#author("2025-09-26T13:56:04+09:00","","")
*《&ruby(おんねんかいじん){怨念怪人};ギャスカ》 [#t763c198]
#author("2025-09-26T23:28:58+09:00","","")
*《&ruby(おんねんかいじん){怨念怪人};ギャスカ》 [#top]

|怨念怪人ギャスカ UC 闇文明 (1)|
|クリーチャー:デビルマスク 4000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて捨てる。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-14]]で登場した[[デビルマスク]]。
[[DM-14]]で登場した[[闇]]の[[デビルマスク]]。

1[[コスト]]にして破格の[[パワー]]4000の[[クリーチャー]]だが、[[cip]]で自分の[[手札]]をすべて捨てるという強烈な[[デメリット]]能力を持つ。
[[コスト]]1にして[[パワー]]4000という破格の[[コストパフォーマンス]]を誇る[[クリーチャー]]だが、[[cip]]で自分の[[手札]]をすべて[[捨てる]]強烈な[[デメリット]][[能力]]を持つ。
手札を使い切った瞬間に出せば[[デメリット]]を回避できるが、1ターン目からはできない。

[[【赤黒速攻】]]や[[黒単]]においては、[[打点]]として使うなら、パワーは低いが[[《闇戦士ザビ・クロー》]]を使った方が無難。クリーチャーの展開の補正に5枚目以降の《サビ・クロー》として使おうにも[[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]]や[[《犠牲の影オンリー・ウォーカー》]]、[[《死神術士デスマーチ》]]など、ライバルはあまりにも多い。
[[【赤黒速攻】]]や[[黒単]]においては、[[打点]]として使うなら、パワーは低いが[[《闇戦士ザビ・クロー》]]を使った方が無難。[[横並び]]の補強に5枚目以降の《サビ・クロー》として使おうにも[[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]][[《死神術士デスマーチ》]][[《犠牲の影オンリー・ウォーカー》]]など、あまりにもライバルが多い。

リスクを負ってでも墓地の数を増やしたい場合、あるいは[[ノー・チョイス]]などの手札を持たないという条件をすぐに満たしたい場合には使えたが、そのためだけにデッキに投入するのは難しいと考えられていた。かつては「未来永劫強くなることはないカード」とまで考えられていた。
[[《ベイビー・バース》]][[《インフェルノ・サイン》]]などの[[S・トリガー]]で相手ターンに出せば、手札の[[マッドネス]]をすべて出せる。

リスクを負ってでも墓地の数を増やしたい場合、あるいは[[ノー・チョイス]]などの手札を持たないという条件をすぐに満たしたい場合には使えたが、そのためだけにデッキに投入するのは難しいと考えられていた。

**環境において [#m4f39489]
[[デメリット]]の塊であるこのカードは、登場当初から長らく使いづらいカードであった。
能力自体は独自性のあるものなので、このカードを使った様々なコンボを考案する者はいたが、どれも[[ファンデッキ]]止まりで環境で活躍した試しはなかった。
[[転生編]]期には[[【黒緑ホーン・ビースト】]]で「出せる場面がかなり限定されるが高パワーの1コストウィニー」として使われることが稀にあったが、そこまでするぐらいならより[[汎用性]]の高い[[《パワー・チャージャー》]]を使うプレイヤーが殆どであった。
繰り返しになるが[[デメリット]]が重いため、登場から長らく使いづらかった。

[[DMRP-03]]期に流行し始めた[[青黒]]型の[[【ブライゼシュート】]]では、[[《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》]]と共にデッキに入ったことはあった。《キル・ザ・ライブ》がバトルゾーンにいて[[革命]]2の発動条件を満たしたしている状態だと、手札で腐った大型[[進化]][[デーモン・コマンド]]や進化[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]などを出すことができた。何より、たった1コストなので、他のカードを[[プレイ]]した後に出せることが大きい。しかし、結局この型の【ブライゼシュート】でもこのカードは環境に定着するまでには至らず、さらに[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]は[[殿堂入り]]してしまった。
[[転生編環境]]では一部の[[【黒緑ホーン・ビースト】]]で「出せる場面がかなり限定されるが高パワーのコスト1ウィニー」として使われたが、[[《パワー・チャージャー》]]の方が[[汎用性]]が高くメジャーだった。

