#author("2024-03-02T05:00:04+09:00","","")
*《&ruby(だいせつげん){大雪原};だョ!&ruby(ぜんいんしゅうごう){全員集合};!》 [#f21fc7cd]

|大雪原だョ!全員集合! UC 自然文明 (2)|
|フェアリー・フィールド|
|自分のマナゾーンにある多色カードのマナの数字を1にする。|
|このフィールドが出た時、自分のマナゾーンにすべての文明が揃っていれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMEX-18]]で登場した[[自然]]の[[フェアリー・フィールド]]。

本来は[[マナ数]]が0である[[5色レインボー]]でも自分の[[マナゾーン]]にあれば1に変更する[[常在型能力]]を持ち、マナゾーンに[[5色]]全て揃っているという条件付きの[[cip]]で1マナブーストを行う。

[[《フェアリー・ミラクル》]]と[[《友情の誓い》]]を足して2で割ったような性能。
フィールドが出た時点でマナゾーンに5文明が揃っていないと[[マナ加速]]出来ないので、なるべく[[多色]]のカードを落としてから使いたいが、多色カードは[[タップイン]]される為、マナ加速として使える様になるのは実質3ターン目からになる。[[キング・セル]]を用いれば2ターン目にも使える。とはいえ、[[キング・セル]]の登場で3ターン目や4ターン目の[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[《獅子王の遺跡》]]が現実的になった今、条件付きなのに1ブーストとなると見劣りする。
また、[[5色レインボー]]ではない多色はマナの数字はなにもしなくても1なので、長期的に見てもデッキに[[5色レインボー]]が無ければ殆ど役に立たない。

登場当時の環境では[[5c>5色]]デッキであっても[[5色レインボー]]は1枚も入っていない、あるいは[[5色レインボー]]をコンセプトにしていても[[コスト踏み倒し]]以外では使用しないデッキが殆どである((例外的に[[《Volzeos-Balamord》]]は普通に5文明を支払って召喚されるが、これはそれぞれが[[マナ数]]1かつ、手札からチャージしたなら即マナを生み出せるという特徴あってのこと。))。

このカードをコンセプトにする場合は、[[5色レインボー]]を頻繁に手札からチャージする、もしくは頻繁に[[マナブースト]]で置かれるほどの枚数を採用し、それらを積極的に[[手打ち]]する時に限られるだろう。
また、[[《友情の誓い》]]をコンセプトにしつつ、初手でそれを出せなかった場合に、このカードで[[《友情の誓い》]]自体を[[マナ基盤]]にするという選択肢もある。

総じて序盤の[[マナ加速]]としては不安定で、マナ数字変更も[[5色レインボー]]がマナゾーンにタイミング良く落ちている事が必要になるなど、使用にはかなり癖のあるカードである。
また、コストに対する色拘束が強い[[《スリヴァーの女王》]]や[[《星龍パーフェクト・アース》]]は、コストを支払うならば[[《薫風妖精コートニー》]]をはじめとした[[染色]]のほうが最速召喚に繋げやすいというのもある。

今後も5色レインボーの増加は見込まれるので、将来性の点においては配慮すべき一枚だろう。
以下のカード一覧を見て、どのカードで恩恵を受けたいかを考えよう。

#region2(メインデッキに入る5色カード一覧){{
#taglist(5色レインボー-用語集-種族-サイキック-ドラグハート-GRクリーチャー-キング・クリーチャー)
}}

-ゲストに新カードの情報を渡し、それを各々にプレゼンしてもらう企画で一般公開された。その際には[[【5色コントロール】]]に[[《ラスト・バイオレンス》]]を4枚採用し、[[手打ち]]や[[《戦霊混成 ウルボランス》]]で[[《ラスト・バイオレンス》]]を唱えるデッキが提案された。
--《大雪原だョ!全員集合!》の約14年前に登場した[[《ラスト・バイオレンス》]]が提案されている点は、[[DMEX-18]]時点での[[5色レインボー]]の[[カードプール]]がかなり狭い事実を浮き彫りにしている。
//別に全カードがデザイナーズコンボありきで作られてきたわけでもないのでデザコン云々の言及は削除
//ラスト・バイオレンスは唱えられさえすれば未だに強いし、あのデッキにはピタリと当てはまるから特筆する事でもなくない?
//↑元々「5色レインボーは強いカードが多く期待できる」みたいなことが書いてあって、いやいや5色レインボーで強いカードは一握りだろって意味で書いた文章なので

