#author("2023-10-20T20:48:13+09:00","","")
#author("2023-10-20T20:50:43+09:00","","")
*《&ruby(しゅんそく){瞬速};のアタカマイト&ruby(ベータ){β};》 [#s4c9ca80]
 
|瞬速のアタカマイトβ P 光/水/自然文明 (6)|
|クリーチャー:ロスト・クルセイダー/[サバイバー] 3000|
|SV−S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|超サバイバー(すべてのゾーンにある自分の他のサバイバーは、このクリーチャーのSV能力を得る)|

[[DMX-22]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[自然]]の[[ロスト・クルセイダー]]/[[サバイバー]]。

[[サバイバー]]を超えた能力[[超サバイバー]]によって、[[バトルゾーン]]のみならず、[[墓地]]や[[シールド]]など全ての[[ゾーン]]の[[サバイバー]]を[[S・トリガー]]にする。

[[S・トリガー]]は一種の踏み倒し効果であるため、[[クリーチャー]]の数が強さに比例する[[サバイバー]]において、[[クリーチャー]]を次々と踏み倒す可能性をもたらすこの能力は非常に相性がいい。色が多い為一見出しづらいように見えるが、[[サバイバー]]をテーマにした[[DMD-26]]の[[デッキカラー]]と一致している為、無理なく投入することが出来、序盤のマナ要員としても活躍することができる。

[[S・トリガー]]としての防御性能としては、[[デッキ]]にどのくらい・どのような防御に貢献できる[[サバイバー]]が積まれているかで大きく変わる。例えば、[[サバイバー]]で[[ブロッカー]]を共有する[[《奇石 アゾールα》]]があればトリガー時相手の打点の計算を大きく狂わせるが出来る。[[除去]]や足止め能力を持ち、かつかなりのカードパワーを誇る[[《雲上の精霊オービスγ》]]や[[《キング・ムーγ》]]が出ればそのまま盤面をまくり返すことさえできる。

その他数多の[[サバイバー]]獣が[[S・トリガー]]化するため、[[S・トリガー]]を踏む確率が跳ね上がることや、上記を含んだカードパワーの高い[[サバイバー]]獣が出て勝負そのものが決してしまう危険性を踏まえれば、実際には突っ立っているだけでも相手の[[攻撃]]を大きくけん制することが出来る。

また、[[サバイバー]]と[[S・トリガー]]を共有する範囲は、場や[[シールド]]だけでなく[[手札]]や[[山札]]といったあらゆる場所に干渉出来るため、[[《サイバー・I・チョイス》]]や[[《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》]]といった[[S・トリガー]]を参照する効果を持った[[クリーチャー]]に[[サバイバー]]獣を絡ませることもできる。

弱点としては、やはりシステム[[クリーチャー]]の宿命とも言える[[除去]]への弱さがある。[[コスト]]6という重さの割に[[パワー]]もと3000と心もとないので、素出しした場合真っ先に[[除去]]されてしまう。

自身が[[S・トリガー]]のため、相手の[[ターン]]に降臨して[[除去]]を免れることが出来る有用性を持つものの、より有効に扱うのであれば、予め[[《宣凶師ラッセルズβ》]]で[[除去]][[耐性]]を付けておきたい。
-上の立ち回りは、このクリーチャー自身を[[S・トリガー]]で召喚できることを利用したもの。
--ただし、《瞬速のアタカマイトβ》がバトルゾーンに出てからでないと、他には分け与えられない。[[W・ブレイカー]]などで[[シールドチェック]]時に同時に手札に加わるサバイバーに[[S・トリガー]]を与えることはできない。

尚、[[《宣凶師ラッセルズβ》]]自体との相性は最高であり、並べあいの[[ダメージレース]]に陥った時に、爆弾能力を持つ《瞬速のアタカマイトβ》を[[ウルトラ・セイバー]]で何重にも守るため、殴り合いには相当有利な盤面を構築することが出来る。

