#author("2024-06-28T13:12:17+09:00","","") #author("2024-06-28T13:12:37+09:00","","") *《&ruby(こんわく){困惑};の&ruby(かげ){影};トラブル・アルケミスト》 [#w3df7abe] |困惑の影トラブル・アルケミスト R 闇文明 (2)| |クリーチャー:ゴースト 3000| |このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべて手札に戻す。| [[DM-10]]で登場した[[闇]]の[[ゴースト]]。 [[cip]]で自分の[[マナゾーン]]のカードをすべて[[回収>マナ回収]]する。 [[手札]]は増えるが、行動するための[[マナ]]がすべてなくなるため、当然実戦で使うには相応の工夫が求められる。[[パワー]]は[[コスト]]2に対して3000と高めではあるが、[[デメリット]]がキツすぎるためいくらマナが伸びない[[速攻]]であっても採用する理由にはならない。 [[《偽りの名 iFormulaX》]]のような一時的に大量の手札が手に入ればゲームに勝てる[[カード]]、あるいは[[《闇王ゼーロ》]]のような[[マナ]]を払わずに使える[[カード]]とは相性が良い。 ライバルは似たような性質を持つ同コストの[[《悪魔の契約》]]。あちらは好きなだけ[[マナゾーン]]の[[カード]]を[[墓地]]に送り、その枚数だけ[[ドロー]]できる。こちらは[[クリーチャー]]である点、山札を削る必要がない点、[[公開ゾーン]]のマナゾーンから回収できる点で[[差別化]]したい。 [[DM-10]]の出身者らしいクセの強い1枚。 **他のカード・デッキとの相性 [#x1ad91be] -[[DMデッキ開発部]]では、[[《真実の名 ナッツ・スパゲッティーノ》]]を[[《ヒラメキ・プログラム》]]で[[《マーシャル・クロウラー》]]に変え、これと[[《光霊姫アレフティナ》]]を[[リクルート]]して、[[マナ回収]]→[[シールド追加]]で[[エクストラウィン]]を狙う[[コンボ]]が紹介されていた。 -このカードを使った専用構築には[[【トラブルネイチャー】]]も存在する。 -[[《ルナ・コスモビュー》]]ごと[[マナゾーン]]の[[カード]]をごっそり[[回収]]する手段として、[[【逆流コスモ】]]に挿してもいいかもしれない。 -[[仁義]]と相性が良い。特に[[《爆双ブルカノ・フドウ》]]を出した次の[[ターン]]にこの[[クリーチャー]]を出せば、最低でも7枚が[[手札]]に戻ることになり+35000の[[パンプアップ]]と7枚の[[追加ブレイク]]が得られ、[[1ショットキル]]並みの威力になる。&br;ただ1度[[ブロック]]されてしまえば、次の自分の[[ターン]]からは[[マナ]]0でスタートしなければならないため、何らかの対策は必須だろう。 -あらかじめ[[《草原の種》]]などの[[マナ]]を使わずに[[能力]]を使える[[クリーチャー]]を立たせておき、[[マナゾーン]]の再構築などをしてもいいが手間を考えると非現実的か。 -迂闊にマナゾーンに置いてしまうと[[《父なる大地》]]や[[《獰猛なる大地》]]で引っ張りだされ、マナがすっからかんになり[[フレーバーテキスト]]のように後悔するので自然文明を扱うデッキには注意しよう。 **環境において [#d137be72] 癖の強いカードは、登場時点では全く評価されずとも後に[[カードプール]]の増加によって突如脚光を浴びることがよくあり、このカードも登場から長い月日を経てその一例となった。 [[エピソード2]]期の[[【フォーミュラエクストラウィン】]]では、予め[[《偽りの名 iFormulaX》]]に[[《ドンドン打つべしナウ》]]を打っておき、このカードを出してごっそりマナを回収し[[エクストラウィン]]を狙うという[[コンボ]]で評価を上げた。[[《悪魔の契約》]]が強力なライバルとなっていたが、[[呪文メタ]]に引っかからない点と、山札を削らない点で差別化はできていた。 [[エピソード3]]期の[[【ヒラメキドレーン】]]で使われることもあった。[[マナゾーン]]に埋まった[[G・ゼロ]]クリーチャーを回収して[[バトルゾーン]]に吐き出せば[[《偽りの名 スネーク》]]の能力でマナを削る事による被害を相殺できるためである。 後に[[【フォーミュラエクストラウィン】]]は[[【シャコガイル】]]に[[エクストラウィン]]デッキの地位を奪われてしまっており、[[《水上第九院 シャコガイル》]]と大量ドローは相性がいいことから、ライバルだった[[《悪魔の契約》]]に差をつけられてしまった。 [[十王篇]]で成立した[[【ゼロ・ルピアループ】]]にも採用された。コンボパーツが揃えばマナゾーンのカードが必要なくなるため、それらを[[ソリティア]]用の[[リソース]]に変換する動きが強力であった。 [[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期には[[【ゼーロベン】>【青黒闇王ゼーロ】]]が流行。[[クリーチャー]]と[[手札]]さえあればマナが必要ないということでこちらでもよく使われる。 [[【ブラックXENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]が成立すると、[[アドバンス]]仕様のレシピに入るようになった。 **その他 [#s7435531] -「アルケミスト」は錬金術師の意。初期の[[デュエル・マスターズ]]では[[手札]]を金銀財宝に例えることはよくあり、このカードもその流れを汲んでいる。 しかし、錬金術師としての実力は[[フレーバーテキスト]]で自ら語っている通りで、実際のカードにも[[重い]][[デメリット]]として反映されている。 -[[DMRP-21]]にて約18年ぶりに[[再録]]。[[フレーバーテキスト]]も時の流れを感じさせるものになっている。 **[[フレーバーテキスト]] [#p0f854e5] -[[DM-10]]&br;'''「また、やってもうた。」――困惑の影トラブル・アルケミスト''' -[[DMRP-21]]&br;'''久々にやってもうた。――困惑の影トラブル・アルケミスト''' **収録セット [#yeaf4ce8] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Koji Harada]] --[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]](25/110) --[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](T10/T20) **参考 [#rf1d074d] -[[ゴースト]] -[[cip]] -[[マナ回収]] -[[【トラブルネイチャー】]] -[[【青黒緑ゼーロベン】]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト2,ゴースト,パワー3000,cip,マナ回収,・,R,レア,トレジャー,20周年トレジャー,黒トレジャー,銅トレジャー,Koji Harada);