#author("2024-10-25T17:10:07+09:00","","")
#author("2024-11-04T11:28:33+09:00","","")
*《ホーガン・ブラスター》 [#w213eca2]

|ホーガン・ブラスター UC 水文明 (5)|
|呪文|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーなら出してもよい。呪文なら、コストを支払わずに唱えてもよい。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-39]]で登場した[[水]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

同[[エキスパンション]]で登場した[[サイキック・クリーチャー]]の必殺技[[サイクル]]の1つ。
[[山札]]を[[シャッフル]]した後に[[山札の上]]を確認し、それが[[クリーチャー]]か[[呪文]]ならば[[コスト踏み倒し]]で使用できる。

あらかじめ[[シャッフル]]することから、[[山札操作]]で踏み倒したいカードを狙うのは不可能だが、たった5コストで[[グッドスタッフ]]級のカードが使える可能性があるのはいつの時代も脅威である。

安定して使いたいなら[[《ミラクルとミステリーの扉》]]のように、多くの[[ファッティ]]で[[デッキ]]を固めるようにしたい。運よく[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]が出れば勝負を決めかねない[[アドバンテージ]]を生み出してくれる。

[[デッキ]]に[[クリーチャー]]と[[呪文]]以外のカードを入れていなければ最低限何かしらの行動は起こせる。そのため、完全に無駄になることは少ない。

**ルール [#r3a7bcf4]
-[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出さなかった時、[[呪文]]を唱えなかった時、またそれ以外の[[カード]]だった場合は、[[山札]]の上に戻す。

-[[ツインパクト]]が捲れた場合、[[クリーチャー]]面を[[バトルゾーン]]に出すか[[呪文]]面を[[唱える]]か、何もしないか好きな方を選べる。

-自分の山札のカードが1枚だけの時に《ホーガン・ブラスター》で山札の上から捲れたカードが[[《最終命令:3150-1059》]]だった場合、[[山札回復]]が行われる前に自分はゲームに負ける。

-バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが10体以上いて、自分の山札のカードが1枚だけの時に《ホーガン・ブラスター》を山札の上から捲れたカードが[[《サイバー・J・イレブン》]]だった場合、自分はゲームに負ける。詳しい理由は[[《サイバー・J・イレブン》]]を参照。

**環境において [#x58bd589]
登場当初は5コストでどんな[[クリーチャー]]、[[呪文]]でも踏み倒せる点が注目され、それなりに騒がれた。しかし、あまりにも運まかせな[[効果]]からしばらくの間は[[ファンデッキ]]向けのロマンカードという評価が続き、精々[[超次元]][[呪文]]中心のデッキに[[山札圧縮]]感覚で投入される程度であった。

だが、[[エピソード2]]以降ではハイスペックな[[ファッティ]]の増加により、専用[[デッキ]]でのこの[[カード]]の性能はどんどん上昇。[[【ミラクルとミステリーの扉】]]や[[【獰猛ブラスター】]]で採用され、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]などを踏み倒すのに使われた。特に[[【ミラクルとミステリーの扉】]]は大型[[クリーチャー]]が15枚前後入るので、それらか[[《ミラクルとミステリーの扉》]]が出れば御の字。[[《大河聖霊エル・ドラード》]]や[[《ポジトロン・サイン》]]などと共に使われることも多く、これを補助に使ったタイプは俗に「ミラミスホーガン」と呼ばれていた。

それらのデッキが[[トップメタ]]を突っ走った結果、2013年6月22日付で[[殿堂入り]]となった。その後[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]も[[殿堂入り]]しており、4ターン目に《覇》を出されて負けという理不尽な展開になることは少なかったが、後に《覇》は[[殿堂解除]]となった。

[[《ミラクルとミステリーの扉》]]同様、[[マナコスト]]制限の無い[[コスト踏み倒し]]は[[カードプール]]によって評価が大きく左右されるという好例だろう。

1枚制限となって以降もしばらくは[[【ヘブンズ・ゲート】]]などの相性のいいデッキで見かけることは多かった。[[S・トリガー]]で[[ファッティ]]を踏み倒される可能性はまだ残っている。

その後、[[《オールデリート》]]や[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]などの勝ち確定クラスの[[フィニッシャー]][[呪文]]が、この[[呪文]]が[[殿堂入り]]である前提で登場している。

[[DMEX-17]]終期から[[【5色ディスペクター】]]に上振れを期待して投入されるケースが目立っていった。

2024年3月11日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【5色蒼龍】]]が再浮上すると、そちらにスーパーサブとして投入されるケースが目立つようになった。

