#author("2024-10-24T14:09:47+09:00","","") #author("2024-10-29T02:16:03+09:00","","") *《ヨビニオン・マルル》 [#top] |ヨビニオン・マルル SR 自然文明 (4)| |クリーチャー:スノーフェアリー 5000| |''ヨビニオン''(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く)| |各ターン、自分の2体目のクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを手札に加えるか、タップしてマナゾーンに置く。| [[DM24-RP3]]で登場した[[自然]]の[[スノーフェアリー]]。 [[ヨビニオン]]を持ち、各[[ターン]]自分の2体目の[[クリーチャー]]が[[出た時]]に[[デッキトップ]]を[[手札]]に加えるか[[タップイン]]で[[マナゾーン]]に置く。 普通に出すだけでも2体展開に加えて自身の効果で[[ドロー]]or[[マナブースト]]が出来るため[[《キユリのASMラジオ》]]+αの感覚で使えるが、デッキ構成を調整する事でコスト3以下の特定クリーチャーの[[リクルート]]として使う事ができ更なる[[アドバンテージ]]を稼げる。特に[[《天災 デドダム》]]は色が合い一気に[[リソース]]を稼げる最有力候補。 [[コスト]]2[[マナブースト]]から繋ぐカードとして適しており、2→4→6or7のマナブーストと横展開を両立できる。 このカードの登場まで、4コスト以下の2マナブーストは[[《フェアリー・ソング》]][[《蓄命呪文「ガッツシル・チャージャー」》]]など低スペックなものか、[[専用デッキ]]を要求する[[《メンデルスゾーン》]][[《フェアリー・ミラクル》]][[《獅子王の遺跡》]]等に限られており、2→4→7の[[マナカーブ]]を採用するデッキは限られていた。 しかし、《マルル》で《デドダム》を射出すれば2→4→7を実現しつつクリーチャー2体展開+《デドダム》の効果で[[サーチ]]となる。デッキの縛りも「1〜3コストのクリーチャーを《デドダム》のみにする」程度で済むため幅広いデッキで採用でき、2→4→7の動きが大幅強化された。 物量戦術を取る[[【スノーフェアリー】]]の[[展開]]札として期待できる。最速3ターン目に[[《武家類武士目 ステージュラ》]]を[[G・ゼロ]]で出せる他、[[《完璧妖精マリニャンX》]]の[[cip]][[ロック]]まで到達するのもそう遠くない。[[《龍后妖精エリカッチュX》]]の[[メクレイド]]から繰り出すカードとしても強力で、2体目が出た時というタイミングを逃すおそれこそあるものの、あちらのセルフ[[ランデス]]を補填しつつ追加で頭数を増やせる。 [[【緑単オービーメイカー】]]でもこのクリーチャーと[[ヨビニオン]]先の[[マナブースト]]あるいは[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]の[[マナ回復]]で3ターン目に[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]を[[着地]]させられるパターンが新たに加わった。 それ以外の用途としては[[【アバク墓地ソース】]]において[[《鬼札アバクと鬼札王国》]]を確定[[リクルート]]するというのもある。その場合は1枚の[[墓地肥やし]]が可能な[[《ヨビニオン・フレイムバーン》]]や[[《ティンパニ=シンバリー》]]と競合するが、[[文明]]のバランスや継続的な[[アドバンテージ]]源であることを重視するかなど[[差別化]]点は多い。 **他のカード・デッキとの相性 [#j9ad7762] -2→4と綺麗に繋げるための[[マナブースト]]には[[ヨビニオン]]を邪魔しない非クリーチャーマナブーストが採用される。 これにより、クリーチャーマナブーストに押し出されて採用率を落としていた[[《フェアリー・Re:ライフ》]]が定番枠に戻り、既に環境から引きつつあった[[《フェアリー・ライフ》]]も[[【ブレスラチェイン】]]に就職先を見つけた。 これにより、クリーチャーマナブーストに押し出されて採用率を落としていた[[《フェアリー・Re:ライフ》]]が定番枠に戻った。[[【青黒緑マルル】]]では初期型では《Re:ライフ》と[[《地龍神の魔陣》]]が主流だったが、洗練につれ[[単色]]である[[《フェアリー・ライフ》]]が[[多色]]である《魔陣》より優先されるようになり、2コストマナブーストの評価がこのカードの存在によって改めて見直されつつある。 -《マルル》を手札に引き込めない時も、《デドダム》手打ち→2コストマナブースト手打ちと動く事で2ブーストは出来る。 展開1体止まりで手札も-1と出力は大幅に下がるが、最低限想定通りの[[マナカーブ]]には出来るので覚えておこう。 -2つ目の能力を1発で起動でき、踏み倒し先も共有できるため、他の同コスト[[ヨビニオン]]とも相性が良い。[[《ティンパニ=シンバリー》]]や[[《ヨビニオン・フレイムバーン》]]と共に採用されるケースが見られる。 **環境において [#n804e660] 登場当日から単純に[[カードパワー]]が高いコスト4の[[リソース]]要員として、[[【青黒緑マルル】]][[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]][[【ブレスラチェイン】]]など[[【ビッグマナ】]]気味の多くのデッキに投入され入賞・優勝報告も出始める。 [[ヨビニオン]]先は更なる[[マナブースト]]・[[ドロー]]を狙える[[《天災 デドダム》]]固定のデッキがほとんど。 [[【5色ガイアハザード退化】]]ではマルル自体の[[マナブースト]]は勿論、[[《生魂転霊》]]で砕くクリーチャーを用意出来る点も相性が良い。こちらは[[キーカード]]の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]が[[濁り]]にもなってしまうため、当たりの確率を高めるために色マナ要員も兼ねて[[《ハンプティ・ルピア》]]が採用されているケースもある。 更なるマナブーストを狙える《デドダム》、[[ピーピングハンデス]]で[[除去]]を排除出来る《ハンプティ》、2体目の《モモキングダムX》、どれを引いてもロックの安定に貢献するため無駄にはならない。 《マルル》登場を機に、マナを伸ばすにしても自由度の高い《マルル》軸で良いという風潮になり、[[《メンデルスゾーン》]]軸のドラゴン基盤自体が数を減らしたと聞けば、このカードの影響力の程が分かるだろう。 **その他 [#j2768af5] -コスト3以下を[[リクルート]]する自然のコスト4という特徴はかつて「超次元デドダム・ホール」とまで言われた[[《運命の選択》]]と重なっている。それに自身もクリーチャーとして場に残り更に追加ドローorマナブーストまで付いている性能になっており、[[カードパワー]]の[[インフレ]]が凄まじい。 -元ネタは[[《雪渓妖精マルル》]]。腹に「森翠月」の特徴である注連縄が巻かれていることから考えて、おそらく月軍に所属している。 [[能力]]面では既にいるクリーチャーを破壊から守る[[セイバー]]と、新たなクリーチャーを呼び出す[[ヨビニオン]]で対照的。 -[[フレーバーテキスト]]も別れを描いた[[《雪渓妖精マルル》]]に対し、こちらは出会いを題材にしており反転した内容になっている。ただし、その相手とはまたすぐに別れてしまったようで、そこには少しの不穏さが漂う。シークレット版の[[フレーバーテキスト]]からは下記の再現を思わせる。 [[《雪渓妖精マルル》]]との[[コンボ]]が有名な[[《緑神龍ドラピ》]]を[[ヨビニオン]]で踏み倒したら、別途で[[セイバー]]を用意していない限り目の前で[[アース・ドラゴン]]が[[自壊]]することになり、[[フレーバーテキスト]]の再現ができる。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《雪渓妖精マルル》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM24-RP3]](通常版)&br;'''会いたかったわ……さようなら。 — ヨビニオン・マルル''' -[[DM24-RP3]]([[シークレットレア]])&br;'''再会は、望んだ形になるとは限らない。''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Koji Nishino>Koji nishino]] --[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](S10/S11) -illus.[[Koji Nishino>Koji nishino]]/[[Momoka Ito]] --[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](㊙11/㊙24) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[スノーフェアリー]] -[[ヨビニオン]] -[[手札補充]] -[[マナブースト]] -[[【青黒緑マルル】]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト4,スノーフェアリー,パワー5000,ヨビニオン,ヨビニオン3,cip付与,2体目,手札補充,マナブースト,マナタップイン,・,SR,スーパーレア,Koji Nishino,Momoka Ito,王道篇ブロック);