#author("2024-03-12T01:21:37+09:00","","")
#author("2024-11-13T20:34:39+09:00","","")
*《&ruby(ふんぬ){憤怒};の&ruby(もうしょう){猛将};ダイダロス》 [#u29d0b85]

|憤怒の猛将ダイダロス SR 闇文明 (4)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 11000|
|バトルゾーンにある、自分の他のクリーチャー1体を自分の墓地に置かなければ、このクリーチャーは攻撃することができない。|
|W・ブレイカー(シールドを攻撃したとき、このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)|

[[DM-06]]で登場した[[デーモン・コマンド]]。

[[デメリット]]がある分、4[[マナ]]で[[パワー]]11000と桁外れの[[コストパフォーマンス]]を誇る。
[[攻撃]]時に自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]しなければならないが、[[pig]][[能力]]持ち[[クリーチャー]]と組み合わせれば良いだけなので、[[デメリット]]はそこまで大きくない。
あるいは[[《暗闇に潜む者バット・ドクター》]]のような[[墓地回収]]の効果を持つ[[クリーチャー]]を組み合わせることで事実上[[デメリット]]無しの運用も可能。

この能力は[[アタックトリガー]]ではないため、攻撃対象を選ぶ前に自分のクリーチャーを破壊できる。これを利用した有名なコンボとして、[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]を破壊してから、その[[pig]]効果でタップされたクリーチャーを破壊するものというのがある。

**ルール [#d2504c69]
[[《魔流毒》]]などの[[唱えられない]]場合がある呪文を唱える時のルールに近いので、そちらも参照。
-[[クリーチャー]]を[[破壊]]するのは、''[[攻撃]]する前([[タップ]]する前)''である。同じように[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[《滅城の獣王ベルヘル・デ・ディオス》]]などとのタイミングの違いに注意する必要がある。

-[[《予言者マリエル》]]などでダイダロス自身が[[攻撃できない]]ときは自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]することはできない。
よって、自分のマリエルを[[破壊]]してダイダロスで[[攻撃]]することはできない。

-攻撃宣言より前に、自分のクリーチャーを破壊する。そこでクリーチャーの[[pig]]等が誘発すれば、それを解決してから攻撃に移る。
--攻撃する前に自分のクリーチャーを破壊するため、[[《猛菌霊騎ウィール》]]、[[《幻獣賢者エレファウスト》]]を破壊した場合、まだ[[アンタップ]]状態であるため、このクリーチャー自身をアンタップする事は出来ない。
--[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]でクリーチャーがタップされるなどして攻撃対象に選べるカードが増えれば、そちらを攻撃対象にしても良い。
--逆に、[[《調和と繁栄の罠》]]を使われた状態で、[[《冥将ダムド》]]によって攻撃対象になり得るクリーチャーが全滅してしまったなどの場合は、攻撃宣言が中断される。[[アタックトリガー]]は誘発しないので[[《S級不死 デッドゾーン》]]の[[侵略]]だけ行うといったことは不可能だし、そもそもダイダロス自身が[[タップ]]されることもない。
--このタイミングで相手の《ジル・ワーカ》が破壊され、《ダイダロス》がタップされた場合、まだ攻撃は始まっていなかったので攻撃がキャンセルされる。

-クリーチャーを破壊したら、上述した《ダムド》で攻撃できなくなってしまったなどでもない限り、攻撃を行う必要がある。
--[[《巡霊者ミ・アモーレ》]]などにより、このタイミングで[[攻撃できない]]効果が付与された場合でも、攻撃はキャンセルされない。

-[[《ダイヤモンド・カッター》]]、[[《ダイヤモンド・ソード》]]、[[《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》]]などを使えば、自分のクリーチャーを破壊せずに相手プレイヤーを攻撃できるようになる。([[ダイヤモンド状態]])

**他のカードとの相性 [#hd46bf29]
-[[攻撃]]する前に自分の[[クリーチャー]]を[[破壊]]するため、ダイダロスの[[効果]]で[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]を[[破壊]]して、ジル・ワーカの[[効果]]で[[タップ]]した相手[[クリーチャー]]をダイダロスで[[攻撃]]する[[コンボ]]は有名。

