#author("2024-08-26T17:18:12+09:00","","") #author("2024-09-22T18:42:42+09:00","","") *《ブレイン・ストーム》 [#c6e2d40d] |ブレイン・ストーム C 水文明 (2)| |呪文| |カードを3枚まで引く。その後、自分の手札を2枚、好きな順序で山札の上に置く。| [[DMR-05]]で登場した[[水]]の[[ブレイン]][[呪文]]。 [[カード]]を3枚まで[[引いた>引く]]後、自分の[[手札]]2枚を[[山札の上]]に戻す[[効果]]を持つ。 [[水]]、[[コスト]]2、手札の質を高める目的の呪文としては[[《エマージェンシー・タイフーン》]]、[[《シークレット・クロックタワー》]]と来て3種目。 手札交換の要素は少ないが、手札を消耗せずに別のカードと入れ替えて手札にする呪文には[[《ドラゴン・ラボ》]]や[[《ハッキング・サーチ》]]もある。 [[手札交換]]の要素は少ないが、手札を消耗せずに別のカードと入れ替えて手札にする呪文には[[《ドラゴン・ラボ》]]や[[《ハッキング・サーチ》]]もある。 いずれも実質的に得られる[[ハンドアドバンテージ]]は±0であり、[[マナカーブ]]を考えたら2ターン目に唱えて3ターン目に使うカードを探すことに使える。 一方、唱えて目当てのカードが見つからなかったとき、2ターン先まで不要なカードしかターン開始ドローで引けないという裏目も存在する。 そもそも、マナを支払っても明確なアドバンテージを得られないカードは、デッキに採用すればするほどデッキパワーが下がってしまう。 [[《エマージェンシー・タイフーン》]]なら[[墓地利用]]、[[《シークレット・クロックタワー》]]なら[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]補助と、類似カードも必ずと言って良いほど別の利用法でシナジーを考えて採用される。 《ブレイン・ストーム》の最大の長所は、引いた後に手札から2枚を仕込むことができること。次のドローステップをした後のデッキトップまで確定させられる。 [[連鎖]]は勿論、[[ガチンコ・ジャッジ]]や[[【連ドラ】]]、[[《蒼神龍スペル・グレートブルー》]]等、相性の良い[[デッキタイプ]]は地味に多い。 [[《パルピィ・ゴービー》]]など山札を見て順番を変える効果は仕込みたいカードがあるかどうかわからないうちに山札操作することになるが、手札にあるカードを戻せる効果の《ブレイン・ストーム》は唱える前に仕込みたいカードの存在を知ることができる。 [[デザイナーズコンボ]]の範疇になるが、後に登場した[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]との相性も最高。「[[ブレイン]]」呪文を唱えて誘発させつつ、それで踏み倒す呪文の操作も完了させられる。 他には次のようなプレイングにおける利点が考えられる。 :必要なカードを山札に逃がすこと| 《ブレイン・ストーム》を唱えたターン中に使用しないカードは、山札の上に置くことで[[ハンデス]]から守ることができる。 また、[[【ケングレンオー】]]の[[タップ能力]]のように「手札ではなく山札にある必要がある」カードを採用していて、それらを引いてしまった際に山札に返却することもできる。 :山札の一番上を参照する効果とセットで使い、不要なカードを処理すること| [[マナブースト]]を使うであろうタイミングに、手札に必要ないカードが一番上になるよう仕込んでおくことで不要なカードを[[マナ]]に落とすことができる。 現状必要ない高コストカードなら、別のカードで[[ガチンコ・ジャッジ]]効果で見せるタイミングに来るようカードを仕込んで、勝利に貢献しつつ山札の下に移動してもらうこともできる。 :「カードを引いた時」や「このターン引いた数」と組み合わせる| 手札は増えないが3枚引いた事実は残るため、「引いた時」には[[《外道神カイカイ》]]など、「引いた数」なら[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]などのサポートになる。 [[十王篇]]ではドローに反応する[[ビビッドロー]]が登場。このカードで引いたことで宣言することもできるし、手札交換で戻すカードに仕込むことで次のドローステップに狙ってビビッドローを発動させることができる。 **ルール [#e7ab6058] -カードを引く枚数は任意なので、[[ドロー]]せずに[[山札]]の枚数を増やすという使い方もできる。 **環境において [#i6260643] 当初は[[《ヴォルグ・サンダー》]]が猛威を振るっていて使いづらかった。仕込んでも山札破壊で妨害されるし、呪文という時点で山札破壊の枚数増加に利用されてしまう。 [[エピソード3環境]]になると[[【ヒラメキドレーン】]]で[[《デビル・ドレーン》]]を始めとする[[コンボ]]パーツを引っ張り込むための[[手札交換]]として需要が高まった。不要牌が[[山札の上]]に置かれる点に関しても、[[《デビル・ドレーン》]]での5枚手札補充である程度ケアできた。 [[【ミラクルとミステリーの扉】]]系統が存在していた当時、その補助として使われることもあった。 [[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【転生サイクリカ】]]の初動として使われた。 [[双極篇環境]]では[[【ネオンクスデリート】]]に、[[十王篇環境]]では[[【ダッカルパラノーマル】]]や[[【白青赤ドラグナー】]]に投入され、それぞれ活躍。 [[王来篇環境]]では[[オリジナル]]の[[【白青ギャラクシールド】]]に使われる場合がある。 **メディアでの活躍 [#u685587e] -漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が那須霊禅戦で使用。[[《インビンシブル・フォートレス》]]を[[山札の上]]に仕込み、[[《紺碧術者 フューチャー》]]での[[コスト踏み倒し]]につなげた。またその前の[[ターン]]にも使用しており、そちらでは[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を手札に加えている。 -アニメ「ビクトリーV3」では[[べんちゃん]]が[[プラマイ 零]]戦で使用。 -アニメ「VS」では[[べんちゃん]]が[[ルシファー]]戦で使用。[[《ブレイン・チャージャー》]]と組み合わせて、[[《龍素王 Q.E.D.》]]への龍解に繋げた。 **その他 [#g5b1a64b] -[[Magic:The Gathering]]に、ほぼ同じ能力を持つ[[《渦まく知識/Brainstorm》>http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B8%A6%E3%81%BE%E3%81%8F%E7%9F%A5%E8%AD%98/Brainstorm]]という[[カード]]があり、英語の読みはこのカードの[[カード名]]と同じ。あちらはカードを引く枚数が選べない代わりに、1コスト軽い。 --[[DMEX-18]]で当カードが[[再録]]された際は[[Magic:The Gathering]]仕様のフレームかつ本家《渦まく知識/Brainstorm》の[[イラスト]]で収録された。[[切札 勝舞]]がMtGをしていた頃に合わせて、「[[アイスエイジ>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8]]」版のイラストになっている(([[射場本正巳]]氏の[[ツイート>https://twitter.com/syaba3/status/1488825664794857476]]))。 [[フレーバーテキスト]]も、「アイスエイジ」版《渦まく知識/Brainstorm》のそれになっている。 -[[DMR-05]]版の[[フレーバーテキスト]]は[[ガチンコ・ジャッジ]]のための[[山札操作]]に使うことを示唆しているようだ。 --事実、アニメ「ビクトリーV」ではワガママモードにされた[[べんちゃん]]がこの戦法を使っている。 収録弾によってテキストが微妙に変化している。 [[DMX-22]]以降[[DMEX-17]]以前のテキスト |カードを3枚まで引き、その後、自分の手札を2枚、好きな順序で自分の山札の上に置く。| -[[DMEX-02]]の新規イラスト呪文において唯一[[イラストレーター]]の名前が[[otumami]]氏一人の[[カード]]。これは「新世界地図」のイラストとこの[[カード]]が収録されているパックの[[メインカード>《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]のイラストを[[otumami]]氏が担当しているためである。 --なお、[[DMEX-02]]に収録されたこの[[カード]]の[[フレーバーテキスト]]に「魚人覇王団に変わる新勢力」とあるが「魚人覇王団に''代わる''新勢力」の誤字である。 -「ブレイン・ストーム(Brain storm)」とは、『 突然思い浮かぶ妙案・閃き 』を指す言葉である。 -[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-18]]で実装。[[ドロー]]が3枚固定になった。 **関連カード [#t37b57a8] -[[《封魔秘宝アバランバ》]] -[[《ブレイン・ブック》]] -[[《オンセン・ボイラー》]] -[[《マジック・A・セミプーロ/♪閑かさや とにかくブレイン 蝉ミンミン》]] -イラストの本が描かれているカード --[[《アクア・インテリジェンス 3rd G》]] --[[《エクストリーム・ブレイン》]] --[[《エターナル・ブレイン》]] --[[《ブレイン・タイフーン》]] --[[《超魔導書グリモア第I章》]] --[[《パルプ・ブレイン》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[《雅役者 マチネソワレ》]] (P49/Y20) --[[《子役者 ショニチラクビ》]] (P49/Y20) --[[《珊瑚妖精キユリ》]] (P49/Y20) --[[《貝獣 フジッツ》]] (P49/Y20) --[[《愛されし者 イルカイル》]] (P49/Y20) **[[フレーバーテキスト]] [#s77a0291] -[[DMR-05]](通常版)、[[DMPP-18]](通常版)&br;'''[[ガチンコ勝負>ガチンコ・ジャッジ]]だからと言って、体力だけじゃ決まらない。知で知を洗う頭脳戦もある。''' -[[DMR-05]]([[MODE→CHANGE]])[[DMPP-18]]([[MODE→CHANGE]])&br;'''すべての儀式の基本となるのは、知識と準備だ。儀式をスムーズに進める為には両方を同時に準備しなければならない。――『[[儀式大全]]』第1巻第3ページ''' -[[DMX-16]]、[[DMPB-04]]&br;'''未来を知ることで、一手先を読むことができる。まぁ、でもそれは知識の使い方が下手な奴の場合だけどね。 ---[[アクア・メディアクリエイター>《電脳 メディクリ-1》]]''' -[[DMX-22]]&br;'''数字がすべてを支配する。 ---[[ベンちゃん>べんちゃん]]''' -[[DMEX-02]]&br;'''他[[文明]]と関わりを持たず、密かに魔術や[[ブレイン]]の研究を進めている[[水]][[文明]]。最近、魚人覇王団に変わる新勢力が生まれようとしている。''' -[[DMEX-17]]&br;'''光文明と闇文明。そのふたつの文明を軸としたデッキが長く環境を支配した。[[キング・アルカディアス>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]が登場し、そして[[パーフェクト・ギャラクシー>《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]が登場したことで、その支配は決定的なものとなった。 —「デュエキング烈伝」銀河の章''' -[[DMEX-18]]&br;'''その一撃でわたしはよろめいた。と、その時突然、何をするべきかはっきり理解できた。数瞬のうちに勝利はわたしのものになっていた。 -[[キイェルドーの王室魔道師、グスザ・エバスドッター>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC/Gustha_Ebbasdotter]]''' -[[ガム]](P78/Y13)&br;'''次のドローは確率100%!勝利の方程式完成!これより証明を……いや、証明を超えた超証明を開始する! ---[[ベンちゃん>べんちゃん]]''' -[[プロモ>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P49/Y20)&br;'''[[チームウェイブ]]と[[美孔麗王国]]の戦いでは最新情報が勝負を分けた! そう、情報満載の雑誌を手に入れるかどうかが重要なのだ!''' -[[プライズ]]&br;'''[[ポプ子>《アポカリプス・デイ》]]「それでねーピピ美ちゃん!目の前でチーターが、BANされちゃってー」&br;[[ピピ美>《アクア・サーファー》]]「・・・・・・うふふ♪ポプ子ちゃんは今日も元気ね♪」&br;ポプ子「えへへ~♪・・・・・・あっそうだ!」&br;ピピ美「?」&br;ポプ子「私、デュエマがやりたい!」&br;ピピ美「わぁっ、さりげない自然な導入ね♪流石、ポプ子ちゃん!」''' **収録セット [#ccbcfd16] ***[[デュエル・マスターズ]] [#k750b197] -illus.[[IronPot]] --[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]](88/110)(88m/110) --[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](35/84) --[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](28b/???)([[ヒーローズ・カード]]) --[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](117/138) -illus.[[otumami]] --[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]](76/84) -illus.[[Christopher Rush]] --[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ>DMEX-18]](58/75) -illus.[[IronPot]]/[[Yosuke Yabumoto]] --[[デュエルマスターズ ガム>ガム]](P78/Y13) -illus.[[Tobimaru Konatsu]] --[[プロモーション・カード]](P49/Y20) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#sf263923] -illus.[[IronPot]] --[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]] -illus.[[IronPot]]/[[Yosuke Yabumoto]] --[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]] -illus.[[大川ぶくぶ]](イラスト)[[六面堂]](仕上げ) --[[プライズ]] **参考 [#u2101f34] -[[ドロー]] -[[手札]] -[[山札の上]] -[[山札操作]] -[[ブレイン]] -[[MODE→CHANGE]] -[[ヒーローズ・カード]] &tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト2,ドロー,手札交換,山札操作,ブレイン,・,C,コモン,Iron Pot,otumami,Christopher Rush,Yosuke Yabumoto,Tobimaru Konatsu,MTG,呪文 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),ドロー (デュエプレ),手札交換 (デュエプレ),山札操作 (デュエプレ),・ (デュエプレ),C 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