#author("2024-09-21T12:57:45+09:00","","") #author("2024-09-21T12:59:18+09:00","","") *《&ruby(むげん){夢幻};&ruby(たいてい){大帝};ネロ・ソムニス》 [#top] |夢幻大帝ネロ・ソムニス SR 闇文明 (8)| |進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/ダーク・ナイトメア 8000| |進化:闇のクリーチャー| |シンパシー:自分の墓地にある闇のクリーチャー| |W・ブレイカー| |攻撃する時、自分の他のクリーチャーまたは自分のシールド1つを墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の墓地から、闇のコスト4以下のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出す。| |マナ武装 5:自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、自分の他の闇のクリーチャーは「破壊された時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。」を得る。| [[DMPP-25]]で登場した[[闇]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[ダーク・ナイトメア]]。 [[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ゲームオリジナルカード]]。 [[墓地]]の[[闇]][[クリーチャー]]に対する[[シンパシー]]、[[スーサイド]]で[[リアニメイト]]する[[アタックトリガー]]、[[マナ武装]]で[[pig]]付与を持つ。 攻撃済みの[[召喚酔い]]しない闇のコスト4以下のクリーチャーを砕けば、それをアンタップ状態で復活させられるため疑似的に打点を伸ばすことができる。[[《死神術士デスマーチ》]]がお誂え向き。 -[[DMPP-26]]で登場した[[《暗黒鎧 ジャハト》]]とは相性が良い。[[常在型能力]]で確実に2軽減するほか、[[cip]]の1枚[[墓地肥やし]]するためフルクリーチャー構築であればさらに軽減数を嵩上げできる。 -TCGを含めて、初となる闇単色の進化エンジェル・コマンド。[[光]]でない[[エンジェル・コマンド]]だが[[進化クリーチャー]]であるため[[《ウェディング・ゲート》]]で踏み倒すことはできない。 -このカードがデュエプレで初となる「バトルゾーンにある自分の」以外を参照する[[シンパシー]]であり、それに伴い注釈文が更新された。 --前:「このカードをプレイする時支払うコストは、バトルゾーンにある自分の指定されたカード1枚につき1少なくなる。(後略)」 --後:「このカードをプレイする時支払うコストは、自分の指定されたカード1枚につき1少なくなる。(後略)」 -ソムニスとはローマ神話における眠りの神の名前。一般的にソムヌスと呼ばれる。 [[ダーク・ナイトメア]]の設定に加え、ルカの切り札である[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]の「ネロ(寝ろ)」との洒落から連想されたものと思われる。 -[[シークレット版>シークレットカード]]では[[ルカ(魔纏)>ルカ]]が描かれており、ボイスも彼女が担当している。また、入手することでルカ(魔纏)の[[スキン]]などが使用可能になる。 -ライザのアトリエ2コラボの[[プライズ]]カードにはリラ・ディザイアスが描かれている。 **ルール [#rule] ***「シンパシー」について [#rule1] [[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]で[[墓地召喚]]する場合、召喚コストの計算は[[TCGでの裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43466/]]とは異なる。 召喚予定の《夢幻大帝ネロ・ソムニス》も自分の墓地にある闇のクリーチャーの枚数に含める。これはデュエプレ版[[《不死帝 ブルース》]]の[[コスト軽減]]と同じ。 ***「マナ武装 5」について [#rule2] かなりグレーな挙動だが、「破壊された時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。」は、[[付与]]先自身が[[過去の状態を見る]]。そのため、《夢幻大帝ネロ・ソムニス》と自分の他の闇のクリーチャーが[[《学校男》]]などで同時に破壊された時、付与先が能力を誘発させて1ドローできる。([[実演動画>https://youtu.be/e_7j0Rv5Qzg?t=174]]) グレーな理由は[[《凶鬼07号 ジャバランガ》]]を含めた同時破壊で整備された裁定に違反している疑惑があるため。([[当時の解説動画>https://youtu.be/8F1MaxvB2Tk]](([[システムクリーチャー]]が離れると同時にトリガーする効果は、自身以外にも使えるという部分が当時の裁定。