#author("2023-12-19T17:45:05+09:00","","")
#author("2024-01-29T10:10:45+09:00","","")
*《&ruby(だいしんぴ){大神秘};イダ》 [#uc13535d]

|大神秘イダ UC 自然文明 (5)|
|進化クリーチャー:ジャイアント/サムライ 7000|
|マナ進化:自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|W・ブレイカー|

[[DM-35]]で登場した[[マナ進化]][[ジャイアント]]/[[サムライ]]。

[[W・ブレイカー]]以外の[[効果]]を持たない[[準バニラ]]だが、[[種族]]と[[進化]]方法が非常に優秀。
[[ビートダウン]]の中盤の一押しが欲しい5[[コスト]]到達点で[[パワー]]7000の[[疑似スピードアタッカー]]は非常に強力。5以上に[[マナ]]を伸ばす必要が無い[[ビートダウン]][[デッキ]]に置いてはよく採用される。

[[ジャイアント]]と[[サムライ]]はどちらもサポート[[カード]]が豊富であり、特に[[《西南の超人》]]による[[コスト軽減]]の恩恵を受けられる点は大きい。
加えて[[バトルゾーン]]の戦力を減らさずに[[召喚]]される[[マナ進化]]であるため、奇襲性は抜群であり、場合によってはわずか1[[コスト]]の[[疑似スピードアタッカー]]と化すことも。
[[《進化の化身》]]からそのまま繋げられるのも利点だろう。

[[《西南の超人》]]→[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]→[[《大神秘イダ》]]×2といけば、そのままゲームエンドである。[[《西南の超人》]]の[[セイバー]]により、[[《デーモン・ハンド》]]1枚程度の[[S・トリガー]]なら問題はない。
また[[《奇兵の超人》]]で二体呼んでくれば、6[[マナ]]で[[W・ブレイカー]]が二体並ぶ。

[[コスト]]5の[[自然]]クリーチャーであることから[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]および[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]を利用する[[ビートダウン]]とも相性が良く、[[マナゾーン]]から呼び出すことで即座に2打点を追加することができる。[[マナ]]の消費はより激しくなるため、[[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]や[[《ベル・ザ・エレメンタル》]]の能力でカバーしたいところ。

**環境において [#t7d8f79d]
[[《邪神M・ロマノフ》]]殿堂入り後の[[【Mロマノフビート】]]では、[[《進化の化身》]]から呼び出されるサブフィニッシャーとして採用された。そちらはあまり[[マナ]]が伸びずこれを詰めの1手に出しても大きなデメリットとなり辛かった。サイキックマスター日本一決定戦のレギュラークラス優勝[[デッキ]]にも採用されていた。

[[エピソード1環境]]から[[エピソード2環境]]では[[【赤緑ギフト】>【ギフトミランダ】]]や[[【ラムダビート】]]の追撃要員として使われた。当然[[サイキック]]ではないので、[[《希望の親衛隊ファンク》]]で溶かされないという利点があった。

[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【緑単サソリス】]]において、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で踏み倒せる召喚酔いしない[[W・ブレイカー]]であるため、定番[[フィニッシャー]]として活躍した。ここでもやはり[[クリーチャー]]である点が優位に働いた。

しかしその後、[[【緑単サソリス】]]は[[コントロール]]型にシフト。相性の良い[[デッキ]]が減ったことや[[インフレ]]によって小型~中型クリーチャーのスペックが向上したことで、この[[カード]]もあまりあまり見かけなくなった。

ぱっと見たスペックは淡白であり、[[火]]文明の[[シューティングガイアール]]のようなコストパフォーマンスに優れた動きに劣ってしまいそうだが、[[自然]][[文明]]、5[[コスト]]、[[パワー]]7000、[[マナ進化]]の[[進化]][[クリーチャー]]である点などから独自の需要を生み出し、長い間使われた[[カード]]であった。特に手頃なサイズの[[進化]]クリーチャーという点が大きく、いかにも[[神化編]]らしい1枚と言えるだろう。

**比較対象について [#q60edc84]
-5コストで出たターンに攻撃できるW・ブレイカーなら他に[[《味頭領ドン・ドリアン》]]や[[《メガ・スピア・ドラゴン》]]がある。前者は種族デッキでしか採用できず、後者は[[多色]]でこちらよりパワーが1000低いが[[マナゾーン]]のカードが減らない、こちらは[[単色]]であるという違いで使い分けると良い。いずれも[[種族]]は優秀なので、[[コスト軽減]]の恩恵を受けることも難しくはない。