**その他 [#bb40d15a]
-[[《フェアリー・ライフ》]]などと違い、2ターン目に使う[[マナ加速]]として勘定できない。一応[[伝説呪文サイクル]]や[[キング・セル]]をチャージすれば使用可能ではある。

-呪文ではないので[[呪文メタ]]に引っ掛からず条件付きマナブーストができる。
--[[5色レインボー]]が0枚でもマナゾーンを[[染色]]すれば差別化できる。
---[[【スノーフェアリー】]]においては、[[《薫風妖精コートニー》]]や[[《透明妖精リリン》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]を使用すれば[[マナブースト]]の条件を満たせるが、コスト2のマナブーストならば[[《霞み妖精ジャスミン》]]や[[《桜風妖精ステップル》]]で事足りるため特に相性が良いということはない。
--なお、普通の[[5c>5色]]デッキなら[[《奇天烈 シャッフ》]]などで止められても[[《天災 デドダム》]]に切り替えるなどで対応できるため、汎用性の低い《大雪原だョ!全員集合!》の枠はほぼない。
---後に、[[呪文メタ]]に引っ掛からず、[[タップイン]]だがマナブーストは無条件でできる[[《ジャスミンの地版》]]が登場した。

-[[フレーバーテキスト]]には《純潔妖精ガーベラ》という、まだ[[カード化されていない>フレーバーテキストが初出のカード]][[スノーフェアリー]]の名前が書かれている。同じ冠詞のスノーフェアリーとして、[[デュエプレ]]で登場した[[ゲームオリジナルカード]]の[[《純潔妖精コスモス》]]が存在する。
--[[プロモ>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]]版[[《キユリのASMラジオ》]]のイラストとフレーバーテキストにて、イラスト右手前の金髪のクリーチャーが《ガーベラ》であることが判明した。
--[[DM23-EX2]]で[[《純潔妖精ガーベラ/ハイビとビスカの印》]]としてカード化された。

-イラストには[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]と同じようにたくさんの[[スノーフェアリー]]が描かれている。
このうち[[カード名]]が判明しているものについては、いずれも[[十王篇]]と[[王来篇]]でカード化されたものである。(([[《薫風妖精Re:コートニー》]]と《情熱妖精ヒガンナ》→[[《ドンドン火噴くナウ》]]を含む))
--一方で少なくとも2体、名称不明な[[スノーフェアリー]]も描かれている。
当カード[[イラストレーター]]による[[DMEX-18イラスト担当報告ツイート>https://twitter.com/ekusiun/status/1494825540544765953]]では、[[同弾>DMEX-18]]に[[再録]]された[[《未来妖精ミクル》>《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》]]に描かれた緑色のクリーチャー、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]、およびこれら2体と[[《純潔妖精ガーベラ》>《純潔妖精ガーベラ/ハイビとビスカの印》]]をまとめて描いた記念イラストが掲載されている。

-[[カード名]]は1969〜1985年放送のお笑い番組『8時だョ!全員集合』のパロディであり、2020年7月7日付開催[[【第9回デュエマいやほいゲーム】>https://twitter.com/imamgs_official/status/1280423351119302656?s=21]]のハズレの選択肢でもあった。なお当[[いやほいゲーム>デュエマいやほいゲーム]]における正解の選択肢は[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]だった。

-カード情報公開日の2022年2月9日には、折しも翌10日に関東甲信が大雪となる予報が出ていた。結果としてはその暗示とも言える情報公開となった。


**関連カード [#d8f66150]
-[[《フェアリー・ミラクル》]]
-[[《友情の誓い》]]

-[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《死儀妖精ベラドマイ》]]
--[[《眼鏡妖精コモリ》]]
--[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]
--[[《薫風妖精コートニー》]]
//--中央
--[[《情熱妖精ヒガンナ》>《ドンドン火噴くナウ》]]
--[[《珊瑚妖精キユリ》]]
--[[《天体妖精エスメル》>《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》]]
--[[《恋愛妖精アジサイ》]]
//--右手前
--[[《透明妖精リリン》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]
//--右奥 

**[[フレーバーテキスト]] [#i2408f5e]
-[[DMEX-18]]&br;'''みんな、集まってくれてありがとう! ― [[純潔妖精ガーベラ>《純潔妖精ガーベラ/ハイビとビスカの印》]]'''

**収録セット [#x7338d53]
-illus.[[nuisuke]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](49/75)

**参考 [#s7ec93df]
-[[フェアリー・フィールド]]
-[[マナ数変更>マナ数#g49c33f2]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]

-[[【5色コントロール】]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.禁断コアは闇と火の多色カードですが、''《大雪原だョ!全員集合!》''の効果で、マナゾーンにある禁断コアのマナの数字は1になりますか?
A.いいえ、1になりません。マナの数字を持たないカードは、数字が変更されないためです。''《大雪原だョ!全員集合!》''があったとしても、禁断コアはマナを生み出せません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40853]](2022.02.18)

&tag(フェアリー・フィールド,フィールド,自然文明,緑単,単色,コスト2,マナ数増加,cip,マナブースト,UC,アンコモン,nuisuke);