総じて、堅実に強力な[[S・トリガー]][[サバイバー]]獣でありながらも、他にはない独特の性質をもった爆弾[[クリーチャー]]である。[[サバイバー]]特有の効果共存で数多の[[サバイバー]]に爆弾になりえる可能性を振りまくため、他の[[サバイバー]]の上手く組み合わせてポテンシャルを引き出してやりたい。

-他の[[サバイバー]]と種族表記が異なり、これだと「[サバイバー]」が種族名になってしまう。

-アタカマイト(Atacamite)とは、緑塩銅鉱のこと。イラストも名称ルールもどう見ても[[スピリット・クォーツ]]のものである。恐らく[[ロスト・クルセイダー]]表記もミスだろう。

-[[《電磁星樹アマリンα》]]に続く2枚目の[[多色]][[サバイバー]]。あちらが唯一の2色の[[多色]][[サバイバー]]であり、こちらは唯一の3色の[[多色]][[サバイバー]]である。

-[[DMD-26]]の強化カードではあるが、[[《シータ・トゥレイト》]]とは互いの性能が完全にすれ違っている。あちらがすでに[[S・トリガー]]を持っている上、この[[クリーチャー]]は[[シールド]]及び[[手札]]の[[サバイバー]]に[[能力]]を付与することに意味がある一方、あちらの[[種族追加]]の対象が[[バトルゾーン]]だけと、一方どちらももう一方をほぼまったくサポートしない形である。同じ[[デッキ]]に入らないわけではないが。

-地味に[[カード]]の呼び出し以外で[[超次元ゾーン]]を参照する初の[[カード]]。もっとも[[超次元]][[クリーチャー]]に[[サバイバー]]は存在せず、いたところで[[S・トリガー]]を[[付与]]しても無意味なのだが。

-[[《究極男》]]を除く純粋な[[サバイバー]]としては初の[[第二世代枠>カード枠(第二世代)]]。その為、[[第一世代枠>カード枠(第一世代)]]仕様で統一された[[DMD-26]]に投入にするとビジュアル的に少々浮いてしまう。

-本来サバイバーが持つカード左のマーク(☣/バイオハザード記号)は赤いが、このクリーチャーのものは白い。
[[超サバイバー]]特有のマークである可能性もあったが、[[《予言者ギャラシβ》]]では赤に戻ってしまったので不明。

-[[フレーバーテキスト]]では、[[DMD-26]]の[[背景ストーリー]]以降の[[サバイバー]]の動向について触れられている。
--[[基本セット]]から[[闘魂編]]にかけて[[サバイバー]]がいた時代には[[スピリット・クォーツ]](または[[ロスト・クルセイダー]])はおろか[[多色]][[クリーチャー]]すら存在しなかったことから、《瞬速のアタカマイトβ》もまた[[サバイバー]]の暴走に巻き込まれた1体か、休眠状態から暴走・進化の過程で新規に誕生したのだと思われる(この[[カード]]の収録が、[[背景ストーリー]]には関係しない、純粋なファンサービスや[[種族デッキ]]強化だけが目的の収録でないのならば)。これは、[[O.V.E.R.Evo.]]が起動された時代まで[[スピリット・クォーツ]](または[[ロスト・クルセイダー]])が絶滅せず生存していたことも意味する。