-[[《悪魔聖霊アウゼス》]]との相性は抜群。[[シンパシー]]の補助にも使いやすく、上記の[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]との[[コンボ]]の破壊力を上げることができる。
《ジル・ワーカ》→このクリーチャー→《アウゼス》と流れるように繋げれば理想的と言える。

-[[《不死身のフッシッシ》]]を[[破壊]]し続けたり[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]を場に用意する事で[[デメリット]]をほぼ0に近づける事ができる。ややリスクが高いが、[[《不死身のフッシッシ》]]を毎ターン先に攻撃させれば打数も減らない。

-[[《S級不死 デッドゾーン》]]とは好相性。[[攻撃]]するために[[バトルゾーン]]にある[[《S級不死 デッドゾーン》]]を[[破壊]]してから《ダイダロス》で[[攻撃]]すれば、この時に破壊された《デッドゾーン》の[[S級侵略[不死]]]が発動し、[[《S級不死 デッドゾーン》]]を《ダイダロス》の上に重ねて再び[[バトルゾーン]]に出すことができる。
--他にも、[[《S級不死 デッドゲリラ》]]、[[《S級不死 デッドダラー》]]、[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]でも、同じことができる。

**その他 [#aacb8610]
-[[コスト]]4・[[パワー]]11000という高い[[スペック]]は[[カードパワー]]の[[インフレ]]が進む中でも色褪せぬ魅力を持っているが、今まで[[再録]]された事が一度もない。

-漫画「FE」では[[黒城 凶死郎]]がスペインでの[[S (シズカ)]]戦で使用。召喚した返しの[[ターン]]に[[《アクア・サーファー》]]で[[バウンス]]された。

-「デュエル・ジャック!!」番外編ではやる気のない[[《黒神龍イゾリストヴァル》]]の友人として登場し、[[《緑神龍アンリストヴァル》]]の友人をむしゃむしゃ食っていた。   

-15年の時を経て、ほぼ[[上位互換]]である[[《闇の破壊神ゼオス》]]が登場。もっとも、あちらは[[デメリット]]が単純な[[アタックトリガー]]になっているため、先述した[[《時空の守護者ジル・ワーカ》]]との[[コンボ]]は行えず、[[ダイヤモンド状態]]で[[デメリット]]を打ち消すことができない。
とはいえ、このコンボは[[インフレ]]の影響で今では全く使われていないため、大人しく純粋に[[カードパワー]]の高い向こうを使った方がいいだろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#qc51c5c4]

|憤怒の猛将ダイダロス SR 闇文明 (4)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 11000|
|他の自分のクリーチャーがなければ攻撃できない。|
|攻撃する時、自分の他のクリーチャー1体を破壊する。|
|W・ブレイカー|

[[DMPP-01]]に収録。[[スーサイド]]が[[アタックトリガー]]に変更されている。[[《ダイヤモンド・カッター》]]を唱えたとしても「自分の他のクリーチャー1体を破壊」は無効化出来ない。
そのため、TCG版よりやや弱体化している。

**関連カード [#rd9aab86]
-[[《魔誕の猛将ダイダロス》]]

-[[《「呪」の頂 サスペンス》]]
-[[《サイコメトラー ヤミカバチ》]]
-[[《代打の消耗 テンメンジャン》]]
-[[《滅将連結 パギャラダイダ》]]

-[[《古の騎士ガザーン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m6a41e4a]
-[[DM-06]]、[[DMPP-01]]
'''怒りの瘴気は味方すら巻き込む。'''
-[[DM-06]]、[[DMPP-01]]&br;'''怒りの瘴気は味方すら巻き込む。'''

**収録セット [#h865af34]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dceb8226]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DM-06 「闘魂編 第1弾」>DM-06]](S6/S10)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#wf8ea6c5]
-CV:[[神尾晋一郎]]
-illus.[[Yarunoca]]
--[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]

**参考 [#zae5a753]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[スーサイド]]
-[[攻撃できない]]
-[[デメリット]]
-[[W・ブレイカー]]

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