#author("2024-04-06T13:01:30+09:00","","")
#author("2024-04-06T13:02:03+09:00","","")
*《ボルシャック・ヴォルジャアク》 [#top] 

|ボルシャック・ヴォルジャアク SR 光/火文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000|
|''革命チェンジ'':コスト5以上のアーマード|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|各ターンに1度、クリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。|
|このクリーチャーが破壊された時、名前に《ボルシャック》とあるコスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。|
|''終極宣言'':自分のターンのはじめに、自分のシールドをすべてブレイクしてもよい。そうしたら、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けない。(「終極宣言」は、ゲーム中に一度だけ使える)|

[[DM23-RP4]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]。

敵味方問わず、クリーチャーが[[バトルゾーン]]に出た時、各ターンに1回だけ[[シールド追加]]できる能力、[[pig]]でコスト7以下の[[ボルシャック]]を1体手札から[[踏み倒す>踏み倒し]][[能力]]を持つ。さらに[[終極宣言]]により自分の[[シールド]]を全[[ブレイク]]しつつ、その次の自分のターンのはじめまで[[あらゆる敗北を回避する>敗北回避]]。

[[シールド追加]]はこのクリーチャー自身が出た時も相手がクリーチャーを出した場合も含まれるため、かなりの量が期待できる。
[[革命チェンジ]]で早期着地を行いつつ[[シールド追加]]でプレイヤーの安全を確保することができるので、意外と侮れない。
[[pig]]を嫌い、このクリーチャーを無視して[[打点]]を揃えようにも返しのターンで既に2枚分[[シールド追加]]できていることになり、そう簡単には突破させない。

[[pig]]は《ボルシャック・ヴォルジャアク》自身も踏み倒し対象なのが強みで、手札に2体目の《ボルシャック・ヴォルジャアク》があるなら破壊されてもそれを出せる。
[[革命チェンジ]]後は能力の仕様上タップされていることがほとんど(([[《頂上印鑑 パラキン8th》>《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」》]]などでアンタップを引き継いで[[入れ替え>入れ替える]]、アンタップインしながら再攻撃はしなければアンタップ状態で相手ターンに入れる。))なため、返しのターンに攻撃されることが多く、[[マッハファイター]]などで[[殴り返し]]されることになろうとも、[[pig]]の踏み倒しが待っているため、ささやかではあるが殴り返しを牽制するのに一役買っている。
無論、シールド追加の制約は一旦リセットされるので、2枚目の《ボルシャック・ヴォルジャアク》の能力がトリガーされる。
[[《堅き革命 ボルシュゴス》>《堅き革命 ボルシュゴス/「ボルシュゴス・スラッシャー!!」》]]からチェンジすることであちらの[[メガ・ラスト・バースト]]によりテンポ良く2枚目を探しにいける。

デッキカラーに[[自然]]を足す必要こそ生じるものの、[[《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》]]はチェンジ元として最適。2ターン目[[《メンデルスゾーン》]]から3ターン目に繋がり、そちらの[[マッハファイター]]を利用して革命チェンジしつつパワー12000以上のクリーチャーへ自爆特攻する事で[[pig]]を能動的に使用できる。踏み倒し先のボルシャックも《秘伝・ドラゴン》の効果でマナゾーンから回収可能な上、[[《輝く革命 ボルシャック・フレア》]]や2体目の《ボルシャック・ヴォルジャアク》等を踏み倒せばそのまま[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]へ革命チェンジできてしまう。この時、先に手札へと戻った《秘伝・ドラゴン》も[[アタック・チャンス]]により再度バトルゾーンへ出し直せる点も見逃せない。

都合よく2枚目を引いていなくてもチェンジ元にした[[アーマード]]が[[ボルシャック]]ならそれを出せば良い。[[《飛ぶ革命 ヴァル・ボルシャック》]]や[[《ボルシャック・アークゼオスNEX》]]は防御性能も高く、相手ターンに出すメリットは大きい。
また、[[《ボルシャック・クリスド》]]を出せばそのままこのクリーチャーを回収して再び繰り出すことができる。

[[終極宣言]]は、[[敗北回避]]で[[ワンショット]]の保険になるだけでなく、自分のシールドを[[手札補充]]にも[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]と同等の[[暴発]]にも使えるという凶悪なもの。
派手な[[暴発]]ギミックが無くてもターンのはじめという[[マナ]]を自由に使える状態で大量手札補充ができるため、勝ちまで持っていける確率を底上げできる。事前に[[シールド追加]]が発動していれば、相手に[[シールド]]を削られていて威力が落ちる、といったこともある程度カバーできる。

