#author("2025-08-11T17:51:09+09:00","","") #author("2025-08-11T17:53:33+09:00","","") *《ボルシャック・ドラゴン/&ruby(デュエリスト){決闘者};・チャージャー》 [#top] |ボルシャック・ドラゴン P(R)(UC) 火文明 (6)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+| |''W・ブレイカー''| |攻撃中、このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。| |BGCOLOR(#ccd):| |決闘者・チャージャー P(R)(UC) 火文明 (3)| |呪文| |自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、名前に《ボルシャック》とあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。| |''チャージャー''(この呪文を唱えた後、墓地のかわりにマナゾーンに置く)| [[DMEX-04]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]と[[火]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 [[クリーチャー]]側はそのまま[[《ボルシャック・ドラゴン》]]。黎明期の[[準バニラ]]である[[クリーチャー]]側が[[プレイ]]されることはほとんどない。しかし、[[火]]の[[ドラゴン]]であり、[[カード名]]に[[ボルシャック]]を含む点は非常に大きな[[メリット]]となっている。 [[呪文]]側は[[山札]]を3枚[[表向き]]にして[[ボルシャック]]をすべて[[手札]]に加える[[チャージャー]]。 [[コスト論]]の問題でコスト3の[[手札補充]]付きマナブーストは非常に数が少なく、[[《豊潤フォージュン》]]ですら競技シーンで居場所がある。[[《ライフプラン・チャージャー》]]や[[《スペルブック・チャージャー》]]がコスト4で1枚回収なことを考えれば、何を回収しても[[コストパフォーマンス]]的にはお釣りが来る。 1枚も手札に加えられなかったとしてもマナブーストは進められるため、全くの無駄にはならない。[[ボルシャック]]で固めた[[専用デッキ]]をはじめとしてドラゴンデッキは[[重量級]]に偏りやすく、序盤のマナブーストが生命線になっていることも多い。 この[[カード]]の[[クリーチャー]]側も[[ボルシャック]]なので、2枚目の同名カードが捲れたらそれも回収できる。5マナある時に連続で唱えるなどして手札とマナを増やすことに成功すれば、[[ボルシャック]]に[[制圧]]型の[[フィニッシャー]]が多いことも相まって大きく勝利が近づく。 [[クリーチャー]]側の性能はお世辞にも強いとは言えないため、専ら「[[クリーチャー]]側の[[特性]]も持った[[マナブースト]][[呪文]]」のような形で運用される。 [[スペック]]を最大限に活かすためには[[デッキ]]に[[ボルシャック]]を大量に投入する必要があるが、先述の通り1枚[[手札]]に加えられるだけでも[[コストパフォーマンス]]としては十分に強力。[[《ボルシャック・ドギラゴン》]][[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]といった[[汎用性]]が高い[[ボルシャック]]のみを少数採用し、「運が良ければ[[手札]]が減らない[[マナブースト]]」のような感覚で使われることも多い。 総じて、[[火]]の[[ドラゴン]]を大量に使用する[[【連ドラ】]]系[[デッキ]]と相性の良い[[特性]]を持っており、それらの[[デッキ]]で貴重な軽量[[マナブースト]]兼[[手札補充]]役として採用できる。 **他のカード・デッキとの相性 [#synergy] -カード名の[[ボルシャック]]にはこのカードの[[呪文]]側も含めて非常にサポートが多い。また、[[ドラゴン]]である点は[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]][[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]などと同様に、[[《メンデルスゾーン》]][[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]などの[[効果]]の邪魔にならない点で相性が良い。さらに[[火]]の[[非進化]][[クリーチャー]]であるため[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で[[バトルゾーン]]に出せる。 -特に[[防御札]]として[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を採用する[[デッキ]]全般での需要が高い。[[【速攻】]]が相手の場合、ブレイクによって増える手札とこれによってサーチできる分、初手に含まれた分や素引きした分で[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を3枚集めることがそこそこの割合で起こる。そのまま[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を使って[[《禁断 ~封印されしX~》]]の封印を一気に6枚外せる可能性もある。 -[[【連ドラ】]]系[[デッキ]]では、[[クリーチャー]]側が[[バトルゾーン]]に出される機会も少なくない。基本的にはハズレの部類に入るが、初動役のカードでありながら[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]などで捲れても[[バトルゾーン]]に出せるというだけでも他の初動カードとは一線を画している。 -[[【モルト「王」】]]あたりなら[[《禁断 ~封印されしX~》]]による[[封印]]外しや使い終わった[[呪文]]を[[墓地]]に置くことによってパワー15000前後にまで育つので、余裕があれば[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[効果バトル]]除けとなるダイレクトアタック要員として使える。 -[[【連ドラ】]]以外でも、[[赤単]]など[[自然]]を採用しない[[火]]入り[[デッキ]]の[[マナブースト]]手段として候補に上がることがある。火の[[コスト]]3の[[チャージャー]]には汎用性の高い[[カード]]が少ないため、[[デッキ]]の[[ボルシャック]]がこの[[カード]]4枚のみだとしても、運が良ければ[[手札]]も稼げる火の[[コスト]]3の[[チャージャー]]として十分な選択肢になる。