#author("2024-11-13T21:37:54+09:00","","")
#author("2024-11-14T00:48:01+09:00","","")
*《&ruby(あくましん){悪魔神};ドルバロム》 [#j21156c9]

|悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000|
|''進化'':自分のデーモン・コマンド・クリーチャー1体の上に置く。|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、闇ではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇ではないカードをすべて、自身のマナゾーンから墓地に置く。|

[[DM-14]]で登場した[[闇]]の[[デーモン・コマンド]]の[[進化クリーチャー]]。

かの[[《悪魔神バロム》]]が[[転生]]した[[カード]]。

元になったカードと同じく[[闇]]以外の[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]する強力な[[cip]]が付いてるが、このカードは更に[[マナゾーン]]の[[カード]]も対象になっている。

[[闇]]が入っていない[[デッキ]]に対して出せればほぼ勝ちが確定するが、かなり[[重い]][[進化クリーチャー]]であるため、必然的に[[デッキ]]の[[コンセプト]]にせざるをえない。
基本的に[[マナブースト]]からの[[《母なる星域》]]でスムーズに降臨させるのが常道である。速やかに10マナを貯めるには、[[《セブンス・タワー》]]や[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]、[[《ダンシング・フィーバー》]]などを利用するといいだろう。(>[[【ターボドルバロム】]])

[[闇]]が多いデッキには元祖[[《悪魔神バロム》]]と同じく[[効果]]が薄いのが弱点。効果が相手によって左右され不安定であるため、[[《悪魔神王バルカディアス》]]など、他の[[フィニッシャー]]との併用が望ましい。

もしくは、[[【デーモン・コマンド】]]に投入し、[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《狼虎サンダー・ブレード》]]で場を[[制圧]]しながら、隙あらばこのカードを出して止めを刺すよう[[デッキ]]にすれば問題はないだろう。

初登場から20年以上経つが、未だにバロム系統では''最強''の呼び声も高い。
非常に強烈な[[能力]]を持つため、[[デッキビルディング]]のしがいのあるカードである。ぜひうまく[[デッキ]]を組んでやりたい。

-自分も[[闇]]以外の[[クリーチャー]]と[[マナ]]が[[破壊]]されるので、あらかじめ[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]を[[バトルゾーン]]に出しておけば、[[破壊]]された[[マナ]]を回復したうえ元々[[墓地]]にあった[[カード]]まで[[マナゾーン]]に加えられる。[[デーモン・コマンド]]からも[[進化]]できるので、[[自然]]入りの[[デッキ]]なら採用を十分に検討できるだろう。
--逆に、[[クリーチャー]]を[[破壊]]してから[[ランデス]]を行うため[[《ラクオクラ》]]や[[《薫風妖精コートニー》]]との相性は悪い。

-間違っても[[《希望のジョー星》]]が設置されている状態で対策なしでの召喚をしてはならない。うかつに召喚した場合お互いの[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]のカードほぼ全てが消し飛ぶ。破壊を逃れる効果を持ったクリーチャー、もしくは召喚した《ドルバロム》を維持できるのであれば相手が闇文明を扱っていてもオールリセット近くまで追い込めるので一考の余地はある。若干卑怯かもしれないが、時間切れ判定に持ち込むならぽんと出してしまうのも良い。

-[[転生編]]当時、[[【ターボドルバロム】]]折衷型の[[【除去ボルバル】]](【ボルバロム】)で使われることは稀にあった。

-[[革命編環境]]では[[【黒単ドラグナー】]]に出張フィニッシャーとしてピン挿しされるケースもあった。[[【黒単ドラグナー】]]は[[山札]]を掘り尽くす機構がある上にほぼ[[マナブースト]]なしで10マナ域まで[[コントロール]]できるデッキであるため、ピン挿しでも[[フィニッシャー]]として比較的安定して[[手札]]に加えて尚且つ着地させることができたということである。

-[[王来篇環境]]における[[【5色コントロール】]]は[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]](好みによって[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]も)などの優秀な[[闇]]の[[デーモン・コマンド]]を採用するため、隠し味に採用しても良いかもしれない。

-[[【Z-ファイル】]]では、[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]→[[召喚]]時限定[[cip]]で呼び出したこのカードか[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]で[[コスト踏み倒しメタ]]を[[除去]]→[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]で自分の[[シールド]]を[[ブレイク]]→[[《東京ミステリーサーカスからの挑戦状》]]の[[S・トリガー]]([[《サイバー・I・チョイス》]]を経由するコースもある)→[[エターナル・Ω]]で[[手札]]に退避した[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]再び降臨という動きがある。当然、コスト踏み倒しメタが除去された後に出た[[クリーチャー]]は[[着地]]を阻害されないし、[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]や[[《悪魔神バロム・クエイク》]]でブレイクは安全にできる。

-[[DMC-42]]に収録されているものは、誤植で右下に[[カティノカード]]のマーク(生誕5周年のシンボル)の[[フォイル]]が印刷されている。

-[[DMX-17]]で[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]版の[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]が登場した。そちらは[[闇]]の[[ドラゴン]]から[[進化]]するので、入る[[デッキ]]はかなり変わってくる。

