大雪原(だいせつげん)だョ!全員集合(ぜんいんしゅうごう)!》

大雪原だョ!全員集合! UC 自然文明 (2)
フェアリー・フィールド
自分のマナゾーンにある多色カードのマナの数字を1にする。
このフィールドが出た時、自分のマナゾーンにすべての文明が揃っていれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

DMEX-18で登場した自然フェアリー・フィールド

本来はマナ数が0である5色レインボーでも自分のマナゾーンにあれば1に変更する常在型能力を持ち、マナゾーンに5色全て揃っているという条件付きのcipで1マナブーストを行う。

《フェアリー・ミラクル》《友情の誓い》を足して2で割ったような性能。
フィールドが出た時点でマナゾーンに5文明が揃っていないとマナ加速出来ないので、なるべく多色のカードを落としてから使いたいが、多色カードはタップインされる為、マナ加速として使える様になるのは実質3ターン目からになる。キング・セルを用いれば2ターン目にも使える。とはいえ、キング・セルの登場で3ターン目や4ターン目の《フェアリー・ミラクル》《獅子王の遺跡》が現実的になった今、条件付きなのに1ブーストとなると見劣りする。
また、5色レインボーではない多色はマナの数字はなにもしなくても1なので、長期的に見てもデッキに5色レインボーが無ければ殆ど役に立たない。

登場当時の環境では5cデッキであっても5色レインボーは1枚も入っていない、あるいは5色レインボーをコンセプトにしていてもコスト踏み倒し以外では使用しないデッキが殆どである[1]

このカードをコンセプトにする場合は、5色レインボーを頻繁に手札からチャージする、もしくは頻繁にマナブーストで置かれるほどの枚数を採用し、それらを積極的に手打ちする時に限られるだろう。
また、《友情の誓い》をコンセプトにしつつ、初手でそれを出せなかった場合に、このカードで《友情の誓い》自体をマナ基盤にするという選択肢もある。

総じて序盤のマナ加速としては不安定で、マナ数字変更も5色レインボーがマナゾーンにタイミング良く落ちている事が必要になるなど、使用にはかなり癖のあるカードである。
また、コストに対する色拘束が強い《スリヴァーの女王》《星龍パーフェクト・アース》は、コストを支払うならば《薫風妖精コートニー》をはじめとした染色のほうが最速召喚に繋げやすいというのもある。

今後も5色レインボーの増加は見込まれるので、将来性の点においては配慮すべき一枚だろう。
以下のカード一覧を見て、どのカードで恩恵を受けたいかを考えよう。

+  メインデッキに入る5色カード一覧

その他

  • カード情報公開日の2022年2月9日には、折しも翌10日に関東甲信が大雪となる予報が出ていた。結果としてはその暗示とも言える情報公開となった。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考


公式Q&A

  • 1つ目の能力について

Q.禁断コアは闇と火の多色カードですが、《大雪原だョ!全員集合!》の効果で、マナゾーンにある禁断コアのマナの数字は1になりますか?
A.いいえ、1になりません。マナの数字を持たないカードは、数字が変更されないためです。《大雪原だョ!全員集合!》があったとしても、禁断コアはマナを生み出せません。
引用元(2022.02.18)


[1] 例外的に《Volzeos-Balamord》は普通に5文明を支払って召喚されるが、これはそれぞれがマナ数1かつ、手札からチャージしたなら即マナを生み出せるという特徴あってのこと。
[2] 《薫風妖精Re:コートニー》と《情熱妖精ヒガンナ》→《ドンドン火噴くナウ》を含む