#author("2024-11-04T11:52:03+09:00","","") #author("2024-11-13T17:45:32+09:00","","") *《ブルー・インパルス/「&ruby(しんじつ){真実};を&ruby(み){見};&ruby(きわ){極};めよ、ジョニー!」》 [#top] |ブルー・インパルス SR 水文明 (10)| |クリーチャー:スプリガン/ムートピア 12000| |相手のターンの終わりに、その相手のクリーチャーが自分より4体以上多く、自分の《ブルー・インパルス》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。| |''T・ブレイカー''| |''スマッシュ・バースト''| |BGCOLOR(#ccd):| |「真実を見極めよ、ジョニー!」 SR 水文明 (7)| |呪文| |''S・トリガー''| |クリーチャーを3体まで選び、持ち主の手札に戻す。| [[DM23-BD7]]で登場した[[水]]の[[スプリガン]]/[[ムートピア]]と[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 クリーチャー側は相手の[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に、相手が自分よりもクリーチャーを4体以上多く出しており、自分の《ブルー・インパルス》がないという条件付きで[[召喚]]での[[コスト踏み倒し]]ができる。[[スマッシュ・バースト]]を持ち、踏み倒した次のターンにそのまま呪文面を唱える事が出来る。 呪文側は敵味方問わず[[クリーチャー]]を3体まで選んで[[バウンス]]する[[S・トリガー]]。 [[防御札]]としては[[S・トリガー]]を持ち、[[バウンス]]とはいえ3体を[[確定除去]]できる点が非常に強力。対抗馬としては除去範囲が青天井な[[《B.F.F. モーメント》]]などがあるが、こちらは無条件で3体まで自由に[[バウンス]]可能であり安定感が高い。 また、[[クリーチャー]]としか指定されていないので自分のクリーチャーも[[バウンス]]でき、様々な利用法が考えられる。 例えば、攻撃中の[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]を対象に含めることで相手クリーチャーを2体[[バウンス]]しつつアタックキャンセルできる。 加えて[[《ボント・プラントボ》]]などの[[パワー12000以上]]のラインや、[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]の[[コスト10]]以上のラインに対応したクリーチャー側を持つ[[S・トリガー]]としては最高クラスの防御力を誇る。 防御札として信頼性が高い上に[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]の下にカードを一気に3枚も仕込めることから、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]にも適していると言える。 クリーチャー側は素直に[[召喚]]するには流石に[[重い]]ため、展開した相手に対してカウンター気味に[[コスト踏み倒し]]し、[[スマッシュ・バースト]]で盤面を返しつつ[[T・ブレイカー]]の[[パワー]]12000として圧を掛けていく運用が基本となるだろう。[[殴り返し]]もすれば一気に4体を[[除去]]する事が可能で、ちょうど踏み倒し条件の4体差を4枚除去で覆せる事になる。 [[《飛翔龍 5000VT》]]と同様、[[《巨大設計図》]]や[[《ジャンボ・ラパダイス》]]によって[[手札]]に加わり、その気がなくとも相手の展開を抑制できることもあるだろう。見えるだけで、あるいは見えていなくとも相手にケアを強要させ得る圧力のある[[クリーチャー]]と言える。 ただし踏み倒しの条件は中々に厳しく、[[バウンス]]なので再展開される恐れもあるなど、場に出せたからと言って必ずしも劣勢を跳ね返せるわけではない。基本的には呪文側を[[防御札]]として採用し、機会を見てクリーチャー側も使うという運用が基本となるだろう。 かつては採用にあたってクリーチャー側はほぼ考慮されていなかったが、[[【白黒赤ファイアー・バード】]]や[[【白赤緑ドリームメイト】]]など過剰な数のクリーチャーが横並びになるデッキの蔓延以降はそれなりに踏み倒し機会も生まれるようになった。 エレメントとして使う気がなくても、[[ツインパクト]]として[[《巨大設計図》]][[【10軸ガチロボ】>【ガチャンコ ガチロボ】]][[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]など一部のカードでさらに汎用呪文として評価が上がっている一面もある。 **ルール [#uba294aa] -クリーチャーの数は「相手」という指定で見る。[[デュエパーティー]]であっても自分以外の各プレイヤーが出しているクリーチャーを合算して差を見ることはできない。