#author("2025-08-04T10:38:54+09:00","","")
#author("2025-08-11T16:34:48+09:00","","")
*《&ruby(ふうま){封魔};ジャックス・ピッコロ》 [#e2a742db]

|封魔ジャックス・ピッコロ C 闇文明 (7)|
|クリーチャー:グランド・デビル 3000|
|B・ソウル|
|このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-4000される。|

[[DM-39]]で登場した[[B・ソウル]]持ちの[[闇]]の[[グランド・デビル]]。

[[pig]]により4000の[[パワー低下]]を放てる。

''7マナ''という[[フィニッシャー]]レベルのカードが並ぶ[[コスト]]帯でありながら、3000という低[[パワー]]。ここまでは[[S・トリガー]]や強力な能力持ちならあり得なくもない[[サイズ]]だが、肝心の能力は、高いとも低いとも言えない-4000の単発[[パワー低下]]を[[pig]]で放つのみ。
当時のコスト論でも4~5[[マナ]]が適正くらいの性能である。
''7マナ''という[[フィニッシャー]]レベルのカードが並ぶ[[コスト]]帯でありながら、3000という低[[パワー]]とpigによる[[パワー低下]]しか持たない。
[[S・トリガー]]でも持っているのではないかと確認したくなる[[サイズ]]。当時のコスト論でも4~5[[マナ]]が適正くらいの性能である。

[[パワー低下]]は-4000と低くはない数値だが、それは即効性があればこそ。[[pig]]なので[[破壊]]の一手間が必要であり、そこに前述の異様に高い[[コスト]]が重なることで、[[スペック]]抜きにしても使いづらさが目立つ。

[[《威牙の幻ハンゾウ》]]が登場の2ヶ月前に[[殿堂入り]]したことを考慮しても、その差は一目瞭然。
[[文明]]や[[除去]]の質は異なるが[[《フレイムバーン・ドラゴン》]]と比較しても明らかに性能が釣り合っていない。
これらのカードは[[cip]]で[[除去]][[能力]]を使用でき、こちらのように能動的あるいは受動的な[[破壊]]を待つ必要がない。

[[pig]]で場を離れ、バトルゾーンにクリーチャーが残らないことを前提とするならば[[《吸魂バキューム》]]なども対抗馬になりえる。

一応[[グランド・デビル]]であるため、[[《封魔の戦慄ジュマゾール》]]の[[身代わり>破壊置換効果]]で[[pig]]を使用できる。だがクリーチャーが破壊される必要がある点は変わらない他、その[[《封魔の戦慄ジュマゾール》]]と同じ[[コスト]]である時点で[[テンポアドバンテージ]]の損失は免れない。
コスト7なので[[《封魔のイザナイ ガラムマサラ》]]でギリギリ[[光臨]]させることも可能。しかし[[コストパフォーマンス]]を抜きに考えても、[[光臨]]のタイムラグにさらに[[pig]]のタイムラグを重ねる事になり、活躍できる可能性は低い。
-一応[[グランド・デビル]]であるため、[[《封魔の戦慄ジュマゾール》]]の[[身代わり>破壊置換効果]]で[[pig]]を使用できる。だがクリーチャーが破壊される必要がある点は変わらない他、その[[《封魔の戦慄ジュマゾール》]]と同じ[[コスト]]である時点で[[テンポアドバンテージ]]の損失は免れない。
コスト7なので[[《封魔のイザナイ ガラムマサラ》]]でギリギリ[[光臨]]させることも可能。しかし[[光臨]]もタイムラグがある能力であり、元々[[pig]]の手間があるこの[[クリーチャー]]の活躍の機会を作り出せるとは言い難い。

-これのわずか半年後には[[《狼虎サンダー・ブレード》]]と[[《ゲロ NICE・ハンゾウ》]]が登場しており、この[[コスト]]なら-6000の[[パワー低下]]か[[確定除去]]を[[cip]]で放つのが適正であることが改めて示された。

-[[DMRP-09]]にて、明確な[[上位互換]]である[[《バッド・パンデイロ》]]が登場。
なお、それ以前にも[[《骨面人形ホネタン》]]や[[《ドンバク・ボボボーン》]]など、こちらより[[コストパフォーマンス]]に優れる[[類似カード]]は登場していた。

-[[《烈裂虫テンタクル・ワーム》]]、[[《アクア・マスター》]]、[[《ガウレザル・ドラゴン》]]、[[《メテオレイジ・リザード》]]などの歴代の強豪(?)達ですら真っ青になるほどの[[スペック]]。[[コスト論]]上では本来[[コスト]]7の[[クリーチャー]]の[[パワー]]は9000なので、この[[クリーチャー]]の[[pig]]による[[パワー]]消費は6000相当ということになる。

-後に登場した[[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]はこの[[カード]]の[[能力]]を自軍全体に付与する[[D2フィールド]]である。

//-同[[エキスパンション]]には強力な[[カード]]が目立つ一方、このカードや[[《怪力ネムノキ》]]のような酷い[[スペック]]の[[地雷]][[カード]]もいくらか収録されている。

-近い性能を持つ[[英語版オリジナルカード]]に[[《Gigagrax》]]が存在する。あちらは[[pig]]で[[確定除去]]だが、中途半端に[[パワー]]が高いため五十歩百歩である。

-名前の由来は『ゴエティア』に記されたソロモン72柱の序列44位の悪魔シャックスと思われる。シャックスは召喚者の命に応じて人の視覚・聴覚・理解力などの知覚を奪い去ったり、金や馬を盗み出す力を持つが、元ネタのその能力はどちらかというとデュエマで言う[[ハンデス]]に相当する能力である。
--ちなみにシャックスを名前の由来とする[[グランド・デビル]]は既に[[《封魔ゴーゴンシャック》]]がいる。

-[[フレーバーテキスト]]を見ると、[[B・ソウル]]でありながら[[ガンヴィート]]に味方せず、[[Ζ>《時空の支配者ディアボロス Z》]]を敬っている。

**[[フレーバーテキスト]] [#pf1aa74c]
-[[DM-39]]&br;'''勝手に調子づくがいい。[[Ζ>《時空の支配者ディアボロス Z》]]様率いる[[闇]]軍には次の手があるのだ…。――封魔ジャックス・ピッコロ'''

**収録セット [#n63e0a16]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」>DM-39]](44/55)

**参考 [#jc7fec78]
-[[グランド・デビル]]
-[[B・ソウル]]
-[[pig]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[ターン]]
-[[パワー低下]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト7,グランド・デビル,パワー3000,B・ソウル,pig,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-4000,・,C,コモン,Mikio Masuda);