#author("2024-09-22T19:55:59+09:00","","")
#author("2024-10-12T19:13:14+09:00","","")
*《&ruby(てんたいようせい){天体妖精};エスメル/「お&ruby(ちゃ){茶};はいかがですか?」》 [#dfd46bf2]

|天体妖精エスメル VR 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000|
|このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つマナゾーンに置いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「お茶はいかがですか?」 VR 光文明 (4)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|自分の山札の上から1枚目をシールド化する。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。|

[[DMEX-12]]で登場した[[自然]]の[[スノーフェアリー]]と[[光]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は[[cip]]で自分の[[シールド]]を1つ[[マナ送り]]できる。今やコスト2の[[マナブースト]]はありふれているが、シールドから補充するのはこのカードが初。
自分の[[シールド]]を1つ失うと言えば聞こえは悪いが、[[マナ回収]]、[[マナ召喚]]手段が豊富な自然では優秀な[[シールド回収]]手段となり、[[盾落ち>埋まる]]対策にもなる。たったコスト2で、[[マナブースト]]をしながら[[シールド回収]]し、[[スノーフェアリー]]をバトルゾーンに残せると考えると、使いようによっては活躍が期待できる。

[[シールド]]枚数が減るのを活かし、[[革命]]や[[鬼タイム]]を発動させるために使うのも良いだろう。

[[マナゾーン]]に1枚の[[シールド回収]]ができるカードとしてはこれまでにも[[《成長目 ギョウ》]]が存在していた。しかしこれだけ軽ければ[[【緑単ループ】]]系統において新たな動きが望める。しかもこちらは[[cip]]が[[任意]]であるため柔軟性が高い。
もっとも、あちらには[[コマンド・ドラゴン]]であること、[[シールド・セイバー]]が付いていること、[[カード]]として単色であること、[[《レアリティ・レジスタンス》]]に引っ掛からないことなど、こちらとの差別化点が多く存在する。

偶数コストなので[[【チェイングラスパーループ】]]や[[【チェインシルキードループ】]]ともシナジーがある。しかも[[《成長目 ギョウ》]]と異なり[[カード]]としては[[光]]を含むので[[《獅子王の紋章》]]を[[手打ち]]するための[[マナ基盤]]にもなる。

[[呪文]]側は[[《ハピネス・ベル》]]の[[下位種]]のような性能。
プレイヤーへの[[攻撃]]を一度は防げるため、防御用[[S・トリガー]]としてはまずまずの性能。
何より[[クリーチャー]]側と合わせて初動パーツと[[S・トリガー]]を兼ねられる点が強力で、[[デッキ]]スペースの節約に役立つ。

**他のカード・デッキとの相性 [#v676e291]
-[[《逆転のオーロラ》]]とはアンチシナジー。というのも、このカードで[[シールド]]を先取りして1枚マナブーストしてしまうことで、あちらの効果を薄くしてしまうためである。

-能力の都合上、シールドを減らす[[デメリット]]を補ってくれるカードと相性が良い。[[《「雷光の聖騎士」》]]は[[ブレイク置換効果]]でこの点をある程度ケアでき、[[マナカーブ]]も2ターン目の《天体妖精エスメル》の[[マナブースト]]、3ターン目に《「雷光の聖騎士」》の[[ギャラクシールド]]と綺麗に繋がる。

-[[単色]][[コスト]]2でcipで[[ハンドアドバンテージ]]を失わない[[マナブースト]]ができ、バトルゾーンに残るクリーチャーとしては[[《桜風妖精ステップル》]]、[[《タルタホル》]]と続いて3枚目。不確定のものを含めれば初登場同期に[[《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》]]が存在する。

-[[【我我我ブランド】]]は元々3[[ターン]]目辺りに[[ワンショット]][[打点]]を揃えることには困らず、よしんばフィニッシャーが引けなくともウィニーを連打して4ターン目辺りに殴り切ることは簡単なため、そちらとの対面ではシールド回収によるデメリットが機能しない。

-このカードがクリーチャーとしてバトルゾーンにあり、それをバトルゾーンからマナゾーンに置くと[[アンタップイン]]する。([[参考1>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32500/]]、[[参考2>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40405/]])
--《天体妖精エスメル》の場合、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]で[[《母なる星域》>《幻緑の双月/母なる星域》]]と併用していることがあり、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を出しながら[[マナ回復]]した部分で[[《とこしえの超人》]]を添える召喚ができることは覚えておきたい。

-[[防御札]]としては[[《終末の時計 ザ・クロック》]]のように[[ワンショット]]を問答無用で止める確実性はないが、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]と組み合わせやすいという[[メリット]]にもなる。特に[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]との対面で顕著だった。

