#author("2025-02-17T01:00:49+09:00","","")
#author("2025-03-16T06:18:57+09:00","","")
*《&ruby(コードネーム){偽りの名}; ダスニゼス/リーダー・&ruby(すいしょう){水晶};チャージャー》 [#top]

|偽りの名 ダスニゼス R 闇/火文明 (9)|
|クリーチャー:アンノウン・セレス 4000|
|''S・トリガー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト18以下のゼニス・クリーチャーを1体、コストを支払わずに召喚してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。自分のゼニス・クリーチャー1体と相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。その後、こうして出したクリーチャーを破壊する。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|リーダー・水晶チャージャー R 光文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがオラクル、アンノウン、またはゼニスなら、手札に加える。|
|''水晶チャージャー''(この呪文を唱えた後、墓地のかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)|

[[DM24-BD6]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[アンノウン・セレス]]と[[光]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー側は[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]のように召喚時限定[[cip]]をズルして使わせるようなデザインの[[S・トリガー獣]]。

まず疑似的な[[ゼニス]]・[[メクレイド]]18を行い、加えて強制で[[効果バトル]]を発生させる。その後出した[[ゼニス]]はすぐに[[破壊]]されてしまうが[[召喚]]であるため[[cip]]は使用可能であり、[[ゼニス]]の多くは自前で[[エターナル・Ω]]や[[エターナル・Κ]]などの[[破壊置換効果]]を何かしら有しているため、再利用や実質的な[[コスト踏み倒し]]も可能である。

懸念点は[[ゼニス]]・[[クリーチャー]]には[[軽量級]]が皆無であるため、デッキ内の[[ゼニス]]率を高めるにも限度があることだろう。3枚見た中に[[ゼニス]]がいなければ[[コスト踏み倒し]]は不発に終わる。[[ゼニス]]が3枚の中にいればタダで[[フィニッシャー]]級が出てくるが、居なければほぼ何もしないという[[運ゲー]]を、[[S・トリガー]]という[[運ゲー]]を経た上でもう一度強いられる。
また、[[ゼニス]]を踏み倒せたとしても[[cip]]の内容次第では[[効果バトル]]で敵クリーチャー1体を除去するのが関の山となり、そのまま押し通されるリスクもある。

[[メクレイド]]という[[キーワード処理]]ではない。[[クリーチャー]]と指定されているため[[ゼニス]]を[[種族]]に持っていても[[呪文]]を唱えたり、[[フィールド]]を展開したりすることはできない。

呪文側は参照するカードが[[オラクル]]・[[アンノウン]]・[[ゼニス]]になり、[[水晶チャージャー]]を得た[[《ケンザン・チャージャー》]]といったところ。[[防御札]]となり得る点、[[エターナル・Κ]]で表にした時に3色出るようになる点で既存の[[水晶チャージャー]]と[[差別化]]されている。
このカード自身も回収できるとは言え、回収できる種族が稀なこともあって確実にヒットする構築にはし難いのが悩み。

総じて[[ゼニス]]デッキのサポートとしてはかなり尖った性質を持つカードである。[[手打ち]]しづらいクリーチャー側をオマケと考えても、既存のゼニス・セレスとはまた違う構築が求められるだろう。
[[《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》]]などの[[ゼニス]][[ツインパクト]]を利用するなどして工夫したい。

**ルール [#z293a2fd]
-[[効果バトル]]はゼニスを踏み倒せなくとも発動する。これは「[[その後]]」や「[[そうしたら]]」と記述されていないため。
--[[踏み倒し]]と[[効果バトル]]は別の[[ゼニス]]でも良いため、既に[[ゼニス]]が[[バトルゾーン]]にいる状況なら[[踏み倒し]]に失敗しても[[効果バトル]]は最低限使える。[[踏み倒し]]失敗時は「こうして出したクリーチャー」もいないため破壊コストもない。

以下は公式Q&A待ち
-呪文側を唱えてマナゾーンに置いた時、元々あったゾーンにおいて多色カードであったため''タップインする''と考えられる。[[参考資料>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44593/]]
//既存の水晶[[マナブースト]]は[[非公開ゾーン]]から非公開のまま移動され[[特性]]が参照できないか、[[単色]]の[[水晶チャージャー]]であることでほぼすべてが[[アンタップイン]]だったが、[[水晶マナ]]自体に[[アンタップイン]]するという性質はないので要注意。
ただし、あくまで[[《大鉄漢シルバスターズ/スクリーム・チャージャー》]]など通常のカードにおいての裁定であり、「[[水晶チャージャー]]」という能力がいつ裏向きにするのかで解釈を変える余地がある。詠唱中の[[保留状態]]で裏向きになり、裏向きになってから文明を見る=無色として扱う作業の後にマナゾーンに置くからアンタップインになると定義されても不自然ではない。
-カードとしては多色だが、[[水晶チャージャー]]時の裁定は以下の通り。手札以外から唱えた場合は不明。

>Q.''《偽りの名 ダスニゼス / リーダー・水晶チャージャー》''の呪文側を唱えて、「水晶チャージャー」で墓地のかわりに裏向きでマナゾーンに置く際、タップとアンタップどちらで置かれますか?
A.アンタップ状態で置きます。&br;手札から裏向きでマナゾーンに置く場合、「タップしてマナゾーンに置く」など指定が書かれていなければ、表面が何であったかに関わらずアンタップ状態でマナゾーンに置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46233/]](2025.3.14)

