#author("2023-11-12T14:05:44+09:00","","") #author("2024-01-14T21:20:41+09:00","","") *《&ruby(しんしょう){神将};&ruby(ほうごう){縫合}; ディアブロシンオー》 [#w3b66194] |神将縫合 ディアブロシンオー R 闇/自然文明 (7)| |クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/ゴッド 8000| |''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)| |''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)| |各ターン、自分がはじめてコスト8以上のクリーチャーを召喚した時、コスト8以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。| [[DMRP-20]]で登場した[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[デーモン・コマンド]]/[[ゴッド]]。 [[EXライフ]]を持つ[[W・ブレイカー]]の[[ブロッカー]]で、各[[ターン]]初めて自分が[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を''[[召喚]]''した時、[[コスト]]8以下の[[クリーチャー]]を1体[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]できる。 7[[コスト]][[パワー]]8000とスペックは今一つだが、その分各[[ターン]]1度だけ味方の[[重量級>重い]][[クリーチャー]]の[[召喚]]に反応して[[マナゾーン]]から後続を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]できる、中々に強力な[[能力]]の持ち主。 [[能力]]のトリガーとなる[[クリーチャー]]については、[[召喚した時]]という指定こそあるものの[[コスト]]を満額支払っている必要は無いので、[[シンパシー]]などの[[軽減>コスト軽減]]や[[G・ゼロ]]などの[[コスト踏み倒し]][[召喚]]でも問題なく誘発する。 また、「各[[ターン]]」という表記であることから、相手[[ターン]]でも誘発できる。 高[[コスト]]の[[S・トリガー]][[クリーチャー]]や[[ニンジャ・ストライク]]持ちと併用し、自分・相手[[ターン]]どちらでも誘発できるようにするとその展開力を遺憾なく発揮出来るだろう。 この[[クリーチャー]]を使用する上での課題は、「8[[コスト]]丁度」の物を除き誘発剤と[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]対象の[[コスト]]が噛み合わないこと。 そのため、この二者のバランスを良く考えて構築しないと、どちらかが[[手札]]や[[マナゾーン]]でダブついてしまい[[能力]]を全く活かせなくなってしまう。 また、この[[クリーチャー]]は7[[コスト]]のため、自身の[[能力]]で[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]はできても単体では誘発剤になれないというのも注意点。 もっとも容易な対策としては、[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]対象を予め構築段階で決めておき、誘発剤となる[[クリーチャー]]には取り回しが良く単体でも機能し易い物を選ぶと良いだろう。 [[《我我我ガイアール・ブランド》]]辺りは低コストで出しやすい点だけ見ればコスト踏み倒し誘発剤として使いやすいが、このクリーチャーを採用するようなデッキと相性の良い進化元を見つけるのが一苦労であり、構築には工夫が必要。 -[[重め>重い]]の[[闇]]の[[コマンド]]かつ[[クリーチャー]]を展開する[[能力]]を持つので、[[黒緑]]系の[[【ドルマゲドンX】]]に適性があると言える。 [[《魔光 ルナンド-2》]]とも[[種族]]や[[文明]]が共通しており相性が良い。 -[[ディスペクター]]であることを考えると、おそらくは[[ササゲール]]で[[軽減>コスト軽減]]して[[召喚]]した[[ディスペクター]]に反応し、[[マナ]]から追加の[[ササゲール]]持ち[[ディスタス]]を供給するというデザインだと思われる。 特に、[[闇]]/[[自然]]という[[色]]のため[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]や[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]を擁する[[白黒緑]]の『接続』[[3色]]とは相性が良い。 --少し変わったパターンとしては、《グレイトフル・ベン》[[召喚]]に反応して[[《竜界電融 N・EXT》]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]出来、[[墓地]]からブーストした[[マナ]]をすぐさま[[アンタップ]]して使用可能にすることが出来る。 -[[コスト]]7の[[ゴッド]]なので[[《大地と永遠の神門》]]・[[《神来のイザナイ 日蓮》]]に対応している。また、[[《ゴッド・ゲート》]]とは相性が良く、1体しか出せないながら自身の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]札として利用できたり、あちらの後半の[[召喚]][[効果]]で[[コスト]]8以上の[[ゴッド]]を出せばさらに連鎖して[[クリーチャー]]を展開したりできる。 --[[《ゴッド・ゲート》]]で[[左>左G・リンク]][[右>右G・リンク]]のどちらかを、[[召喚]][[効果]]で[[コスト]]8以上の[[中央>中央G・リンク]]を出せば、最後にこの[[クリーチャー]]で[[左>左G・リンク]][[右>右G・リンク]]の残りを出すことで一息に[[3体>トライ・G・リンク]][[リンク>G・リンク]]が完成する。 [[水]]/[[闇]]/[[自然]]という[[3色]]が必要になるものの、[[リソース]]稼ぎと[[コントロール]]力に長けるこの[[3色]]であれば然程難しくはないだろう。 -『縫合』[[ディスペクター]]だが[[手札]]と[[山札]]に関する[[能力]]を持たず、むしろそのスペックは『接続』[[ディスペクター]]の物に近い。 -「各[[ターン]]、自分がはじめて[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚した時]]」というテキストであるため、あくまでこの[[クリーチャー]]が既に[[バトルゾーン]]にいる状態で[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]し、それが「その[[ターン]]初めて行った[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]の[[召喚]]」であれば[[能力]]は誘発する。 [[コスト]]7以下の[[クリーチャー]]を何体[[召喚]]しても、[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を何体[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]で出していても問題ない。 --逆に言えば、同一[[ターン]]中にこの[[クリーチャー]]を出す前に[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]していた場合、その[[ターン]]はもう[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[能力]]も使えない。[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]辺りを[[ササゲール]]で[[軽減>コスト軽減]]して出していた場合などに発生し得る。 **その他 [#qc6bc942] [[《蒼黒の知''将''''ディアブロ''スト》>《蒼黒の知将ディアブロスト》]]と[[''神''王(''しんおう'')>神王]]の『縫合』[[ディスペクター]]。 #region2(合成元との関係){{ -《ディアブロスト》の肩と膝に[[神王]]4体の腰から上をそれぞれ接合している。 右肩([[《神王マクベス》]])・左肩([[《神王タイタス》]])・右膝([[《神王オセロー》]])・左膝([[《神王リア》]])という配置であり、正面から見ると、あたかも[[4体神]]として[[完成>G・リンク]]した[[神王]]の中心に《ディアブロスト》がいるかのような状態になっている。 --[[マナ]]からの[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[能力]]は、[[4体神]]完成時の[[《神王マクベス》]]の[[能力]]とほぼ同じであり、対象が[[ゴッド]]から[[コスト]]8以下と大きく拡大されている。一方、相手を強制的に[[ブロッカー]]化していた《ディアブロスト》が、今度は自身が[[ブロッカー]]になるという「ディスペクト」を受けている。 ---[[4体神]]完成時の合計[[コスト]]は18である。《マクベス》の[[能力]]を「[[コスト]]18の[[4体神]]を[[召喚>G・リンク]]し、[[マナ]]から[[ゴッド]]を[[出す>コスト踏み倒し]]」と言い換え、「[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]し、[[マナ]]から[[コスト]]8以下を[[出す>コスト踏み倒し]]」と変化させているとも取れる。 --冠詞が《ディアブロスト》の「知将」から「神将」にパワーアップしている。[[ブロッカー]][[付与]]による巧みな戦術性の代わりに、[[コスト]]8以下ならどんな[[クリーチャー]]でも呼び出して見せるという采配・指揮能力を称えているとも言える。 -[[神王]]の[[文明]]から[[火]]が、[[種族]]から[[オリジン]]が削除されている。 }} -フレーバーテキストは作家「ウィリアム・シェイクスピア」の悲劇『ハムレット』の一節“To be, or not to be, that is the question.(生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ((あくまで一般的とされている和訳をフレーバーテキストの文体に合わせて記載したが、他にも多数の和訳が存在する))」 )"が元ネタ。 [[神王]]4体はシェイクスピアの悲劇のタイトルをその名の元ネタとしている他、『ハムレット』には亡霊(プロテスタントでは[[悪魔>デーモン・コマンド]]が見せる幻影とされる)が登場する。 この[[クリーチャー]]の構成要素を考えると、中々に趣のある[[フレーバーテキスト]]である。 --「『死ぬ』『蘇る』」という対比構造のこのフレーズを選んだのは、この[[カード]]と同じく[[マナ]]からの[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]を行う[[呪文]][[《大地門ライフ・ゲート》]]の[[フレーバーテキスト]]のオマージュだろうか。 **関連カード [#d1932388] -[[《蒼黒の知将ディアブロスト》]] -[[神王]] --[[《神王タイタス》]] --[[《神王リア》]] --[[《神王マクベス》]] --[[《神王オセロー》]] **[[フレーバーテキスト]] [#z132d0b4] -[[DMRP-20]] 死ぬべきか蘇るべきか、それが問題だ。 **収録セット [#q1c6411c] -illus.[[MATSUMOTO EIGHT>MATSUMOTO EITO]] --[[DMRP-20 「王来篇第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]] (25/95) --[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](36/60) **参考 [#u5bcdd8c] -[[ディスペクター]] -[[デーモン・コマンド]] -[[ゴッド]] -[[EXライフ]] -[[ブロッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[召喚した時]] -[[マナゾーン]] -[[コスト踏み倒し]] &tag(クリーチャー,闇文明,自然文明,黒緑,2色,多色,コスト7,ディスペクター,縫合,デーモン・コマンド,コマンド,ゴッド,パワー8000,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,コスト8以上,召喚限定cip付与,コスト8以下,コスト踏み倒し,R,レア,MATSUMOTO EITO);