-[[イラストレーター]]は他のバロム系カードと同じく[[Ittoku]]氏。
--[[DMEX-01]]で、勝舞の切り札を差し置いて2005年版の代表カードとして再録された際も、イラストは当然[[Ittoku]]氏が担当。実のところ、今まで幾度となく再録されてきた1枚ではあるのだが、新規イラストはこれがはじめてである。
--また[[DMRP-17]]でも[[Ittoku]]氏による新規イラストで[[20thレア]]として再録。
このイラストのドルバロムの座っている台座をよく見ると、うねりのような模様に混じって「20」の文字が描かれている。

-[[背景ストーリー]]上では、数百年にわたり他[[文明]]の生命を吸収し続けてきた[[《悪魔神バロム》]]が、[[転生編>転生編背景ストーリー]]にて転生を果たした姿とされる。イラストの印を結ぶ仕草一つで全てが闇へと還る程の力を持つらしい。(月刊[[コロコロコミック]]2005年7月号を参照)
--[[DMRP-17]]の[[フレーバーテキスト]]によると、《バロム》時代には[[支配しきれなかった>《血土の無僧ザハク》]]「東方血土」も破壊の対象となっている。

-転生前である[[《悪魔神バロム》]]の要素に加え、血に染まったような翼や白骨を思わせる体色が加わり、更に禍々しくも神々しくなっている。印相を組み阿修羅のように腕が増えたり「チャージ」での登場のCGシーンでは蓮の花が飛び散るなど仏教色が強くなっている。


-[[DM24-RP1]]ではこのクリーチャーの名前をもじった[[デーモン・コマンド]]が登場している。
--[[《楽識の夜 フミビロム》]]
--[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]
--[[《哀樹の夜 シンベロム》]]
--[[《光喜の夜 エルボロム》]]

***旧テキスト [#h1412f03]

|悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000|
|進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから持ち主の墓地に置く。|

**原作・アニメにおいて [#u886bcc9]
-漫画「FE」では[[《悪魔神バロム》]]を凌ぐ[[黒城 凶死郎]]の最強の切り札として登場。初登場のバルセロナでの[[切札 勝舞]]戦では[[《魔刻の騎士オルゲイト》]]から進化し、勝舞の[[《予言者ファルシ》]]、[[《宣凶師ベリックス》]]、[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]を[[cip]]で一掃して勝負を決めた。[[S (シズカ)]]戦、そして黒城の育ての親であるザキラの手下の男とのデュエルでも[[フィニッシャー]]となる。
「SX」番外編では[[《死神明王バロム・モナーク》]]の生み出した勝舞の幻影戦にて、勝舞の場と[[マナ]]を全て吹き飛ばして勝負を決めた。

-アニメ「チャージ」でも登場。ある骨董品屋で展示されているがドルバロム自身がクリーチャーとして意思を持っており、相応しい持ち主を探し求めているのかそれを試すかの如く持ち主を次々と不幸にし、元のショーケースに戻る事を繰り返していた。骨董品屋の主からも「呪われている」と言われ商品としてもタダ扱いになるなど曰くつきのカードであり、黒城は勿論離れた場所にいる勝舞にも「嫌な感じ」と感じるほど禍々しい力を放っている。
精神的に追い込まれた[[E (エルリオ)]]により、骨董品屋から持ち出されるが、彼の意識を完全に乗っ取りドルバロムとして黒城とデュエルを行い、[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]を進化元に召喚される。しかし闇主体の黒城のデッキには全体除去は全く刺さらず、[[S・トリガー]]で発動した[[《デーモン・ハンド》]]により破壊され、文字通り黒城の物となった。黒城もその性能に「化け物」と呼び、以降のデュエルでも活躍している。
それ以降のアニメシリーズの「ゼロ」、「クロス」でも登場している。

-アニメ「VSRF」第14話にて[[コジロー]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。
[[《D2K ジゴクシヴァク》]]を[[進化元]]に登場した。[[勝太>切札 勝太]]の[[マナゾーン]]を一掃する活躍を見せたが、[[革命0トリガー]]である[[《龍帝の紋章》]]により[[マナ]]を回復されて反撃される。
[[黒城 凶死郎]]が使用していたものと異なり、紫色のリングを飛ばす攻撃方法となっている。
--この際にデュエマを観戦していた[[ルシファー]]が「伝説の死神の切札」と呼んでいることから、「VSRF」の時点でも黒城の切札として認知されているようだ。

-漫画「D・Mファイター焔」では闇の総大将として登場。単身で火文明の基地を壊滅させたが、[[《一撃勇者ホノオ》]]の必殺技「ファイナルドラグフレア」で討ち取られた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#u886bcc9]

|悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000|
|進化-デーモン・コマンド|
|バトルゾーンに出た時、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自身のマナゾーンから墓地に置く。その後、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-06]]から登場。

[[破壊]]と[[ランデス]]の順番が入れ替わった。これにより、相手に[[《薫風妖精コートニー》]]や[[《神魂の守護者シュノーク・ラー》]]を立てられると[[ランデス]]できなくなった。
また、この変更により[[《雪溶妖精シャーマン・メリッサ》]]などが、マナゾーンに残れるようになっている。