シールドがないことのリスクはゲームに負けやすいことだが、[[敗北回避]]がそれをカバーする。上述の爆発力を活かし、[[終極宣言]]を発動したターン、[[敗北回避]]で確実に訪れる次の自分のターンの2ターンの間で殴り切ってしまえばデメリットは無いも同然。
仮にそれすら相手に生き残られたところで、これまた[[シールド追加]]によって延命することができ、安易な[[ダイレクトアタック]]は許さない。

[[《フォーチュン・ボール》]]のような対戦相手のシールド数を参照する効果には一時的に弱くなるが、[[《闘うべき時!!》]]の[[特殊勝利]]は[[敗北回避]]で無視でき、対[[鬼エンド]]は自前の[[シールド追加]]の[[誘発型能力]]によりシールドがある状態に戻せてしまう。

[[ターン開始ステップ]]という誘発条件は[[除去]]などで対処されやすいが、[[破壊]]なら2体目の《ボルシャック・ヴォルジャアク》を出すことができれば、破壊されなかった場合と同様に次の自分のターンで[[終極宣言]]が可能。
できれば[[《アシステスト・インコッピ》]]の[[ウルトラ・セイバー]]も同時投入して隙を小さくしたい。

-[[《ドラゴンズ・サイン》]]の範囲内なのでそこから出せる。[[S・トリガー]]で相手ターン中に出せれば[[シールド追加]]に加えて[[ブロッカー]]付与による[[pig]]の能動的な発動も見込めるためかなり強い。

-[[スーパー・S・トリガー]]とは好相性。[[スーパー・ボーナス]]の一斉[[暴発]]を狙えるほか、[[シールド]]を空にした後の[[シールド追加]]もまた[[スーパー・ボーナス]]を狙いやすい。
--特に[[《ジバボン3兄弟》]]は、タイミングさえ合えばあちらの[[デメリット]]である[[特殊敗北]]を[[敗北回避]]できる点で特に相性が良い。
裁定が不明瞭なところではあるが、もしあちらが[[《星龍の記憶》]]の裁定に準じて「直近の自分のターンの終わり」を対象にする場合、''このクリーチャーで暴発したものをそのままデメリットなしで使える''ことになる。
仮にそうでなくとも、この[[クリーチャー]]の[[敗北回避]]が切れ[[ダイレクトアタック]]のリスクが復活する頃にちょうど[[特殊敗北]]が訪れる形になるため、「これを防ぎ切られたらどの道負ける」と割り切って組み合わせるのもあり。その場合は[[全体除去]]+確約された次の自分のターンというリターンと、そのターンでも勝てなければ特殊敗北するリスクを背負うという事で、[[《無双龍機ボルバルザーク》]]に近い使い勝手となる。
仮にそうでなくとも、この[[クリーチャー]]の[[敗北回避]]が切れ[[ダイレクトアタック]]のリスクが復活する頃にちょうど[[特殊敗北]]が訪れる形になるため、「これを防ぎ切られたらどの道負ける」と割り切って組み合わせるのもあり。その場合は[[全体除去]]+確約された次の自分のターンというリターンと、そのターンでも勝てなければ特殊敗北するリスクを背負うという事で、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]に近い使い勝手となる。


-このクリーチャー単騎で[[終極宣言]]を発動させても普通なら2打点1体では[[リーサル]]が組めないが、[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]の[[革命チェンジ]]元にすることで一気に打点を伸ばして容易に[[ワンショット]]ができるようになる[[デザイナーズコンボ]]がある。

-[[シールド追加]]の[[システムクリーチャー]]として見る場合、打点を固定させる[[《光神龍ラル・アブゾーバー》]]と組み合わせてみるのも一考だろう。とはいえTCG環境よりターン猶予が多いデュエプレですら、[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]+[[《光神龍ラル・アブゾーバー》]]のブレイク停滞コンボは見られないため、机上論かもしれない。

-[[DM23-RP4X]]版はパワーが''11500''になっているが、そちらが誤り。[[《ボルシャック・ヴォルジャアク》のテキスト不備とお詫びに関して>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316657/]]

