#author("2023-11-23T04:35:17+09:00","","") #author("2024-01-20T15:46:33+09:00","","") *《&ruby(はかもり){墓守};の&ruby(かね){鐘};ベルリン》 [#c1b32440] |墓守の鐘ベルリン UC 光/闇文明 (2)| |クリーチャー:イニシエート/ヘドリアン/ハンター 3000| |ブロッカー| |このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。| |呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。| |相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分の手札が捨てられた時、カードを2枚まで、自分の墓地から手札に戻してもよい。| [[DMX-06]]で登場した[[イニシエート]]/[[ヘドリアン]]/[[ハンター]]。 [[呪文]]限定の[[アンタッチャブル]]を持つ[[多色]][[ブロッカー]]。[[ハンデス]]された時に[[墓地回収]]できる[[能力]]を持つ。 手札が複数枚同時に捨てられた時は、捨てられた枚数×2枚[[墓地回収]]でき、[[《ロスト・ソウル》]]などで複数枚の[[手札]]をまとめて捨てさせられた場合、捨てた枚数×2枚の[[カード]]を[[墓地]]から[[回収]]できる。[[ハンデス]]されても逆に[[手札]]が増えるため、[[ハンデス]]主体の相手には頭を悩ませる。 これ1枚でも[[《ロスト・ソウル》]]や[[《解体人形ジェニー》]]を代表としたほとんどの[[ハンデス]]を無力化することができる。色の合うデッキで[[ハンデス]]に悩まされているのなら、とりあえず真っ先に手が伸びるだろう。 [[ブロッカー]]でもあるため、[[《飛行男》]]や[[《卵胞虫ゼリー・ワーム》]]といった[[ハンデス]]持ち[[ウィニー]]は、この[[クリーチャー]]が立っているだけで機能不全に陥ってしまう。 [[《解体人形ジェニー》]]や[[《暗黒秘宝ザマル》]]は[[強制]]の[[ハンデス]]なので、それらの使用をためらわせる[[効果]]も期待できる。 相手が[[ハンデス]]をしてこないデッキでも、最悪[[ブロッカー]]としての役割が残っている。[[呪文]]限定ながら[[アンタッチャブル]]を持っているため、ある程度の[[除去]]にも耐性がある。[[ビートダウン]]にも多少なりとも[[効果]]が見込むことができ、[[《超次元シューティング・ホール》]]で狙われずに済むのは有り難いだろう。[[《ガンヴィート・ブラスター》]]もこのカード前では完全に[[腐る]]。 除去のされにくさを利用して[[進化元]]として使うのもいいだろう。また、光/闇の多色であることから、後に登場した[[《剥楯!月光MAX》]]の[[スペック]]を最大化できる最軽量のクリーチャーという付加価値も生まれている。 [[【白黒緑コントロール】]]、[[【白青黒コントロール】]]、[[【オール・イエス】]]、[[闇]]入りの[[【ヘブンズ・ゲート】]]、[[【白黒オシオキムーン】]]など、色が合えばとりあえず採用が検討できる。 -地味に効果自体も枚数も「2枚まで」と任意のため、墓地肥やしを阻害せず、また1枚だけ手札に戻したりといったこと小回りも利くのもメリット。 **環境において [#ne360193] 登場から[[【白黒緑コントロール】]]、[[【白青黒コントロール】]]、[[【オール・イエス】]]に採用される。当時は[[《超次元ライデン・ホール》]]の破壊コストにするという使い道もあった。 ただ、当時は後年のように[[メタ]][[クリーチャー]]が重視されていなかったため「これを使うぐらいなら[[リソース]]を稼ぎたい」「プレイヤーを攻撃できないのが気掛かり」と低く評価する声も一定数あった。また、[[《至宝 オール・イエス》]]という抜け道が存在していた他、[[《学校男》]]や[[《爆竜 GENJI・XX》]]といった除去に対してもノータッチで、メタ性能は完璧ではなかった。 [[エピソード2環境]]では[[《知識の精霊ロードリエス》]]軸の[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]に使われることがあった。 [[エピソード3環境]]では[[【ヒラメキドレーン】]]にしばしば採用され、手札の[[コンボパーツ]]を守ったり[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]の[[破壊]][[コスト]]になったりと活躍した。 [[《ダイヤモンド・ソード》]]を使えば呪文アンタッチャブルの打点に数えられるため、単なるメタカード以上の攻撃性能を発揮できた。 [[双極篇環境]]では[[【デ・スザーク】]]が[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と[[《追憶人形ラビリピト》]]の[[コンボ]]でこのカードをあっさり退かしてオールハンデスを放つようになったため、環境での評価は下がった。 [[DMRP-12]]では[[《墓地の儀》]]が登場。このクリーチャーを容易に破壊できることからさらに評価を下げる要因になった。[[十王篇環境]]で環境トップだった[[【オカルトアンダケイン】]]対面などが当てはまるか。 **他のカード・デッキとの相性 [#q9de47f0] -[[《至宝 オール・イエス》]][[《死神城 XENOM》]][[《凶乱の魔鎌 ディスカルド》]][[《龍魂宮殿 ブラックロ》]]など[[クロスギア]]・[[城]]・[[ウエポン]]・[[フォートレス]]による[[ハンデス]]、[[《大邪眼B・ロマノフ》]][[《パクリオ》]]などの[[墓地]]に捨てさせるタイプではない[[ハンデス]]には無力。とはいえ、後者のタイプの[[ハンデス]]には直接対策となる[[カード]]は現時点で存在しないため、この点はさすがに妥協するしかない。 -複数体並べているなら問題ないが、[[《腐敗勇騎ガレック》]]にも注意。[[ハンデス]]の前に[[破壊]]されてしまうため、[[墓地回収]]ができなくなる。 -[[《新世界 シューマッハ》]]相手には異常なまでの強さを発揮する。[[白黒緑]]で《墓守の鐘ベルリン》を採用し、[[《新世界 シューマッハ》]]が流行っているようであれば、[[《父なる大地》]]を同時に採用するのも悪くないかもしれない。 -地味に光の[[ハンター]]でもある為、[[《破滅の女神ジャンヌ・ダルク》]]で捨てさせる枚数を増やすことができる。 **比較対象 [#i00014b1] -[[イニシエート]]であるため、[[多色]]という点を除けば、[[《鎮圧の使徒サリエス》]]は勿論、知名度こそ低いが[[《円舞の使徒ラストル》]]の立場が危うくなっている。 -[[DMR-14]]で登場した[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]も同[[コスト]]同[[パワー]]で[[ハンデス]][[メタ]][[能力]]を持つが、[[光]][[単色]]となったことで[[アンタッチャブル]]と[[サルベージ]][[効果]]を失っている。[[スペック]]は落ちるが、[[闇]]を使わないか[[多色]]の比率を下げたい場合はそちらを投入することになるだろう。 **流通・再録について [#n3accd32] -[[DMEX-13]]で再録。[[白黒]]カラーである[[月光王国]]の[[クリーチャー]]と同じ配[[色]]であり、メタカードとして手頃であるためであろう。 **カード名について [#v72cb876] -[[《強欲ジェラシー・シャン》]]と同様に[[多種族]]の命名ルールを満たしていない。[[種族]]に[[ハンター]]が含まれているからだろうか。 -名前の元ネタはドイツ北東部に位置する都市ベルリンと英単語のbell,ringからだろう。 **その他 [#dfdafd85] -戻せる[[カード]]の種類に制限がない[[サルベージ]]は珍しかった。もっとも、[[相手依存]]なので狙ったタイミングで[[回収]]するのは難しい。 --後年では墓地利用でも[[カードタイプ]]を問わない墓地回収はある程度登場していった。 -[[デュエル・マスターズ公式HP]]のこの[[クリーチャー]]に関するQ&Aのサムネイルが何故か[[《グローリー・ストーン》]]になっていた。現在は修正されている。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#dfdafd85] |墓守の鐘ベルリン R 光/闇文明 (2)| |クリーチャー:イニシエート/ヘドリアン/ハンター 3000| |ブロッカー| |相手プレイヤーを攻撃できない。| |相手の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。| |相手のカードの能力または効果によって自分の手札が捨てられた時、自分の墓地からカードを2枚まで手札に戻す。| [[DMPP-17]]で実装。[[レアリティ]]は[[レア]]に上がった。 [[ハンデス]][[メタ]]の[[墓地回収]]能力は[[クリーチャー]]と[[呪文]]以外のハンデスにも対応するよう強化された。また強制化しているが、2枚「まで」の部分は変わっていないので戻さない選択もできる。 //-「相手の呪文の能力によって」とあるが、[[呪文]]の能力は「効果」と表記されるのが普通。TCG版からテキストを書き換える際にミスがあったと思われる。 //Ver.3.2.2で表記修正。 ***ルール [#w249d227] -同時にカードを捨てられた場合、捨てた数×2の数まで墓地からカードを回収する。例えば自分が3枚捨てることになったら6枚まで回収できる。 --[[《ロスト・ソウル》]]といった[[オールハンデス]]は、1回ですべて捨てさせるのではなく、カードそれぞれに「それを捨てさせる」扱いのため。 -自分のカードの「かわりに捨てる」効果を使い、相手のカードの能力・効果を[[置換>置換効果]]して[[ディスカード]]を行った場合、このカードの[[墓地回収]]能力が発動する。自分の[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]や[[《オンセン・無敵タイム》]]のコンボが有名。 --これは、「自分の[[《デーモン・ハンド》]]による破壊が相手の[[《神羅スカル・ムーン》]]に置換されて、自分の[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]が破壊された場合の裁定」((https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-320))に則り、「効果の発生源」が相手にあると見なされるためである。 ---ルールによる破壊や自分のカードの効果(バトルでの敗北や、自分の[[《デッドリー・ラブ》]]での破壊など)で能動的には使えない。ほとんどの場合、[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]や[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]などとのコンボは相手依存となる(([[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]で有名な[[《イモータル・ブレード》]]なら能動的に[[スレイヤー]]を利用できる。自分の《墓守の鐘ベルリン》がある状態で、[[ディスカード]]で自分のクリーチャーが破壊を置き換えると、「相手のクリーチャーの能力」が原因という扱いのため墓地回収が発動する。単純に自分の[[《邪魂創世》]]などで直接的に破壊するのではコンボにならない。))。 ---マイナーだが[[《光器シャン・ベル》]]の破壊置換効果でも同様の裁定が使える。破壊以外は素通しの欠点はあるが[[《ヘブンズ・ゲート》]]で2体同時に用意できる点はシナジーがある。 同じデッキ入れるには工夫が必要だが、後に登場した[[《暴君の悪魔龍 デストロキール》]]でもコンボ可能。 **関連カード [#h2ded731] -[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#y6f1ac6b] -[[DMEX-13]]&br;'''[[月光王国]]では満月の夜に、夜想曲(ノクターン)にのせてポエムを披露しあう。''' -[[DMPP-17]]&br;'''とんでもなく口が悪いけど、なんだかんだ皆を守るいいやつなのだよ。――[[ミスター・アクア>《ミスター・アクア》]]''' **収録セット [#xd0e0d77] ***[[デュエル・マスターズ]] [#mbcc45d2] -illus.[[Katsuya]] --[[DMX-06 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 燃えるド根性大作戦」>DMX-06]](13/21) --[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]](27/37) --[[DMEX-13 「四強集結→最強直結パック」 >DMEX-13]](49/84) --[[アゲアゲ∞(クライ)マックスパック]](P88/Y12) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#k68e8a97] -CV:[[城内由茄子]] -illus.[[Katsuya]] --[[DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」>DMPP-17]] **参考 [#z8eb6347] -[[イニシエート]] -[[ヘドリアン]] -[[ハンター]] -[[ブロッカー]] -[[攻撃できない]] -[[アンタッチャブル]] -[[ハンデス]] -[[墓地回収]] -[[MODE→CHANGE]] &tag(クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト2,イニシエート,ヘドリアン,ハンター,パワー3000,ブロッカー,攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,アンタッチャブル,捨てられた時,墓地回収,ハンデスメタ,終音「ん」,UC,アンコモン,Katsuya,十王篇ブロック,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),白黒 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),イニシエート 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