**環境において [#q634156c]
2020年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂後、[[【白赤緑ヴァイカー】]]で採用されるケースが目立ち、[[DMEX-13]]期には対戦でよく見るカードとなった。[[《桜風妖精ステップル》]]と合わせて8枚体制にできるのが大きく、極論2ターン目の[[《ヘブンズ・フォース》]]から8枚体制のそれらを2体出ししてマナを伸ばし、3ターン目に[[《生命と大地と轟破の決断》]]から始動するというプランも取れる。

2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機に[[【オカルトアンダケイン】]]の後釜として[[アドバンス]]に激増した[[【ゼロ・ルピアループ】]]の初動マナブーストとしても有名であり、[[チャンピオンシップ]]では毎大会のように4位以内入賞をかっさらった。再利用して繰り返しcipを使えば、[[盾落ち]]もケアできる。

[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]で採用される場合もある。[[《CRYMAX ジャオウガ》]]は自軍のシールドを強制で3枚まで削るため、こちらの[[デメリット]]が機能しない。[[《桜風妖精ステップル》]]は除去された時のペナルティがある上にこちらのように防御札になるS・トリガーの呪文側がある訳ではないため、採用する場合はこちらの単採用も珍しくない。

[[【緑単オービーメイカー】]]ではあまり使われない。というのは、多色比率をなるべく避けたいデッキであり、通常の場合多色は[[《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]4枚で限界であるためである。ただ、[[《キユリのASMラジオ》]]型などこれを採用する型もある。

[[DM23-RP3]]期時点では一部の[[【黒緑アビスロイヤル】]]の初動枠として使われる。

[[DM24-RP1]]期に[[青黒緑]]系構築の[[【アーテルマトリクスループ】]]が開拓されると、これを[[ループ]]させて[[盾落ち]]をケアする札として採用されるケースが見られるように。[[多色]]なのがネックなので[[赤]][[抜き4色]]構築を除けばループ用に[[1枚積み]]に留める場合も多い。

一部の[[【キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]にループして[[盾落ち]]ケアする札として1枚積みされる場合もある。
**その他 [#r23a3798]
-[[《フェニックス・ライフ》]]の[[フレーバーテキストに登場していた>フレーバーテキストが初出のカード]]《天体妖精エスメル》がカード化したもの。名前や外見は漫画「デュエル・マスターズFE」のキャラクター[[エスメラルダ]]に似ており、セルフオマージュと思われる。

-呪文側の[[イラスト]]では《エスメル》が紅茶を振舞っている。元になった[[エスメラルダ]]が[[《フェニックス・ライフ》]]でティーカップと一緒に描かれていたりと紅茶好きなイメージがあるのでそれだけでも違和感はないが、これには時間制限付きの[[シールド追加]]を慣用句の「お茶を濁す」と掛ける意図もあると思われる。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング」15話で[[うららか もも]]と[[切札 ジョー]]デュエマでももが使用。
[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]の進化元となった。

**関連カード [#re3292ba]
-[[《リブロッコ・タンク》]]
-[[《逆転のオーロラ》]]
-[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]
-[[《ハピネス・ベル》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《フェニックス・ライフ》]]
--[[《大雪原だョ!全員集合!》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#z5fe4ee2]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#ld244dc6]
-illus.[[KOUSAKU]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](12/110)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](45/138)
--[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](超20/超47)
-illus.[[HIRO”WO”NORI]]
--[[DMART-03 「神アート フェアリー・ライブラリー」>DMART-03]](1/5)

**参考 [#wa95e8e9]
-[[ツインパクト]]
-[[スノーフェアリー]]
-[[cip]]
-[[マナ送り]]
-[[マナブースト]]
-[[S・トリガー]]
-[[シールド追加]]
-[[シールド回収]]

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[[公式Q&A]]

-クリーチャー側の能力について

>Q.「シールド・プラス」や「裁きの紋章」で重なっているシールド、また要塞化している城が重なっているシールドを''《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》''の「バトルゾーンに出た時」の能力で選んだ場合、どうなりますか?
A.その場合、重なっているシールド全てがマナゾーンへ置かれます。&br;「シールドを1つ」%%や「シールドを1枚」%%とテキストに書かれていた場合、重なっているシールド全てが能力の対象になります。&br;なお、要塞化されている城は、シールドではないので墓地に置かれます。
>>wiki注:現在の裁定では、「シールドを1枚」とある場合、シールドゾーンのカード1枚のことを指し、複数枚重なっているシールドがある場合その中のいずれか1枚のことを指す。
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[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38637]](2020.7.17)

&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,白緑,2色,多色,コスト2,スノーフェアリー,パワー2000,cip,自己マナ送り,マナブースト,呪文,光文明,コスト4,S・トリガー,シールド交換,VR,ベリーレア,KOUSAKU,HIRO”WO”NORI);