**アニメ・漫画において [#ja97ed32]
-『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第41話でクリーチャーワールドに住む個体が登場。
[[《ボルシャックの古代神殿》]]に住み「太陽に仕えし者」として火文明の伝承で伝えられ太陽の力を得ようとする[[《ボルシャック・カイザー》>鉄仮面]]も助けを願う程の存在であり、太陽に挑み力を得ようとするボルシャック・カイザーを遠くから見守っており彼のその決意を認め、願い通り重傷を負ったボルシャック・カイザーを助けた。
同話のミニコーナーである「今日のカード」として紹介された。
-第43話で[[プリンス・カイザ]]が[[覚知山 ボウイ]]戦で使用。
自身の効果でシールド増加し体制を盤石に固める。ボウイのターンで[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]の効果で破壊されるも自身の効果で2体目の《ヴォルジャアク》をバトルゾーンに出し、その後[[終極宣言]]を使用し手札補充、[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]の革命チェンジ元になる。
その後《バクテラス》の踏み倒し能力で3体目が登場、フィニッシャーとなった。
-44、45話の「ウィンvsカイザ」の決戦では早々に[[終極宣言]]を使用し《バクテラス》へと革命チェンジ、ボウイ戦同様バクテラスの効果で2体目が登場。1体目の敗北回避能力と合わせシールド追加でウィンを追い込むが、[[《ア:グンテ》]]の[[S・トリガー・プラス]]によりマナ送りにされる。次のカイザのターンでは、[[《ドラゴンズ・サイン》]]で[[《ボルシャック・ジャガルザー》]]と共に[[《ア:ニーオ:マクア》]]の登場時効果メタを避ける形で3体目が場に出され、[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の効果で破壊されるが自身の効果で最後の4体目が登場。ウィンのターンで[[《「我が愛馬よ!!」》>《邪騎 スベルニル/「我が愛馬よ!!」》]]でマナ送りにされた事により、結果的にカイザのヴォルジャアク戦術は潰える事になった。
--火文明の伝承やボルシャック・カイザーの態度など、[[邪神くん]]も「ボルシャックの上位クラスの眷属」とその力を認めるなど、元が火文明なだけあるのか他の[[ボルシャック]]版[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]と比較しても格上の存在の模様。また実際のデュエルでもその活躍やD4メンバーがその力を恐れるなど強力なクリーチャーとして扱われている。ボウイやウィンのデュエルで革命チェンジ、自身の効果、《バクテラス》、[[《ドラゴンズ・サイン》]]など様々な手段で何度も踏み倒され効果をフル活用、場を離れようとすかさず次の《ボルシャック・ヴォルジャアク》が出てくる様子は中々の過労っぷりである。
--初召喚時の召喚口上は「火文明の太陽よ!古代神殿に仕えしドラゴンよ!いでよ!ボルシャック・ヴォルジャアク!」

**ルール [#o91e4934]
-デュエマの「すべて」という対象は、0に対しても行える。(類似例:[[《超音速 ターボ3》]])
したがって、自分のシールドが1つもない状態でも、[[終極宣言]]を使うことができる。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-RP4]]の[[オーバーレア]]と[[スーパーレア]]の[[終極宣言]]を持つ[[革命チェンジ]][[サイクル]]。
-[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]
-''《ボルシャック・ヴォルジャアク》''
-[[《芸魔龍馬 バルバトチェス》]]
-[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]
-[[《シス=魔=シャル》]]

[[ファイブ・オリジン・ドラゴン]]の[[ボルシャック]]版
|[[《天龍神アークゼオス》]]|[[《ボルシャック・アークゼオス》]]|
|[[《海龍神クリスド》]]|[[《ボルシャック・クリスド》]]|
|[[《黒龍神モルナルク》]]|[[《ボルシャック・モルナルク》]]|
|[[《炎龍神ヴォルジャアク》]]|''《ボルシャック・ヴォルジャアク》''|
|[[《地龍神バラフィオル》]]|[[《ボルシャック・バラフィオル》]]|

**関連カード [#related]
-[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-RP4]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[SENNSU]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](S5/S8)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (S5/S8)(S5X/S8)
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](7B/22)(5A/20)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (7B/22)(5A/20)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[革命チェンジ]]
-[[アーマード]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ターン1]]
-[[cip]]
-[[シールド追加]]
-[[pig]]
-[[ボルシャック]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[終極宣言]]
-[[ブレイク]]
-[[敗北回避能力]]

----
[[公式Q&A]]

-6つ目の能力について

>Q.''《ボルシャック・ヴォルジャアク》''の「終極宣言」は、自分のシールドが1つも無い場合でも使えますか?
A.はい、使えます。「自分のシールドをすべてブレイクしてもよい」という能力は枚数が指定されていないため、シールドが1つもない状況でも、能力を実行したとみなすことができます。&br;そのため、自分のシールドが1つもない状況でも、次の自分のターンのはじめまで、自分はゲームに負けません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44213]](2023.12.15)

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