-過去の[[サバイバー能力]]のルールにより、このクリーチャーには不明瞭な裁定が存在していた。
#region2(当時の懸念点){{
-裁定に若干不明瞭な部分があり、''自身をS・トリガーで出す事ができない可能性がある''。
詳しくは[[超サバイバー]]の項目を参照。当時の裁定についてもそちらを参照のこと。
--余談だが、''手札では《アタカマイトβ》がS・トリガーではない疑惑''は、公式が気がついていない(もしくは、当然S・トリガーは持っていると思っている)可能性が非常に高く、[[デュエチューブ]]コラボで使用したデッキの[[コンボ解説>https://youtu.be/o-vul-kCDgY?t=544]](投稿日:2022/07/29。[[《奇石 アゾールα》]]の例の裁定は2022/02/18発表。動画内では、ガヤとして[[デッドマン>Deadman]]と[[イマムー軍曹]]も立ち会っている。)にて、[[《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》]]の効果で《瞬速のアタカマイトβ》を手札から使うという手順を黙認している。
//---超サバイバーの注釈は「このクリーチャーのSV能力を得る」ものなので、参照元であるこのクリーチャーの[[S・トリガー]]はバトルゾーンにいなくても持っているものであると考えることは可能。
//↑その理屈は「超サバイバー」ページで考察済み。それが実現すると理不尽ムーブが可能になってしまう。
-総合ルール110.4cにより、[[サバイバー]]が[[S・トリガー]]を得られるのは、このクリーチャーが[[バトルゾーン]]にいる時に限られる。
//-サバイバーアイコンの能力は、バトルゾーンにある間しか働かないが、''[[超サバイバー]]で起こる結果を先読みすることで、シールドゾーンにある《瞬速のアタカマイトβ》自身に[[S・トリガー]]を与えることができる''。(要出典)
//--まず、総合ルール110.4cにより、「このカード(クリーチャー)は「S・トリガー」を得る」というテキストの場合、特にゾーンに指定がなくても[[シールドチェック]]中に働くのが明白なため、シールドゾーンでも機能する。
[[超サバイバー]]という[[キーワード能力]]そのものは、シールドゾーンでは機能していない((参考:[[「過去のよくある質問」>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37822/]]))はずだが、%%%プレイヤー側が、その参照先がシールドゾーンにある間に機能する効果であると先んじて解決することで、結果的に110.4cの範疇に含んでいる%%%という解釈で行われていた。
--無論、「3色、コスト6、パワー3000という貧弱なステータスだから、自身は無条件で[[S・トリガー獣]]でないと割に合わない」という忖度がこの結果を生んでおり、能力で書かれていること以上の判断をしてよいのかは厳密にははっきりしていない。[[この裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40849/]]を根拠に、公式Q&Aで「《瞬速のアタカマイトβ》自身はS・トリガーではありません」という裁定が出てしまう可能性も懸念されていた。
--無論、「3色、コスト6、パワー3000という貧弱なステータスだから、自身は無条件で[[S・トリガー獣]]でないと割に合わない」という忖度がこの結果を生んでおり、能力で書かれていること以上の判断をしてよいのかは厳密にははっきりしていない。当時の裁定((現在は削除されている。[[《奇石 アゾールα》]]ページ最下部の裁定を参照))を根拠に、公式Q&Aで「《瞬速のアタカマイトβ》自身はS・トリガーではありません」という裁定が出てしまう可能性も懸念されていた。
//https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40849/

//--暫定的に、従来通り「[[シールドチェック]]で確認できた《アタカマイトβ》自身を[[S・トリガー]]で召喚してもよい」かつ「(他の裁定に合わせて)バトルゾーンに他の《アタカマイトβ》がない状態では[[《サイバー・I・チョイス》]]で手札の《アタカマイトβ》を選ぶことはできない」としてプレイする。
//これ公式の回答ですか?暫定的とあり、根拠のない独自ルールに見えるのですが。
}}

//**関連カード
//-[[《》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#j2618a66]
-[[DMX-22]]&br;'''[[O.V.E.R.Evo >O.V.E.R.Evo.]]によって暴走した[[進化]]を果たした[[サバイバー]]は、世のあらゆる能力を取り込み始めた。'''


**収録セット [#j8187c40]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[touge369]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]

**参考 [#l454dc2d]
-[[クリーチャー]]
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[サバイバー]]
-[[S・トリガー]]
-[[多色]]
-[[白青緑]]
-[[超サバイバー]]
-[[スピリット・クォーツ]]
-[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」>DMD-26]]
-[[多色]]
-[[光]]
-[[水]]
-[[自然]]

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,自然文明,白青緑,3色,多色,コスト6,ロスト・クルセイダー,サバイバー(種族),パワー3000,S・トリガー,S・トリガー獣,超サバイバー,サバイバー(能力),P,レアリティなし,touge369);