#author("2024-09-01T18:36:42+09:00","","") #author("2024-10-22T12:42:56+09:00","","") *《&ruby(きょくせんじゅもん){極閃呪文};「バリスパーク」》 [#top] |極閃呪文「バリスパーク」 R 光文明 (5)| |呪文| |''S・トリガー・プラス''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文にP能力を与える)| |相手のクリーチャーをすべてタップする。| |P−相手のエレメントを1つ選び、シールド化してもよい。そうしなければ、山札の上から1枚目をシールド化する。| [[DM23-RP1]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。 [[効果]]は[[オールタップ]]。[[S・トリガー・プラス]]により、相手の[[エレメント]]を1つ[[シールド送り]]するか、[[山札の上]]から[[シールド追加]]するか選べる。(どちらかは必ず行う。) 一応P能力が強制ではあるが、[[《スーパー・スパーク》]]のほぼ[[上位互換]]。 シールド送りされた[[カード]]を能動的に取り戻す手段は限られるため、もはや説明不要の強力な[[除去]]である。 [[カード指定除去]]のシールド送り呪文はこれまでにも存在したが、この呪文の場合[[コスト]]制限がなく、さらに[[進化クリーチャー]]も[[進化元]]ごと除去できる。また、相手エレメントがない時もシールド追加を選択できるため[[腐る]]ことがない。 1ブレイク目で捲れた時はP能力を使えないがオールタップが一番刺さり、2ブレイク目以降はオールタップの効果が薄れるがP能力を使えるというデザインになっており、タイミング次第で効果が薄れる[[S・トリガー・プラス]]の弱点を補っている。 [[コストパフォーマンス]]で見てみると、類似効果の[[《DNA・スパーク》]]よりコストが1[[軽く>軽い]]強力な[[確定除去]]まで持っているというのは優秀。 しかし、素の状態で持っているのはオールタップだけなので[[手打ち]]する機会はほぼないだろう。そのため素のコストが低いことは[[メリット]]になりづらく、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に効果を[[無視]]される分むしろ[[デメリット]]とも言える。 手打ちを考えず純粋に[[防御札]]として運用する場合、登場時点の[[環境]]で[[スパーク]]自体があまり使われていないのも気になる。 ただし、登場から10年以上が経った[[《DNA・スパーク》]]ですらいざ相手に使われてみると厄介な効果であるため、このカードも[[メタゲーム]]入りまではせずとも[[白単]]の防御札として一定の立場を築ける可能性は高い。 **ルール [#ree39f57] -[[オブジェクト]]のシールド化は[[構成カード]]を分離して1枚ずつ1つのシールドにする([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40279/]])。したがって、下にカードを含む[[《卍 新世壊 卍》]]をシールド化したら一気に複数枚のシールド追加になる。 **環境において [#s37ad8e4] 登場からしばらくはこれといった採用先が無かったが、[[【白赤アーマード・サムライ】]]が登場すると癖のない[[防御札]]兼[[白]][[単色]][[マナ]]枠として需要を得た。メタカードに乏しく、先に動かれると弱いそちらではこの種の防御札は重宝する。 特に、通常の[[タップ]]系[[S・トリガー]]が効かない[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に対しては[[S・トリガー・プラス]]を発動させることで[[エレメント]][[除去]]・[[シールド追加]]どちらでも生存が可能。[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[ファイナル革命]]から唱えてブロッカーを無力化できるのも強み。 打点になる[[《閃光の守護者ホーリー》]]などとの選択になる。 遅くともDM23-RP4期になると[[【黒単アビスロイヤル】]]にこれが3枚程度入るケースが続出。 黒単の[[《悪灯 トーチ=トートロット》]]などでは下に7-8枚を反復する[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]に延命することができないことから、[[タッチ]]白して[[オールタップ]]の採用に至ったと思われる。 [[アドバンス]]の[[【トリガービート】]]では[[シールド追加]]重視で採用されることがある。 [[【白青赤ゴスペル】]]に[[《オリオティス・ジャッジ》]]の[[墳墓避け]]、あるいは[[プレイング]]の攪乱に1枚程度入る場合もある。 **比較対象 [#jfe0d333] -[[《DNA・スパーク》]]はシールドが5枚の状態で[[T・ブレイカー]]に攻撃されると能力を発動できたが、《極閃呪文「バリスパーク」》はシールドが5枚の状態から[[W・ブレイカー]]に攻撃された場合にもプラス効果を発動できる。 -[[《DNA・スパーク》]]は自分のターンに唱えて、コストパフォーマンスは悪いがシールド追加として使うことができたため、[[上位互換]]・[[下位互換]]の関係にはならない。 **その他 [#s907dec6] -このカードのプラス効果を達成している時点で、同じターン中の他の[[S・トリガー・プラス]]も確実に条件を達成している。 --[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が[[メテオバーン]]でシールドブレイクし《極閃呪文「バリスパーク」》を唱えてシールドを1つ追加し、[[オールタップ]]後に継続されている攻撃により[[S・トリガー・プラス]]や[[スーパー・S・トリガー]]を持つカードが捲れた場合、そのカードのボーナス能力も使用できる。 -[[《バリアント・スパーク》]]をもじったような[[カード名]]である。同[[サイクル]]には[[《インフェルノ・サイン》]]を意識したであろう[[《極印呪文「インフェギガ」》]]も存在するので、関連性は否定できない。 -「ブラックチャンネル」とのコラボ動画で[[斬札 ウィン]]が使用した。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第3話で[[斬札 ウィン]]が[[プリンス・カイザ]]戦で使用。 カイザのクリーチャー全てを[[タップ]]し、プラス効果でシールドを1枚追加した。 ウィンが珍しく[[光]][[文明]]のカードを使ったので[[ウガタ]]はこの呪文の使用に驚いた。 **[[サイクル]] [#cycle] [[DM23-RP1]]の《極〇呪文「□□」》サイクル。[[レア]]かつ[[S・トリガー・プラス]]を持つ。 -''《極閃呪文「バリスパーク」》'' -[[《極智呪文「ゼンブレイン」》]] -[[《極印呪文「インフェギガ」》]] -[[《極凰呪文「バドフレア」》]] -[[《極拳呪文「デカアース」》]] **関連カード [#e7f5faf1] -[[《DNA・スパーク》]] -[[《スーパー・スパーク》]] **[[フレーバーテキスト]] [#n582c8e5] -[[DM23-RP1]]&br;'''絶防!これぞ[[光]]の奥義による極閃の[[呪文]]なり!!''' **収録セット [#t8803b2e] //***[[デュエル・マスターズ]] -illus.[[otumami]] -[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](12/74) **参考 [#d7504509] -[[S・トリガー・プラス]] -[[オールタップ]] -[[シールド送り]] -[[シールド追加]] -[[スパーク]] &tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト5,S・トリガー・プラス,S・トリガー,タップ,オールタップ,エレメント指定除去,除去,単体除去,確定除去,シールド送り,単体シールド送り,シールド追加,スパーク,〇〇呪文,R,レア,otumami,アビス・レボリューションブロック);