偽りの名(コードネーム) ダスニゼス/リーダー・水晶(すいしょう)チャージャー》

偽りの名 ダスニゼス R 闇/火文明 (9)
クリーチャー:アンノウン・セレス 4000
S・トリガー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト18以下のゼニス・クリーチャーを1体、コストを支払わずに召喚してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。自分のゼニス・クリーチャー1体と相手のクリーチャーを1体選ぶ。その2体をバトルさせる。その後、こうして出したクリーチャーを破壊する。
リーダー・水晶チャージャー R 光文明 (3)
呪文
自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがオラクル、アンノウン、またはゼニスなら、手札に加える。
水晶チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地のかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)

DM24-BD6で登場した/アンノウン・セレス呪文ツインパクト

クリーチャー側は、cipで疑似的なゼニスメクレイド18を行い、加えて強制で効果バトルを発生させるS・トリガー獣
出したゼニスはすぐに破壊されてしまうが召喚であるためcipは使用可能であり、ゼニスの多くは自前でエターナル・Ωエターナル・Κなどの破壊置換効果を何かしら有しているため、再利用や実質的なコスト踏み倒しも可能である。

ゼニスに限定するのであれば、即座に破壊されてしまうので可能なら強烈なcipを持つクリーチャーを狙いたい。頭数を一気に増やせる《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》、敵獣を一掃できる《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》などは相性が良い。

ゼニス・セレスであれば水晶マナの枚数次第ではあるが場に残る事も出来る。
その中だと《「俺獅」の頂天 ライオネル》とは非常に相性が良い。色が合うのは勿論のこと、cipシールド追加&プレイヤー問わずエレメント指定でシールド化を放てる。防御を固めたり除去が出来るのは勿論のこと、《ダスニゼス》をシールド化することでもう一回ガチャを回すことも出来る。
エターナル・Kで生き残った場合もブロッカーオラクルアンノウンゼニスへのS・トリガー付与で隙がない。

コストの関係上デザイナーズコンボであろう《クリス=タブラ=ラーサ》とも相性が良い。
そちらの「召喚時cipがフルに活かせるような状況の時点で追い込まれておりターンが返ってくる可能性が低い」の弱点をこのカードで相手ターン中に叩きつけることで解消できる。
最悪相手の場や墓地に目ぼしいcip持ちが居なくてもブロッカーとクリスターナル・Kで耐えぬける可能性もある。

懸念点はクリーチャーゼニスには軽量級が皆無であるため、デッキ内のゼニス率を高めるにも限度がある事だろう。3枚見た中にゼニスがいなければ不発に終わる。ゼニスが3枚の中にいればタダでフィニッシャー級が出てくるがいなければほぼ何もしないという運ゲーを、S・トリガーという運ゲーを経た上でもう一度強いられる。
踏み倒し効果バトルは別のゼニスで良いため、既にゼニスバトルゾーンにいる状況なら踏み倒しに失敗しても効果バトルは最低限使える。踏み倒し失敗時は「こうして出したクリーチャー」もいないため破壊コストもない。
また、ゼニスを踏み倒せたとしてもcipの内容次第では効果バトルで敵クリーチャー1体を除去するのが関の山となりそのまま押し通されるリスクもある事は注意。

呪文側は、参照するカードがオラクルアンノウンゼニスへ変化した水晶チャージャーを得た《ケンザン・チャージャー》といったところ。
呪文面のみで考えるなら、このカード自身も回収できるとは言え条件付きキャントリップしかないのは微妙か。
一応3→5で《偽神殺しのツラトゥストラ》に繋がるという長所はある。

水晶チャージャーとしての注意点としては、唱えて公開した事により元々あったゾーンにおいて多色カードであったためタップインする点に注意。ほとんどの水晶マナブースト非公開ゾーンから非公開のまま移動され特性が参照出来ないか、もしくは単色水晶チャージャーである事でどちらにせよアンタップインになる事で勘違いされやすいが、水晶マナ自体にアンタップインするという性質は無い。

その他

  • コスト18以下という前代未聞の制限が目を引くが、このカードの公開時点でゼニスの最大コストは《クリス=タブラ=ラーサ》の18であり、コストが19以上のカードは存在しない。

関連カード

収録セット

参考