#author("2024-05-23T19:48:45+09:00","","") #author("2024-06-09T17:31:16+09:00","","") *《&ruby(けんもん){検問};の&ruby(まも){守};り &ruby(てから){輝羅};》 [#w952c889] |検問の守り 輝羅 UC 光文明 (2)| |クリーチャー:メタリカ 2000| |''G・ストライク''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)| |誰も、手札以外からカードを出せない。| [[DMRP-17]]で登場した[[光]]の[[メタリカ]]。 [[G・ストライク]]と、[[手札]]以外の[[ゾーン]]からの[[着地]]をすべて禁止する[[能力]]を持つ。 [[コスト踏み倒し]]に限らず、[[マナ召喚]]や[[墓地召喚]]のようにしっかりとコストを支払っても、手札以外からのバトルゾーンへの移動は一切許さない。 [[超次元ゾーン]]や[[超GR]]に至ってはその存在を否定されることになる。 ただ、パワーは2000で特に[[耐性]]も持たないため、手ごろな[[除去]]で対策できる。 その一方で、効果の範囲が自分にも及ぶために味方全員が[[封印]]を付けられる事がなくなるという稀有な利点を有する。 [[手札]]からであれば[[召喚]]はもちろん[[コスト踏み倒し]]であってもこのカードによる影響はなく、[[侵略]]や[[革命チェンジ]]にはノータッチ。 しかし、侵略や革命チェンジを行うデッキには、[[【レッドゾーン】]]であれば[[《超次元キル・ホール》]]からの[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]の[[着地]]、[[【ドギラゴン剣】]]であれば[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]による[[踏み倒し]]、[[【青黒緑デッドダムド】]]であれば手札以外からの[[S級侵略]]など防げるため、全く刺さらないということはあまりない。 お互いの[[ギャラクシーGO]]を禁止するため、[[ギャラクシールド]]で[[シールド]]を増やし続ける事ができる。同等のコンボは[[《バリバリ・ケドケド》]]でも可能であったが、[[闇]]を入れる必要がなくなり安定性が増した。 カードが対象なので、[[クロスギア]]や[[フィールド]]も対象となる。デッキによってはこれ1枚で機能停止になりえる。 [[革命0トリガー]][[クリーチャー]]に対するメタとしては最高の一言。これ1枚で山札から進化元を出す動きを完封できる。[[《百鬼の邪王門》]]、[[《一王二命三眼槍》]]などの[[リアニメイト]]系[[鬼エンド]]にも同様に刺さる。 ただし先述の通り、除去耐性の低さが多少ネックであり、同じく[[鬼エンド]]の[[《百鬼の天邪閣》]]や[[《アンヤク夜叉》]]、過去のカードに目を向ければ、[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]や[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]などの[[コンバット・トリック]]で返される可能性自体は拭いきれない。 裏を返せば、除去を受け付けないタイミングでぶつければ劇的に刺さるとも言える。登場時点のオリジナル環境には[[【赤黒ドギラゴン閃】]]など防御手段をこれらのカードに依存するタイプのデッキが多いため、この点は無視できないだろう。 [[《超九極 チュートピア》]]顔負けのメタ性能を誇るが、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]同様パワーは2000と低く、[[耐性]]も持たないため、過信は禁物。 [[G・ストライク]]は地味だが、刺さらない[[デッキ]]を相手にした際には[[防御札]]として役立つ。 -[[S・トリガー]]は手札から使うので[[ロック]]できない点に注意。 **環境において [#n7c333b8] 登場早々[[DMRP-17]]期に[[【鬼羅.Star】]]の初動[[コスト踏み倒しメタ]]として[[オリジナル]]を中心に活躍。核となる[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]は手札から踏み倒しを行うので、[[DMRP-17]]で登場したカード同士[[デザイナーズコンボ]]の関係が少なからず認められるだろう。ただ、この頃の環境に多い[[ミラーマッチ]]だと、[[《BIRIBIRIII・ビリー》]]などの[[マジボンバー]]による[[山札]]からの[[踏み倒し]]ぐらいしか牽制できないのが難点。 当初はオリジナル構築においてほぼ確定で入っていたが、[[フォーマット]]上[[腐る]]ことが多いことを露呈し、[[DMSP-04]]期には採用の方が珍しくなった。一方、アドバンス構築ではよく採用されている。 [[《若き大長老 アプル》]]の強さが広く知れ渡るようになると、クリーチャーを規制することに関しては同じようなことができるということで、オリジナルの[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]でもよく使われるようになった。