そして、来たる[[DMRP-12]]にて[[《零龍》]]の登場で脚光を浴びる。
1ターン目から自分の手札を全て確実に捨てられることによって、[[《零龍》]]の[[零龍卍誕]]に必要な[[《手札の儀》]]のリンク条件を満たすことができ、さらにそこから墓地で効果を発動するクリーチャーと組み合わせることで[[《零龍》]]を2〜3ターンで登場させる[[【零龍ギャスカ】]]が開発されると一躍メタデッキの主要カードに躍進。登場から苦節14年と6か月、ここにきて「1コストでオール[[ディスカード]]」という独自性が光り、大器晩成のカードとなった。
[[DMRP-03]]期には[[青黒]][[【ブライゼシュート】]]が流行し、[[《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》]]と共に採用された。
[[革命]]2を満たした《キル・ザ・ライブ》がいれば、手札で腐った大型[[進化]][[デーモン・コマンド]]や進化[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]などを出せた。また、たったコスト1なので他のカードと一緒に[[プレイ]]できた。
しかし、結局この型の【ブライゼシュート】は環境に定着せず、やがて[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が[[殿堂入り]]した。

2ターンキルの核となり、極度の速度の[[速攻]]によるゲーム性の崩壊が憂慮されたため2020年7月1日付で[[殿堂入り]]となった。[[デビルマスク]]からの[[殿堂入り]]は初。登場から5485日での[[殿堂入り]]は史上2位のスロー記録。
[[DMRP-12]]では[[《零龍》]]が登場。[[【零龍ギャスカ】]]が成立した。

その後は[[アドバンス]]の[[【黒単XENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]のスーパーサブとして活躍。
自分の手札をすべて捨てることで[[《手札の儀》]]のリンク条件を満たして[[GR召喚]]でき、さらにそこから墓地で効果を発動するクリーチャーと組み合わせれば2〜3ターンでの[[零龍卍誕]]が狙えた。
このクリーチャー自身も[[アタッカー]]になるので[[リーサル]]+1[[打点]]程度は用意できた。5枚目以降として[[《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》]]も環境入りした。
速度を犠牲にしたかわりに[[《一なる部隊 イワシン》]]とこのクリーチャーで一気に墓地を肥やす型や[[《解罪 ジェ霊ニー》]]採用型など亜種も多かった。

[[【白青黒マガルセカイ】]]が成立すると、[[《ARC REALITY COMPLEX》]]を一気に育てるスーパーサブとして使われるケースが見られるように。
2020年7月1日付で[[殿堂入り]]した。

[[《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》]]筆頭に[[【零龍ギャスカ】]]で手札を減らす手段はこのクリーチャー以外にも多いが、2ターンキルや他のカードとの同時プレイのしやすさを考えると代替不能の存在である。現実的な安定キルターンは4ターン前後になった。
[[後攻]]3ターンを迎えた時点で[[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]などの[[メタカード]]、[[防御札]]の[[《光牙忍ハヤブサマル》]]、何より[[S・トリガー]]で1ターン耐えた上での逆[[リーサル]]が刺さってしまうため、[[【速攻】]]としては大きく弱体化した。

殿堂入り後も1ヶ月ほどは[[メタゲーム]]にいたが、[[【オカルトアンダケイン】]]の流行で淘汰された。

[[王道篇環境]]では[[アドバンス]]の[[【黒単XENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]で活躍。

[[王道W環境]]では[[【白青黒マガルセカイ】]]で、[[《ARC REALITY COMPLEX》]]の下のカードを一気に増やせるため稀に採用された。

**その他 [#s300bced]
-[[《ベイビー・バース》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]などの[[S・トリガー]]で相手ターンに出せれば、手札の[[マッドネス]]を全てバトルゾーンに出すことができる。
-登場時点のコスト1クリーチャーの中で最も[[パワー]]が高かったが、[[DM-30]]の[[《森の格闘家ガンバレット》]]に抜かされた。その後も[[DMR-01]]で[[《緑神龍ドラピ》]]、[[DMR-17]]で[[《界王類七動目 ジュランネル》]]などが登場した。