この時、見ることのできる相手のクリーチャーは[[ターンプレイヤー]]のものに限定される(類似例:[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]((デュエパーティールール300. 1b 誘発型能力の誘発条件に「相手」と記載されていて、その効果中にも「相手」と記載がある場合、能力を誘発させた対戦相手を指定する必要があります。&br;例:《流星のガイアッシュ・カイザー》の「相手のターンの終わりに」の能力は、ターン・プレイヤーである対戦相手がマナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーを出すか呪文を唱えていた場合にのみ、コストを支払わずに《流星のガイアッシュ・カイザー》を召喚できます。)))。 **環境において [#u34c47cc] [[【アカシック3】]]においては優先順位が多少上がる。[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]発売日同日のオリジナルで、純粋な[[防御札]]枠として3枚投入した[[【アカシック3】]]がチャンピオンシップ(ただし39人参加)を優勝。このチャンピオンシップと同じ大会で3位入賞した[[【アカシック3】]]には[[1枚積み]]であった。それら以外にも[[【アカシック3】]]での採用が散見される。後述する補完枠では1枚積みが多めだが、こちらは異なり2枚積み以上もあるなど採用枚数は一定しない。 単なる[[S・トリガー]]以上に、[[《完全水中要塞 アカシック3》]]を出してしまえば手札からノーコストで3面除去を飛ばせる呪文が[[《巨大設計図》]]でサーチできるという[[ツインパクト]]特有の利点もある。[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]など[[《H.D.2.》>《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]フィニッシュの邪魔になるクリーチャーを飛ばすといった用途で利用できる。 自分のクリーチャーも戻せる部分は用途が限定的だったが、[[《聖斬のコード アシッド》]]が[[【アカシック3】]]に組み込まれると、稀に受け札として使用済みの《コード アシッド》を[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の弾として手札に回収するプレイングがされるようになった。ただ、これは[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の[[殿堂入り]]で覆ることになる。 [[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]には[[ガチンコ・ジャッジ]]適性をメインに採用される。 その他のデッキでは、シナジー抜きに補完目的で水の入るあらゆるデッキで採用例が確認される。 2024年1月〜3月の範囲で実際に採用が確認された例では、[[【5色蒼龍】]]、[[【青黒魔導具】]]、[[【白緑タッチ青巨大天門】>【白緑巨大天門】]]、[[【青黒赤緑邪王門】]]、[[【5色ザーディクリカ】]]など。 逆に、[[タッチ]]で水を入れる際にこのカードを受け札兼単色マナにする例も確認されている。2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂当日、これを4枚積みした[[【ゲイル・ヴェスパー】]]が[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]で優勝。投入している水のカードの種類はこれ×4、[[《水上第九院 シャコガイル》]]×2、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]×4の3種10枚だけである。 [[【赤黒タッチ青バイク】>【赤黒バイク】]]にも確認されたようだが、そちらは[[【青黒赤バイク】]]とは異なり[[マナ基盤]]で水を欲しているわけではないため、カードの色関係なしに完全な単体性能目当てでの採用例となった。 //タッチ青でも、《終末の時計 ザ・クロック》の5枚目以降なのか、《クロック》を減らして《「真実を見極めよ、ジョニー!」》と分担した採用なのかを、分かる場合は記載してください。 [[【白青天門】]]などの白青カラーの[[《理想と平和の決断》]]基盤では3枚以上のまとまった数投入されるケースが目立つ。 [[【青魔導具】]]でもまとまった数採用される場合がある。[[《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]]型なら[[打点]]としてそちらから呼び出せるため無駄が無い。 [[DM24-EX1]]期には[[【白黒赤ファイアー・バード】]]の対策として[[【白青赤ゴスペル】]]にも採用された。 [[DM24-SP2]]期になると、環境に[[【青黒緑マルル】]][[【青黒COMPLEXコントロール】]]などバウンスの有効性が低いデッキが目立つようになり、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]のパーツとしてもバウンスの大家であるこちらより[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]が優先されるようになった。 