無理に大型を狙わないものとしては、[[【シールドプリズン】]]に単純な[[山札圧縮]]として投入される場合もある。
**他のカード・デッキとの相性 [#j6e4e6da]
-[[【マチューヘル】]]との相性も良い。[[《フェアリー・ライフ》]]などが出てしまっても、[[《爆獣マチュー・スチュアート》]]や[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]]の[[効果]]で多く[[アドバンテージ]]が取れる。[[《超銀河弾 HELL》]]が出たら最高だろう。

**その他 [#ydac60b8]
-[[調整版]]としてクリーチャー限定踏み倒しの[[《ミステリー・キューブ》]]、呪文踏み倒しの[[《アクア・スペルブルー》]]が登場した。

-この[[カード]]の登場で、全ての[[クリーチャー]]と[[呪文]]は相手の[[ターン]]に使用できる可能性ができた。今までは不可能だった[[プレイング]]や、誰も想像しなかった逆転劇が生まれるかもしれない。

-[[山札]]に[[手札]]、[[墓地]]に果ては[[シールド]]とゲーム中の様々な概念を自分の手で操作できる[[デュエル・マスターズ]]において、先の展開が全くの運任せな[[カード]]は比較的珍しい。

-カードイラストには様々な[[クリーチャー]]が登場している。[[《ケロディ・フロッグ》]]、[[《アラゴト・ムスビ》]]、[[《サイバー・G・ホーガン》]]等。[[《サイバー・G・ホーガン》]]と比べると、いかに[[《イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン》]]が巨大かが分かる。
--[[DMEX-01]]ではウルトラゴールデンカードとして、[[アルトアート]]で収録された。その際のイラストは[[新章デュエル・マスターズ]]時の世界観に合わせたもので、[[《自然星人》]]、[[《ドープ “DBL” ボーダー》]]、[[《ハイパー・マスティン》]]、[[《凶鬼06号 ギーコギルス》]]、[[《ホースターズ5》]]などが描かれている。イラストを手掛けた[[hideki ishikawa]]によると、[[フルフレーム]]に描き換えるにあたり苦悩があったようだ。詳細は氏のPixivで確認できる。
--[[オリジン]]の[[背景ストーリー]]を描いた[[DMBD-18]]では[[《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》]]がセンターに立っている。周りのクリーチャーは全員[[オリジン]]になっており、左から[[《貴星虫ヤタイズナ》]]、[[《エンペラー・ティナ》]]、[[《惑星の勇者ドリッピー》]]、[[《薔薇の使者》]]、そして左奥には[[《黙示賢者ソルハバキ》]]が登場している。
//ほかのクリーチャーが分かる方、加筆お願いします。

-アニメ「デュエル・マスターズ クロスショック」44話では[[ミミ>黄昏 ミミ]]が[[ゴンタ>《無頼勇騎ゴンタ》]]戦で使用。[[《超銀河弾 HELL》]]を唱えた。

-「ビクトリーV3」では[[ヨミ]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。S・トリガーで登場し、[[《妖精左神パールジャム》]]を出した。

-「キング」34話の[[切札 ジョー]]と[[アン・ラッキー]]の対戦では[[アン・ラッキー]]の[[マナゾーン]]に[[DMX-21]]版のこのカードが置かれている。

-[[Kaijudo]]で唯一、1枚制限となったカード''《Bottle of Wishes》''はこのカードを弱体化させたものである。
「進化ではないクリーチャー」「コスト7以下の呪文」と範囲が狭まっており、「出す」「唱える」については任意ではなく強制になっている。
ちなみに、1枚制限がかかっていないカードは、そちらのルールならデッキに3枚まで同名カードを入れることができる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#n5d166de]

|ホーガン・ブラスター VR 水文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであればバトルゾーンに出し、呪文であればコストを支払わずに唱える。それ以外であれば、自分の手札に加える。|
|BGCOLOR(white):※[[各プレイヤーの1ターン中、効果の適用を9回までとする。]]|

[[DMPP-15]]で実装。[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]に上がり、コストが1大きくなった。
クリーチャーまたは呪文ならキャストが[[任意]]から[[強制]]となったが、ハズレのカードタイプなら山札の上に戻るのではなく手札に移動するようになった。

-2023年3月23日より「[[各プレイヤーの1ターン中、効果の適用を9回までとする。]]」に該当するカードに指定された。理由は不明。
--場に[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]があり、自分の山札が《ホーガン・ブラスター》のみという状況で、自分が《ホーガン・ブラスター》を唱え山札から別の《ホーガン・ブラスター》が唱えられたらループするという説は誤り。
#region2(理由){{
実際には[[保留状態]]という概念で、最大4枚《ホーガン・ブラスター》を唱えたら、それ以上《ホーガン・ブラスター》から《ホーガン・ブラスター》がヒットしなくなり、最後は山札から参照できるカードがなくなり[[空撃ち]]で終了する。1枚目の《ホーガン・ブラスター》が唱え終わった時点で、ここで唱え終わった呪文が一気に墓地に置かれようとする(([[《ポジトロン・サイン》]]で[[S・トリガー]]呪文を唱えたら、[[《ポジトロン・サイン》]]として唱え終わってから参照した呪文と一緒に墓地に置かれることをイメージしてほしい。))が、山札から唱えられた呪文は《キクチ師範代》の効果で山札を離れない。
要するに、最大4ループで処理が終了し、10ループまで達成できないのである。

