#author("2024-09-12T17:15:44+09:00","","")
#author("2024-09-22T16:53:05+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ファイア){瞬閃と疾駆と双撃の決断};》 [#af7cb745]

|瞬閃と疾駆と双撃の決断 VR 火文明 (3)|
|呪文|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出す。|
|►このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。|
|►自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMRP-11]]で登場した[[火]]の[[パーフェクト呪文]]。

目玉能力はやはり[[コスト踏み倒し]]能力。コスト3以下であれば、文明、[[進化]]・非進化問わずどんなクリーチャーでも踏み倒すことができ、マナに火さえ埋まれば、3色クリーチャーも[[色事故]]なく、最大6コスト分踏み倒せる。
[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]と[[《ヘビー級ヘビー》]]を踏み倒して、即座に攻撃可能な[[Q・ブレイカー]]を用意するという使い方もできる。
クリーチャーを2体出すと[[手札]]消費が激しくなるので、[[手札補充]]系のクリーチャーを出したい。[[《天災 デドダム》]]を2体踏み倒せれば、手札消費を抑えた上で、一気に2[[マナブースト]]が可能。

2つ目の[[スピードアタッカー]]は、若干地味な能力。
ただ[[コスト]]3以下のクリーチャーを[[踏み倒し]]て[[スピードアタッカー]]化するだけなら[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛かる分[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]に劣るので、[[《天災 デドダム》]]のような3色を踏み倒したり、[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]などの効果でこの呪文を唱えたい。
とはいえ、[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]よりは[[汎用性]]は高く選択肢の豊富さが長所なので、この点は問題になりづらいか。

最後の2回攻撃も強力で、1回目に[[スピードアタッカー]]を踏み倒せば、それで即座に2回攻撃できるクリーチャーを作れる。
[[侵略]]と組み合わせると凶悪で、[[《風の1号 ハムカツマン》]]や[[マナ武装]]3を達成した[[《覇王速 ド・レッド》]]を[[コスト踏み倒し]]し、それらを2回攻撃できるようにすれば、[[《S級原始 サンマックス》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に侵略させて、([[S・トリガー]]や[[ブロッカー]]などに妨害されなければ)相手のシールドをすべて割り切ることができる。
[[《撃速 ザ・グナム》]]のように強力ではあるが[[スピードアタッカー]]を持たないせいで使い勝手が悪かったカードとも相性は良好。
ただし、この効果を同じクリーチャーに重ね掛けしても3回攻撃にはならず、無意味なので注意。

変わったところでは赤入り[[【ミセス・アクア】]]で採用できるか。
このカード自体もコスト3なので[[《ミセス・アクア》]]の[[手札補充]]を阻害しない。2回攻撃も《ミセス・アクア》を対象にすれば一気に6枚も手札補充ができ、[[コスト踏み倒し]]の対象もコスト3以下なので相性が良い。

[[【ケングレンオー】]]ならビートダウン型における候補となる。
[[《ケングレンオー 〜出発〜》]]を[[スピードアタッカー]]で呼び出したり、《ケングレンオー》や[[《メタルコックのタイマー》]]に2回攻撃を与える事で一気に進化させる事が出来る。

**環境において [#c45e303c]
登場から[[【サンマックス】]]や[[【レッドゾーン】]]で使用されていた。

[[【赤青ドギラゴン剣】]]でも疑似[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]として[[《水晶の記録 ゼノシャーク》>《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]とのセットで使ったり、[[ウィニー]]の攻撃回数を水増ししたりするのに使われている。[[革命チェンジ]]において[[《異端流し オニカマス》]]が邪魔だが対策として[[汎用性]]の低い[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]は採用したくないという場合、2回攻撃付与を活かしたウィニープランを取れるこちらが重宝されるケースがままあった(残念ながら[[コスト踏み倒し]]の方はしっかりメタ能力で封殺されてしまう)。

[[【レッドゾーン】]]では、[[タップイン]]を強要する[[クリーチャー]]に対する対抗手段として使える場合がある。[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]が残り2枚以下なら[[コマンド]]2体出しで禁断解放に持って行くことができ、そうすることでタップイン能力持ちを処理することができる。

