#author("2025-03-25T22:28:44+09:00","","")
#author("2025-03-25T23:46:35+09:00","","")
*《&ruby(しゅごちりゅう){守護地龍}; ザノウハウ》 [#top]

|守護地龍 ザノウハウ SR 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン/スノーフェアリー 12000|
|''シンパシー'':スノーフェアリー(自分のスノーフェアリー1つにつき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)|
|''マッハファイター''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。|
|自分のスノーフェアリー・クリーチャーすべてに「セイバー:スノーフェアリー」を与える。(自分のスノーフェアリーが破壊される時、「セイバー:スノーフェアリー」を持つクリーチャーをかわりに破壊してもよい)|

[[DM24-EX4]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[ジャイアント・ドラゴン]]/[[スノーフェアリー]]。

[[シンパシー]]:[[スノーフェアリー]]に加え、自分の[[スノーフェアリー]]全軍に[[セイバー]]:[[スノーフェアリー]]を与えることができる[[スノーフェアリー]]サポート。後述するがそれぞれ[[エレメント]]が対象になるのとならないのとが混ざっているので注意。
更に、[[cip]]で3枚まで[[ドロー]]できる。また、パワー12000という高パワーで[[マッハファイター]]による除去が狙える。

全体的には[[セイバー]][[付与]]と[[マッハファイター]]を得た[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]のスノーフェアリー版、というべきカード。

[[スノーフェアリー]]は[[《恋愛妖精アジサイ》]]など継続的な[[ドロー]]は得意だが、一方で[[種族]]内で瞬間的に大量の[[手札補充]]ができる[[クリーチャー]]は少ない。
例を上げると[[《滑奏!Eine&氷駆》]]は[[ドロー]]効果以外はコスト5の[[バニラ]]と若干力不足、[[《武家類武士目 ステージュラ》]]は本体が[[スノーフェアリー]]ではないためサポートを受けられない、[[墓地]]や[[マナゾーン]]に補充枚数を依存するという難点をそれぞれ持つ。
一方、《ザノウハウ》は[[cip]]で即座に手札を補充したうえで[[マッハファイター]]による除去も行えるため、取り回しがより向上。ドローは3枚までの任意であるため、その点も小回りが効くと言える。
ただし[[《武家類武士目 ステージュラ》]]は補充できる[[手札]]の最大枚数は《ザノウハウ》より多く、[[スノーフェアリー]]の切り札と言える[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]との相性はあちらに譲る。
無論、《カーニバル》を引き込むためのドローも必要であるため併用してもいいだろう。

自分のスノーフェアリーすべてに[[セイバー]]を与えることができ、自軍すべてが[[スノーフェアリー]]であるならば実質的に[[確定除去]]を[[選ばせ除去]]に差し替える能力になる。
[[逆アンタッチャブル>可能ならこのクリーチャーを選ぶ]]の[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]と組み合わせれば、《同期の妖精》が吸った[[破壊]]効果を他の[[スノーフェアリー]]で肩代わりすることで、[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]といった非[[スノーフェアリー]][[クリーチャー]]も守ることができる。
また、[[《ハッター・ルピア》]]など「破壊する」タイプの[[コスト踏み倒しメタ]]に関しては、[[セイバー]]で耐えて[[マッハファイター]]で除去する動きも取れる。

直前の[[DM24-BD5]]で登場した[[《世界樹妖精カルミア・ディダノス》]]とは、あちらのページにも記載がある通り互いの弱点を綺麗に補い合っており、非常に相性が良い。しかし、逆に同弾の目玉カードである[[《百景妖精アセビ=アンドロメダ=クシナダ》]]との相性はあまり良いとは言えない。
あちらは[[マナ送り]]に差し替え、こちらは全軍への[[セイバー]][[付与]]とどちらも「[[置換効果]]を用いた[[破壊]][[耐性]]の[[付与]]」能力を持っているため、置換効果は連鎖しないルールにより衝突してしまう。[[セイバー]]で代わりに破壊された[[クリーチャー]]を《アセビ》の能力で[[マナゾーン]]に送ることはできない。
-ただし、除去耐性以外の部分では[[展開]]と[[シンパシー]]+[[ドロー]]で相性が良い。

