿堂解除となった。【サイバー青単】のドローエンジンであった《海底鬼面城》が殿堂入りしているのも決め手の1つだろう。 殿堂解除までの間に《パラディソ・シエル》という相棒を手に入れている。バトルゾーンにこのクリーチャーを2枚置いておけばそちらのデメリットを帳消しにすることができる。そちらでバウンスしてもG・ゼロのおかげですぐに再展開できるためである。 他のカード・デッキとの相性
その他
デュエル・マスターズ プレイスでは最新版テキスト
DMPP-26で再録。G・ゼロの条件が弱体化されていたのが、「自分のサイバーロード1体」に上方修正され、パワーもTCG版と同じまで戻った。 ほぼTCG版と同じではあるが、相手のサイバーロードや、TCGにおけるタマシードといった非クリーチャーのサイバーロードがあったとしてもG・ゼロはできないため、厳密には少し異なる性能である。 2024年5月23日メンテナンス前のテキスト
DMPP-06で実装。
サイクル
関連カードフレーバーテキスト
収録セットデュエル・マスターズ
デュエル・マスターズ プレイス参考タグ:
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