**その他 [#g4e4093f]
-名前の「イダ」は[[フレーバーテキスト]]にもある「韋駄天」から取ったのだろう。&br;ちなみに韋駄天とは[[毘沙門天>《大神秘ビシャモン》]]や[[阿修羅>《大神秘アスラ》]]と同じく仏教の神の名前で、とても足が速いとされている。

-[[DMX-22]]にて[[再録]]された際は「進撃」の文字がでかく描かれた[[Dramatic Card]]のような仕様となっているが、これは[[巨人>ジャイアント]]繋がりで漫画『進撃の巨人』を元ネタにしているからだろう。[[フレーバーテキスト]]も、劇中でのジャン・キルシュタインのセリフを少々改変したものになっている。
--『進撃の巨人』が元ネタであるにもかかわらずそのキャラクターがいないのは、版権元である講談社や作者である諫山創氏からの許可が下りなかった、もしくは下りる見込みがなかったからだと考えられる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#dccb84be]

性能は全く同じで[[DMPP-13]]にて登場した。レアリティはレアに上昇。

TCG版とは環境が全く異なるため、[[《西南の超人》]]を入れる[[【ジャイアント】>【ジャイアント】 (デュエプレ)]]でさえ採用されることが少ないカードであった。

[[DMPB-04]]で[[再録]]。相変わらず普通に使う場合は使用価値の感じにくい中速アタッカーだが、進化も出せる[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で踏み倒しで出すには替えのきかないクリーチャーである。

[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]から装備した《ボアロアックス》の[[cip]]で[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]、さらに《イメン=ブーゴ》の攻撃に反応した[[アタックトリガー]]で《大神秘イダ》で5打点が生成できる。序盤に[[《青銅の面 ナム=ダエッド》]]や[[《成長の面 ナム=アウェイキ》]]で削り要員があるなら[[リーサル]]が見える。

[[DMPP-24]]の[[《豪勇者「猛攻の面」》]]とは相性抜群。[[《龍覇 サソリス》]]に[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を[[装備]]させて《「猛攻の面」》に進化させると、《ボアロアックス》を装備した《「猛攻の面」》になる。その《「猛攻の面」》が攻撃すると先に《ボアロアックス》が《大神秘イダ》を出す処理を済ませてから[[アタックトリガー]]のパワー2倍[[パワード・ブレイカー]]付与が処理されることになるため、《大神秘イダ》が召喚酔いしないパワー14000の3打点となる。

**関連カード [#nea4e7f2]
-[[《韋駄天モー》]]
-[[《駿足の政》]]
-[[《剛撃 シンピーダ-2》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#dbeb82e2]
-[[DM-35]](通常版)、[[DMX-09]]、[[DMPP-13]]&br;'''爆炎とともに突如姿を現し、豪剣を振りかざす超速の韋駄天武者。'''
-[[DM-35]]([[ヒーローズ・カード]])&br;'''ここを死地と見つけたり!!――[[天地龍牙>天地 龍牙]]'''
-[[DMX-20]]&br;'''[[進化元]]は[[バトルゾーン]]だけにいるとは限らない!'''
-[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](98/???)&br;'''普通に考えれば簡単にわかる。こんな奴には勝てねぇってことくらい…。 ---ジャイアント調査に向かったある[[ヒューマノイド]]の言葉'''
-[[DMEX-04]]&br;'''[[ジャイアント]]と[[アースイーター]]、我々の同盟も、昔から知られた最&強だな。 ― 大神秘イダ'''
-[[開運ビクトリーパック Vol.1]](P50/Y10)&br;'''[[決闘の地>デュエルロード]]に集う猛者達よ!我らはその雄姿に敬意を表する!――大神秘イダ'''
-[[DMPB-04]]&br;'''ここを死地と見つけたり!!――大神秘イダ'''

**収録セット [#hf868473]
***[[デュエル・マスターズ]] [#h50baae3]
-illus.[[Syuichi Obata]]
--[[DM-35 「神化編 第4弾 超極竜VS六体神(ネバーエンディング・サーガ)」>DM-35]]
--[[DMX-09 「デッキビルダー鬼DX ガンバ!勝太編」>DMX-09]]
--[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」>DMX-20]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]
--[[DMEX-04 「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」>DMEX-04]](20/75)
--[[開運ビクトリーパック Vol.1]](P50/Y10)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#h7991d43]
-CV:[[石黒史剛]]
-illus.[[Syuichi Obata]]
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]([[アルトアート]])

**参考 [#a89e21b5]
-[[ジャイアント]]
-[[サムライ]]
-[[マナ進化]]
-[[自然]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[準バニラ]]
-[[ヒーローズ・カード]]

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