#author("2024-08-26T10:13:38+09:00","","") #author("2024-09-28T03:20:39+09:00","","") *《パーロックのミラクルフィーバー》 [#wf697e7f] |パーロックのミラクルフィーバー R 水文明 (7)| |呪文| |カードの名前をひとつ選んで言う。その後、自分の山札の上から、選んだ名前のカードが出るまで1枚ずつ表向きにする。表向きにしたカードをすべて手札に加える。| [[DMR-01]]で登場した[[水]]の[[重量級]][[呪文]]。 新たな「パーロック」の[[カード]]でもある。 [[宣言>カード名を選ぶ]]した[[カード]]が出るまで[[山札の上]]を[[表向き]]にしていき、[[表向き]]にした[[カード]]すべてを[[手札]]に加える[[効果]]を持つ。 [[《トリプル・ブレイン》]]や[[《クアトロ・ブレイン》]]の[[コスト]]から考えると、5枚引ければ合格点。[[ドロー]]した[[カード]]のうち1枚は自分で宣言してコントロールできるので、実質[[サーチ]][[カード]]としての側面も併せ持つ。 デッキに1枚しか入っていない[[カード]]を、[[《ドンドン吸い込むナウ》]][[《ライフプラン・チャージャー》]][[《未来設計図》]]などで、事前に[[山札]]の底から3枚目辺りへ仕込んでこの呪文を唱えれば、確実に十数枚のカードを手に入れることができる。 **環境において [#o2c8f0fc] [[《偽りの名 iFormulaX》]]を用いた[[【フォーミュラエクストラウィン】]]の中では最も成功しやすく、大会でも多くの結果を残した。 他にも[[《黒騎士ザールフェルドII世》]]を絡めることで、手に入れた[[カード]]の束から連鎖的に[[呪文]]を使いまくるというロマン溢れる[[コンボ]]も実現可能。[[《ルナ・コスモビュー》]]の[[G・ゼロ]]の条件を満たすのにも使えるだろう。 手軽に[[山札]]を根こそぎ[[手札]]に出来ることから、[[【フォーミュラエクストラウィン】]]で猛威を振るったため、2014年3月15日から2022年7月1日まで[[殿堂入り]]となっていた。 殿堂入り期間は[[リペア]]として[[《知識の包囲網》]]など他の大型[[ドローソース]]も考慮にいれる必要があった。 [[革命編環境]]以降の[[高速化]]した[[環境]]では10種類の[[カード]]を[[4枚積み]]して安定感を追求したデッキが主流であり、効果の最大化のために[[デッキ]]を[[ハイランダー]]構築に寄せる必要があるこのカードは明らかに環境にそぐわなくなっていった。 そうした事情やドローソースのインフレからか、2022年7月1日付で[[殿堂解除]]。同じようなことができる上により[[汎用性]]・[[カードパワー]]の高い[[《神の試練》]]が登場したのも大きい。[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]のような早期詠唱手段こそあれ、[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]という天敵が解除時点で既に登場している。殿堂入り以前当時活躍していた[[【フォーミュラエクストラウィン】]]には、[[《一王二命三眼槍》]]という天敵が出現している。 とはいえ[[《神の試練》]]2枚積みのコントロールデッキで使えば次のターンでの[[《神の試練》]]での追加ターン獲得をサポートしやすくなるため、そうしたデッキではこちらを4枚積みする形で同時採用される場合があった。 [[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には、[[スノーフェアリー]]基盤で1枚積み16枚の準ハイランダーとなった、[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]フィニッシュ型の【青緑パーロック】なる[[専用デッキ]]が結果を出した(オリジナル、34人参加、3位)。 **テクニック・注意事項 [#v5ab1259] -このカードを使う上で注意したいのは、山札の下に仕込んだカードを忘れてしまうこと。大会などで何戦もしていると、前の試合で覚えていたカードと混同して分からなくなってしまうこともあるだろう。 -[[山札の下]]への仕込みなしで使う場合、このカード自体を宣言するのが得策だった。次にこのカードをめくるまでにある程度のカードを入手できるからである。だが、1枚目でこのカードが来たり、残りのこのカードがすべてシールドにあったが為にめくれずに負け・・・ということもしばしば発生する。 -[[シールド]]に埋まっているなど、選択した[[カード]]が[[山札]]になかった場合は、[[ライブラリアウト]]してゲームに負ける。数ある[[ドロー]][[呪文]]の中でもここまでのリスクを伴うものは類を見ない。なお、自分のデッキに入っていないカードを宣言すればわざと負けることができる。 --なお、この方法で[[ライブラリアウト]]しても、残念ながら[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]の条件は満たせず敗北してしまう。最後の1枚を「[[ドロー]]」していないからである。 -「選んだ名前''の''カード」というテキストのため、[[名前集合]]の概念は適用されない。[[《「正義星帝」》]]を指定して、[[《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》]]が捲れてもストップしない。 **メディアにおいて [#eec7f66b] -漫画「覇王伝ガチ!!」にて[[相馬]]が[[神鷹]]戦で使用。20枚の[[カード]]を[[手札]]に加えたが、そのまま何もできずに[[神鷹]]の[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]にとどめを刺された。やはり、手に入れた大量の[[手札]]が腐らないような工夫が必要である。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第23話で[[忍者>カレン]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。[[シノビ]]カードを複数枚手札補充した。 -続編の『[[決闘学園編>デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第36話で[[斬札 ウィン]]が[[ウガタ]]戦(デッキ交換)で使用。 前もって[[S・トリガー]]で唱えた[[《ドンドン吸い込むナウ》]]で見ていた[[殿堂>殿堂入り]]カードの[[《ポジトロン・サイン》]]を指定することで大量ドローするコンボを使った。 **その他 [#v55e2fb8] -同じ[[マナコスト]]の[[ドローソース]]に[[《パーロックの宝物庫》]]がある。そちらは[[S・トリガー]]なので使い勝手は大きく異なる。 **関連カード [#kfc805aa] -[[《パーロック》]] -[[《スペル・セブ・パーロック》]] -[[《パーロックの宝物庫》]] **[[フレーバーテキスト]] [#le38062c] -[[DMR-01]]&br;'''[[パーロック>《パーロック》]]を知る者は驚いた!「[[このパーロック>《スペル・セブ・パーロック》]]、何かが違う…。」[[エイリアン]]のパーロックは強運の持ち主かもしれない。でもやっぱり[[パーロック]]は[[パーロック?>《カムバック・マイ・パーロック》]]''' -[[DM23-RP1]]&br;'''神の試練にも抗わんとする強靭な精神が、パーロックに奇跡をもたらす。''' **収録セット [#ybaa54e0] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Okera]] --[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」>DMR-01]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](T1/T10)(TF1/TF10) **参考 [#d7a8ca38] -[[カード名]] -[[カード名を選ぶ]] -[[山札の上]] -[[見せる]] -[[手札補充]] -[[パーロック]] -[[殿堂解除]] --[[殿堂入り]] -[[【フォーミュラエクストラウィン】]] &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト7,カード名を選ぶ,カード名参照,山札公開,手札補充,《パーロック》,R,レア,Okera,殿堂解除); &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト7,カード名を選ぶ,カード名,山札公開,手札補充,《パーロック》,R,レア,Okera,殿堂解除);