-1コストのクリーチャーの中では長らく最高のパワーであったが、[[DM-30]]で登場した1コスト5000の[[《森の格闘家ガンバレット》]]に抜かれてしまった。
--さらにその後[[DMR-01]]ではパワー15000の[[《緑神龍ドラピ》]]が、[[DMR-17]]ではパワー24000の[[《界王類七動目 ジュランネル》]]が登場したことにより最高値が更新された。
-[[デビルマスク]]からの[[殿堂入り]]は初。

-漫画における映画3作目の後日談では、[[《時空の封殺ディアス Z》]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。能力で[[《凶奪の伯爵プロベンツ》]]の[[ノー・チョイス]]の条件を満たし、《時空の封殺ディアス Z》の覚醒に繋げた。
-[[【零龍ギャスカ】]]の成立時点で登場から約14年経過しており、大器晩成な1枚。殿堂入りまでの期間は5485日で、同日に殿堂入りした[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]に次ぐ当時の最長記録1位・2位だった。

-イラストにはどことなく「ハウルの動く城」のような雰囲気がある。
//能力自体は独自性のあるものなので、このカードを使った様々なコンボを考案する者はいたが、どれも[[ファンデッキ]]止まりで環境で活躍した試しはなかった。
//かつては「未来永劫強くなることはないカード」とまで考えられていた。
//-イラストにはどことなく「ハウルの動く城」のような雰囲気がある。

-漫画における映画3作目の後日談では、[[《時空の封殺ディアス Z》]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。能力で[[《凶奪の伯爵プロベンツ》]]の[[ノー・チョイス]]の条件を満たし、《時空の封殺ディアス Z》の覚醒に繋げた。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-09EX]]にて登場。同弾に収録された[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]が、[[バトルゾーン]]に[[進化元]]である[[闇]]と[[火]]の[[クリーチャー]]を揃えることで[[リアニメイト]]できるという能力を持つため、3ターン目の[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]登場を狙うキーカードの一つとして[[【黒赤ゼロ・フェニックス】 (デュエプレ)]]に組み込まれるケースがあった。また、[[《奇面王機ボーンキラー》]]などが収録されなかった都合上、初の[[デビルマスク]]となった。
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-09EX]]で実装。
--[[《奇面王機ボーンキラー》]]などが収録されなかったため、初の[[デビルマスク]]となった。
--同弾の[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]が[[バトルゾーン]]に[[進化元]]である[[闇]]と[[火]]の[[クリーチャー]]を揃えることで[[リアニメイト]]できるという能力を持つため、3ターン目[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]登場の[[キーカード]]として[[【黒赤ゼロ・フェニックス】 (デュエプレ)]]に組み込まれるケースがあった。

**関連カード [#x1a8ef8a]
-[[《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b29f5c00]
-[[DM-14]]、[[DMPP-09EX]]
'''大好きなゴミの中だけど、何故か腐らずにはいられない。'''
-[[DM-14]]、[[DMPP-09EX]]'''大好きなゴミの中だけど、何故か腐らずにはいられない。'''

**収録セット [#ibd1fb03]
***[[デュエル・マスターズ]] [#de42095a]
-illus.[[Yocky]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#y4c0ae0e]
-CV:[[小野寺悠貴]]
-illus.[[Yocky]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#me55ce15]
-[[デビルマスク]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[デメリット]]

-[[殿堂入り]]

-[[【零龍ギャスカ】]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト1,デビルマスク,パワー4000,cip,ディスカード,強制オールディスカード,殿堂入り,UC,アンコモン,Yocky,クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),デビルマスク (デュエプレ),パワー4000 (デュエプレ),cip (デュエプレ),ディスカード (デュエプレ),強制オールディスカード (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Yocky (デュエプレ));