#author("2023-11-07T17:17:20+09:00","","")
#author("2023-11-21T17:33:36+09:00","","")
*《ブラッディ・クロス》 [#o82ab6a7]

|ブラッディ・クロス C 闇文明 (1)|
|呪文|
|自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、相手は自身の山札の上から2枚を墓地に置く。|

[[DM-36]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。相手と自分の[[山札]]を2枚削る[[効果]]を持つ。

1[[コスト]]ながら様々な活用法が考えられる[[カード]]。
初[[ターン]]から[[墓地肥やし]]が行えるため、[[【フェルナンドVII世】]]との相性はバツグンである。[[【墓地進化速攻】]]にも使えるが、上手く[[デッキ]]を組まないと確実性に欠けるので注意が必要。

数少ない相手の[[山札]]を減らせる[[効果]]である点も優秀で、[[《天雷王機ジョバンニX世》]]や[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]と組み合わせて[[ライブラリアウト]]戦術に利用することも可能。ただし、自分の[[山札]]も同様に減るので別の[[カード]]での調整は必要である。[[《リボーン・EVOチャージャー》]]や[[《クルトの気合釣り》]]、[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]などとの併用は必須だろう。

単純な[[墓地肥やし]]として使うと[[手札]]が1枚減って[[ディスアドバンテージ]]となるので、大抵は[[《白骨の守護者ホネンビー》]]や[[《エマージェンシー・タイフーン》]]などが優先される。[[《オタカラ・アッタカラ》]]などの単純な[[墓地肥やし]]付き[[クリーチャー]]と比べると、クリーチャーが残らない分だけやれる仕事も少なく、[[汎用性]]は低め。
やはり、1[[コスト]]であることの早さと利点を活かさなければならないだろう。

その後、高い汎用性を持つ[[《メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」》]]が登場。一時はこのカードの活躍も危ぶまれたが、実際には[[火]]の入らない[[墓地]]利用[[デッキ]]も多く、結果として住み分けが成される事となった。そうでなくともこちらには[[山札操作]]対策という[[差別化]]点が存在する。

-先に自分の[[山札]]を削ってから相手の[[山札]]を削るので、自分と相手の[[山札]]がお互い2枚以下の時に唱えると、自分が先に[[ライブラリアウト]]を起こしてゲームに敗北してしまう。
-[[墓地]]に置かれるカードのうち1枚が[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]だった場合、残りの1枚は《悠久》の能力の対象にならず、そのまま墓地に置かれる。これは、総合ルール400.7.「バトルゾーン以外のいずれかのゾーンに複数のカードが移動する時、それらはすべて同時に移動します」の記述に基づく。

**環境において [#redcddf5]
やはり汎用性が低いこと、1ターン目からこれを使うことが過剰なまでに早期なアクションであったことから登場から永らく環境での活躍が無かったが、[[【カリヤドネループ】]]が「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」で優勝を果たしたことからそのパーツとして脚光を浴びた。

後に[[【カリヤドネループ】]]が本体規制によりこの[[カード]]も再びマイナーカードになると思われたが、[[オリジナル]]環境ではしぶとく入賞し続けてしまった為、まだまだこのカードは見られている。

稀に[[《蝕王の晩餐》]]型の[[【絶望神サガループ】]]でもフィニッシャーに採用される。

[[【アカシック3】>《完全水中要塞 アカシック3》]]が環境に進出すると、フィニッシャーとして採用されるケースも見られるようになった。
[[【アカシック3】]]が環境に進出すると、フィニッシャーとして採用されるケースも見られるようになった。
**その他 [#iab86721]
-[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]の[[能力]]で唱えれば相手の[[山札]]を最大8枚削り、多少不確定ではあるが次に[[唱える]][[呪文]]を補充できる。また、唱えた[[呪文]]は[[山札の下]]に戻るので、結果的に相手だけを[[ライブラリアウト]]の危険に晒せる。
--ちなみに、[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]と[[《邪眼皇アレクサンドルIII世》]]が[[バトルゾーン]]にある状態で[[手札]]からこの[[呪文]]を4枚唱え、その後《シーザー》の[[能力]]で[[墓地]]から詠唱すれば、最初に8枚、《シーザー》の[[能力]]で8枚、《アレクサンドルIII世》の[[能力]]で8枚、最大で24枚を一気に削ることができる。とはいえ、[[コンボ]]条件が非常に厳しく、かつ自分にも[[ライブラリアウト]]の危険性が伴ってしまうが。

-自分の[[ターン]]に相手の[[山札]]が3枚以下になった場合、この[[カード]]で[[山札]]を2枚削れば次の相手のターンのはじめに相手の[[ライブラリアウト]]で勝つことができる。ただし例外として、自分の[[山札]]が2枚以下だとこちらが先に[[ライブラリアウト]]してしまうので注意。

-[[《アレス・ドラグーン》]]などの持つ[[返霊]]3に必要な[[カード]]を、この[[カード]]1枚で手軽に調達することができる。

-[[イラスト]]に描かれているのは[[《死神術士デスマーチ》]]。同じ[[コスト]]1の上に、《デスマーチ》を[[進化]]するのに必要な[[墓地肥やし]]が出来るので、[[シナジー]]的な部分で関連性がある。

**[[サイクル]] [#a9485116]
[[DM-36]]で登場した[[コモン]]の1[[コスト]][[呪文]][[サイクル]]
イラストに描かれているのは過去に登場した1[[コスト]][[クリーチャー]]
-[[《クルトの気合釣り》]]
-[[《ガード・グリップ》]]
-''《ブラッディ・クロス》''
-[[《キリモミ・スラッシュ》]]
-[[《ローラー雪だるま》]]

**関連カード [#x26a38a4]
-[[《ダムダム・ジョーカーズ》]]
-[[《ブラッディ・ツヴァイクロス》]]
-[[《モノクル=ドクトール/「すべてを見通す眼だ」》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《死神術士デスマーチ》]]
--[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#e026ad77]
-[[DM-36]]&br;'''クロスの刻印の意味を知っているか?それはお前が骨になるのか糧になるのか決められている証…。'''
-[[DMX-22]]&br;'''横のカギ4(β)&br;超ブラック・ボックスには[[○○よりレアリティが高いカードを対策するカード>《レアリティ・レジスタンス》]]があるらしい!?'''
-[[DMEX-03]]&br;'''堕とされた[[魔導具]]は、[[ガ・リュザーク>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を呼び出す[[魔法陣>無月の門・絶]]となる。'''
-[[DM22-EX1]]&br;'''アカシック兄弟の弟、アカシック・ゼノンは、[[サバイバー]]の共生からヒントを得た「個の限界を超えて力を得る秘法」の研究を、ランド大陸の海底に作り上げた[[遺跡>《禁断の遺跡》]]にてなおも続けていた。そして、彼は[[超獣>クリーチャー]]に[[文明]]の力を持つ力そのものを組み込み個を超えた力を得る方法を見つけ出したのだった。'''

**収録セット [#faef1bd6]
-illus.[[MATSUMOTO EITO]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]](94/110)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](47/59)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](超47/超50)
-illus.[[Futaro]]
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]](67/69)

**参考 [#re8c4ba2]
-[[山札の上]]
-[[墓地]]
-[[墓地肥やし]]
-[[ライブラリアウト]]

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト1,墓地肥やし,ライブラリアウト,・,C,コモン,MATSUMOTO EITO,Futaro);