#region2([[にじさんじコラボ・マスターズ異次元の超獣使い限定戦>イベント大会#DM24-EX4only]]での採用について){{
**[[にじさんじコラボ・マスターズ異次元の超獣使い限定戦>イベント大会#DM24-EX4only]]での採用について
[[青緑]]は他ライバーと比較してもかなりまとまっており、これだけでも[[【スノーフェアリー】]]としての完成度はそこそこ高い。更に限定戦環境に[[《伝達妖精セージ/コンタクト・メッセージ》]]がかなり刺さっているのも強さを後押ししている。[[革命チェンジ]]、[[侵略]]、[[呪文]]による[[コスト踏み倒し]]に対して強く、更に《セージ》のメタに引っかからない[[ビートダウン]]には《コンタクト・メッセージ》が刺さる。
が、[[【スノーフェアリー】]]として完成度が高い故にその弱点である「決定力の低さ」「パワーラインの低さ」がそのまま引き継がれてしまっている。
バトルステージでは相性の良い[[《世界樹妖精カルミア・ディダノス》]]や[[《百景妖精アセビ=アンドロメダ=クシナダ》]]等を採用すると良いだろう。
更に他ライバーのカードを使って弱点を補いに行きたい。[[スノーフェアリー]]以外を入れても、《ザノウハウ》の[[ドロー]]で引き込みやすいのもメリット。

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[[混色]]にするなら、片方の文明が一致しているライバーのカードと組みたい。
そうなると、該当するのは[[青赤]]、[[青黒]]、[[黒緑]]、[[赤緑]]、[[白緑]]、[[白青]]となる。

***相性の良いデッキ
-[[黒緑]]の[[花畑チャイカ]]デッキとは相性が良い。[[シンパシー]]により低コストで出せる《ザノウハウ》を[[フシギバース]]の生贄にして[[《大樹王 ギガンディダノス》]]を出す事でフィニッシュ力の底上げが出来る。[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]も収録されている他、[[《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》]]が[[マナブースト]]/[[墓地肥やし]]として頭一つ抜けて強力。[[スノーフェアリー]]を種に[[フシギバース]]を繰り返すことで相手を[[コントロール]]出来る。バトルステージに於いては、[[《地雷冥土The World Is Mine》]]のタップ時効果で[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を退かせる可能性がある。

-[[白緑]]の[[フレン・E・ルスタリオ]]デッキとも相性が良い。[[《聖霊龍王 メルヴェイユ》]]が噛み合っており、[[シールド化]]で《ゲンムエンペラー》等を、[[パンプアップ]]&[[パワード・ブレイカー]]付与でパワーラインの低さとフィニッシュ力をそれぞれ解消できる。また、フレン氏担当のカードとして、[[スノーフェアリー]]の[[《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》]][[《マーチングバトン ダイダイ》]]が収録されている。好みで《ザノウハウ》・【スノーフェアリー】に寄せるのか《メルヴェイユ》の[[メタビート>ビートダウン]]軸に寄せるのかを決めると良いだろう。
--相手に来ると天敵となる。[[《忠犬な騎士スゴイワン》]]が大量展開を軸とするこちらに突き刺さる上、先の《ダイヤモン星》が採用しやすい為《ザノウハウ》《オービーメイカー》が止まりかねない。更に[[マッハファイター]]で除去しようにも《メルヴェイユ》の[[パンプアップ]]や[[《星姫械 エルナドンナ》]]効果で耐えられる可能性がある。

***相性の悪いデッキ
-[[青赤]]の[[イブラヒム]]デッキとは殆ど[[シナジー]]がない。一応《ザノウハウ》の[[ドロー]]で[[《爆裂英雄 A・R・T》]]の[[アタックトリガー]]は達成できる。

-[[青黒]]の[[月ノ美兎]]デッキともシナジーはほぼ無い。一応[[スノーフェアリー]]の[[マナブースト]]で[[《偽りの月 インターステラ》]]の早期着地が狙えるがその程度である。
--バトルステージでは[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]が使用可能になる。が、それでも[[シナジー]]は薄いだろう。
-[[青黒]]の[[月ノ美兎]]デッキとは少々複雑な関係になっている。[[《偽りの月 インターステラ》]]目線だと[[スノーフェアリー]]の[[マナブースト]]で早期着地が狙える為好相性だが、《インターステラ》がスノーフェアリーや《ザノウハウ》にもたらすメリットは少ない。せいぜいが[[《探究の絆》]]を使い回せる止まりであり、その数少ないメリットも[[《学識妖精サイクリル》]]を使えばスノーフェアリー内で完結出来る。その為、《ザノウハウ》を主軸にするなら相性が悪いと言える。
--バトルステージでは[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]が使用可能になる。が、それでもスノーフェアリー目線では[[シナジー]]は薄いだろう。