アドバンスでも『[[DMGP2024-2nd>公認グランプリ]]』終了後に[[【白青赤BAKUONSOOO】]]での入賞が見られるように。デッキの圧倒的な速度と安定感のおかげで、[[ワンショット]]が失敗してもこれで凌げば大体その次の[[ターン]]の反撃で仕留めきれるため。 **その他 [#ibab32b9] -アタック時に[[スマッシュ・バースト]]を使うことで、3体バウンスしつつ[[T・ブレイカー]]を叩き込める。 この動きは呪文側のカード名でも触れられている[[ジョニー]]固有能力である、[[マスター・ブレイカー]]を水文明風に再現したものであると思われる。 -[[背景ストーリー]]では、[[水文明]]の[[スプリガン]]として登場。[[超天篇]]本編では登場せず、[[《ホワイト・スワン》]]共々その存在が明かされたのは[[王来MAX]]期だった。具体的な活躍などについては未だ殆ど語られておらず、謎が多い存在である。 --[[フレーバーテキスト]]によれば、ジョニーに出会い[[《ホワイト・スワン》]]と会うように伝えたらしく、呪文側はその時に発したセリフである。ジョニーはその後《ホワイト・スワン》から衝撃的な真実を伝えられたそうだが、一方ジョニーの兄ジョルネードは《ブルー・インパルス》からスプリガンの真実について教えられたと言及されている。果たして、スプリガン達が語る真実とは何なのだろうか。 -勘違いしている人も多いが、青い服のように見えるのはマント。よく見ると本当の体はクリスタル状で、後ろ向きに撃っていることが分かる。正面を向いている[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]のイラストを見ると分かりやすい。 -名前の由来は航空自衛隊に所属する曲技飛行隊、「ブルーインパルス」から。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《謎帥の艦隊》]] -[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]([[DM24-BD2]]版) //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM23-BD7]]&br;'''''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm] -illus.[[Murakami Hisashi]] --[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](3/60) --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](超12/超47) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[スプリガン]] -[[ムートピア]] -[[ターン終了ステップ]] -[[手札誘発]] -[[コスト踏み倒し]] -[[T・ブレイカー]] -[[スマッシュ・バースト]] -[[S・トリガー]] -[[バウンス]] -[[ジョニー]] ---- [[公式Q&A]] -クリーチャー側1つ目の能力について >Q.自分の手札に''《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》''があり、相手の魔導具クリーチャーが4体いる状況です。&br;相手のターンの終わりに、相手は[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]を「無月の門・絶」を使って召喚する際、バトルゾーンにいる魔導具クリーチャー2体を構成カードとして選び、これにより相手のクリーチャーが3体になりました。&br;この場合でも、自分は''《ブルー・インパルス》''を「相手のターンの終わりに」の能力で、コストを支払わずに召喚できますか? A.いいえ、召喚できません。&br;能力を解決する時点で「その相手のクリーチャーが自分より4体以上多く、自分の 《ブルー・インパルス》がなければ」の条件が達成できていないため、召喚はできません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44667]](2024.3.13) &tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト10,スプリガン,ムートピア,パワー12000,相手のターンの終わり,ターン終了時,4体以上,手札誘発,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),T・ブレイカー,スマッシュ・バースト,呪文,コスト7,S・トリガー,除去,複数除去,確定除去,バウンス,複数バウンス,自己バウンス,・,SR,スーパーレア,Murakami Hisashi);