同コストの[[《フェアリーの火の子祭》]]と比較すると、「火単色なので[[自然]][[マナ]]を必要としない」「[[《メンデルスゾーン》]]で[[マナゾーン]]へ行く」「[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]で引き当てても問題ない」といった利点があり、[[事故]]要素を大きく軽減できる。 -[[【連ドラ】]]以外でも、[[赤単]]など[[自然]]を採用しない[[火]]入り[[デッキ]]の[[マナブースト]]手段として候補に上がることがある。火の[[コスト]]3の[[チャージャー]]には汎用性の高い[[カード]]が少ないため、[[デッキ]]の[[ボルシャック]]がこの[[カード]]4枚のみだとしても、運が良ければ[[手札]]も稼げる火の[[コスト]]3の[[チャージャー]]として十分な選択肢になる。同コストの[[《フェアリーの火の子祭》]]と比較すると、「火単色なので[[自然]][[マナ]]を必要としない」「[[《メンデルスゾーン》]]で[[マナゾーン]]へ行く」「[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]で引き当てても問題ない」といった利点があり、大幅な[[事故防止]]になる。 -コスト6なので[[【6軸ガチロボ】]]で使用可能。[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]][[《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]][[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]][[《ボルシャック・サイバーエクス》]]などサーチ対象も豊富。特に[[踏み倒しメタ]]が豊富にいる現環境において、[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]は[[【6軸ガチロボ】]]にとって重要度が高く、それをサーチできるこのカードの有用性も増している。 -呪文側で3→5と[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]に繋ぎつつ[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[回収]]する[[【赤黒ドギラゴン閃】]]も結果を残した。クリーチャー側がコスト6なので[[《百鬼の邪王門》]]で[[リアニメイト]]できる。無論パワー以外に取り柄がなく、他に優秀なものが捲れればそれを[[出す]]に越したことはないが、何も出せないよりはマシである。 -呪文側で3→5と[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]に繋ぎつつ[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[回収]]する[[【赤黒ドギラゴン閃】]]も結果を残した。クリーチャー側がコスト6なので[[《百鬼の邪王門》]]で[[リアニメイト]]できる。無論パワー以外に取り柄がないため、他に優秀なものが捲れればそれを[[出す]]に越したことはないが、何も出せないよりはマシである。 //[[墓地肥やし]]で[[パンプアップ]]を施し、そうして培った高[[パワー]]を[[効果バトル]]に活かすという使い方もあり、2枚唱えればミラーマッチの[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を討ち取ることも十分可能。 //パンプアップは攻撃中だけなので効果バトルには関係ない -登場時点で[[メインデッキ]]に入れられる「[[ボルシャック]]」は19種存在した([[超次元ゾーン]]に置く[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]][[《勝舞城 ボルシャック》]]は除く)。そのため、その気になれば[[デッキ]]内のすべての[[カード]]を「[[ボルシャック]]」にすることもできるが、全種が実践レベルではない上に[[コスト]]の重いカードばかりのため現実的ではなかった。コスト5以下の「ボルシャック」が[[《ボルシャック・コロドラゴン》]][[《超次元ボルシャック・ホール》]][[《ボルシャック・ルピア》]]の3種しかなく、マナカーブに沿うように使える「ボルシャック」も少なかった。 --後に[[DMBD-16]]では実戦級の新規[[ボルシャック]]が多数登場。オール[[ボルシャック]]が現実的になった。(実際そちらでは全カードがボルシャックである) -登場時点でこそ高[[コスト]]のカードばかりで、汎用性の高い[[カード]]があまり存在しなかったが、現在では[[《ボルシャックゾーン》>《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]][[《ボルシャック・栄光・ルピア》]][[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]という低コストかつ実戦級のカードも多く存在する。この呪文を使った後余ったマナでこれらを使う動きもしやすい。低コストではないが、[[《超次元ボルシャック・ホール》]][[《ボルシャック・サイバーエクス》]][[《ボルシャック・ドギラゴン》]]なども実戦級のカードと言える。これらをデッキに採用すれば、このカードの有用性がさらに高まる。当然、[[《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]と併用した専用デッキでは、上手くすれば[[コスト]]3の[[チャージャー]]で3枚[[ドロー]]という驚異のカードになり得る。 **環境において [#metagame] [[【モルトNEXT】]]ではドラゴンの比率を下げない[[マナブースト]]として登場当時から重宝された。[[超天篇環境]]序盤の[[【モルトNEXT】]]では、これの影響で[[《フェアリーの火の子祭》]]不採用がざらだった。 [[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期に[[【青黒緑デッドダムド】]]が成立すると[[【モルトNEXT】]]は環境の主軸から退いた。 [[DMRP-16]]期には[[【赤黒ドギラゴン閃】]]のパーツとして環境に復帰。 [[DMBD-16]]期には[[【赤緑ボルシャック】]]が成立し、''3ドロー1マナブースト''という呪文側のフルスペックを環境で見る機会も増えた。 [[王来篇環境]]では[[【5色グレンモルト】]]の[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]や[[【赤緑ボルシャック】]][[ミラーマッチ]]の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]に対して[[パンプアップ]]が役立つ場合があった。 [[DMRP-19]]期には[[メインデッキ]]の20枚前後を[[ボルシャック]]にした[[【赤緑ドギラゴン閃】]]が[[オリジナル]][[環境]]に進出。ただ、コスト3帯には[[《“龍装”チュリス》]][[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]も存在したため、このカードは2枚程度に抑える入賞構築もあった。 [[DM22-BD1]]期以降の[[【モルトNEXT】]]では[[《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]][[《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》]]といった競合相手の登場により、[[必須カード]]から脱落した。[[クリーチャー]]としての性能で2者に差をつけられてしまっているものの、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]や[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]を採用する場合には依然有力な選択肢となる。 [[アビス・レボリューション環境]]では[[【白赤バクテラス】]]で[[4枚積み]]された。 [[《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》]]登場後は[[【白赤緑ボルシャック】]][[【白赤緑モモキングRX】>【モモキングRX】]][[【白赤緑モルトNEXT】]]での採用が見られた。 **その他 [#others] -呪文側のイラストには[[《ボルシャック・ドラゴン》]][[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]][[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]といった歴代の[[ボルシャック]]が描かれている。また、[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]の呪文側のイラストと鏡合わせで繋がっている。 -[[DMBD-15]]版のクリーチャー側のイラストは、[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]氏のプロモ版イラストを元にしたことが担当した[[shosuke]]氏によって語られている。 //ソースttps://www.pixiv.net/artworks/85996449 -[[DM23-BD4]]での[[再録]]時に[[レアリティなし]]から[[レア]]になった。 --その後の再録も基本的に[[レア]]だが、[[DM24-EX2]]版のみ[[アンコモン]]になっている。 **関連カード [#related] -[[《ボルシャック・ドラゴン》]] -[[《ボルシャック・ヒート・ドラゴン/ヒートブレス・チャージャー》]] -[[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]] -[[《混沌の獅子デスライガー/カオス・チャージャー》]] **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Ryoya Yuki]]/[[boyaking]] --[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」>DMEX-04]](27/75) --[[DMBD-16 「20thクロニクルデッキ 決闘!! ボルシャック・デュエル」>DMBD-16]](13/14) --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](T2/T20)(TF2/TF20) --[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](T2/T20)(TF2/TF20) --[[DM23-BD4 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」>DM23-BD4]](21/60) --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](70/100) --[[DM25-RP1 「王道W 第1弾 邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~」>DM25-RP1]](T2/T10) -illus.[[shosuke]] --[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](SE2/SE10) -illus.[[shosuke]]/[[otumami]] --[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](BE6/BE10) -illus.[[Shigenobu Matsumoto]] --[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](47/50) -illus.[[RUI MARUYAMA]] --[[DM25-BD1 「ドリーム英雄譚デッキ ボルシャックの書」>DM25-BD1]](11/17) -illus.[[boyaking]] --[[プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P33/Y24) **参考 [#reference] -[[ツインパクト]] -[[アーマード・ドラゴン]] -[[W・ブレイカー]] -[[攻撃]] -[[パンプアップ]] -[[サーチ]] -[[ボルシャック]] -[[手札補充]] -[[チャージャー]] -[[ツインパクト化]] -[[【赤緑ボルシャック】]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー6000+,パワー6000,W・ブレイカー,攻撃中,1枚につき,パンプアップ,自己パンプアップ,墓地数参照パンプアップ,パンプアップ+1000,呪文,コスト3,サーチ,ボルシャックサポート,手札補充,チャージャー,《ボルシャック・ドラゴン》,ボルシャック,・,終音「ん」,トレジャー,黒トレジャー,P,レアリティなし,R,レア,UC,アンコモン,Ryoya Yuki,boyaking,shosuke,otumami,Shigenobu Matsumoto,RUI MARUYAMA);