#author("2025-02-22T22:04:32+09:00","","")
#author("2025-02-22T22:49:00+09:00","","")
*《&ruby(かいとうようせい){怪盗妖精};カサブランカ/「&ruby(しん){信};じていたのに&ruby(うらぎ){裏切};られるなんて!」》 [#top]

|怪盗妖精カサブランカ UC 自然文明 (3)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|
|自分のマナゾーンにあるカードは、すべての文明を持つ。|
|カードを自分の手札からマナゾーンに置いた時、そのカードをアンタップする。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「信じていたのに裏切られるなんて!」 UC 水文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|コスト5以上のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。|

[[DM24-BD5]]で登場した[[自然]]の[[スノーフェアリー]]と[[水]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー側は[[《春眠妖精プラム》]][[《薫風妖精コートニー》]][[《幻獣妖精ユキゴン》]]が合体したような性能。[[マナブースト]]、[[染色]]、疑似[[アンタップイン]]付与とマナに関する能力がまとまっており、初動のマナブーストにおいて強力。[[染色]]と疑似[[アンタップイン]]付与で特に[[多色]]のサポートに向いている。

呪文側はコスト5''以上''のクリーチャーを[[バウンス]]する珍しいタイプの[[コスト火力]][[全体除去]][[S・トリガー]]。初動や潤滑油を主目的で採用されながら「素引きできず盾に埋まっていた場合でも弱くない」と、[[汎用性]]の向上に寄与している。相手が[[ワンショット]]を仕掛けてくる頃なら[[ファッティ]]も並んでいる可能性が高い。
ただし、[[ブレイク]]する時は除去されたくない[[ファッティ]]は先に攻撃するという[[プレイング]]のセオリーからすると、これで[[ファッティ]]をどかしても既に攻撃済みで[[防御札]]にはならない、という可能性も高くなる。

また、全体除去は自分も損害を受ける。[[ウィニー]]が多くて被害を受けにくい[[【スノーフェアリー】]]向きの効果ではあるが、クリーチャー側の[[マナブースト]]とは噛み合っておらず、せっかく3→5で[[マナカーブ]]を繋げて出したコスト5以上のクリーチャーをバウンスで邪魔してしまう。[[デュエパーティー]]においても[[パートナー]]は必ずコスト5以上であるため、[[耐性]]を持っていない限り確実に除去される。
まさしく、クリーチャー側でサポートして呪文側で裏切る、《「信じていたのに裏切られるなんて!」》と言われるに相応しい性能である。

総合的な[[スペック]]は間違いなく高いものの、[[防御札]]になる[[マナブースト]]としては[[《フェアリー・Re:ライフ》]]や[[《シェル・アルカザール》]]、[[クリーチャー]]の残るマナブーストとしては[[《天災 デドダム》]]、自軍[[バウンス]]のできる[[S・トリガー]]としては[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]など各要素に強力な競合がいるため、[[差別化]]には上下面を両方とも活かしたいところ。
特に[[S・トリガー]]の自軍[[バウンス]]でコンボパーツに計上できる[[マナブースト]]という点は唯一性がある。[[マナブースト]]を欲し、かつ[[暴発]]軸である[[【ブレスラチェイン】]]などが採用先になるだろうか。
総合的な[[スペック]]は間違いなく高いものの、[[防御札]]になる[[マナブースト]]としては[[《フェアリー・Re:ライフ》]]や[[《シェル・アルカザール》]]、[[クリーチャー]]の残るマナブーストとしては[[《天災 デドダム》]]、自軍[[バウンス]]のできる[[S・トリガー]]としては[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]など各要素に強力な競合がいるため、[[差別化]]には上下側を両方とも活かしたいところ。

**他のカード・デッキとの相性 [#g3ee4269]
-[[S・トリガー]]の自軍[[バウンス]]でコンボパーツに計上できる[[マナブースト]]という点は唯一性がある。[[マナブースト]]を欲し、かつ[[暴発]]軸である[[【ブレスラチェイン】]]などが採用先になるだろうか。

-[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]でも[[《Disメイデン》]]と同質かより汎用性の高い[[リソース]]系として役立つ可能性が高い。[[多色]]が多くなりがちなそちらの[[デッキ]]では潤滑油として期待できる。呪文側も自軍への被害をほぼ0に留めることができる他、[[《アーテル・ゴルギーニ》]]のように[[cip]]が余りに優秀で[[バウンス]]された方がお得なクリーチャーもテンプレパーツとして採用されており、非常に噛み合う。

-コスト3初動が付いたツインパクトなので、[[【清永】]]にも適性がある。無論呪文側の刺さり具合には多少のムラがあるが、総合的に考えると悪くない選択肢である。

-[[染色]]してしまうと5文明の支払いを強制することになるため、コスト4以下の[[マナ召喚]]とは相性が悪い。[[【スノーフェアリー】]]は[[マナ召喚]]の採用率が高く、[[DM24-BD5]]にも[[《執着妖精クロッカス》]]が入っている。出すタイミングに注意。

-相手ターン中に自分のクリーチャーを退かすことから、うまく狙えば[[《幼夢妖精プロフェッサー・キャロット》]]で被害を多少軽減できる。とはいえ、あちらの[[踏み倒し]]能力は「コスト4以下」が条件であり、戻されたクリーチャーをそのまま出し直すことはできないため取り立てて相性が良いわけではない。

-疑似[[アンタップイン]]付与は[[手札]]からの[[チャージ]]・[[マナブースト]]に限られているので、よくある[[山札]]からの[[マナブースト]]には対応していない。一方で[[手札]]から置かれていれば多色に限らず[[アンタップ]]するので、[[《キング・シビレアシダケ》]]や[[《口寄の化身/強欲の王国》]]など手札からタップイン指定で[[マナブースト]]するカードのサポートになる。

-このカードの登場以前から[[ツインパクト]][[スノーフェアリー]]と[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]を軸にした[[【白青緑ゴスペル】>【白青赤ゴスペル】]]が細々とではあるが使われており、即戦力としてそちらに組み込まれた。
[[メインデッキ]]の20枚前後が[[多色]]になるためクリーチャー側の能力を活かしやすく、呪文側は[[防御札]]兼[[無限ループ]]で勝つ際の[[コンボパーツ]]になった。
--ループコンボは従来型で[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]を利用していたやり方と全く同じ。[[全体除去]]ゆえに小回りが効かない弱点もあるが、[[スノーフェアリー]]である点がやはり大きく《「真実を見極めよ、ジョニー!」》はこのカードにお株を奪われた。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《暴歌の妖精》]]
-[[《Disメイデン》]]
-[[《アカシック・C/「叩き潰すのよ、クラッシュ!」》]]

#region2(変装中の姿){{
[[《秘密妖精ウツギ》]]
}}

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Hayaka Asari]]
--[[DM24-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ アセビと異世界フェアリーたち」>DM24-BD5]](10/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[スノーフェアリー]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[文明追加]]
-[[アンタップ]]
-[[S・トリガー]]
-[[コスト火力]]
-[[バウンス]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,青緑,2色,多色,コスト3,スノーフェアリー,パワー2000,cip,マナブースト,文明追加,全文明追加,マナ文明追加,マナゾーンにカードを置いた時,マナアンタップ,呪文,水文明,コスト6,S・トリガー,火力,全体火力,コスト火力,コスト5以上,除去,全体除去,バウンス,オールバウンス,自己バウンス,両者バウンス,UC,アンコモン,Hayaka Asari);