#author("2025-09-20T23:35:09+09:00","","")
#author("2025-11-06T01:59:32+09:00","","")
*《&ruby(スクラブ・フェアリー){洗打の妖精};》 [#top]

|洗打の妖精 UC 水文明 (2)|
|クリーチャー:ジャイアント・スノーフェアリー 1000|
|''G・ストライク''|
|''ジャストダイバー''|
|相手のクリーチャーが出た時、それが相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーなら、持ち主の手札に戻してもよい。|

[[DM25-RP1]]で登場した[[水]]の[[ジャイアント・スノーフェアリー]]。

[[ジャストダイバー]]を持つ[[コスト踏み倒しメタ]]。今がどちらのターンであるかを問わず、出た相手クリーチャーの[[コスト]]が[[マナ]]枚数を超過していた時に反応して[[任意]]でそれを[[バウンス]]させることができる。
さらに[[G・ストライク]]も持つ。

[[《救済のカルマ ミルク》>《救済のカルマ ミルク/リリーフ・水晶チャージャー》]]が[[G・ストライク]]と[[ジャストダイバー]]を獲得した。
[[ジャストダイバー]]により1ターンを安全に耐えることができる[[コスト踏み倒しメタ]]。[[メタ]]クリーチャーの最大の役割は1ターン時間を稼ぐことであるという理論があるが、その点ではこのクリーチャーは[[ジャストダイバー]]によって実質的に合計2ターンも時間を稼げる。
ターン不問であるため[[S・トリガー]]にも反応し、[[ジャストダイバー]]で単体[[除去]]を回避できることもあって詰めの際にとりあえず置いておくだけで大型[[S・トリガー獣]]や[[踏み倒し]]系[[S・トリガー]]を強烈に牽制できる。

[[【ビッグマナ】]]や軽量級横並べ特化メタビートなどこの方式のメタが刺さりにくい相手に対しても[[G・ストライク]]で防御札として最低限の役割が果たせる。

ただし、全体的に隙がない分[[メタ]]能力によって相手に与えるペナルティ自体は小さく、[[バウンス]]なので再利用しやすい上に出すこと自体は許すため[[除去耐性]]持ちや[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を通してしまう、[[《飛翔龍 5000VT》]]など強力な[[cip]]持ちは戻さない方がマシといった弱点もある。

[[ジャイアント・スノーフェアリー]]ということで、採用する場合は[[【スノーフェアリー】]][[【青緑ジャイアント】]]などが候補か。しかし【ジャイアント】の場合は単体除去対策には[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]と[[《アシステスト・シネラリア》]]が、相手ターン中のコスト超過メタとしては[[《キャディ・ビートル》]]が、[[【ヘブンズ・ゲート】]]への詰め手段としては[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]][[《銀河竜 ゴルファンタジスタ》]]がそれぞれ存在している。
一方の【スノーフェアリー】でも[[S・トリガー獣]]を対策するなら[[《完璧妖精マリニャンX》]][[《伝達妖精セージ》>《伝達妖精セージ/コンタクト・メッセージ》]]が、単体除去の回避という点では[[《守護地龍 ザノウハウ》]]が既に存在する。
制圧力では劣るものの離れにくい疑似《キャディ》が、ついでに[[S・トリガー]]で出てきた大型を直接除去でき、しかも除去がマナ送りではなくバウンスなので相手が自力でマナ要件をクリアしない限りメタ能力の発動回数に制限がない、という点では唯一無二の個性を示せているため、その点を考慮して採用するかどうかよく検討したい。

[[ジャストダイバー]]によって[[タップ]]後の隙を消せるため、[[ハイパーエナジー]]とも好相性。

[[《邪龍 ジャジーブラッド》]]で[[スピードアタッカー]]と[[アンブロッカブル]]を付与すれば、[[ジャストダイバー]]も相まって非常に止めにくい[[ダイレクトアタック]]要員として機能する。

[[《~邪眼帝~》]]で出し直せば毎ターン[[ジャストダイバー]]を復活させられるため、[[【白青黒邪眼帝】]]との相性も悪くない。

**ルール [#a2aedcd9]
-[[ジャストダイバー]]は[[引き継ぎ]]が可能。[[【青緑ジャイアント】]][[【青黒赤アビス】]]などで実現できる。

-[[ターン]]・[[プレイヤー]]の《洗打の妖精》がいる時に相手が[[S・トリガー]]などで[[《激烈元気モーニンジョー》]]を出し、《洗打の妖精》の能力でそれをバウンスしたとする。
[[待機]]している《モーニンジョー》の[[cip]]で《モーニンジョー》を出すと初期盤面に戻り、[[断片化したループ>無限ループ]]が発生する。
--周囲に「自分のクリーチャーが出た時」の能力を持つカードなどもなく、ゲームの進行が止まった場合、ターン・プレイヤーが違う行動を取らなくてはならない。

**環境において [#t60015d8]
登場から[[【青緑ジャイアント】]][[【オボロティガウォック】]]に採用され、[[CS]]優勝などの結果を残した。

[[【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】]][[【白青黒赤ドリーム・ボルメテウス】]]【青単ハイパーエナジー】などの[[ハイパーエナジー]][[デッキ]]にも採用された。

[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]などの裏目はあるものの[[【ヘブンズ・ゲート】]]に[[刺さり]]、[[《真気楼と誠偽感の決断》]]での大型へのアクセスも牽制できた。さらに、[[【白赤緑ボルシャック】]]の得意とする[[革命チェンジ]]を始めとする通常の[[コスト踏み倒し]]に対しても、自身が[[離れる]]までという条件付きで刺さった。

「[[DMGP2025-1st>公認グランプリ]]」Day2(オリジナル)準優勝の【青単ハイパーエナジー】には堂々の[[4枚積み]]だった。

[[【青黒赤アビス】]][[【青黒魔導具】]]などにも稀に採用された。

[[DM25-SP2]]発売前後には、[[【白青緑アルファディオス】]]対策として相性の良いデッキで採用が上向きとなった。
[[DM25-RP3]]期に[[【白青緑Drache der’Bande】]]が成立すると、そちらの主流パーツとして採用される。

**その他 [#v747272d]
-[[カード名]]のスクラブ(scrub)は「こすり洗い」や「ゴシゴシ磨く」といった意味。シンプルに洗濯を意味する「[[ウォッシュ(wash)>《ウォッシャ幾三》]]」や「ランドリー(laundry)」でないのは[[ゴルフ>剛流振]]のクラブ(club)と掛けるためだろうか。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《救済のカルマ ミルク/リリーフ・水晶チャージャー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-プロモ(P82/Y24)&br;'''君の見事な選択を称える!'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DM25-RP1 「王道W 第1弾 邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~」>DM25-RP1]](34/77)(㊙19/㊙24)
--[[プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P82/Y24)(新規イラスト)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ジャイアント・スノーフェアリー]]
-[[G・ストライク]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[バウンス]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,ジャイアント・スノーフェアリー,ジャイアント,スノーフェアリー,パワー1000,G・ストライク,ジャストダイバー,コスト踏み倒しメタ,コスト軽減メタ,cip付与 (相手),除去,単体除去,バウンス,単体バウンス,・,UC,アンコモン,Adachi Yosuke,王道Wブロック);