《
|
瞬速のアタカマイトβ P 光/水/自然文明 (6) |
クリーチャー:ロスト・クルセイダー/[サバイバー] 3000 |
SV−S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
超サバイバー(すべてのゾーンにある自分の他のサバイバーは、このクリーチャーのSV能力を得る) |
DMX-22で登場した光/水/自然のロスト・クルセイダー/サバイバー。
サバイバーを超えた能力超サバイバーによって、バトルゾーンのみならず、墓地やシールドなど全てのゾーンのサバイバーをS・トリガーにする。
S・トリガーは一種の踏み倒し効果であるため、クリーチャーの数が強さに比例するサバイバーにおいて、クリーチャーを次々と踏み倒す可能性をもたらすこの能力は非常に相性がいい。色が多い為一見出しづらいように見えるが、サバイバーをテーマにしたDMD-26のデッキカラーと一致している為、無理なく投入することが出来、序盤のマナ要員としても活躍することができる。
S・トリガーとしての防御性能としては、デッキにどのくらい・どのような防御に貢献できるサバイバーが積まれているかで大きく変わる。例えば、サバイバーでブロッカーを共有する《奇石 アゾールα》があればトリガー時相手の打点の計算を大きく狂わせるが出来る。除去や足止め能力を持ち、かつかなりのカードパワーを誇る《雲上の精霊オービスγ》や《キング・ムーγ》が出ればそのまま盤面をまくり返すことさえできる。
その他数多のサバイバー獣がS・トリガー化するため、S・トリガーを踏む確率が跳ね上がることや、上記を含んだカードパワーの高いサバイバー獣が出て勝負そのものが決してしまう危険性を踏まえれば、実際には突っ立っているだけでも相手の攻撃を大きくけん制することが出来る。
また、サバイバーとS・トリガーを共有する範囲は、場やシールドだけでなく手札や山札といったあらゆる場所に干渉出来るため、《サイバー・I・チョイス》や《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》といったS・トリガーを参照する効果を持ったクリーチャーにサバイバー獣を絡ませることもできる。
弱点としては、やはりシステムクリーチャーの宿命とも言える除去への弱さがある。コスト6という重さの割にパワーもと3000と心もとないので、素出しした場合真っ先に除去されてしまう。
自身がS・トリガーのため、相手のターンに降臨して除去を免れることが出来る有用性を持つものの、より有効に扱うのであれば、予め《宣凶師ラッセルズβ》で除去耐性を付けておきたい。
尚、《宣凶師ラッセルズβ》自体との相性は最高であり、並べあいのダメージレースに陥った時に、爆弾能力を持つ《瞬速のアタカマイトβ》をウルトラ・セイバーで何重にも守るため、殴り合いには相当有利な盤面を構築することが出来る。
総じて、堅実に強力なS・トリガーサバイバー獣でありながらも、他にはない独特の性質をもった爆弾クリーチャーである。サバイバー特有の効果共存で数多のサバイバーに爆弾になりえる可能性を振りまくため、他のサバイバーの上手く組み合わせてポテンシャルを引き出してやりたい。
当時の懸念点 |