だが登場当初は他の[[パーフェクト呪文]]や余りにも強力な[[GR]]関連のカードに埋もれている感があった。

[[王来篇環境 (オリジナル)]]では[[【赤黒バクロ法師】]]や[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]で使われるが、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]がこのカードに対する丁度良い抑止力として環境を調整している面もある。

文明指定なくコスト3以下のクリーチャーを2体出せる効果には様々な用途があり、特に有名なのは[[【白青赤退化】]]の[[《ブレードグレンオー・マックス》]]と[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]のセット。[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]や[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]に置き換えた[[【白赤緑退化】]]、[[【禁断スター退化】]]([[《怒りの影ブラック・フェザー》]]などと一緒に出す)もある。

[[《絶望神サガ》]]の[[殿堂入り]]前、[[解決]]の過程で「自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば」を達成できる状況下なら《瞬閃と疾駆と双撃の決断》→[[《絶望神サガ》]]×2からの動きで[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]を突破してしまうともあった((ターン中、1枚目の呪文は《瞬閃と疾駆と双撃の決断》、1,2体目のクリーチャーは《サガ》、[[cip]]を1つ使って3体目のクリーチャーに墓地から[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]を出す。その[[cip]]で2枚目の呪文に[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]を唱えて相手の《DG-パルテノン》を消す。すると4体目以降のクリーチャーを出せるようになるため、残しておいた2つ目の《サガ》の[[cip]]で[[ソリティア]]に入れる。))。

マナブースト枠が増量されたやや重めの[[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]に[[G・G・G]]促進や打点補強の目的で使われる場合もある。

[[【青赤マジック】]]が環境に進出すると、3ターンキルや溜めるプランに関与する札として一気に知名度を高めた。そのままでは[[召喚酔い]]する3[[コスト]][[マジック]]に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する、少ないマナで出せた[[《飛翔龍 5000VT》]]に[[2回攻撃]]と[[スピードアタッカー]]を[[付与]]し、疑似[[ジャストダイバー]][[ワールド・ブレイカー]]として利用できるようにするなど、八面六臂の活躍をしてくれる。また[[革命チェンジ]]をしたクリーチャーは「最初の攻撃」をしていることになるため、[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]や[[《芸魔王将 カクメイジン》]]で手札や墓地の《ファイア》が尽きない限り何度でも攻撃できる有限[[ループ]]を生み出す事ができる。

「踏み倒しできるコスト3以下にコンボパーツはそうそうない」「単発の[[2回攻撃]]効果では[[リーサル]]まで届きにくい」という2つの前提が、前者は[[《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》]]の[[カード指定除去]]、後者は[[革命チェンジ]]による「最初の攻撃」カウントのリフレッシュと[[《芸魔王将 カクメイジン》]]の墓地からの詠唱で前提が覆ったため当時の過小評価を払拭するスペックを発揮できるようになった。
//ちなみに登場当時は[[再構築]]のルール変更前で、進化クリーチャーを残す[[退化]]戦術は考慮のしようがなかった。
//そもそもHEAVENが存在しないからルールがどうであれ退化戦術に絡めようがない

コンボや速攻での活躍、一時期[[【青赤マジック】]]が環境を支配していた事実などを踏まえてか、2024年8月17日付で[[殿堂入り]]。

**その他 [#ea9b7a8f]
-[[パーフェクト呪文]]からの[[殿堂入り]]は[[《生命と大地と轟破の決断》]]に続き2例目。

-[[クリエイターズコラボ]](金[[トレジャー]])が収録された後に殿堂入りした初のカード。

-[[サイクル]]で唯一の[[ベリーレア]]かつ唱える事に対する拡張能力を持たない。かわりにコストはサイクルで最も軽い。
--[[王来MAX]]以降も[[パーフェクト呪文]]は登場したが、唱えることに拡張能力を持たないパーフェクト呪文はこのカードだけである。

-アニメ「デュエル・マスターズ!!」では第48話で[[切札 ジョー]]戦で[[ボルツ]]が使用。[[《U・S・A・ELEKI》]]をコストを踏み倒し、スピードアタッカーを付与した。

-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」では第24話から第25話で[[最上川 イッサ]]が[[斬札 ウィン]]戦(2戦目)で使用。
[[《芸魔王将 カクメイジン》]]のアタックトリガーで唱えた。
--第38話から使用されたオープニングテーマ「戦いが消えた日」の映像ではイッサとカレンのデュエマで見えにくいがイッサの手札にあるのが確認できる。