-なお、Ver.3.3.2時点で、手札に《ホーガン・ブラスター》1枚、山札が3枚かつすべて《ホーガン・ブラスター》という状態で、手札から《ホーガン・ブラスター》を唱えたら、4枚目の《ホーガン・ブラスター》を唱えた時点で[[デッキアウト]]でゲームに敗北した。墓地から[[《クローン・バイス》]]を唱えたら、唱えている最中のそれは墓地にある枚数に含めないこと考えても、自然な挙動といえる。
}}

-[[ランクマッチ]]報酬の[[プライズ]]版では[[イノオカ]]氏による新規イラストで[[キリコ]]が描かれており、発動時には[[キリコ]]のボイスが流れる。

-ホロライブコラボの[[プライズ]]版では[[兎田ぺこら]]が直筆サインと共に描かれており、発動時には彼女によるフレーバーテキスト通りのボイスが流れる。

**[[サイクル]] [#a6e22b83]
[[DM-39]]に収録されている[[サイキック・クリーチャー]]の必殺技[[サイクル]]
-[[《ファイブスター・ブラスター》]]
-''《ホーガン・ブラスター》''
-[[《ガンヴィート・ブラスター》]]
-[[《GENJI・ブラスター》]]
-[[《カンクロウ・ブラスター》]]
-[[《キズナ・ブラスター》]]([[プロモーション・カード]])

**関連カード [#m0e33a50]
-[[《時空のスター・G・ホーガン》]]/[[《イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン》]]

-[[《ミステリー・キューブ》]]
-[[《アクア・スペルブルー》]]
-[[《究極ゲート》]]
-[[《天運ゼニスクラッチ》]]
-[[《ウォーター・イン・ザ・ダーク》]]
-[[《キング・マニフェスト》]]
-[[《海底の超人》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m24cbba8]
-[[DMEX-15]]&br;'''[[ガルド]]の[[「T」トト>T (トト)]]の刺客、[[クレオバトラー]]から[[勝舞>切札 勝舞]]を守るため[[れく太>角古 れく太]]が戦う中……[[勝舞>切札 勝舞]]は父である[[勝利>切札 勝利]]の[[カード]]を使いとんでもない[[デッキ]]をくみ上げていた……&br;—『デュエル・マスターズFE』5巻より'''
-[[DMBD-18]]&br;'''「[[神歌>《神歌と繚嵐の扉》]]」によって呼び出された[[暴竜>《暴嵐竜 Susano-O-Dragon》]]たち。その未知なる存在に、力では劣らない[[五大龍神>五龍神]]も不意をつかれ、封じられてしまったのだった。'''
-[[DMPP-15]]&br;'''やっぱり「イチバン!!!」――[[イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン>《イチバンの覚醒者オーシャン・G・ホーガン》]]'''
-[[プライズ]]1&br;'''これは神代の時代より演算されたシークエンス。――[[キリコ]]'''
-[[プライズ]]2&br;'''幸運うさぎってわ~け!――[[兎田ぺこら]]'''

**収録セット [#tc7425ea]
***[[デュエル・マスターズ]] [#z8ee443a]
-illus.[[hideki ishikawa]]
--[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」>DM-39]](26/50)
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](17a/38)
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](34/84)
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」>DMX-21]](66/70)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](G6/G10)([[アルトアート]])
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](83/100)
-illus.[[hatapug]]
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](12/14)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pa9124c0]
-illus.[[hideki ishikawa]]
--[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]]
-CV:[[藤田咲]]
-illus.[[イノオカ]]
--[[プライズ]](ver.1)
-CV:[[兎田ぺこら]]
-illus.[[hideki ishikawa]]&[[アートアンフ]]
--[[プライズ]](ver.2)(兎田ぺこらサイン入り)

**参考 [#yd0bd48d]
-[[S・トリガー]]
-[[山札]]
-[[シャッフル]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[殿堂入り]]
-[[手札補充]]
-[[ブラスター]]
-[[各プレイヤーの1ターン中、効果の適用を9回までとする。]]

-[[【ミラクルとミステリーの扉】]]
-[[【獰猛ブラスター】]]
-[[【ミステリー・キューブ】]]
-[[【青緑マニフェスト】]]

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