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』終了後のオリジナルで[[【白単ウイング】>【白単速攻】]]がポツポツと結果を出したが、そちらでの実績が見られるようになった。それ以外にも[[【白単速攻】]]系統で登場以来[[地雷]][[デッキ]]であるそちらを支える活躍をしている。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』終了後のオリジナルで[[【白単ウイング】]]がポツポツと結果を出したが、そちらでの実績が見られるようになった。それ以外にも[[【白単速攻】]]系統で登場以来[[地雷]][[デッキ]]であるそちらを支える活躍をしている。 **他のカード・デッキとの相性 [#d8302685] -[[殿堂ゼロデュエル]]では[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]と相性が良い。無論自身もGR召喚が実質できなくなるが、[[【転生サイクリカ】>【転生サイクリカ】#xa076817]]の[[《転生プログラム》]]や[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]を封じることができるのは非常に大きい。同環境でよく使われる[[《母なる大地》]]にも強気に出ることができる。 -[[前シリーズ>十王篇]]のメインギミックの内、[[ギャラクシールド]]と[[フシギバース]]は完封され、[[ムゲンクライム]]と[[マジボンバー]]も踏み倒し元が制限される。 --ただし[[ギャラクシールド]]については表向きにして[[シールドゾーン]]に置くこと自体はできるため、[[《「正義帝」》]]や[[《「雷光の聖騎士」》]]の能力を永続的に使えるようになる、シールドゾーンに置かれた時に誘発する能力を、自分のターンが来る度に使えるようになる(([[《バリバリ・ケドケド》]]と同様の裁定であると仮定する))など、新たな使い道が生まれたカードもある。 -「出す」ことをコストに[[アンタップ]]できる[[《相撲 Dr.ウンリュウ》]]は、《検問の守り 輝羅》がいると[[クロスギア]]を出そうとしたが結果として出せないだけなので、山札の一番上をクロスギアに固定したまま[[無限アタッカー]]になる可能性がある。(進化元のない[[進化クロスギア]]の場合は、出せない=[[アンタップ]]の条件も満たせないという裁定があるので[[無限アタッカー]]になれない可能性もある。) **その他 [#s96c3c28] -[[《カルマ大司教 ゾロスター》]]と比べると[[コスト踏み倒しメタ]]としての性能の差は歴然。 -検問とは通行車両を止めて行う検査のこと。 イラストでは空飛ぶ荷車を押すゴーレムが描かれている。 -「てから」の元ネタは、文字通り「手から」。ここでの「手」は「[[手札]]」を表す。 --「輝く」という漢字で擬態語である「テカテカ」と読ませるのは、なかなかキラキラネーム感を醸し出している。 -アニメ「[[WIN>デュエル・マスターズ WIN]]」では第16話で[[地下マスター]]が[[殿堂ゼロ>殿堂ゼロデュエル]]仕様の[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]で使用。[[G・ストライク]]で使われた他、[[マナゾーン]]にも確認できる。 //***裁定待ち [#df787a80] //[[手札]]から[[マナ進化]]や[[墓地進化]]クリーチャーを出す場合、進化元ごとバトルゾーンに出せるか。 //進化元は場に出した扱いにはなりません。詳しくはチュートピアのページにて **関連カード [#ab043762] -[[《超九極 チュートピア》]] -[[《カルマ大司教 ゾロスター》]] -[[《封鎖の誓い 玄渦》]] -[[《墓標の封じ 遥典/六奇怪の三 〜意志を持つ水〜》]] -[[《とこしえの超人》]] -[[《絶十 <九極.Star>》]] **[[フレーバーテキスト]] [#m4e69fc0] -[[DMRP-17]]&br;'''うおおお! [[手>手札]]から以外はすべて[[止める>ロック]]! それがオレの手柄になるのだ!! ― 検問の守り 輝羅''' -[[DM23-RP4]](TF6/TF10)&br;'''検問に引っかかった者がいると、輝羅の身体が強く発光する。''' -[[DM23-RP4]](T6/T10)&br;'''敵味方問わず検問を張る。それが輝羅の信条だ。''' **収録セット [#zc38d7f0] -illus.[[Yuri Shinjuro]] --[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](33/95) --[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](TF6/TF10)(T6/T10) --[[DM23-RP4X 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」超刺激パック>DM23-RP4X]](TF6/TF10)(T6/T10) **参考 [#e19849c2] -[[メタリカ]] -[[G・ストライク]] -[[出せない]] -[[コスト踏み倒しメタ]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の能力について --[[出せない]]も参照のこと >Q.''