**他のカード・デッキとの相性 [#i425e10b]
-[[ゼニス]]に限定するのであれば、即座に破壊されてしまうので可能なら強烈な[[cip]]を持つクリーチャーを狙いたい。頭数を一気に増やせる[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]、敵獣を一掃できる[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]などは相性が良い。

-[[ゼニス・セレス]]であれば[[水晶マナ]]の枚数次第ではあるがとどまることもできる。色が合い、[[cip]]で[[シールド追加]]&プレイヤー問わず[[エレメント]]指定で[[シールド化]]を放てる[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]とは非常に相性が良い。
防御や除去ができるのは勿論のこと、《ダスニゼス》を[[シールド化]]することでもう一回ガチャを回すこともできる。[[エターナル・Κ]]で生き残った場合も[[ブロッカー]]と[[オラクル]]・[[アンノウン]]・[[ゼニス]]への[[S・トリガー]]付与で隙がない。

-コストの関係上[[デザイナーズコンボ]]であろう[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]とも相性が良い。そちらの「召喚時cipがフルに活かせるような状況の時点で追い込まれておりターンが返ってくる可能性が低い」という弱点をこのカードで相手ターン中に叩きつけることで解消できる。最悪相手のクリーチャーや墓地に目ぼしいcip持ちが居なくても、ブロッカーと[[クリスターナル・Κ]]で耐えぬける可能性もある。

-[[ゼニス]]の[[ディスペクター]]であっても、[[EXライフ]]によってとどまることができるのでやはり相性が良い。特に召喚時cipが使えるかつ相互に踏み倒し可能であり、《ダスニゼス》も[[エクストラウィン]]の頭数に数えられる[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]とは好相性。相手ターン中に出すことで比較的安定して[[ターンのはじめ]]を迎えられる。

-呪文側の回収範囲かつ3→5の動きをする目的として[[《偽神殺しのツラトゥストラ》]]があるが、生憎と[[水晶チャージャー]]なのでそちらに必要な色マナが1色も増えないのが懸念点。[[マナ基盤]]として機能させるには普通にマナチャージしなければならない。

**その他 [#note]
-[[DM23-EX3]]の[[水晶チャージャー]][[サイクル]]以外で登場した初の[[水晶チャージャー]]にして、初のカード全体としては[[多色]]の[[水晶チャージャー]]。

-''[[コスト]]18以下''という前代未聞の制限が目を引くが、このカードの公開時点でゼニスの最大コストは[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]の18であり、コストが19以上のカードは存在しない。

-開発部の[[射場本正巳]]氏はクリーチャー側の[[cip]]は当初[[ゼニス]]・[[メクレイド]]にしようとしたが、他のカードとの[[コンボ]]((コンボが強すぎるという意味なのかルール上難解なことが起きるという意味なのかはこの文章からだけでは読み取れない))や[[テキスト]]スペースの圧迫が危惧されて現在の形になったと明かしており、特に危険な組み合わせとして[[《クリスタル・ドゥーム》>《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》]]を挙げている。[[参考>https://x.com/syaba3/status/1885085585867760004]]

-「ダスニゼス」という[[カード名]]は「ゼニス出す」のアナグラム。[[《偽りの名 ドルーシ》]]達[[アンノウン]]&[[水晶ソウル]]2持ちの[[S・トリガー]]サイクルの[[命名ルール]]と近しいものになっている((ソース:https://youtu.be/WUWr0s5gugc?t=760))。

-クリーチャー側のイラストは[[《ボルシャック・ドラゴン》]]に似ており、[[呪文]]側は3マナで[[手札補充]]と(水晶)[[チャージャー]]を持つことから[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]の派生と思われる。

-このカードの発表まで[[アンノウン・セレス]]はすべて[[オラクリオン]]のリメイクカードで構成されていたが、このカードにはリメイク元となる[[オラクリオン]]が存在しない。「〇〇のコード」という命名ルールからも外れていることから、おそらく[[セレス世界>DM23-EX3]]でのみ生み出されたクリーチャーであり、[[エピソード3]]の世界で同名の[[オラクリオン]]は存在しないと思われる。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]

-[[《天運ゼニスクラッチ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-BD6]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Moopic]]
--[[DM24-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ツラトゥストラは水晶と語らう」>DM24-BD6]](7/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[アンノウン・セレス]]
-[[S・トリガー]]
-[[cip]]
-[[ゼニス]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[効果バトル]]
-[[サーチ]]
-[[オラクル]]
-[[アンノウン]]
-[[手札補充]]
-[[水晶チャージャー]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,火文明,白黒赤,3色,多色,コスト9,アンノウン・セレス,アンノウン,パワー4000,S・トリガー,S・トリガー獣,cip,コスト18以下,ゼニスサポート,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),効果バトル,自壊付与,呪文,光文明,コスト3,サーチ,オラクルサポート,アンノウンサポート,手札補充,水晶チャージャー,チャージャー,・,R,レア,Moopic);