もっとも盤面は変わらず吹き飛ぶのでフィニッシュ力が高いことには変わりなく、《コートニー》や《シュノーク・ラー》では根本的な対策にはならない。
相手が《悪魔神ドルバロム》対策のために上記カードを使ってくれるならむしろラッキーという考えでも良いだろう。

なお、《ドルバロム》を使う側も[[《薫風妖精コートニー》]]を使えば自分へのマナゾーンの被害を0に抑えられるが、《ドルバロム》は早出しが命であるため自然を入れるなら[[マナブースト]]を入れた方が懸命であり、そもそも《ドルバロム》を投入するのであればなるべく闇を多数入れるべきなので、《コートニー》に枠を割くのは賢明ではない。

相変わらずコストは10と重いが、[[《ロスト・チャージャー》]]と[[《邪霊神官バーロウ》]]の存在により、バトルゾーンに[[進化元]]を出していなくても容易にバトルゾーンに出すことができる。
デッキの最高コストカードをこのカードにし、序盤に[[《ロスト・チャージャー》]]でこのクリーチャーを落としておけば、召喚された[[《邪霊神官バーロウ》]]から確実に進化できる。

-[[《ジェネラル・クワガタン》]]等の破壊時にマナからクリーチャーを出す能力を発動させない。
//《ジェネラル・クワガタン》のナーフで削除された能力はcipであり、擬似除去耐性は削除されていない

-[[DMPP-06]]リリース当初はバトルゾーンに[[《薫風妖精コートニー》]]がいる時に《ドルバロム》を出すと、(《コートニー》側が)フリーズするバグが発生していた。現在は修正済み。

-第3回[[スタートチャージ10]]からは、このカードも使用禁止リストに追加された。[[《エマージェンシー・タイフーン》]]が噛み合えば最速で先攻1ターン目から大量ランデスが可能なためだろう。

**関連カード [#tf466682]
-[[《悪魔神バロム》]]

-[[《悪魔龍王 ドルバロムD》]]
-[[《悪魔神バロム・ロッソ》]]
-[[《悪魔神バロムスポーン》]]

-[[《聖霊王アルファディオス》]]
-[[《悪魔神王バルカディアス》]]
-[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]
-[[《ゲンムエンペラー <バロム.Star>》]]

-[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《インフェルノ・ゲート》]]
--[[《大地と悪魔の神域》]]
--[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]
--[[《ミステリー・キューブ》]](P109/Y23版)

**[[フレーバーテキスト]] [#m1b4d0e8]
-[[DMC-60]]、[[DMPP-06]]、[[DMPS-03]]&br;'''悪魔神が現れし時、すべてが[[闇]]に覆われる。'''
-[[DMD-33]]&br;'''[[覇王>《覇王ブラックモナーク》]]を復活させてこなかった理由を教えてやろう。あまりに[[一方的な戦いになってつまらない>《暗黒の騎士ザガーン》]]からだ。   ---悪魔神ドルバロム'''
-[[DMPP-06]](シークレット)&br;'''最恐の悪魔が蘇り、世界は永遠の闇に覆われる。'''
-[[DMRP-17]](13A/20)、[[DM24-EX2]]&br;'''[[天界の門>《ヘブンズ・ゲート》]]から[[フィオナの森]]の東方血土・賢者の門まで……ドルバロムの破壊から逃れられる場はない。'''

**収録セット [#ke7595cd]
***[[デュエル・マスターズ]] [#cef5e229]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]](S5/S10)
--[[DMC-38 「キャッスル・オブ・デーモン」>DMC-38]](6/33)
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3」>DMC-42]](5/90)
--[[DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」>DMC-60]](1/14)
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚」>DMX-21]](37/70)
--[[DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」>DMD-33]](4/19)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](16/80[2005])(新規イラスト)
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](13A/20)(新規イラスト2)
--[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](超G4/超G9)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#uc81ef6d]
-CV:[[大塚剛央]]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」 >DMPP-06]]
--[[DMPS-03 「リターン・オブ・デーモン」>DMPS-03]]
-illus.[[Ryu Fujinaka]]
--[[DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」 >DMPP-06]](シークレット)

**参考 [#m11046aa]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[全体除去]]
-[[ランデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[バロム]]
-[[【ターボドルバロム】]]
-[[【バロム】 (デュエプレ)]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト10,デーモン・コマンド,コマンド,パワー13000,進化,進化:デーモン・コマンド,T・ブレイカー,cip,闇以外,除去,全体除去,破壊,全体破壊,ランデス,バロム,バロム (名称カテゴリ),SR,スーパーレア,Ittoku,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト10 (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー13000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:デーモン・コマンド (デュエプレ),cip (デュエプレ),闇以外 (デュエプレ),ランデス (デュエプレ),除去 (デュエプレ),全体除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),全体破壊 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),バロム (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),Ittoku (デュエプレ),Ryu Fujinaka (デュエプレ));