#author("2024-01-09T19:08:06+09:00","","") #author("2024-01-10T13:34:56+09:00","","") *《&ruby(ししんこんせい){四真混成}; ワーグレンツォ》 [#a233e7f1] |四真混成 ワーグレンツォ R 光/水文明 (7)| |クリーチャー ディスペクター/キング・コマンド・ドラゴン/ナイト 8000| |''G・ストライク''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)| |''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)| |''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)| |自分が呪文を唱えた時、カードを1枚引いてもよい。| [[DMRP-18]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[ディスペクター]]/[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[ナイト]]。 [[G・ストライク]]、[[EXライフ]]、[[W・ブレイカー]]、そして自分の[[呪文]]に反応して1[[ドロー]]する4つの能力を持つ。 [[《歩く賄賂 コバンザ》]]などと同じ、自分が唱えた[[呪文]]に反応するいわゆる[[置きドロー]]の能力を持つ[[システムクリーチャー]]。 緩い条件のため1[[ターン]]に複数枚の[[ドロー]]も期待でき、[[ドロー]]能力は任意なのでうっかり[[ライブラリアウト]]する心配もない。 [[EXライフ]]による場持ちの良さも[[システムクリーチャー]]としては優秀で、[[G・ストライク]]を持ち合わせているので[[シールド追加]]と共に防御札としての役割も期待できる。 [[光]]と[[水]]の[[ディスペクター]]であるため対応する[[アタック・チャンス]]呪文を持つ。[[ナイト]]でもあるため[[ナイト・マジック]]にも対応するが、[[ナイト・マジック]]を使用しても唱えた回数のカウントは増えず、あくまで[[ドロー]]できるのは1枚だけなので注意。 難点は、[[コスト]]7という[[マナコスト]]が[[置きドロー]]として運用するには[[ササゲール]]を考慮しても非常に重く、それ以外の能力も淡白なこと。 基本的に着地が遅くなりがちな上、このカード単独ではボード[[アドバンテージ]]に寄与しづらいので、如何に早く着地し手札を稼ぐかがキモとなる。 幸い[[非進化]]の[[光]][[ドラゴン]]でもあるため、[[《ドラゴンズ・サイン》]]などのメジャーな[[コスト踏み倒し]][[S・トリガー]]に対応している。相手[[ターン]]に呼び出すことで守りを固めつつ、次の自分[[ターン]]に[[呪文]]を唱えるための[[マナ]]を浮かせたい。 -このように[[コスト踏み倒し]]を前提として使用する場合、同[[コスト]]で[[種族]]も近く[[cip]]で自ら[[呪文]]を唱えられる[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]が強烈な対抗馬となる。[[レア]]のこの[[カード]]と、強力な[[カード]]の多い[[スーパーレア]][[ディスペクター]]の中でも随一の[[パワーカード]]である《ザーディクリカ》を比較するのはいささか酷ではあるが。[[置きドロー]]としての性能は相手[[ターン]]でも[[ドロー]]可能かつ1[[ターン]]に複数枚のドローが可能なこちらに軍配が上がるので、[[デッキ]]内の[[呪文]]の比率を上げ、連続[[ドロー]]を狙えるよう意識して構築することで差別化は十分可能である。 --当然ながら、[[クリーチャー]]主体のデッキでこの[[カード]]の有用性を見出すのは容易ではない。そうしたデッキでも《ザーディクリカ》が採用され得るのは、[[呪文]]再利用の利便性と5500という絶妙な範囲の[[火力]]を1枚で融通できるためである。 //後半を[[クリーチャー]]による制圧で締めることの多い[[【5色コントロール】]]や、[[DMRP-18]]を使用しての[[シールド戦]]などが該当する。 //どうしても「シールド戦では微妙」と書きたい人の為に記述しておこうかと考えましたが、「シールド戦」と並べて映えるデッキを思いつきませんでした。 **その他 [#d01ded7f] [[《天雷の龍聖ロ''レンツォ''IV世》>《天雷の龍聖ロレンツォIV世》]]と[[《''真''実の王 ''ワーグ''ナー》>《真実の王 ワーグナー》]]を合成した『混成』[[ディスペクター]]。 #region2(合成元との関係){{ -《ロレンツォ》の上半身に《ワーグナー》の上半身を背中合わせという形で接合している。2体の体をほとんど分解せずに合成しているが、《ロレンツォ》の足が《ワーグナー》の物に、《ワーグナー》の翼の端が《ロレンツォ》の物に置き換えられている。 --この[[クリーチャー]]と同じく[[E2>エピソード2]]期の[[アンノウン]]を合成元とする[[ディスペクター]]には[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]等がおり、それらは[[イラスト]]上で[[トライストーン]]をある程度残していたが、《ワーグナー》の[[トライストーン]]は両掌にあり見えなくなっているため、この[[クリーチャー]]にも[[トライストーン]]が残っているのかは不明。 --[[カード名]]の「四真」の「四」は《ロレンツォIV世》の名前にある「''IV''」から。但し、「ロレンツォ&ruby(''よん''せい){Ⅳ世};」と読むのに対して、こちらの冠詞は「&ruby(''し''しん){四真};混成」である。 -[[DMRP-18]]時点での[[ディスペクター]]の中では珍しく、《ロレンツォ》から通常[[種族]]である[[アポロニア・ドラゴン]]ではなく[[特殊種族]]である[[ナイト]]を継承しており、結果初となる[[ナイト]][[ディスペクター]]になった。また、[[友好色]]の[[クリーチャー]]同士が[[色]]の過不足なく合成された[[2色]][[ディスペクター]]はこの[[クリーチャー]]が初。但し、《ワーグナー》は例によって[[特殊種族]][[アンノウン]]を削除されている。 -[[DMRP-18]]時点での[[ディスペクター]]の中では珍しく、《ロレンツォ》から通常[[種族]]である[[アポロニア・ドラゴン]]ではなく[[特殊種族]]である[[ナイト]]を継承しており、結果通常の拡張パックでは初となる[[ナイト]][[ディスペクター]]になった。また、[[友好色]]の[[クリーチャー]]同士が[[色]]の過不足なく合成された[[2色]][[ディスペクター]]はこの[[クリーチャー]]が初。但し、《ワーグナー》は例によって[[特殊種族]][[アンノウン]]を削除されている。 --[[置きドロー]]を持つ[[ナイト]]と言えば[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]]がおり、あちらも同じ[[G・ストライク]]持ちの『混成』[[レア]][[ディスペクター]]である[[《氷砲混成 レオボルテルネ》]]にされている。[[ナイト]][[種族]]も持ち味の[[置きドロー]]も失った挙句、『混成』なのに呪文に関する能力も与えられないという「ディスペクト」を喰らったあちらよりはまだマシと言えるか。 }} **関連カード [#card] -[[《真実の王 ワーグナー》]] -[[《天雷の龍聖ロレンツォIV世》]] -[[《歩く賄賂 コバンザ》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text][#flavor_text] **収録セット [#pack] -illus.[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](22/95) **参考 [#reference] -[[クリーチャー]] -[[ディスペクター]] -[[キング・コマンド・ドラゴン]] -[[ナイト]] -[[白青]] -[[G・ストライク]] -[[EXライフ]] -[[W・ブレイカー]] &tag(クリーチャー,光文明,水文明,白青,2色,多色,コスト7,ディスペクター,混成,キング・コマンド・ドラゴン,キング・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ナイト,パワー8000,G・ストライク,EXライフ,W・ブレイカー,唱えた時,ドロー,置きドロー,R,レア,MATSUMOTO EIGHT);