#author("2023-10-15T19:17:13+09:00","","")
#author("2024-03-19T13:53:12+09:00","","")
*《&ruby(ふきつ){不吉};の&ruby(あくまりゅう){悪魔龍}; テンザン》 [#h6337ccc]

|不吉の悪魔龍 テンザン VR 闇文明 (4)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 13000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から13枚を墓地に置く。|

[[DMR-17]]で登場した[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]。

4[[コスト]]にして[[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]と破格な[[スペック]]であるが、代償として[[アタックトリガー]]で[[山札の上]]から13枚もの[[墓地肥やし]]と[[可能であれば攻撃する]]という強烈な[[デメリット]]を持つ。

13枚もの[[墓地肥やし]]は1回使うだけなら[[メリット]]としても捉えられるが、普通に[[召喚]]して[[攻撃]]する頃には[[山札]]は26枚前後のため、2回も攻撃すれば[[ライブラリアウト]]で自滅してしまう。
[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]でデメリットを帳消しにしたり、1度[[攻撃]]させたら[[進化]]させたり、[[《学校男》]]や[[《偽りの名 ドレッド・ブラッド》]]などで[[除去]]する等で対応したいところ。

デメリットが厳しいため環境では見られないが、この[[カード]]の豪快な墓地肥やしを活かした[[【墓地ソース】]]や[[【黒単ド・ラガンザーク】]]がカジュアルプレイで使用されるなどファンデッキでは割と出番のあるカードであった。

後に無用なブレイクによる裏目が無い上にタイムラグも無い[[《堕∞魔 ヴォゲンム》]]が登場すると、そちらの5枚目以降となった。いっそ8枚体制にして大量墓地肥やしを安定させるという手もある。

-[[《生命と霊力の変換》]]や[[《神々の地 ディオニソス》]]など、[[墓地送り]]を[[マナブースト]]に変換する[[置換効果]]と組み合わせるのも面白い。[[置換効果]]であるため、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]と併用できる点も注目すべき点である。
--[[《生命と霊力の変換》]]で注意しなければならないのは、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]と組み合わせた場合、[[《生命と霊力の変換》]]を唱えた後で[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の[[置換効果]]を適用し、[[墓地]]の[[カード]]を1枚でも[[山札]]に加えてしまうと、少なくとも[[山札]]に関しては[[《生命と霊力の変換》]]の適用外になってしまう点である。[[墓地]]からではなくとも、[[山札]]以外の[[ゾーン]]から[[山札]]にカードを加えてしまうとアウト。詳しくは[[《生命と霊力の変換》]]の頁を参照。

-[[《イーヴィル・フォース》>《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]でこのカードを踏み倒すことで、《テンザン》自身を[[スピードアタッカー]]にしつつ、そのターン中に自壊させることで毎ターン攻撃するデメリットを帳消しにすることができる。自身がドラゴンであるため[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を展開することも可能。

-後に登場した[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]]とは[[デザイナーズコンボ]]となっており、お互いのデメリットを帳消しにできる。ただし強制攻撃にだけは従わないとならない。

-「毎[[ターン]][[攻撃]]する」という表記だが、当初は「[[S・トリガー]]で[[《逆転王女プリン》]]や[[《ゲラッチョ男爵》]]の能力を受けて[[アンタップ]]した」等、たとえその[[ターン]]中に[[攻撃]]していたとしても[[攻撃]]できる状況であれば[[攻撃]]しなければならないという裁定だった。特にこの[[カード]]がそれらの能力を受けると、ほぼ確実に[[山札]]がゼロになってしまうという「ゲームの勝敗に直結する」程の危険性を孕んでいた。
--日本語の解釈としておかしかったからか、後に「その[[ターン]]中に1度でも[[攻撃]]していれば、[[アンタップ]]しても[[攻撃]]する必要はない」との裁定が下された(2017年6月19日18:53)。

-意外にも[[デスパペット]]関係に相性の良い[[カード]]が多い。[[《光線人形ストリウム》]]で強制攻撃を打ち消し、[[《厄介人形ヤップップ》]]や[[《自壊のファミリア トリカブト》]]でバトルゾーンから切り離せる。一度墓地を増やした後に[[《不死帝 ブルース》]]や[[《神聖牙 UK パンク》]]、イメージ的にもぴったりな[[《サタデー・ナイトメア・フィーバー》]]などに繋げてみるのも面白い。

-使用者の山札を大量に削る[[闇]]の[[ドラゴン]]という点は、[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を髣髴とさせる。

-[[アクミ団]]関連のカードと相性が良い。闇のドラゴンなので[[《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]に[[革命チェンジ]]できる。13枚[[墓地肥やし]]をしつつそちらに[[革命チェンジ]]できるので、[[《デモンカヅラ》>《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]は[[バトル]]をする際に確実に破壊されなくなる。更に[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]と合わせると、そちらの[[Dスイッチ]]でこれで[[墓地]]に落とした13体以上の[[クリーチャー]]を一気に[[リアニメイト]]できる。

-後に登場した[[《凶鬼06号 ギーコギルス》]]はサイズが同じで、やはり自滅に繋がりかねない強烈な[[デメリット]]を有している。

-アニメ「VSR」第10話では[[コジロー]]が[[デュエマウス]]戦で使用。[[ぶっちゃけ]]は4マナパワー13000と聞いて「反則みたいな強さなんだな!」と驚いており、当時としては4コストとして衝撃的なサイズであったことが窺える。なおこの時、[[コジロー]]の残り[[山札]]の枚数は11枚と解説されたが、実際に計算してみると7枚以下となる。恐らくコジローがその前に使用した[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]の[[能力]]による[[墓地肥やし]]4枚分を加え忘れたのだろう。

-名前は「10」の英語読みである「ten(テン)」と「3(さん)」を合わせた至ってシンプルなもの。

**関連カード [#u439b8bd]
-[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]
-[[《天斬の悪魔龍 ジュランデス》]]
-[[《魔天斬 ドゥームズ》]]
-[[《深淵の伝邪 ジーサン=ジサンジー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#x6308011]
-[[DMR-17]]&br;'''テンザン、その[[13>《偽りの名 13》]]という不吉な数字を名に持つ[[悪魔龍>デーモン・コマンド・ドラゴン]]の登場は[[破滅>ライブラリアウト]]の予兆として恐れられている。'''
-[[DMEX-07]]&br;'''[[ドラゴンズ・ゼロ]]の影響を受け力を増した[[ド・ラガンザーク>《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》]]は、死の力であらゆる存在に罪と罰を与える[[罪・羅・卍・罰>《罪・羅・卍・罰》]]をはなったのだった。'''


**収録セット [#z90fa8e5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMR-17 「革命編 第1章 燃えろドギラゴン!!」>DMR-17]]
--[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」>DMEX-07]](6/48)

**参考 [#mcc46e0c]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札の上]]
-[[墓地]]
-[[スーサイド]]
-[[デュエマゴールデンリスト]]
-[[【テンザンフォース】]]

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