《夢幻大帝ネロ・ソムニス》のドローは、過去に葬られたテクニックを今になって仕様にしているのではないかということ。))) -TCGでは[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]や[[《凶鬼07号 ジャバランガ》]]のように、本当の付与ではなく『疑似付与』という俗称がある、置物が発生源になる挙動であり、参考資料がない。 --強いて挙げるなら、「離れ''る''時」をタイミングとする付与例には[[エターナル・Ω]]付与がある。[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]と自分の他のドラゴンが同時に破壊される時、《ベートーベン》が離れていて結果として付与が終了することになっても、自分の他のドラゴンは離れる直前まで持っていた[[エターナル・Ω]]のおかげで手札に戻れる。当然、「破壊され''た''時」と「離れ''る''時」は同一視すべきではないというのももっともな意見である。 -デュエプレでも「自分の(○○)クリーチャーが破壊された時」を持つ(○○)クリーチャーと他の(○○)クリーチャーが同時に破壊された時の挙動は基本的にTCGを踏襲している。それは[[《超復讐 ギャロウィン》]]やナーフ前の[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]などから確認できる。 #region2(余談){{ 「(条件)した時」というテキストが疑問を生じさせている原因のため、[[シンカパワー]]や[[《フレデリック・ショーイン》]]のように、「(条件)する時」へとテキストを微調整すれば問題はなくなる。 「破壊される時」では[[常在型能力]]になってしまうのでは?……という疑問も、解決策がある。デュエプレに「離れる時」というテキストの[[誘発型能力]]に[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]という前例があるためそれを利用すればよい。そちらは離れる瞬間にエクストラウィンせず、離れ終わって[[解決]]の結果でエクストラウィンする間違いなく[[誘発型能力]]の挙動をする。 }} **環境において [#environment] 初見の印象では「闇文明版[[《聖霊龍王 アガピトス》]]」であり、高速横展開で圧殺したくなるカードではあったが、特に[[New Division]]ではビートダウン向きの闇のコスト4以下のクリーチャーが少なく、そちらの方向性は[[【アウトレイジ墓地ソース】>【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]の劣化といった具合だった。一応、ブレイクで与えた手札をターンを返す前に[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]で1枚にまで減らすという動きは【墓地ソース】にはない動き。 #region2(参考:ゲーム内に用意されているサンプルデッキ2種){{ ■闇単夢幻大帝ネロ・ソムニス [[DMPP-25]]Ver.での[[レンタルデッキ]]。 |カード名|文明|枚数|コメント|h |>|>|>|~■クリーチャー (22)| |[[《特攻人形ジェニー》]]|闇|3|| |[[《爆弾魔 タイガマイト》]]|闇|4|| |[[《暗黒鎧 ゴルドバット》]]|闇|2|| |[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|闇|4|| |[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|闇|3|| |[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]|闇|3|| |[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|闇|3|S・トリガー| |>|>|>|~■進化クリーチャー (11)| |[[《死神術士デスマーチ》]]|闇|3|| |[[《復讐 ブラックサイコ》]]|闇|3|| |[[《革命魔王 キラー・ザ・キル》]]|闇|2|| |''《夢幻大帝ネロ・ソムニス》''|闇|3|| |>|>|>|~■呪文 (7)| |[[《ボーンおどり・チャージャー》]]|闇|4|| |[[《革命の裁門》]]|闇|3|| ■闇単ネロソムニス [[メインストーリー]] EPISODE 24 第9話でプレイヤー側が使うことになる[[JJ]]としてのデッキ。 |カード名|文明|枚数|コメント|h |>|>|>|~■クリーチャー (28)| |[[《特攻人形ジェニー》]]|闇|4|| |[[《一撃奪取 ブラッドレイン》]]|闇|4|| |[[《暗黒鎧 ヘルミッション》]]|闇|4|| |[[《暗黒鎧 ゴルドバット》]]|闇|4|| |[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|闇|4|| |[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]|闇|4|| |[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|闇|4|S・トリガー| |>|>|>|~■進化クリーチャー (8)| |[[《死神術士デスマーチ》]]|闇|4|| |''《夢幻大帝ネロ・ソムニス》''|闇|4|| |>|>|>|~■呪文 (4)| |[[《革命の裁門》]]|闇|4|| }} しかし、新弾発売当日から、中速コントロール→そのまま制圧 or 1マナ化した《ネロ・ソムニス》連打の[[ワンショット]]といった遅めにチューニングされたデッキの開発により、ランクマッチ向けの[[アーキタイプ]]が成立した。 [[《特攻人形ジェニー》]]や[[《爆弾魔 タイガマイト》]]などの[[ハンデス]]は闇単おなじみの初動だが、《ネロ・ソムニス》による[[アタックトリガー]]からの踏み倒しに[[《学校男》]]を利用することでアタックキャンセルが可能となる。上の裁定により《ネロ・ソムニス》と同時に破壊された他の闇クリーチャーでも1ドローが可能。 また、コスト5の[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]を出し、使用可能マナがリフレッシュされる次のターンからが《ネロ・ソムニス》の本領発揮であるため、そもそも[[《聖霊龍王 アガピトス》]]のように上振れ4ターン目着地を狙うところからが考察が間違っていたといえる。 攻撃済みのクリーチャーを砕いて[[《死神術士デスマーチ》]]に変換するプレイングを使うと楽に[[ワンショット]]打点が足りるため、防御札を減らした[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]系には序盤さえしのげれば貫通できる。 [[【トリガーロージア】>【トリガーロージア】 (デュエプレ)]]と呼ばれる、[[S・トリガー]]を[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]で無尽蔵に供給するデッキに対しては、以下の方法で相手への[[シールド焼却]]を狙い、極力相手のシールドをブレイクしないまま勝利を狙う。 相手の《エンドレス・ヘブン》が[[《真・天命王 ネバーエンド》]]に[[龍解]]したら、相手のシールド2つは[[《革命魔王 キラー・ザ・キル》]]によるバロム効果の破壊を置き換えて[[S・トリガー]]使用不可の[[シールド回収]]になってくれることは忘れないように。 #region2(手順){{ ***手順1、自分のシールドを2つ以下にする +《ネロ・ソムニス》を着地させて攻撃。[[アタックトリガー]]は自分への[[シールド焼却]]を選択する。 +自分の墓地から[[《学校男》]]を踏み倒す。[[cip]]で《学校男》と攻撃中の《ネロ・ソムニス》の2体を破壊する。 +攻撃が中断され、[[マナ武装]]5を達成していた場合には《学校男》が得ていた「破壊された時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。」も解決される。 +安全に自分のシールド1つを墓地に落とせる。次のターン、[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]の[[常在型能力]]により《ネロ・ソムニス》を[[墓地召喚]]して1.に戻る。 ***手順2、進化でない闇のクリーチャーの[[cip]]を使い回す +革命2達成、バトルゾーンに[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]、手札または墓地に[[《革命魔王 キラー・ザ・キル》]]、墓地に「目的の[[cip]]持ち(以下[[《革命龍 ガビュート》]]を用いる)」、[[《学校男》]]×2が必要。追加で[[《死神術士デスマーチ》]]が手札または墓地に1枚あるとさらに良い。 +何かを進化元に《革命キラー・ザ・キル》を手札または墓地から召喚する。闇以外のクリーチャーをすべて破壊し、自分の墓地から少なくとも《ガビュート》《学校》《学校》の3体を出す。それ以上に出したクリーチャーは生き残る。 +《ガビュート》で1焼却、《学校》の味方破壊は《革命キラー・ザ・キル》《ガビュート》《学校》《学校》の4体。 +次のターン、[[墓地召喚]]して2.を行う。このままでは《キラード・アイ》が進化元になって墓地召喚が途切れてしまうため、コスト1の《デスマーチ》を墓地召喚して《革命キラー・ザ・キル》の進化元に使う。あるいは2.で1体余分に闇のクリーチャーを出しておく。 }} ただ、環境序盤を過ぎ、中期以降はかなりマイナーなデッキとなった。 [[《暗黒鎧 ワリイ》]]や[[《オタカラ・アッタカラ》]]の[[墓地肥やし]]しかできない初動を採用せざる得ない上、リアニメイト範囲の都合でデッキ全体のパワーが落ちやすい。 このため、墓地肥やし系の初動をカットでき、よりリアニメイト範囲が広い[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]を主軸とする[[【ヘルボロフ】>【ヘルボロフ】 (デュエプレ)]]の後塵を拝することが周知されたためである。 とはいえ【ネロ・ソムニス】は[[超次元ゾーン]]含め[[ビクトリー]]を入れずに組める安価さで差別化はできる。 [[DMPP-26]]では[[《超復讐 ギャロウィン》]]とのシナジーで多少再評価された。