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封魔ジャックス・ピッコロ C 闇文明 (7) |
クリーチャー:グランド・デビル 3000 |
B・ソウル |
このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-4000される。 |
4000はパワー低下としてはそれなりの数値ではあるものの、pig能力である点が使いづらい。
だがそれ以前に、パワー3000の肉体とpigによるパワー低下だけという性能に対してやたら高いコストが最大の問題。
《威牙の幻ハンゾウ》が登場の2ヶ月前に殿堂入りしたことを考慮しても、その差は一目瞭然。
ゴッドを要するとはいえ、4000のパワー低下を扱える《神炎の影グレイブ・ディール》と比較してもコストパフォーマンスは悪い。
pigで場を離れ、バトルゾーンにクリーチャーが残らないことを前提とするならば《吸魂バキューム》なども対抗馬になりえる。
元々活躍の場は無いに等しかったがエピソード1に入ると《狼虎サンダー・ブレード》や《ゲロ NICE・ハンゾウ》、《超次元ミカド・ホール》+《サンダー・ティーガー》などより優秀なカードが数多く登場した。
それらはどれもcipで除去能力を使用でき、こちらのように能動的あるいは受動的な破壊を待つ必要がない。
コモンというレアリティゆえの弱さと捉えようとしても、前述の《ゲロ NICE》や《サンダー・ティーガー》もアンコモンである。破壊されやすくするためにパワーを意図的に下げている、という考え方もできるが、それならばコストを低めに設定しても問題なかったはず。
どうしても採用するのであればグランド・デビルの種族を活かした運用が求められる。一応、《封魔の戦慄ジュマゾール》の身代わりでpigを能動的に使用したり、コスト7なので《封魔のイザナイ ガラムマサラ》でギリギリ光臨させたりすることが可能である。
しかし前者は無駄に高いコストとパワー、ブロッカーや逆スレイヤーがないことでの破壊しづらさが仇となり、後者はpigしか持たないこのカードをわざわざ光臨させる必要性がない。