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奇襲兵ブルレイザー C 火文明 (2) |
クリーチャー:ドラゴノイド 3000 |
バトルゾーンにある相手のクリーチャーの数が自分より多い時、このクリーチャーは攻撃することができない。 |
DM-03で登場したドラゴノイド。コストに対してのパワーが高いが、デメリットを持つ。
自分のクリーチャーの数が相手クリーチャーより少ない場合は攻撃できないが、序盤からクリーチャーをたくさん並べて攻撃していくデッキではあまり大したデメリットにはならず、なかなかの活躍を期待できる。
のちに《無頼勇騎ゴンタ》や《タイラーのライター》などの強力なライバルが登場したが、その頃はまだこのクリーチャーもそれらを押しのける余地があった。しかし、《斬込隊長マサト》などのスピードアタッカーをはじめとして、コスト2の単色でそれなりに速攻で使える効果を持ったクリーチャーが登場してくると、パワーしか取り柄のないこのクリーチャーはフェードアウトしていった。
ドラゴノイドの中では軽量かつデメリットも大きくないため、種族デッキであれば活躍の場は残っているかもしれない。
フレーバーテキストには《ブルフロッガー》なる名前のクリーチャーが登場しているが、その正体は長らく不明だった。名前がこのクリーチャーに似ていることや、デュエル・マスターズ プレイスではこのクリーチャーが攻撃時に「ちぇいやー」と叫ぶことから、《ブルフロッガー》は《奇襲兵ブルレイザー》の別名、あるいは「ブルレイザー」の誤植ではないかと考えられてきた。
しかし、DMRP-19で《ブルフロッガー》を元にしたディスタスである《月砂 フロッガ-1》が登場。イラストは明らかにこのクリーチャーとは別のクリーチャーであり、種族もドラゴノイドではなくデューンゲッコーとなっており、《ブルフロッガー》がこのクリーチャーとは別個体のクリーチャーであることが明らかになった。
また、あちらのフレーバーテキストでは、《ブルフロッガー》が叫んでいる「ちぇいや」の意味について語られている。「4回鳴いたのを聞いた者はいない」そうなので、フレーバーテキストの《ブルフロッガー》はもう獲物を食べてしまったのだろう。
ちなみにデューンゲッコーの初収録はDM-06で、このカードの初収録はDM-03であり、このカードの登場時点でデューンゲッコーはまだ登場していなかった。