-[[白青]]の[[リゼ・ヘルエスタ]]デッキも[[シナジー]]はなし。こちらのクリーチャーには[[エンジェル・コマンド]]持ちも[[ブロッカー]]持ちも不在である。
--[[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]は[[シンパシー]]持ちの《ザノウハウ》や[[コスト軽減]]で出てくる[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]の天敵。とはいえ構築が[[【白青天門】]]に寄るだろうリゼ・ヘルエスタ氏のデッキよりメタビート寄せの[[白緑]]に採用されるのを警戒したほうが良い。一応[[ミラーマッチ]]対策で採用することも出来る。

-[[赤緑]]の[[壱百満天原サロメ]]デッキとは相性が良くない。完全に[[ビートダウン]]に振り切ったあちらとある程度貯める動きを取るこのデッキでは噛み合わないのは必然である。強いて言うならサロメ氏のデッキに[[《分析妖精レモングラス/グラス・トラップ》]]が採用されるかされないかといった所。

ただ、先にも述べた通り《セージ》がかなり環境に刺さっているので、[[青]]の入るデッキなら[[スノーフェアリー]]シナジー抜きでも採用が考慮できる。特に前2つのデッキは序盤に小型クリーチャーを並べる余裕があるので尚更である。
}}

**ルール [#rule]
-[[シンパシー]]は「自分のスノーフェアリー1つにつき」なので、非クリーチャーの個数も数える。
--[[シンパシー]]の下限は「0以下にならない」によって1コストに設定されているが、多色クリーチャー故に文明の支払いが不足するため水と自然各1枚ずつの実質2コストの支払いが必要な点に注意。

-「[[セイバー]]:[[スノーフェアリー]]」を得るのは「自分のスノーフェアリー・クリーチャー」という指定のため、[[非クリーチャー]]はこれを得られない。

-自分の、クリーチャーではない[[スノーフェアリー]]が破壊される時、「[[セイバー]]:[[スノーフェアリー]]」を適用して置き換えることができる。(『[[セイバー]]』そのものの裁定。詳細はそちらのページを参照。)

--まとめると、例えば[[《ジャスミンの地版》]]は[[シンパシー]]に貢献できる。[[《ジャスミンの地版》]]が破壊されたくないなら、別のスノーフェアリー・クリーチャーをかわりに破壊することができるが、逆にスノーフェアリー・クリーチャーが破壊される時に[[《ジャスミンの地版》]]をかわりに破壊することができない。[[《ジャスミンの地版》]]は「セイバー:スノーフェアリー」を持っていないためである。