**[[サイクル]] [#s27857fe]
[[超天篇]]で登場した[[パーフェクト呪文]][[サイクル]]。
[[超天篇]]から登場した単色[[パーフェクト呪文]][[サイクル]]。
-[[《神楯と天門と正義の決断》]]
-[[《知識と流転と時空の決断》]]
-[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]
-''《瞬閃と疾駆と双撃の決断》''
-[[《生命と大地と轟破の決断》]]
-[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]
-[[《天頂と停滞と水晶の決断》]]

**関連カード [#p1f85148]
-[[《調律師ピーカプ/♪音速で 本番中に チューニング》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m9e16a04]
-[[DM22-BD2]]&br;'''序盤は[[メタ]][[クリーチャー]]の大量[[展開]]に使える上に、終盤でも[[鬼羅.Star>《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の[[攻撃時能力>アタックトリガー]]を2回使えたりと、隙の無い[[呪文]]です。'''
-[[DM23-SD3]]&br;'''[[コスト]]3以下のクリーチャーを出しつつそいつに[[スピードアタッカー]]を与えれば、すぐに[[革命チェンジ]]できるぞ!'''

**収録セット [#n8e1e98c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]] (7/102)
--[[DMEX-19 「ファイナル・マスター・メモリアル・パック」>DMEX-19]](12/68)
--[[DM22-BD2 「開発部セレクションデッキ 光水火鬼羅.Star」>DM22-BD2]](14/17)
--[[DM23-SD3 「スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック」>DM23-SD3]](2/15)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMART-04 「神アート 超獣創造 ~松本しげのぶの世界~」>DMART-04]](3/6)
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](TR8/TR9)
-illus.[[スオウ]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](SP2/SP4)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (〃)

**参考 [#h27d74ec]
-[[モード]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[2回攻撃]]
-[[パーフェクト呪文]]

-[[殿堂入り]]

-[[【赤青ファイア】]]
-[[【赤単ファイア】]]
-[[【青赤マジック】]]

----
[[公式Q&A]]

-効果について

>Q.''《瞬閃と疾駆と双撃の決断》''の最初の効果で出したクリーチャーに、2番目または3番目の効果を使うことはできますか?
A.はい、呪文は上から順番に解決するので可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32348]](2019.9.20)

>Q.[[《Code:1059》]]を付けたクリーチャーの攻撃の終わりに、相手の墓地から''《瞬閃と疾駆と双撃の決断》''を唱えました。''《瞬閃と疾駆と双撃の決断》''の3番目の能力を使い、[[《Code:1059》]]を付けたクリーチャーを選んだ場合、アンタップできますか?
A.いいえ、アンタップできません。まず、攻撃終了ステップの開始時に[[《Code:1059》]]の能力が誘発します。その解決中に他の「攻撃の終わりに〜」という条件で誘発する能力を得たり、その能力を持ったクリーチャーが出たとしても、既に能力が誘発するタイミングは過ぎてしまっているため、使うことができません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38567]](2020.7.10)

>Q.[[《ラッシュ“ATK”ワイルド》]]や''《瞬閃と疾駆と双撃の決断》''の「このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。」能力で[[《ピーカプのドライバー》]]を選びました。この[[《ピーカプのドライバー》]]の「タップ能力」を起動した場合、アンタップできますか?
A.いいえ、攻撃の終わりに誘発する能力ですので、「タップ能力」を起動した場合アンタップできません。
#region2((総合ルール 510.1)){{
:510.1. |すべての「攻撃の終わりに」誘発する能力が誘発します。誘発した効果はターン・プレイヤーから順に処理します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38762]](2020.11.13)

>Q.自分は''《瞬閃と疾駆と双撃の決断》''を唱えて、「自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。」で[[《覇王速 ド・レッド》]]を選びました。この[[《覇王速 ド・レッド》]]が攻撃する時[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に「侵略」した場合、攻撃の終わりに進化した[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]はアンタップできますか?
A.はい、アンタップします。バトルゾーンにあるクリーチャーが進化クリーチャーに進化しても、そのクリーチャーに影響を与えた効果は引き継がれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41284]](2022.5.20)

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