《検問の守り 輝羅》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーに封印は付きますか? A.いいえ、付きません。バトルゾーンにあるカードの上に置くことは、カードを出すことです。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39669]](2021.4.16) #region2(類似裁定(2021.5.21)){{ >Q.自分の[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]と、相手の''《検問の守り 輝羅》''がバトルゾーンにいる状況で、自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる際、そのクリーチャーに封印は付きますか? A.いいえ、封印は付きません。''《検問の守り 輝羅》''の効果で、山札からカードを出せません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39787]] }} >Q.''《検問の守り 輝羅》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《卍 新世壊 卍》]]の下に魔道具を持つ呪文を置けますか? A.はい、置くことができます。カードの下にカードを置く行為は''《検問の守り 輝羅》''の能力で制限されません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39670]](2021.4.16) >Q.''《検問の守り 輝羅》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]を使って、山札から進化クリーチャーの下にカードを重ねられますか? A.はい、重ねられます。&br;カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、''《検問の守り 輝羅》''がいても問題なく進化クリーチャーの下にカードを重ねられます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39671]](2021.4.16) >Q.相手の''《検問の守り 輝羅》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は手札から[[《死神術士デスマーチ》]]を召喚しました。「墓地進化」により、墓地から下にクリーチャーを重ねて出す必要がありますが、どうなりますか? A.墓地から選んだ闇のクリーチャーを下に重ねた状態で[[《死神術士デスマーチ》]]はバトルゾーンに出ます。&br;カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、''《検問の守り 輝羅》''がいても問題なく「墓地進化」することができます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39672]](2021.4.16) >Q.相手の[[《絶十 <九極.Star>》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の墓地にある[[《大樹王 ギガンディダノス》]]の「フシギバース」を使用できますか?&br;類似例:[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]''《検問の守り 輝羅》'' A.いいえ、使用できません。クリーチャーをバトルゾーンに出せない状況では召喚の宣言もできませんので、「フシギバース」の使用を宣言することができません。 #region2((総合ルール 601.1a)){{ ::601.1a |プレイヤーは、使用する条件の変更も含め、カードを使うことを宣言します。マナコストを増減させる効果がある場合は、この時点で適用する効果を決定します。使用条件を変更する効果や、マナコストを増減させる効果によって、その使うカード自身がゾーンを移動する必要がある場合、その効果は使用できません。また、効果の適用に必要な処理を実行できない場合や、別の効果を先に適用することによって効果の適用に必要な処理を実行できなくなる場合も、その効果は使用できません。&br;例 : 《"逆悪襲"ブランド》のG・G・Gを適用したい場合、カードの使用を宣言した時点で、《"逆悪襲"ブランド》も含めた手札の枚数が1枚以下である必要があります。&br;例2: 自分のクリーチャーがいない状況でフシギバースを適用することはできません。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40233]](2021.9.24) &tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト2,メタリカ,ゴーレム,パワー2000,G・ストライク,出せない,ロック,コスト踏み倒しメタ,墓地利用メタ,マナゾーン利用メタ,超次元メタ,超GRメタ,UC,アンコモン,Yuri Shinjuro);