#author("2022-08-08T14:22:28+09:00","","") #author("2023-12-28T16:41:58+09:00","","") *《&ruby(きしゅうへい){奇襲兵};ブルレイザー》 [#zd7d7748] |奇襲兵ブルレイザー C 火文明 (2)| |クリーチャー：ドラゴノイド 3000| |バトルゾーンにある相手のクリーチャーの数が自分より多い時、このクリーチャーは攻撃することができない。| [[DM-03]]で登場した[[ドラゴノイド]]。[[コスト]]に対しての[[パワー]]が高いが、[[デメリット]]を持つ。 自分の[[クリーチャー]]の数が相手[[クリーチャー]]より少ない場合は[[攻撃できない]]が、序盤からクリーチャーをたくさん並べて[[攻撃]]していく[[デッキ]]ではあまり大した[[デメリット]]にはならず、なかなかの活躍を期待できる。 のちに[[《無頼勇騎ゴンタ》]]や[[《タイラーのライター》]]などの強力なライバルが登場したが、その頃はまだこの[[クリーチャー]]もそれらを押しのける余地があった。しかし、[[《斬込隊長マサト》]]などの[[スピードアタッカー]]をはじめとして、[[コスト]]2の[[単色]]でそれなりに[[速攻]]で使える[[効果]]を持った[[クリーチャー]]が登場してくると、[[パワー]]しか取り柄のないこの[[クリーチャー]]はフェードアウトしていった。 [[ドラゴノイド]]の中では軽量かつ[[デメリット]]も大きくないため、[[種族デッキ]]であれば活躍の場は残っているかもしれない。 -鎧兜で武装した姿は、[[戦国編]]で登場した[[サムライ]]を髣髴とさせる。よく見ると集団で断崖を駆け下りているため、一ノ谷の戦い((源義経らが崖から平氏を急襲した事で有名な戦い。なおこの戦術自体は存在を疑問視されている))が元になっている可能性がある。 -漫画「デュエル・マスターズ」ではバトルアリーナ編で[[不亞 幽]]が[[切札 勝舞]]戦でこれらしきクリーチャーを使用。他[[ドラゴノイド]]2体（恐らく[[《炎獣兵マグナム・ブルース》]]2体）とでシールドを計3枚[[ブレイク]]したが、[[《地獄万力》]]でまとめて[[破壊]]された。 他には3度目の[[ドラゴンマスク>切札 舞]]戦で[[切札 勝舞]]が使用。[[《レジェンド・アタッカー》]]の効果でW・ブレイクし、[[《肉弾兵ウルティモ》]]の[[ターボラッシュ]]を発動させた。また、この[[カード]]と[[《レジェンド・アタッカー》]]の[[コンボ]]は[[ヤカンマン]]戦でも使用され、このときは他の[[ドラゴノイド]]2体とともに[[ドラゴン]]化し、[[《アルティメット・ドラゴン》]]の[[パンプアップ]]の助けとなった。 -[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-01]]に収録。[[スペック]]はそのままで[[アンコモン]]に格上げされて収録された。 --[[DMPP-01]]期では[[《無頼勇騎ゴンタ》]]や[[《放浪兵エルジージョ》]]などが不在であったこともあり、コスト2にしてパワー3000のこのクリーチャーはかなり強力な部類。速攻デッキやビートダウンデッキなどで活躍した。 ***《ブルフロッガー》について [#id636a7a] [[フレーバーテキスト]]には《ブルフロッガー》なる名前の[[クリーチャー]]が登場しているが、その正体は長らく不明だった。名前がこのクリーチャーに似ていることや、[[デュエル・マスターズ プレイス]]ではこの[[クリーチャー]]が攻撃時に「ちぇいやー」と叫ぶことから、《ブルフロッガー》は《奇襲兵ブルレイザー》の別名、あるいは「ブルレイザー」の誤植ではないかと考えられてきた。 しかし、[[DMRP-19]]で《ブルフロッガー》を元にした[[ディスタス]]である[[《月砂 フロッガ-1》]]が登場。イラストは明らかにこの[[クリーチャー]]とは別の[[クリーチャー]]であり、[[種族]]も[[ドラゴノイド]]ではなく[[デューンゲッコー]]となっており、《ブルフロッガー》がこのクリーチャーとは別個体の[[クリーチャー]]であることが明らかになった。 また、あちらの[[フレーバーテキスト]]では、《ブルフロッガー》が叫んでいる「ちぇいや」の意味について語られている。「4回鳴いたのを聞いた者はいない」そうなので、フレーバーテキストの《ブルフロッガー》はもう獲物を食べてしまったのだろう。 ちなみに[[デューンゲッコー]]の初収録は[[DM-06]]で、このカードの初収録は[[DM-03]]であり、このカードの登場時点で[[デューンゲッコー]]はまだ登場していなかった。 //[[フレーバーテキスト]]では、《ブルフロッガー》なる名前のクリーチャーが「ちぇいや」と4回叫んでいる。 // //このカード以外には《ブルフロッガー》に関する情報は一切存在せず、《奇襲兵ブルレイザー》自身であるという説が根強かった。 // //[[デュエル・マスターズ プレイス]]でもこのクリーチャーの攻撃する時の掛け声が「ちぇいやー」だったため、その説がさらに濃厚になった。 // //しかし[[DMRP-19]]では[[《月砂 フロッガ-1》]]が登場。これはこの《ブルフロッガー》を基とした[[ディスタス]]であると思われるが、イラストは骨格からして《奇襲兵ブルレイザー》とは別生物で、種族も[[ドラゴノイド]]ではない。つまり、「《ブルレイザー》とは別に《ブルフロッガー》が存在する」という解釈が公式から掲げられた形になる。 // //とはいえこの[[《月砂 フロッガ-1》]]は、[[種族]]が[[DM-03]]当時まだ存在していなかった[[デューンゲッコー]](([[デューンゲッコー]]の初出は[[DM-06]]。ただ背景ストーリー上でいつ誕生したとは語られていないため、大した問題ではないが・・・))であり、[[デューンゲッコー]]の[[命名ルール]]である「○○・リザード」も「ブルフロッガー」には当てはまっていない。 //おそらく《ブルフロッガー》とは、メタ的にはそもそも《ブルレイザー》の誤植に過ぎなかったが、諸々のファンサービス((数年前から、[[ずっとフレーバーテキスト上でしか言及されていなかったクリーチャー>フレーバーテキストが初出のカード]]をカード化するという古参ファンサービス向けの商品展開がなされていた（[[《覇王ブラックモナーク》]]や[[《サファイア・ウィズダム》]]が代表的）。&br;これに加え[[新章デュエル・マスターズ]]前後から、非常にマイナーであったり長く新規収録がなかった種族の新カードを出していくというファンサービスもあった。&br;これら2系統のファンサービスを同時に実行するため、この《ブルフロッガー》というクリーチャー名と[[デューンゲッコー]]という非常にマイナーな種族が選ばれたということなのだろう。))の一環として改めて独立した純然たる[[クリーチャー]]として再定義されたということなのだろう。 //またこの再定義により、[[ドラゴノイド]]である《ブルレイザー》が[[デューンゲッコー]]と連携していた、ないしこれを使役していたという可能性も生じた。従来[[デューンゲッコー]]は[[ヒューマノイド]]や[[マシン・イーター]]に使役される騎乗動物のように描かれてきたが、それら以外の[[種族]]との関係性が描写された希少な例となった。 // //他にも、デュエプレで《奇襲兵ブルレイザー》が「ちぇいやー」、[[《奇襲隊長ダブルレイザー》]]が「ぜいやー」と叫ぶということは、《ブルフロッガー》の鳴き声を拝借したないしはリスペクトした＝単なる使役動物にとどまらない関係性がある（上位カーストの生物が、下位の生物の声を真似ることはない。鬨の声に採用するということは《ブルレイザー》たちにとって《ブルフロッガー》は神聖な生物として扱われていたのでは？）との妄想も広げることができる。 **関連カード [#zdf2254d] -[[《強戦士フレイム・クロー》]] -[[《奇襲隊長ダブルレイザー》]] -[[《奇襲隊長ダブルレイザー》]]([[ゲームオリジナルカード]]) -[[《ブルレイザーのハサミ》]] -[[《月砂 フロッガ-1》]] **[[フレーバーテキスト]] [#z1385c9b] -[[DM-03]]、[[DMC-01]]、[[DMC-06]]、[[DMC-27]]、[[DMPP-01]] '''「ちぇいやー、ちぇいや、ちぇいや、ちぇいやー！」――[[ブルフロッガー>《月砂 フロッガ-1》]]''' **収録セット [#v840944d] ***[[デュエル・マスターズ]] [#t7062e97] -illus.[[Hisashi Momose]] --[[DM-03 第3弾「超戦士襲撃」>DM-03]] --[[DMC-01 「勝舞火炎デッキ」>DMC-01]] --[[DMC-06 「超速!火竜（ドラゴン・ストライクス）デッキ」>DMC-06]] --[[DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」>DMC-27]] ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#zea88272] -CV:[[佐治和也]] -illus.[[Hisashi Momose]] --[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]] **参考 [#i836819a] -[[ドラゴノイド]] -[[攻撃できない]] -[[攻撃ロック]] -[[背景ストーリー]] &tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト2,ドラゴノイド,パワー3000,相手のクリーチャーが自分より多ければ,攻撃できない,攻撃ロック,C,コモン,Hisashi Momose,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),ドラゴノイド (デュエプレ),パワー3000 (デュエプレ),相手のクリーチャーが自分より多ければ (デュエプレ),攻撃できない (デュエプレ),攻撃ロック (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Hisashi Momose (デュエプレ));