#author("2024-11-19T13:38:41+09:00","","")
#author("2024-11-19T13:39:23+09:00","","")
*《フューチャー・ハンド》 [#ve2ea4ce]

|フューチャー・ハンド UC 闇文明 (7)|
|呪文|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|▶相手のデュエリストを1つ破壊する。|

[[DMEX-18]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

相手の[[クリーチャー]]1体か[[デュエリスト]]1つを[[破壊]]する[[S・トリガー]]。

[[王道篇]]現在[[エレメント]]であること以外謎に包まれた[[特性]]「[[デュエリスト]]」の[[メタカード]]である。

同弾の[[《ルナ・デイブレイクΣ》]]も登場時点では未登場だった[[タマシード]]について[[テキスト]]内で触れていたが、[[注釈文]]でカードタイプの例として挙げただけのそちらと異なり、名指しで[[破壊]]する[[効果]]となっている。そのためデュエリストが実際に登場してみないことには強いとも弱いとも言い難い。

[[カード指定除去]]や[[エレメント]]指定除去に乏しい[[闇]]で[[非クリーチャー]]を破壊できるのは純粋に[[メリット]]だが、後の[[《邪招待》]]と比べると[[コストパフォーマンス]]が悪すぎるのも事実。登場時点では[[《デーモン・ハンド》]]他多数の[[下位互換]]であることも加味すると、[[コスト]]5以上で強力なデュエリストが登場してはじめて採用候補になるカードだろう。

**その他 [#k343a784]
-[[イラスト]]は[[DMC-44]]版[[《デーモン・ハンド》]]のオマージュ。

-[[DMEX-18]]時点では[[キーワード処理]]「[[破壊]]」はクリーチャーにしか適用されなかったため、[[モード]]の2つ目は「[[デュエリスト]]を[[種族]]に持つクリーチャーを破壊する」効果と解釈する必要があった。しかし、クリーチャーを数える単位が「1つ」なのはおかしい上に、情報解禁祭で「不明なカードタイプ」と紹介されたことと矛盾してしまう問題があった。
--2022年4月8日[[総合ルール]]改定により、クリーチャー以外も破壊されることが明文化された。また、2023年3月10日に[[エレメント]]という用語が登場し、デュエリストがクリーチャーではないことがさらにわかりやすくなった。

//このカードの登場時点で、「○つ」と数えるオブジェクトはシールドと封印だけ
//EX-16からクロスギアも「つ」で数える

-「デュエリスト」は一般的には[[デュエル・マスターズ]]やその他一部のカードゲームにおいて「そのゲームをやっている人間」「プレイヤー」を指す語。しかし、[[公式Q&A]]には「''[[プレイヤー]]を指す言葉ではありません''」との回答があったため、少なくともルール上ではプレイヤー以外の何かである模様。
--あまりにも奇妙なテキストのためか、他社ゲームのカードである《EM稀代の決闘者》に[[メタ]]を張っているカードと[[ネタにされる>ネタカード]]ことがある。

-[[デュエマあれから劇場 #8>https://youtu.be/UppuihU20ns?si=_k1N8SgggNb_SBIV]]では???年後の未来から来た[[切札 勝舞]]が使用。デュエリストを破壊する効果によって''過去の自分を抹殺''しようとしたが、現代の切札 勝舞はしばらく[[デュエマ]]に触れていなかったためデュエリストと判定されず無事だった。
--先述の裁定とは異なり、この動画の中では「デュエリスト」は従来の意味通りの言葉であったようだ。
--なお、先述のQ&Aが掲載されたのは、この動画公開のわずか5日後。
#region2(オチを含めた考察){{
未来の勝舞が現代の勝舞を殺してしまうとタイムパラドックスが生じ、最悪の場合未来の勝舞も共倒れで消滅する。そのため未来の勝舞には最初から現代の勝舞を殺すつもりはなく、デュエマのやる気を出させることが目的だったと考察できる。

&ruby(デュエリスト){決闘者};ではないので無事だったというくだりも現代の勝舞が早合点しているだけで、そもそも未来の世界における《フューチャー・ハンド》は公式Q&A通りプレイヤーを破壊できない可能性が高い。現代の勝舞が効果を知らないことを利用して脅しに使ったということ。

動画のオチは現代の勝舞が未来の勝舞の格好を真似するというものになっている。現代の勝舞もいつか彼の意図に気づき、タイムマシンに乗り込む日が来るのだろうか。
}}

-元ネタは[[Magic:The Gathering]]の[[《蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss》>http://m.mtgwiki.com/wiki/%E8%92%B8%E6%B0%97%E6%89%93%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%A6%AA%E5%88%86/Steamflogger_Boss]]と思われる。[[DMEX-18]]のオマージュ元の[[エキスパンション]]「未来予知」出身のカードで、こちらと同じく登場時点では存在しなかったカードタイプ「からくり」を名指しした能力を持っていた。
--「未来予知」から10年後の2017年にからくりは収録されたが、注目すべきは''からくりを登場させるつもりはなかった''というコラムである。
そのため、デュエリストも存在を匂わせるだけで永遠に登場しない可能性も十分にありうる。

**[[サイクル]] [#kc8223d5]
[[DMEX-18]]のフューチャー[[呪文]][[サイクル]]。いずれも未来フレームかつ、[[DMRP-06]]でフィーチャーされた[[呪文]][[名称カテゴリ]]に所属している。
[[フレーバーテキスト]]では、「もしも各[[文明]]のアイデンティティ形成の根幹に関わる要素が欠けていたら」というif世界線の様子が描かれる。
-[[《フューチャー・スパーク》]]
-[[《フューチャー・ブレイン》]]
-''《フューチャー・ハンド》''
-[[《フューチャー・スクラッパー》]]

[[自然]]には存在しないが、[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]が未来フレームかつこれらと似た[[フレーバーテキスト]]を持つ。

**関連カード [#ne0760bd]
-[[《デーモン・ハンド》]]

-[[《フューチャー・スラッシュ》]]
-[[《フューチャー・カプセル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t5292b6d]
-[[DMEX-18]]&br;'''[[悪魔>デーモン・コマンド]]の存在しない[[闇文明]]。そこでは、主なき[[闇]]の存在が象徴を求めて強きものを求め続けるが、自らの手でことごとく握りつぶしてしまう。'''

**収録セット [#l5bc5450]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](41/75)

**参考 [#be0b54af]
-[[S・トリガー]]
-[[モード]]
-[[クリーチャー]]
-[[デュエリスト]]
-[[破壊]]
-[[確定除去]]

-[[ハンド]]

----
公式Q&A
<Q.[[デュエリスト]]とはなんですか?
参照:''《フューチャー・ハンド》''
A.まだわかりません。ただ、対戦相手や[[プレイヤー]]を指す言葉ではありません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40858/]]

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト7,S・トリガー,モード,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,デュエリストメタ,・,ハンド,UC,アンコモン,boyaking);