#author("2024-02-20T18:13:14+09:00","","") #author("2024-02-20T18:13:47+09:00","","") *《&ruby(コードキング){偽りの王}; ナンバーナイン》 [#r81b3d3d] |偽りの王 ナンバーナイン P 光文明 (9)| |クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 9000| |''W・ブレイカー''| |相手は呪文を唱えることができない。| [[DMX-11]]で登場した[[光]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]。 相手が[[呪文]]を[[唱える]]ことを禁止する[[ロック]][[能力]]を持つ。 おそらくこの[[クリーチャー]]を見て最初に連想するのは[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]だろう。 あちらには -基礎[[パワー]]6000。相手の[[手札]]によって[[パンプアップ]]。 -[[ピーピング]]しつつ相手の動向や[[ニンジャ・ストライク]]や[[S・バック]]や[[革命0トリガー]]を警戒できる。 -[[種族]]は[[アポロニア・ドラゴン]]のみ。 と言った特徴があり、こちらは -基礎[[パワー]]9000。相手の[[手札]]に依存せず高[[パワー]]を持つ。 -[[ピーピング]]はできない。 -[[種族]]に[[キング・コマンド・ドラゴン]]と[[アンノウン]]を持ち、サポートを受けやすい。(例:自分の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]があっても[[攻撃]]できる、自分の[[光]]のクリーチャーの[[封印]]を外せる、など)その一方で[[コマンド]]であるがゆえ相手の[[《ミラクル・ミラダンテ》]]によって[[攻撃]]が出来なくなるという欠点もある。 といった特徴を持つ。 どちらも一長一短ではあるものの強力なのは変わりないので、自分の[[プレイング]]や[[デッキ]]に合った選択をするべきだろう。[[《天使と悪魔の墳墓》]]対策などで両者を共存させるのも良いだろう。 なお、[[【九極侵略】]]に採用する場合は[[ツインパクト化]]した[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]が推奨される。 [[DMRP-02]]で[[《古代楽園モアイランド》]]が登場したことをきっかけに、それまでの「大王VANナイン」というロック体制はコントロール[[デッキ]]の中でも非主流化していき、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]の枠を[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]にしてこの[[カード]]の枠を[[《古代楽園モアイランド》]]にした「VANモアイワルド」が一般的に。緑単で運用できるため[[ループ]][[コンボ]]に組み込みやすいこと、《ドラゴ大王》で封じることができる防御札は《ワルド・ブラッキオ》で[[ロック]]できることから、「大王VANナイン」では対処できなかった[[フィールド]]も範囲に収まること、自分にロックがかからないことなどから、「大王VANナイン」は下火となったと言える。 その後、[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]が登場すると再評価の機会を得た。10[[コスト]]でそちらの[[呪文]]面を[[プレイ]]して手軽に「大王VANナイン」体制を作れる上に相手に対して一切[[クリーチャー]]が出ることを許さずに実質的なオール[[ランデス]]を加えることができ、残った盤面を処理すれば実質的には本当の意味で相手を詰みに追い込める。 [[ツインパクトカード]]候補を決める公式投票の2018年4月23日中間発表では1位を記録していた。 そして[[DMEX-04]]でついに[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]へと[[ツインパクト化]]し、実質的に役目を終えた。ただし、あちらの[[呪文]]面はかなり尖っているので《歓喜の歌》が不要な場合はこちらも十分検討に値する。あちらはコスト3以下の面があるため、こちらは[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]に引っ掛からない点で差別化できる。 しかし[[DMRP-20]]では実質的な[[完全上位互換]]と呼べた[[《偽Re:の王 ナンバーナイン》]]が登場。こちらはもはや[[アンノウン]]サポートが受けられる点、[[墳墓避け]]になる点でしか[[差別化]]できなくなった。12枚積めることがメリットになるカードではないので、余程のことがなければ《偽Re:の王》か《歓喜の歌》が優先されるだろう。 [[DM23-EX3]]では[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]、[[《クリスタル・ドゥーム》>《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》]]、[[《奪取のクリス アラカン》]]など、[[アンノウン]]指定でサポートするカードが複数登場したことにより、必ずしも[[《偽Re:の王 ナンバーナイン》]]が優先されるとは限らなくなった。[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]とは呪文側を唱えること、カードタイプに呪文を含むことが利点とならないのなら[[墳墓避け]]として分けて採用できる。 [[DM23-EX3]]では[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]、[[《クリスタル・ドゥーム》>《水晶の祈り/クリスタル・ドゥーム》]]、[[《奪取のクリス アラカン》]]など、[[アンノウン]]指定でサポートするカードが複数登場したことにより、必ずしも[[《偽Re:の王 ナンバーナイン》]]が優先されるとは限らなくなった。[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]とは呪文側を唱えたい機会がなく、カードタイプに呪文を含むことが利点とならないのなら[[墳墓避け]]として分けて採用できる。 -ただし、[[S・バック]]の[[コスト]]として[[手札]]に加える[[シールド]]を[[墓地]]に送ることはどの[[S・バック]][[呪文]]でも可能。したがって、[[《フレイムランス・トラップ》]]や[[《シャロウ・オペレーション》]]の[[S・バック]]で[[シールド]]の[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を[[墓地]]に送る芸当も可能。[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の[[トリガー]][[解決]]の前に、[[S・バック]][[呪文]]を[[唱える]]ことになるため、《ナンバーナイン》の[[効果]]で[[唱える]]ことができず、[[手札]]に残る。 --しかし、2017年10月6日の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]更新に伴い、禁止されている状態では[[コスト]]を払うことができなくなったため、上記の抜け道は封じられた。 -[[カードイラスト]]にも角や剣など[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]と共通する点が多い。 --[[キング・コマンド・ドラゴン]]の設定を考慮すると、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]が鎧を着た姿及び参考にして[[ゼニス]]が生みだした[[クリーチャー]]なのかもしれない。 -2013年5月15日〜6月16日のデュエルロード ビクトリー及び[[ゼロ文明キング決定戦]]の[[優勝者賞]]として登場したが、その価値は相変わらず高い。強力な[[カード]]であるが故に、この[[カード]]の優勝者賞である時期は各地のデュエルロードの参加者も増加していた。[[フレーバーテキスト]]はこの[[カード]]自身の強さと、勝ち取った者の強さに「偽り」がない事を言っているのだろう。 -収録されているパックがいずれも[[ビクトリー]]と共に封入されている都合上、非常に当てづらい。そのため、[[フォイル]]は施されていないものの[[スーパーレア]]並みの価値がある。 --その後、[[DMD-28]]に2枚入りで収録されたため、幾分か入手しやすくなった。 -名前の元ネタは[[収録パックの内容>DMX-11]]を考慮すると、[[ルートヴィヒ>《偽りの王 ルードヴィヒ》]]・[[ヴァン>《戦場のピアニスト VAN・ビート》]]・[[ベートーヴェン>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]が作曲した9番目にして最後の交響曲である「交響曲第9番」だろう。また、親しみを込めて「第九」(だいく)とも呼ばれる。 --余談だが、クラシック音楽の作曲家の間で囁かれていたとされる、「交響曲第9番を作曲すると死ぬ」といわれる「第九の呪い」というものがある。[[ベートーヴェン>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]はその該当者の1人だが、[[モーツァルト>《偽りの王 モーツァルト》]]は例外側である。 -また、[[コスト]]、[[パワー]]、[[DMX-11]]の[[カード]]番号のいずれも数字が9となっており、意図して作られたのだと思われる。 -漫画「BC」にて、加瀬が[[黒城>黒城 凶死郎]]戦で使用。[[《超天星バルガライゾウ》]]の[[メテオバーン]][[能力]]で登場し、[[呪文]]を封じることで安全な[[シールド]][[ブレイク]]をサポートしたが、返しの[[ターン]]に[[《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》]]の[[攻撃]]で[[破壊]]された。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#e81106c1] [[DMPP-19]]で実装された。[[レアリティ]]は[[ベリーレア]]となっている。 -''デュエプレにおける[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]との選択について'' --デュエプレでは《スペル・デル・フィン》は[[《レベリオン・クワキリ》]]と同じ条件で[[パンプアップ]]し、多くの場合《ナンバーナイン》より高いパワーを持つ。TCGの常時[[ピーピング]]能力は削除されたのでその部分での差は縮まった。 --《ナンバーナイン》は、相手の手札が0〜1枚と少ない場合でもパワー9000を維持し、《スペル・デル・フィン》以上のパワーを持つ。相手の手札が少ない場合に[[《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》]]といった非呪文[[火力]]で倒されにくいのはこちら。ただし[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]や[[《超銀河竜 GILL》]]といった無条件で9000が射程内の場合、《スペル・デル・フィン》なら逃れられる場合があるが《ナンバーナイン》では逃れられない。 ---[[All Division]]であっても[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]ならアンノウンを活用しないことはバレバレなので、基本的にデッキの優先順位は《スペル・デル・フィン》のほうが高い。ただしどちらでも求められる役割はこなせるため、[[ベリーレア]]や[[プライズ]]で入手しやすい《ナンバーナイン》の妥協でもあまり問題にはならない。 **関連カード [#l2a8dcc8] -[[《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]] -[[《偽Re:の王 ナンバーナイン》>《偽Re:の王 ナンバーナイン》]] -[[《光神龍スペル・デル・フィン》]] -[[《龍装者 バーナイン》]] --[[《バーナイン <ラ・ベイル.Star>》]] --[[《星装者 バーナイン》]] -[[《悪魔神王バルカディアス》]] -[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]] -[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]] -[[《聖霊王アルファリオン》]] -[[《古代楽園モアイランド》]] **[[フレーバーテキスト]] [#raa3987f] -[[DMX-11]]、[[DMPP-19]]&br;'''[[ゼニス]]は大量の[[キング・コマンド・ドラゴン]]を産み出し、「龍の王」として全ての[[ドラゴン]]を統一することを命じた。''' -[[DMX-16]]&br;'''その[[ドラゴン]]の雄叫びの前には、どんな[[言葉>呪文]]もすべて[[かき消されてしまう>ロック]]。''' -[[DMD-28]]&br;'''九極の[[侵略者]]が戦う時は、「9」にチューモクせよ!!''' -[[DMX-25]]&br;'''[[キング・コマンド・ドラゴン]]は、[[ゼニス]]に与えられた鎧によって強化された、[[ドラゴン]]の王となるべく産み出された[[種族]]。[[ゼニス]]は、[[ドラゴン]]たちが最大の脅威であると考えていたのだ。''' -[[DMBD-17]]&br;'''個性豊かな[[勝太>切札 勝太]]のクラスメイトの中でも一際目立つ芸能人、[[百獣レオ>百獣 レオ]]。だが、彼の芸能仲間の正体は悪の[[クリーチャー]]であり、リーダーである[[オサムライ・ヴァン・オサム]]によってクラスメイトは[[カード]]にされてしまう。友人を助ける為に、運命を操る相手と[[勝太>切札 勝太]]は闘う! —[[切札勝太>切札 勝太]]の闘いの歴史 その3''' -[[プロモ>プロモーション・カード]](P3/Y12)、[[プライズ]]&br;'''その強さ、[[偽りなし>《偽りなし ゾルゲXIII》]]!''' **収録セット [#d9f4a680] ***[[デュエル・マスターズ]] [#n9b79959] -illus.[[Dmitry Burmak]] --[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]](9/84) --[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]](10/84) --[[DMD-28 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 龍極の光文明」>DMD-28]](17/19) --[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](25/51) --[[DMBD-17 「20th クロニクルデッキ 熱血!! アウトレイジ・ビクトリー」>DMBD-17]](敵3/敵10) --[[プロモーション・カード]]([[P3/Y12>プロモーション・カード (第11期〜第15期)]]) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#eb75675f] -CV:[[石黒史剛]] -illus.[[Dmitry Burmak]] --[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]] --[[プライズ]] **参考 [#e810aa84] -[[キング・コマンド・ドラゴン]] -[[アンノウン]] -[[呪文]] -[[唱える]] -[[ロック]] -[[W・ブレイカー]] -[[優勝者賞]] -[[呪文メタ]] &tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト9,キング・コマンド・ドラゴン,キング・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,パワー9000,W・ブレイカー,呪文メタ,唱えられない,ロック,終音「ん」,《偽りの王 ナンバーナイン》,P,レアリティなし,Dmitry Burmak,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト9 (デュエプレ),キング・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),キング・コマンド (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),アンノウン (デュエプレ),パワー9000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),呪文メタ (デュエプレ),唱えられない (デュエプレ),ロック (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),VR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),PR (デュエプレ),Dmitry Burmak (デュエプレ));