**その他 [#other]
//もう少しだけ圧縮しました。あと「的確に」や「~してしまった」など主観的表現を修正
-[[DM24-EX4]]でコラボしているライバーの[[社築]]はPC知識、ゲーム(特にTCGやリズムゲーム)、オタク文化に精通しており、事務所(にじさんじ)のライバー仲間からも頼りにされていることで知られている。
[[デュエプレ]]でコラボした際も上記の理由から「[[知識を司る竜>クリスタル・コマンド・ドラゴン]]を[[コラボカード>《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]に選んだ」と公式配信で言及されていた。
こうした背景から、[[カード名]]には[[社築]]の特徴を意識して「The know-how(ノウハウ:蓄積された専門的な知識)⇒ザノウハウ」と名付けられたものと思われる。
--デュエマでは[[手札]]は知識に例えられるため、ドロー効果を持つカードの命名としても合っている。
-「守護地龍」は「スノーフェアリーを守るドラゴン」繋がりで[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]から取られたものと思われる((スノーフェアリーの多種族[[冠詞]]は「妖精」であり、「守護」になるカードは従来《レヴィヤ・ターン》1枚のみだった。))が、社は自身が愛好するゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』にて「奏を守護する者」((後に身バレ防止か度々名前が変わっているが、基本的に「守護者」というニュアンスは変わっていない。))というユーザーネームを使用しており、奇妙な合致をしている。
--「地龍」の方は、《レヴィヤ・ターン》を同じくオマージュした[[《友情地龍 ルピア・ターン》]]と共通している。ただしあちらは[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]であり、「炎龍」を自然文明風にアレンジした結果被っただけかもしれない。
-このサイクルはコラボ先ライバーからデザインにある程度の要望を出すことができたようで(もちろんプレイテストで調整はされている)、[[スノーフェアリー]]好きの[[社築]]が、同様にDMPである[[加賀美ハヤト]]や[[花畑チャイカ]]と比べても大量の要望を出した結果、[[【スノーフェアリー】]]使いの願望を形にしたようなカードが完成した。
--当初の要望では、「[[《武家類武士目 ステージュラ》]]のように自軍の[[スノーフェアリー]]への攻撃をこのクリーチャーが防御し、《ザノウハウ》自身への除去は[[スノーフェアリー]]が代わりに受ける」という《ザノウハウ》と[[スノーフェアリー]]たちが相互に守り合うことをコンセプトとした性能となっていたようだ。
結果的には、上述の通りすべての[[スノーフェアリー]]が互いに互いを守り合うことができるようになるカードとなった。一方、[[スノーフェアリー]]への攻撃を肩代わりする能力は直前の[[DM24-BD5]]にて[[《世界樹妖精カルミア・ディダノス》]]が持って登場した。
--[[加賀美ハヤト]]は[[DM24-EX4]]の魅力の一つとして「同じ[[デッキ]]に入れる事によってライバー同士のコラボ(シナジー)を楽しむ事ができる」という要素を語っていたが、これに関しても社は「申し訳ないですけど僕(ザノウハウ)は出張不可能です」「[[【スノーフェアリー】]]の為だけのカードなので」とバッサリ切り捨てていた。
---実際に《ザノウハウ》自体は他のライバーのカードとはアンチシナジーな面が多いが、一方で他のライバーのカード(特に[[《聖霊龍王 メルヴェイユ》]])に【スノーフェアリー】に入る余地のあるカードは意外と多く、「社築の戦略」とのコラボは考えられるだろう。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM24-EX4]]にて[[コラボ>コラボカード]]したにじさんじ所属VTuber10人のうち1人ずつと、その相棒となった新規クリーチャーがそれぞれ描かれた、[[スーパーレア]]の[[2色]][[クリーチャー]]の[[サイクル]]。
-[[《審判の精霊ラストジャッジ》]]([[リゼ・ヘルエスタ]])
-[[《悪魔聖霊ジェミニアス》]]([[夜見れな]])
-[[《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》]]([[加賀美ハヤト]])
-[[《聖霊龍王 メルヴェイユ》]]([[フレン・E・ルスタリオ]])
-[[《偽りの月 インターステラ》]]([[月ノ美兎]])
-[[《爆裂英雄 A・R・T》]]([[イブラヒム]])
-''《守護地龍 ザノウハウ》''([[社築]])
-[[《血貴き侵略 ブラッドゾーン》]]([[葛葉]])
-[[《地雷冥土The World Is Mine》]]([[花畑チャイカ]])
-[[《ミリオンブレイブ・カイザー》]]([[壱百満天原サロメ]])

**関連カード [#related]
-[[《学識妖精サイクリル》]]
-[[《探究の絆》]]
-[[《伝達妖精セージ/コンタクト・メッセージ》]]
-[[《分析妖精レモングラス/グラス・トラップ》]]

-[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-EX4]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Hatori Kyoka]]
--[[DM24-EX4 「にじさんじコラボ・マスターズ 異次元の超獣使い」>DM24-EX4]](20/100)(㊙7/㊙10)(㊙7超/㊙10)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ジャイアント・ドラゴン]]
-[[スノーフェアリー]]
-[[シンパシー]]
-[[マッハファイター]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[セイバー]]
-[[付与]]

-[[コラボカード]]
-[[社築]]

&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト8,ジャイアント・ドラゴン,ジャイアント,ドラゴン,スノーフェアリー,パワー12000,シンパシー,シンパシー:スノーフェアリー,マッハファイター,T・ブレイカー,cip,ドロー,スノーフェアリーサポート,セイバー付与,セイバー:スノーフェアリー付与,コラボカード,SR,スーパーレア,Hatori Kyoka);