しかし、同じ弾で[[黒単]]デッキの競合相手に[[【デュエにゃん皇帝】>【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]が登場してしまい、またしても差別化を試みる必要に駆られた。 W・ブレイクと[[アタックトリガー]]の[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]着地のコンボで相手の手札を増やさない立ち回りも向こうは[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]で出来てしまう。《夢幻大帝ネロ・ソムニス》の[[リアニメイト]]には種族縛りがない利点があるが、特に[[New Division]]では[[ファンキー・ナイトメア]]以外の高性能コスト4以下闇獣は[[《白骨の守護者ホネンビー》]]のようなリソース系に限られ差別化が難しい。 環境後期には[[【ワルボロフ】>【ワルボロフ】 (デュエプレ)]]に[[《超復讐 ギャロウィン》]]を入れるデッキが報告された。《ギャロウィン》を強く使えるという長所があってなお《ギャロウィン》入りデッキに《ネロ・ソムニス》が採用されないとなると、いよいよ不遇さが際立つ結果となっている。 [[DMPX-01]]中期から[[ランクマッチ]]上位帯でも度々見かけるようになった。 主に使われているのは【ワルボロフ】や【ヘルボロフ】とは異なり積極的にハンデスは行わず、初期に見られたような早期に墓地を肥やしながら《ネロ・ソムニス》や[[《死神術士デスマーチ》]]で[[進化速攻]]をしつつ、[[《超復讐 ギャロウィン》]]や[[《学校男》]]、[[《爆弾団 ボンバク・タイガ》]]などの[[除去]]を絡めて相手の盤面を荒らしまわるタイプ。[[《葬英雄 ゲンセトライセ》]]を採用するケースも増えている。 **[[サイクル]] [#cycle] -2周目の[[守護者>https://dmwiki.net/?cmd=taglist&tag=%E5%AE%88%E8%AD%B7%E8%80%85%20%28%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%97%E3%83%AC%29]]のスキン付属カード。すべて[[進化クリーチャー]]の[[ゲームオリジナルカード]] --[[《聖霊龍王 アガピトス》]] --[[《爆神装甲 ヴァルブレア》]] --[[《豪勇者「猛攻の面」》]] --''《夢幻大帝ネロ・ソムニス》'' --[[《エンペラー・キリエ》]] **関連カード [#related] -[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]] -[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]] -[[《屑男》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMPP-25]]&br;'''夢幻騎士団はこれより、貴様の夢を支配してくれよう!――夢幻大帝ネロ・ソムニス''' -[[DMPP-25]]([[Sec>シークレットカード]])&br;'''貴方に私の深淵を見ることが出来るかしら?''' -[[プライズ]]&br;'''手短に済ませるぞ――リラ・ディザイアス''' **収録セット [#pack] ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] -CV:[[秋山絵理]] -illus.[[kaNoi]] --[[DMPP-25 「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」>DMPP-25]] -CV:[[高橋李依]] -illus.[[kaNoi]] --[[DMPP-25 「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」>DMPP-25]]([[Sec>シークレットカード]]) -CV:[[照井春佳]] -illus.[[kaNoi]]/[[otumami]] --[[プライズ]] **参考 [#reference] -[[進化クリーチャー]] -[[エンジェル・コマンド]] -[[ダーク・ナイトメア]] -[[進化クリーチャー]] -[[闇]] -[[クリーチャー]] -[[シンパシー]] -[[墓地]] -[[W・ブレイカー]] -[[アタックトリガー]] -[[スーサイド]] -[[シールド焼却]] -[[リアニメイト]] -[[マナ武装]] -[[pig]] -[[付与]] -[[ドロー]] -[[ゲームオリジナルカード]] &tag(進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト8 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ダーク・ナイトメア (デュエプレ),ナイトメア (デュエプレ),ナイト (デュエプレ),パワー8000 (デュエプレ),進化 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